建設工学科ブログ
【建設工学】第36回熊本県工業高等学校生徒研究発表会 熊本県建設業協会長賞受賞
令和6年度第36回熊本県工業高等学校生徒研究発表会において、建設工学科3年の研究「建設業の魅力発信の取組~地域貢献をとおして~」が熊本県建設協会長賞を受賞しました。
発表者:建設工学科3年 荒毛、池田、糸原、笹松、篠原、立野、中村、松下、溝下
【建設工学科】法面保護工事現場体験会
本日、4・5限に法面保護工事の現場体験会が行われました。熊本県法面保護協会様、株式会社ユニテク様のご協力のもと、建設工学科1年生20名が参加し、本校北側法面保護工事を体験させていただきました。
まずは、会議室にてガイダンスが行われ、法面についてや今回の工事についての詳しい説明を聞くことができました。
次に本校北側法面で体験実習をしました。
本日は貴重な機会を頂きありがとうございました。
熊本スーパーハイスクール(KSH)多良木駅舎点字ブロック張替工事(その3)
熊本スーパーハイスクール(KSH)多良木駅舎点字ブロック張替工事
主催:ブレイルフレンドリープロジェクト
技術協力:味岡建設株式会社
実施校:熊本県立第二高等学校 美術部
熊本県立南稜高等学校 環境コース
熊本県立球磨工業高等学校 建設工学科
概要
令和2年7月豪雨で被災した多良木駅の点字ブロックについて、修復工事の費用をクラウドファンディングで募り、その返礼品として「点字ブロックアート」(第二高校美術部)を制作したり、寄付してくださった方のお名前(会社名)のプレートを制作し、駅舎に設置するというもの
建設工学科では、点字ブロック張替工事以外にも
クラウドファンディングで寄付していただいた方々のネームプレートを制作しています。
5月下旬にやっと手に入れたCNCルーター
CNCルーターとは?
木材やアクリル板に旋削加工やフライス削り、穴あけなど、様々な切削加工をコンピュータで自動的に行う機械・・・難しいですね
予算の都合で、約10万円の中国製を購入しましたが、
簡単な説明書が付属しているだけで
全く操作方法がわかりません
ホームページ、Youtubeを検索しまくり
時間だけが過ぎていき・・・・
CAD4種類、CAMソフト3種類、ルーター制御ソフト2種類
気づけば七月(笑)
これだけの時間をネットサーフィンに費やしたのは初めてです
夏休みを目前にして、なんとなく切削できるかもと油断していたら
みごと刃を折ってしまいました(笑)
努力は実るものです。
わからない点は多いですが
CAD、CAM、制御ソフトを絞り込み
何とか切削できるようになってきました。
これは折れた刃で試し切削したものなので
実際にはもっときれいな仕上がりになります。
現在9枚のプレートの切削まで終え
どのように仕上げるか検討中です
熊本スーパーハイスクール(KSH)多良木駅舎点字ブロック張替工事(その2)
熊本スーパーハイスクール(KSH)多良木駅舎点字ブロック張替工事
主催:ブレイルフレンドリープロジェクト
技術協力:味岡建設株式会社
実施校:熊本県立南稜高等学校 環境コース
熊本県立球磨工業高等学校 建設工学科
令和6年7月30日(火)張替工事二日目(当日の天候はまた晴れ35℃超)
10時に多良木駅に集合
本日は南稜高校と建設工学科のみでの作業となった
終日作業のため、改めて諸注意!
この日はさらに暑かったので、熱中症への対策も万全!
1時間半に上下1本とはいえ、結構列車は通過するのです
作業①マスキング
ペンキがはみ出してもよいように、点字ブロックの周囲をテープ(緑色)で養生してあげる
作業②点字ブロックを塗装
凸凹しているため、ムラなく仕上げるのは難しい
作業③点字シートを張る箇所にプライマーを塗布
プライマーとは、接着面の凹凸をなくしたりシートとの接着を強固にする魔法の薬
塗布した後は1時間程度乾燥させる(乾燥してもベタベタしてるよ)
作業④点字シートの接着
あらかじめ引いた線に合わせてシートを張り合わせていく
これが意外と難しい
作業⑤仕上げる
プラハンで軽くたたいて、接着面をなじませる
作業⑥養生テープをはがす
点字ブロックの塗装は完成です
点字シート完成です
(はみ出したプライマーが目立ちますが、そのうちきれいになります)
主催者のブレイルフレンドリープロジェクトの加藤さんから
感謝の言葉をいただきました。
技術指導にあたっていただきました味岡建設からも
全ての作業が安全に完了することができて良かったと感謝の言葉をいただきました。
酷暑の中、一人も具合が悪くなったり熱中症になったりと生徒はいませんでした
授業では、鉄道工事という言葉は習いはしますが
ホンモノの工事に緊張感をもって携われたことに感謝です。
また、味岡建設の皆様
御多忙の中
たくさんの職員の方に来ていただき
サポートしてくださって本当にありがとうございました。
熊本スーパーハイスクール(KSH)「多良木駅舎点字ブロック張替工事」(その1)
熊本スーパーハイスクール(KSH)多良木駅舎点字ブロック張替工事
主催:ブレイルフレンドリープロジェクト
技術協力:味岡建設株式会社
実施校:熊本県立第二高等学校 美術部
熊本県立南稜高等学校 環境コース
熊本県立球磨工業高等学校 建設工学科
概要
令和2年7月豪雨で被災した多良木駅の点字ブロックについて、修復工事の費用をクラウドファンディングで募り、その返礼品として「点字ブロックアート」(第二高校美術部)を制作したり、寄付してくださった方のお名前(会社名)のプレートを制作し、駅舎に設置するというもの
令和6年7月29日(月)張替工事初日(当日の天候は晴れ35℃超)
13時に多良木駅に集合
記念撮影、主催者挨拶後、味岡建設より鉄道工事に関する諸注意。
「列車が到着する際には一切の作業をやめ、見張り員の指示に従うこと!」
なお、点字ブロックの状態は次の通り
改札を通過して西側
点字ブロックで汚れが目立つ
改札を通過して東側
手前側が点字ブロック、奥側は点字シート
かなり汚れや破損が目立つ状態
作業①高圧洗浄機、デッキブラシによる水洗い、汚れ落とし
作業②点字ブロックがぐらついている箇所の撤去、張り直し
特殊なセメントを使って張りなおす作業
作業③点字シートの撤去
「点字ブロックアート」として再利用するため、慎重に取り外し、そのあとをグラインダーで均す
ビフォアー(左)アフター(右)
初日の作業はここまで
・・・・・続く
建設工学科3年「課題研究」
3年生には「課題研究」という授業があります。
3年生を6班に分け,それぞれの班でテーマを設定し,1年間取り組んでいくという授業です。今年の取り組み内容を一部紹介します。
①ドローンの活用
数年前にドローンを購入しましたが,その直後に法改正があり,活用できないでいました。昨年測量会社に相談したところ飛ばす方法があるということで,講習会等をしていただこうと思っています。
しばらく使用していなかったので,どういう状況か確認しましたが,8個あるバッテリーのうち,4つが使用できなくなっていました(充電ができない,本体が膨らんでいる)。
②多良木駅点字ブロック張替工事
今年一番のプロジェクトであり,各方面との調整や予算取りなどを行ってきました。やっと目星がついてきたのでご報告します。令和2年の災害で傷んだ多良木駅ホームの点字ブロックの張替工事を行うことが決まりました。クラウドファンディングで工事費用を募り,寄付してくださった方の名前入りのプレートを掲示することになっています。工事とネームプレート制作に,建設工学科が携わります。
下準備として,ネームプレートの材料や仕上げについて検討してきました。今後,
「防災教室」実験装置(地震編その1)
防災教室のために制作した実験装置の紹介
第3回目は「地震波」です。
「やってみて理解する」をコンセプトに
まずは調べ学習からはじめました。
Youtubeにいろいろな実験装置が紹介してあり
見よう見まねでちゃちゃっと製作しましたが
思うようにうまく作動しませんでした。
1号機の製作では ①板材を切断して ②横にくぎを打ちつけ
③等間隔に配置し
④百均で購入した洋裁用のゴムを取り付けて
⑤完成のはずでした。
⑤
これがYoutube動画のように波が全く伝わってくれません。
ばらばらにしてゴムの張り方を変えたり(2号機)
またバラバラにしてゴムの間隔を変えたり(3号機)
それでもうまく作動しません(振動が起こらない)。
問題点1:板が軽い? 問題点2:ゴムが固い?
悩んだ末に板の裏面に鉄板を取り付けることにしました。
高速切断機で幅4cm暑さ3mmの鉄板を切断し
小学生がけがをしないようにバリを取ります。これを板の裏面に接着しました。
ゴムの素材も見直し
弾力が一番あるのは輪ゴムでは?と思い使用することにしました。
4号機の完成です。動作は微妙ですが完成は近い?
吊り下げた輪ゴムの配置をさらに改良を加え
遂に完成することができました(5号機)。
地震波にはP波(縦波)とS波(横波)がありますが,そのどちらもうまく再現する装置になりました。
ただ一つだけ弱点があり
それは輪ゴムの耐久性です。
時間の経過ととも輪ゴムが伸び始めていきます。
そのため防災教室の直前に輪ゴムを張り替える作業が必要になりました。
つづく
「防災教室」実験装置(土砂災害編)
防災教室で使用した実験装置紹介の
第2回目は「土砂災害(地すべり)」です。
昨年の防災教室では本物の土を盛って斜面とし
そこに本物の水をかけて崩れる様子を観察してもらいました。
(画像を取り忘れ・・・すまぬ)
その結果
①いつ斜面が崩れるかわからない
②地すべりの仕組みが伝わりにくい
③説明のたびに斜面を作り直すのが大変
と強く反省しました。
そこで本物の土や水を使わず
地すべりの仕組みを理解することに特化した模型を
製作しようと思いました。
どういう模型にするかスケッチしてCADで図面を引きました。
材料はコンクリートパネル1枚を使用し
ゴミが出ないように無駄がないように設計しました。
(建設工学科ではSDGsを意識しています!)
これをコンクリートパネルに描き
丸のこで切断して
ビスで組み立てました(これまた画像撮り忘れ・・・すまぬ)
さらに防災教室用にデコレートしました。
上の部分が滑り落ちるようになっています。
一番難しかったのはストッパーの製作です。
ストッパーはこの装置の心臓といえる部分です。
自分の好きなタイミングで斜面を滑らせるようにしなければなりません。
電気式で作ろうとしたんですが無理!これは無理!
手動式でレバーをあげると斜面が滑るようにしました。
水害や地震の実験装置よりも
かなり苦労して工夫して作ったんですが
一番地味な実験装置となってしまいました。
しかし小学生の皆さんは
地すべりの仕組みが「よくわかった」と言ってくれたので
苦労した甲斐はありました。
人吉西小学校5年生を対象とした「防災教室」
令和5年10月30日(月)
人吉西小学校5年生46人を対象とした「防災教室」を開催しました。
講師は建設工学科3年生です。
昨年度よりも内容を充実させるべく実験装置などを製作して
体験型の防災教室にしました。
テーマは「水害」「地震災害」「土砂災害」の3つです。
小学生は3班に分かれ,それぞれのテーマについて学習します。
はじめはスライドを見ながらの学習です。
水害や土砂災害はいつどこでどうして起こるの?
緊急地震速報はいつ鳴るの?
バックウォーターって何?
こうしたことを動画やスライドを見ながら学習します。
次に実験や体験を通して学びを深めます。
これはバックウォーターの実験です。
川(水)の流れとは逆方向に水が流れ始めると
小学生の皆さんはキラキラと目を輝かせその様子を観察していました。
これは地震の波の伝わり方を学習する装置です。
地震波には縦波(P波)と横波(S波)があって
波の伝わり方や伝わる速さがそれぞれ違うんです。
こうした伝わり方を学ぶことで緊急地震速報がいつ鳴るのかがわかります。
各テーマの終わりには
「水害」や「地震」,「土砂災害」が起こったら起こりそうだったら
どう対応しなければならないか学習します。
当日はテレビ局2社,新聞3社から取材があり
建設工学科3年生代表と小学生の代表が
緊張した面持ちでインタビューに答えていました。
小学生の皆さんがここで学んだことを家庭に持ち帰り
「防災」の話題をしてくれることで
地域の防災力が高まってくれればと思います。
次回からは苦労して製作した実験装置を紹介します。
建設工学科-卒業生による会社説明会
令和5年6月20日(火)
今年4月に成豊建設(株)に就職した嶽森君が
会社説明のために来校してくれました。
成豊建設(株)は
国内3位を誇る「飛騨トンネル」(全長10.7km)を手掛けた
トンネル工事のプロフェッショナル企業です。
嶽森君は
建設工学科3年生を前にして,とても緊張していましたが
研修期間中の仕事内容や寮生活のこと,
どうして成豊建設(株)に就職しようと思ったのかなど
進路選択を間近に控えた3年生にわかりやすく話してくれました。
現在研修期間中ですが,玉掛けや移動式クレーンなど
仕事に必要な資格をすでに取得したそうです。
「他県に就職して寂しくなかったですか?」との問いには,
「最初少しは寂しかったけど,同期や先輩方とすぐに親しくなれて,
今では周りの方と仕事だけでなくプライベートでも楽しくやっています」
と答えていました。
頼もしい限りです!
在校生のために会社紹介ありがとうございました!!
これからの活躍を期待しています!!!
本当にありがとうございました。
建設工学科-2023熊本県高校生ものづくりコンテスト測量部門
令和5年6月(土)
熊本工業高校を会場に
第20回熊本県高校生ものづくりコンテストが開催されました。
なお,測量部門は3人1組で取り組みます。
出場したのは建設工学科3年の山下君,堀君,嶽本君の3人です。
審査員も驚くスピードで測量して,計算書を作成しなければなりません。
スピードも大事ですが,正確さも要求されます。
結果は・・・・・・・・・入賞ならず
とても悔しいですが,これまでたくさん練習してきました。
そのおかげで,集中力や予想しない出来事に対処する力を身に付けることができました。
こうした力を社会生活で活かして欲しいと思っています。
ホントよく頑張った!お疲れ様でした!
建設工学科-法面保護工事体験会(その2)
法面保護工事体験会の続き
体験②「吹き付けプラントによるモルタル作成と吹き付け体験」
モルタルとは?
セメントと水,砂を混ぜたものをモルタルといいます。
吹付用のモルタルは水の少ない硬練りのものを使用します。
モルタルをすごい圧力で吹き付けるため,材料が飛散します。
人体に害がないよう防具を身につけます。
いよいよ挑戦ですが,その圧力で身体や吹付口が吹き飛ばないよう
協会の皆さんから補助していただきました。
さすがに力のいる作業だったので,男子限定となりました。
見ている方も思わず力が入りました。
夢中になっていたせいか,体験会の終了時間がやってきました。
建設工学科を代表し,3年の黒木君が感謝の言葉を述べました。
最後は,ドローンを使って全員で記念撮影をしました。
高校生がこうした体験をしたのは,県内では始めて,
全国的に見ても少ないのではないかと思います。貴重な体験会となりました。
それも熊本県法面保護協会の皆様のおかげです。
心より感謝いたします。
なお,現在実施後のアンケートを集計中で,近くご報告します。
熊本県法面保護協会の皆様
本当にありがとうございました。
建設工学科-法面保護工事体験会(その1)
令和5年5月25日(木)
熊本県法面保護協会様の御協力により
建設工学科2,3年生を対象に「法面保護工事体験会」を実施しました。
会場はなんと本校!!!
昨年7月に本校北側斜面(法面:のりめん)が突如崩壊し,
隣接する道路半分を土砂が覆いました。
その後,土砂を撤去し,地質調査を経て,ブルーシートで養生していましたが,
この5月から改修工事が始まりました。
今回,法面保護協会様から,「建設工学科の生徒に工事の様子を
是非見て頂きたい」とお声をかけて頂き,体験会を実現することができました。
本来ならば,法面工事現場はとても危険な場所が多いので,
一般人は立ち入ることが許されません。とても貴重な体験会です!!
本校の大会議室で開会行事を行った後,
「法面(のりめん)とは?」と題して講義がありました。
次に,工事の概要,つまりどのようにして法面を保護するか説明がありました。
詳しいことは割愛しますが,法面に2mの鉄筋を打ち込み,モルタル(セメント+水+砂を混ぜたもの)を吹き付けて崩壊を防ぐという工事です。
講義を終え,現場へ移動しました。
現場では,2年生と3年生が分かれ体験会のスタートです。
体験①「フルハーネスを着用しての昇降体験」
フルハーネスとは,斜面で安全に作業を行うために身につける防具です。これにロープを繋いで落下事故を防止します。
女子生徒も挑戦していました。装着には結構時間がかかります。命を守る大切なものなので確実に取り付けていきます。
ロープを緩めたり固定したりする方法を教えていただき,昇降体験スタートです。
どうですか?かっこいいでしょう?
建設工学科の生徒諸君はとても興味を持って取り組んでいました。
その2に続く
建設工学科3年実習「やり方(丁張り)の設置」
令和5年5月23日(火)
3年生の実習で「やり方(丁張り)」の設置を行いました。
「やり方(丁張り)」とは,建設工事で土を盛ったり(盛土),斜面を切り取ったり(切土)する際の法面(のりめん)の角度を表します。
実はこの実習,建設工学科で初めて実施します。
今回は切土のやり方(丁張り)に挑戦しました。
巻き尺を使って杭(ピン)を打ち込んだり,高さを測る測量機器(レベル)で必要な高さを測ったり,計算したり,木杭や板を打ちつけたり,結構やることが多いんですよ。
木杭が長くて,かけや(木製の大きなトンカチ?)には結構苦戦してました。
最後に法板(のりいた)を取り付けたら完成です。
使用した板は,実習棟に放置されていたもので,切るのがもったいなくてそのまま使用しましたが,はっきり言って長すぎました(笑)
4班に分かれて各班2つずつ設置しましたが,
この3人の班が一番早く完成することができました。
結構上手くできたのではないでしょうか?
杭や板が長すぎ!!これについては指導した先生の問題です。
生徒には何ら罪はありません。
こうした実習内容については,随時報告していきたいと思います。
建設工学科 キャリア学習(J-POWERハイテック)
令和5年4月25日(火)
建設工学科2,3年生を対象にキャリア教育の一環で
J-POWERハイテックに勤務する建設工学科OB(2020年度卒)に
来校して頂き,会社概要や仕事内容について説明して頂きました。
仕事の内容はもちろん
入社してから東京で研修を受けること,全国の自然豊かな地域で勤務すること
福利厚生が充実していて銀座の高級ホテルを半額で利用できることなど
OBのとても親しみやすく,わかりやすい語りに
生徒諸君は目を輝かせて聞いていました。
質疑応答では,「直接工事に携わることがないのに,なぜクレーンや
玉掛けといった資格を取得するのですか?」といった進路を意識した質問が
生徒諸君からありました。
2年生からは,J-POWERハイテックに就職したいという声も聞かれました。
ぜひ頑張って欲しいと思います。
今回こうした機会を与えて頂きました J-POWERハイテック 様
ならびに立派に成長を遂げた 建設工学科OB 君
本当にありがとうございました。
建設工学科 コンクリート破壊試験
令和5年4月18日(火)
建設工学科3年生の第1回目の実習はコンクリート破壊試験!
なお,試験用の供試体(直径12.5cm,高さ25.0cm)は2年生の終わりにを作成していました。
圧縮強度試験!
なんと!圧縮強さは40㌧(40000kg)越え~
小型の自動車(トヨタ ヤリスなど)の重さが約1㌧(1000kg)ちょいなので
このコンクリートの上に自動車を40台積み重ねても
壊れないという結果になりました。
本来,供試体を作成して28日後に圧縮試験をしなければなりませんが,春休みをまたいでしまったのでずいぶん強いコンクリートになってしまったようです(笑)
ちなみにこういう破壊試験もあります。
これは引張強度試験(割裂引張試験)といいます。コンクリートは引っ張ることが出来ないので,供試体を寝かせて上から圧縮するという方法で行います。みごとに真っ二つに割れますよ。
なおコンクリートは圧縮に強く,引張強度はその1/10程度と言われています。
建設工学科ではこうした実験を通して,社会基盤の構築に欠かせない材料の勉強します。
建設工学科 交歓会
令和5年4月13日(木)
人吉城址にて交歓会をおこないました。
まずは体育大会の応援団(群長ならびにリーダー)の挨拶!
今年こそ体育大会優勝を果たしましょう。群長およびリーダーは体育大会だけでなく,様々な場面で建設工学科のまとめ役として活躍して頂きます。
今年1年よろしくお願いします!
建設工学科1年生の様子。
まだ緊張していますねぇ。
建設工学科2年生の様子。
表情や態度から,この1年ですごく成長したなって感じます。
建設工学科3年生の様子。
高校生活も残り1年,勉強やスポーツ,ものづくりをとおして
自分の可能性を広げて欲しいと思います。
一丸となって建設工学科を盛り上げていきましょう!!
熊本県建設産業ガイダンス
令和5年3月8日(水)
熊本市桜町の熊本城ホールで開催された熊本県土木部主催
「熊本県建設産業ガイダンス」に建設工学科2年生が参加してきました。
熊本県建設業協会青年部をはじめ熊本県建築協会や
熊本県道路舗装協会,熊本県測量設計コンサルタンツ協会
熊本県電気工事連合会,熊本県地質調査業協会といった
15の建設業団体がブースを作っていて
生徒は興味があるところをまわり,建設業の役割や仕事内容,
建設業に就職したらどんな生活をするのかといった
進路選択に向けて様々な情報を入手するようになっていました。
なかには体験をさせて頂いたブースもありました。
事後アンケートでは
84%の生徒が進路選択に「とても役立った」,「少し役立った」と回答しました。
また,76%の生徒が建設業に就職したいと「強く思った」「少し思った」と回答しています。
ただ,今現在「県内建設業」に就職と考えている生徒は16%であり,
ちょっと少ないかな?という印象を受けました。
また,「迷っている」と回答している生徒が28%もいました。
日本の未来を背負って立つ若き技術者の卵!
じっくり悩んで良き人生を歩んで欲しいと思っています。
小型車両系建設機械特別教育
令和5年2月2日(木)3日(金)
小型車両系建設機械の特別教育を実施しました。
本来は夏休みに実施しているのですが,某感染症の影響で
延期せざるを得なくなり,極寒の時期での開催となりました。
対象は建設工学科と建築科の3年生ですが,
時期が悪かったこともあり受講希望者はわずか7人でした。
2月2日(木)は終日「学科講習」で建設機械のしくみや操作方法,
事故防止について学びました。
2月3日(金)は「実技講習」でした。
最初のうちはみんなおっかなびっくり!
だけど若者は覚えが早いんです!あっという間に上達!!
建設機械には交代で乗るわけですが,待ち時間がとにかく寒い!
やっぱこの時期は厳しいですね~
だけど誰一人文句言わなかったんですよ。
全員が無事に講習を終え,小型車両系建設機械を運転する資格を手にすることがで
きました。ここで学んだ知識や技能を社会で生かして欲しいです!
令和4年度課題研究発表会
令和5年1月17日(火)建設工学科3年生による課題研究発表会を実施しました。
発表テーマ及びその内容は次の通りです。
1班 「コンテナマルシェ」お客様用おみやげ製作
→復興商店街に訪れた方に「鍋敷き」や「スマホスタンド」をおみやげを贈呈
2班 保育園児への建設業PR活動
→こばと保育園の園児を対象に建設のお仕事を紙芝居やゲームで紹介
3班 ドローンのオルソ画像処理
→ドローンの操作と画像処理をマスター
4班 防災に関する取り組みEpisodo1「防災教室と実験装置改良」
→人吉西小学校の5年生を対象に「防災教室」を実施
防災に関する取り組みEpisode 2「雨水調査とハザードマップ」
→オリジナルハザードマップの作成と熊本大学とのコラボによる「雨水調査」
5班 学習教材動画作成
→建設工学科の実習に係る教材作成
6班 測量de校章プロジェクト
→本校60周年記念行事グラウンドに50mの校章を描く
建設工学科2年生にむけて,3年生が先輩として堂々とした態度で発表してくれました。
見学した2年生の感想では「防災教室をやってみたい」,「ドローンに取り組みたい」など積極的な意見が見られ,来年度に向けて気合い十分のようです。
建設工学科3年生諸君!発表は立派でしたよ!
お疲れ様でした。
国土交通省による出前講座
令和4年12月14日(水)
国土交通省 九州地方整備局 川辺川ダム砂防事務所に御協力頂いて
建設工学科の2年生を対象に出前講座を実施しました。
国土交通省によるご挨拶に続き,国土交通省の仕事内容や役割について学びました。
事後アンケートでは,半分の生徒が「国土交通省の仕事や役割を知らなかった」と回答しています。「少し知っていた」という生徒を加えると9割の生徒が国土交通省や公務員についてあまり知らなかったようです。
今年3月に工業高校を卒業し,4月から技官として勤務する年齢の近い先輩から,自身の仕事内容や余暇の過ごし方について教えていただきました。
次に,建設業協会を代表し,味岡建設の丸尾さんから建設業の役割についてお話しがあり,本校卒業生のインタビュー動画を見ました。先輩の活躍に約9割の生徒が「興味を持った」と回答しています。
教室での講義が終わり,五木村の砂防堰堤(砂防ダム)工事現場に移動しました。
工事現場では,その規模に圧倒され,砂防ダムの役割や工法について説明がありましたが,生徒全員が理解できたと回答しています。
場所を移し,体験学習の始まりです。令和2年7月豪雨を受けて,五木村には流水型ダム建設が計画されていますが,ダムがあるのとないとではどのような違いがあるのか実験で教えていただきました。
次に最先端測量技術や重機乗車の体験を行いました。建設業のお仕事は昔と違ってそのほとんどを機械が行うため,現場の皆さんはすごく楽になったと言われます。味岡建設の丸尾さんが講義で「外での仕事だから暑い寒いはあるが,なくてはならない職業だ」とおっしゃっていた言葉が身にしみました。
体験で人気があったのはドローン(VR)と重機乗車でした。
さて,出前講座前と後では,将来「建設業に就きたい」という生徒数に変化はありませんでしたが,「なりたくない」と思っていた人が「悩んでいる」に変わった生徒が数名見られました。
建設業は私たちの生活を支える大切な職業です。しっかり悩んで,「私が地域を支えている」と誇りをもった技術者になって欲しいと思います。
国土交通省の皆様,味岡建設の丸尾さん,本当にありがとうございました。
防災教室-その後2-
先日の人吉西小学校を対象とした「防災教室」ですが
反省すべきことがたくさん見つかって
そのひとつずつを改善していくことにしました。
その第1弾として「川の実験」の改良!
小学生の皆さんには好評でしたが
目で見てその違いがわかりづらい内容でした。
そこでもっとわかりやすいものをつくればいいのでは?
手探り状態ではありますがやってみました!
角材を切断し組み合わせてビスで固定して
それを開水路実験装置に設置して・・・
この装置はかなり古いものですが今購入すれば3000万円くらいします。
実際に水を流して流れ具合を見て・・・ん~微妙???
いや見た目は断然わかりやすい!
今後データをとってみてさらに改良を加えて・・・
そう
ものづくりとは試行錯誤すればするほど良いものができるんです!
私たちの反省は今後も続く・・・
令和4年度高校生向け「建設業ナイストライ」(舗装実習)
令和4年11月4日(金)
熊本県建設技術センターで開催された「建設業ナイストライ」に
建設工学科1年生が参加しました。
舗装実習や3次元測量,安全VR現場体験といった体験型の研修会で
建設業のお仕事や最先端技術を体験できる
またとないチャンスです!
これは舗装実習でのローラーによる締固めを行っている様子ですが
建設工学科の女子生徒がすごく興味をもって体験に取り組んでいました。
これはアスファルトフィニッシャーでアスファルト混合物を敷ならして
細かい補正をしている様子です。ここでも女子生徒が大活躍!!
1年生にとっては,初めての現場体験学習でしたが
ほとんどの生徒が建設業に興味を持てたという感想を持ったようです。
私たちの生活に欠かせない道路。
建設工学科では
道路やインフラ整備を通して人吉球磨地域の発展に貢献してくれる建設技術者を
一人でも多く輩出していきたいと考えています。
防災教室-その後
10月20日の「防災教室」について
人吉西小学校の児童及び建設工学科3年生にアンケートを実施したところ次のようになりました。一部ですが紹介します。
人吉西小の児童 建設工学科3年生
小学生諸君は「川の模型実験」が一番人気だったようです。また,「防災教室」を通してほとんどの小学生が危険予知の大切さが理解できたと回答しています。今回の目的を達成できたようです。
なお,川の実験を撮り損ねていましたが,なんと!本校職員が撮影していただいてました。感謝です!
また,建設工学科3年生は「内容はうまく伝えられた」が「小学生の反応」は25%の人が手応えを感じなかったようです。それは小学生が悪いという意味ではなく「小学生にどう接したら良かったのか?」と反省しきりでした。悩んでこそ成長があります。良い経験になったのではないでしょうか。
防災教室については,今後継続していきます!
若い力で人吉球磨の安全安心を築き上げて行けたらと考えています。
「防災教室」開催
令和4年10月20日(木)NHK熊本の協力のもと
建設工学科3年生による人吉西小学校の5年生を対象とした「防災教室」を開催しました。
テーマは「危険予知」と「災害のメカニズム」を学ぶです。
小学校校門での開会式の様子です。
このあと野外活動班と実験班の2班に分かれ学習を進めます。
これは「野外活動」でのひとこま
御溝川沿いで,測量機器を使って同じ高さに糸を張って地形を調べました。
なぜこの川が溢れてしまうのか分かりましたか?
あとNHK熊本が準備してくださったタブレットを使って
川の氾濫をバーチャルで体験しました。
このあと西小の通学路でもある「ぽかぽか桜坂」で土砂災害を想定して
どんなときに災害は発生するか?土砂災害が起こったらどうなるか?学習しました。
これらと並行して建設工学科の実習室で川の実験と土砂災害の実験を体験しました。
これは川の実験に用いた手作りの水路です。
川幅が狭くなったら流速と水深が急激に大きくなります。
御溝川が溢れる原因ですね。
ここでお詫びです!当日の実験風景
どたばたしてて撮影し忘れました!すみません!
最後に建設工学科のパソコン室で
建設工学科3年生が作成したハザードマップを視聴してもらいました。
まだ開発途中のマップなので自信はありませんが
小学生の皆さんは興味を持ってもらえたかな?
今後,小学生の皆さんに危険な箇所を教えてもらって
新たなマップを開発していきたいと考えています。
防災教室終了後にはNHK熊本の取材がありました。
なお,令和4年11月10日(木)18:10からの「クマロク」で放映予定です。
今回「防災教室」に挑戦した建設工学科3年生は
「小学生にわかるように教えたり伝えたりするのが難しかった」と言っていました。
とても緊張したけど良い経験になったそうです。
来年以降も「防災教室」を続けていきます。
そのときは人吉西小学校の皆さん
よろしくです。
気象センサー設置しました!
令和7月12日(火)
熊本県立大学と熊本大学による
「流域治水を核とした復興を起点とする持続社会」プロジェクトに協力することになり
本校敷地内に気象センサーを設置することになりました。
熊本大学の学生さんが遠路はるばる気象センサーを持参していただきました(ありがとうございました!)
建設工学科3年生が組み立てと設置を行いました。
組立説明書に沿って部品を確認しながら設置していきます。
この箱は観測されたデータをウェブ上に送信してくれる機械です。
ソーラーパネルで発電した電気をバッテリーに蓄えてセンサー機器稼働やデータ送信に利用します。
設置が完了しました。
台風などで破壊しないようワイヤーで軽く補強しました。
様子を見ながらさらに補強したいと考えています。
気象センサーの起動ボタンの存在に気づかず
あたふたしましたが無事観測を始めてくれました。
この気象センサーは①気温②湿度③照度④降雨量⑤風速⑥風向⑦気圧を10分ごとに観測します。
そのデータをウェブで確認することができます。
今後防災に関する取り組みで活用することになっています。
「自動カンナ盤」寄贈していただきました!
7月12日(火)
肥後銀行様 味岡建設(株)様より
建設工学科に「自動カンナ盤」を寄贈していただきました。
校長室での贈呈式の様子です。
建設工学科では木工も手掛けており
昨年度は「復興商店街モゾカタウン」の看板を制作し寄贈しましたが
カンナ盤が故障し制作にとても苦労しました。
新しいカンナ盤を活用し
もっと地域に貢献していきたいと思っています!
建設工学科3年の中村 翔 君が生徒を代表し
感謝の言葉を述べました。
肥後銀行様 味岡建設(株)様
本当にありがとうございました。
NHK第一放送で取り上げられました!地域資源とのコラボ推進事業
令和4年6月22日(水)
NHK第一放送の毎日17:00から放送の「はっけんラジオ」で
地域資源とのコラボ推進事業で建設工学科3年生が取り組んでいるハザードマップについて取り上げて頂きました。
内容は,実験の様子や専門性を活かしてどういったマップを作りたいのかといった生徒のインタービューでした。
気づいて聴いていただいた方いますか?実は放送予定日が国会中継のため延期となり,22日の放送となりました。
さて,肝心のハザードマップですが議論を重ねています。
ブレーンストーミングという手法を使って,マップをどのように表現すれば良いか,意見を集約しているところです。
今後,熊本大学や熊本県立大学との連携した取組も計画しています。
地域の防災にみんなが興味を持っていただけるよう頑張っていきたいと思います。
熊本県高校生ものづくりコンテスト測量部門
令和4年6月12日(日)
熊本県立玉名工業高等学校を会場に
第19回熊本県高校生ものづくりコンテストが開催され
建設工学科2年生3人が測量部門に挑戦しました。
建設工学科2年の 堀君 山下君 渡辺君
昨年度は大会1週間前に測量機器が故障し苦労しました。
今年こそ万全の体制で臨もうとしましたが,諸事情により大会4日前に選手を変更しなければならなくなり,厳しい戦いになることが予想されました。
急遽,加わってくれた渡辺君。わずか4日間しかない練習期間で非凡な才能を発揮し,他校に負けず劣らずの検討を見せてくれました。
さて,競技では1側線あたり4回距離を図りますが,1番手の選手が4回のうちの1回だけおかしな値が出たそうです。それをそのまま採用してしまいました。2番手は問題なく,3番手の選手が距離を測定するとまたおかしな値が出たため,そのときは測り直したそうです。
実は練習中にもおかしな値が出たことが1度ありました。そのときも測り直すと正しい値が出たため,たまたまだろうとすっかり忘れていました。
そうです
たった1回のおかしな値のせいで,それが大きな誤差となり,結果完全敗北しました。
指導者としてこうした不具合に気づいてやれなかった私の責任です。申し訳ないことをしました。
ただ,嬉しかったことがひとつあります。選手3人はとても悔しかったと言い,来年も挑戦させてくださいと申し出てくれました。
来年度は,この3人を中心にもう1チーム出場させようと考えています。来年は絶対に勝つ!そのためにも指導者として改めて勉強し直します。
地域資源とのコラボ推進事業「現場体験見学会」
12月2日(木)国土交通省九州地方整備局川辺川ダム砂防事務所様と熊本県建設業協会人吉支部様のご協力のもと、本校での出前講座と五木村での現場体験見学会を実施しました。
建設工学科の2年生が参加しました。
まずは、本校での出前講座の様子です。
国土交通省の仕事内容や建設業協会の役割についてお話をしていただきました。
それぞれに行う仕事は違いますが、双方が連携して私たちの安心安全な生活を支えておられることを学びました。
次に、五木村に場所を移し、現場見学と体験学習を行いました。
まずは、砂防堰堤(さぼうえんてい:砂防ダムともいう)の見学です。
砂防堰堤とは、土石流などを食い止め近隣の住宅や人命を守るための施設です。
国土交通省がその形状や設置数などを検討し綿密な設計を行ったものを、建設業者が施工をされていました。
そのスケールに驚きの声が上がりました。
次は、豪雨災害で被害を受けた護岸の復旧工事を見学しました。
ここでは、災害前と同じ状態に戻す工事をされていました。
生徒からのたくさんの質問にも快くお答えいただきました。
ここは施工が完了した護岸です。
石工さんと呼ばれる専門職の方がひとつひとつ石を積まれているそうで、すごい技術です。
この中に、一つだけハートの石があるそうです!
五木村にお越しの際は、是非探してみてください!
午後からは、お待ちかねの体験学習の時間です。
今回は、
①小型バックホウ操作体験
②ドローン操作体験
③トータルステーション操作体験
④3次元測量体験 の4ブースをご準備いただき、みっちり2時間の体験をさせていただきました。
どのブースも大盛況!
最新の技術を肌で体験し、生徒は「すげー!!」連発でした!
建設業の情報化はどんどん進んでいることを感じることができました。
最後にドローンで写真撮影!
大変お忙しい中にご対応いただいた国土交通省様と建設業協会様、そしてご協力いただきました企業の皆様、本当にありがとうございました!
今回学んだことを今度の進路選択に活かしていきたいと思います!
地域資源とのコラボ推進事業「モゾカタウン」看板製作(その3)
組み立て開始だ~!
ここでトラブル①発生
実は塗装前に判明したんですが
材木が反ってる~
今年の夏は暑かったから?そうに違いない!
組み立ててみたら
やっぱり反ってるわ~
トラブル②発生
「モゾカタウン」をアルファベット表記にしたんですが
つづり間違えた~
誤「Mozoka」→正「Mozoca」
ホームページで確認しとくべきだった!
細かいことは気にせず,組み立てていこう!!!
・・・・・・・・・・・もちろん訂正しますよ
屋根がある!看板はどこだ?
まだ完成ではないですよ
ここからが腕の見せ所!
(その4)に続く
地域資源とのコラボ推進事業「モゾカタウン」看板製作(その2)
必要なものを量販店で購入して~
木材はひのきをチョイス!
まずはカンナがけ。
かんなくずを建設資材として有効利用できないかな?
図面通りにけがきして~
こんな太い角材は初めて
まだ半袖シャツ
ホームページ更新サボっていた?
いいえ~
就職試験に立ち向かっていたからですほんとです
これは一台当たりの部材
二台分準備しました。
移動させやすいようにキャスターも取り付ける予定です。
防虫・防腐塗料を塗って~~臭い(笑)
ここでちょっとしたこだわり
せっかくヒノキ材を使用したので木目を生かした塗装にしました。
いよいよ組み立てに入ります。どんなデザインになるのか?
(その3)に続く
地域資源とのコラボ推進事業「モゾカタウン」看板製作(その1)
人吉市の復興まちづくり計画のひとつ
ひとよし駅前に復興商店街「モゾカタウン」があります。
詳しくは https://infomozocatown.wixsite.com/mozocatown を見てね!
建設工学科では授業で木工(テーブル,ベンチ等の製作)にも取り組んでいるため
習得した技能をどこかで生かしたいと考えていました。
そこで,私たち建設工学科3年生6人が人吉市復興局復興支援課を訪問し
「モゾカタウン」を訪問客でいっぱいにしたいという思いで
飲食スペースのテーブルや椅子の製作と寄贈を提案しました。
2021年6月8日(火)会議の様子
担当者の方には賛同していただき
私たちは早速「モゾカタウン」を訪問しました。
ところが!!!
予想以上にテーブルや椅子がたくさん設置されていました。
ん~~~困った困った
すると「モゾカタウン」の代表者が
「シンボルとなるような看板がほしい」とおっしゃいました。
これはお食事屋さんにある看板です。
私たち6人は,「モゾカタウン」をイメージしながらスケッチを描いては
あーだこーだ意見を交わしながら
やっとひとつのスケッチができあがりました。
あとは寸法を決定して図面を引くだけです。
さてどんな看板になるのでしょうか?
(その2)に続く
地域資源とのコラボ推進事業「ドローン,高性能PC(画像解析ソフト)セットアップ中」
地域資源とのコラボ推進事業の指定を受け
ドローンと高性能PC,画像解析ソフトを購入しました。
ドローンはDJI製のINSPIRE2
高性能PCとして
CPU:インテル Core i7-11700(8コア16スレッド)
メモリ:32GB
ストレージ:512GB M.2 SSD 2TB HDD
グラボ:NVIDIA GeForce RTX 3060/12GB
ディスプレイ:27インチ
ハイスペック過ぎるのでは
画像解析ソフトは
Terra Drone社製のTerra MAPPER
もちろん国土交通省認定のソフトです。
現在は,建設工学科の3年生が
セットアップと操作マニュアルを作成しています。
梱包を解いている様子
組立をしている様子
ネットワークケーブルを接続
Windowsのセットアップ
ドローンの組み立て
カメラの取り付け
国土交通省 九州地方整備局 川辺川ダム砂防事務所に
ドローンの講習会を依頼しているので
私たちの準備ができ次第お願いしようと考えています。
高校生向け「建設業ナイストライ」-舗装実習-(建設工学科1年生)
令和3年11月2日(火)
熊本県土木部ならびに一般社団法人 熊本県道路舗装協会主催による
高校生向け「建設業ナイストライ」(舗装実習)が開催され
県内の工業高校土木系学科の生徒168人
建設工学科からは1年生(33人)が参加しました。
①重機マシーンコントロール
重機の操作には熟練した技術が必要でしたが
5GやICTによって重機を遠隔操作,無人操作ができるようになりました。
つまり誰が操作しても設計通りに掘削や整地ができるようになったわけですね。
②舗装実習
アスファルトフィニッシャーでアスファルト混合物を敷ならす。
ローラーで締め固める。
建設工事というと肉体労働というイメージを持つ方が多いと思いますが
ほとんどの作業は機械がやってくれるんですよ。
区画線を引いている様子です。
県内土木系学科全ての生徒が参加した体験会でしたが
なんと建設工学科だけが特別にこの作業をさせてもらいました。
③VR体験
危険を察知できないと,とんでもない事故が発生します。
そこでVRを活用してKYT(危険予知トレーニング)を行います。
これは高所作業車におけるKYTの様子です。
これはクレーンを操作する際のKYTの様子です。
④3D測量
災害などが発生した場所には近づけません。
そこでドローンを飛ばして撮影し,
画像処理ソフトで3次元の地図を作成し対策を練ります。
最近,建設工学科ではドローンと画像解析ソフトを購入しました。
3年生が中心となって使えるよう準備しています。
近く授業に取り入れていく予定です
DJI製 INSPIRE2
高性能PCと画像処理ソフト
こうしてみると,
建設系のお仕事は「肉体労働→機器の操作」に変わったんですよ。
おわかりいただけたでしょうか
建設工学科の1年生諸君にとって
初めての体験学習会でしたが
アンケートでは,「建設業の仕事内容が理解できた」
「建設業に興味を持った」という意見が多数見られました。
素晴らしい体験会でした。
主催していただいた熊本県ならびに道路舗装協会の皆様
本当にありがとうございました。
建設工学科の2学期の予定
建設工学科にとって,2学期はとても忙しくなりそうです!
1 防災に関する取り組み-人吉市の復興まちづくりへの協力
測量や模型実験などから防災について探究します!
2 ドローン及び画像処理ソフト導入(9月?)
ドローンを活用した防災に関する取り組みを開始します!
③2級土木施工管理技術検定試験(10月)
6月には3年生が5人合格を果たしました。次は2年生がチャレンジします!
④アスファルト舗装実習(11月)
味岡建設(株)指導によるおこば保育園駐車場舗装(建設工学科2年生対象)
熊本県土木部主催のアスファルト舗装実習(同1年生対象)
を計画しています。
⑤現場見学会
毎年,国土交通省より実施して頂いています。また,建設会社より現場に招待して頂いています。
忙しそうだけど,なんだか楽しくなりそうな?そんな予感がする~!
そんな2学期です。
2021建設機械特別教育(バックホー)
暑い夏の最中
建設機械の特別教育を実施しました。
1日目は学科講習で建設機械の安全な取り扱いについて学びます。
2日目は実技講習でバックホーの操作方法を習得します。
受講者全員が合格を果たし,免許を取得することができました。
工業高校では様々な資格を取得することができますが
建設機械の免許ってなんかかっこよくないですか?
第18回熊本県高校生ものづくりコンテスト測量部門「銅賞」
令和3年6月13日(日)
玉名工業高校を会場に
熊本県高校生ものづくりコンテストが開催されました。
建設工学科3年の小川翔大くん,串山晟生くん,濱﨑瑠樹矢くんの3人が
「測量部門」に挑戦しました。
6月8日(火)本番に向けて練習をしていたところ
トータルステーションという測量機器(約200万円)が
突然故障しました(距離が測れなくなりました・・・原因不明です)。
「よりによってコンテスト直前に」と一同呆然となりましたが,
味岡建設(株)様にご相談したところ貸していただけるという回答を頂きました。
しかも翌日にはわざわざ本校まで機器を持ってきてくださって
本当にありがとうございました。
数日後には本番とあって,機器の取り扱いに慣れるよう繰り返し練習しました。
当日の競技の様子です。
測量競技は作業時間や精度で審査が行われますが,
練習では達成できなかったベストタイムをたたき出すことができました。
計算書作成で若干ミスはありましたが
これまで培ってきた技術を十分に発揮することができたのではないかと思います。
総合成績は「銅賞」となりました。
入賞と知ったとき,練習での悪戦苦闘,測量機器の故障(絶望・・・)
そして味岡建設(株)様の暖かいご対応を思い出し
涙が溢れそうになりました。
味岡建設(株)様
本当にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
さて,ウチには使えるトータルステーションが一台もありません。
どうしたものか・・・・
【建設工学科】 課題研究発表会
1月21日(木)4~6限で「課題研究発表会」を行いました。
今年度も昨年に引き続き「防災」をテーマに、研究に取り組んできました。
7月には豪雨災害が発生してしまいましたが、その後も科の特色を活かした活動を重ね、
その成果を発表する場となりました。
①「建設業を広めるために」
②「防災教育」
③「web地図を活用した防災意識向上に関する取り組み」
④「防災に関する研究(測量)」
⑤「仮設住宅の調査」
⑥「浸水発生メカニズムの解明~バックウォーターに関する実験~」
どの班の発表も素晴らしく、見学した2年生は真剣な面持ちで聞き入っていました。
今年度の取り組みは発表会をもって終了しましたが、
来年度は先輩たちの思いを託された2年生たちが更に研究を深めてくれることと思います。
2年生のみなさん、頑張っていきましょう!
そして3年生のみなさん、お疲れ様でした!この経験を社会で活かしてください!
国土交通省主催による出前講座(現場見学会)
12月16日(水)
2年建設工学科の生徒を対象に出前講座が実施されました。
講座1(教室)国土交通省職員による「土木事業」や「国土交通省の紹介」
講座2 五木村「高野川第2砂防堰堤工事現場」見学
講座3 「建設コンサルタントの仕事,最新の測量技術について」
講座4 測量機器の使用体験「ドローン,3Dスキャナー,トータルステーション」
最先端技術を見て,触って,体験して
進路を選択する上で,とても参考になる見学会になりました。
追記
初雪!寒かったぁ!!
令和2年度第32回熊本県工業高等学校生徒研究発表会「最優秀賞」受賞
11月11日(水)
熊本大学工学部百周年記念館で
「熊本県工業高等学校生徒研究発表会」が開催されました。
建設工学科では,昨年度から3年生全員で「防災」に関する取り組みを行っています。
今回,生徒37人が「防災教育」,「河川測量」,「ハザードマップ制作」,「災害のメカニズム」,「実験」の6班にわかれ,それぞれ取り組んだ内容を整理して発表しました。
発表テーマは「逃げろ!~防災の在り方についての探究」です。
発表は,各班からの代表6人で行いました。
その結果
なんと「最優秀賞」を受賞することができました!!
クラスの一人ひとりが,ひとつの目標に向かって取り組んだ成果と思います。
私たち建設工学科は,地域の防災に少しでも役立てるよう,こうした取り組みはこれからも継続していきます。
3年 実習の様子【コンクリートの圧縮・引張強度試験】
水曜日の午後は、3年生の「実習」の時間です。
今回は「コンクリートの圧縮・引張試験」を行いました。
先月、セメント・砂・砂利を混ぜて型に入れて養生しておいたコンクリートを、
圧縮試験器を用いて強度を測定していきます。
養生とは、型に入れて固まったコンクリートを一旦型から外し、
より強度を出すために、一定期間、水中に浸けておくことをいいます。
「水中で固まるのか??」
と思うかもしれませんが、
コンクリートの材料であるセメントは、
実は、水と化学反応を起こすことによって硬化していく性質があるのです。
コンクリートは水を養分のよう吸収しながら強くなっていくのです。
先生から説明を受けて実験のイメージをしています
デジタルノギスで供試体の直径を測っています
圧縮試験機を操作しています。緊張しますね。
いよいよ供試体に荷重を載荷していきます。
だんだんとひび割れが起きてきました。
ひび割れは斜めで、せん断破壊ということが分かります。
せん断破壊は、地震で被災した建物によく見られる現象です。
取り外すとこのようになっています。
次は引張試験です。
この後、直径方向にひび割れて破壊しました。
きちんと記録していきます。
みんなできちんと照査していきます。実験はうまくいったようでした。
身の回りの構造物に使われているコンクリート。
もし世の中からコンクリートがなくなってしまったら、
世界中に無数に存在する、ビル・高速道路・トンネルなどの構造物もなく、不便な生活になることでしょう。
コンクリートの基本的な性質について、
実験を通して学ぶことができました。
3年生実習の様子【建設工学科】
3年生実習の様子です。
あいにくの雨模様で本日の実習棟は少し暗めです。
明るい光が漏れている実習室がありましたのでおじゃましました。
ここでは、コンクリートの強度を測る実験(検査)中でした。
このコンクリートブロックは自分たちの手で2週間前に作り上げたそうです。
きれいにできていました。
外では道に緩やかなカーブを作る測量実習を行っていました。
真剣な眼差しでクラスメイトに的確な指示を出しています。
「製図」新しい課題に着手
前回の課題も全員終了し、
本日からは新しい課題に着手です。
今回の課題は「コンクリート床版橋」です。
初日となる今日は「橋台(きょうだい)」と呼ばれる、
橋の両端(道路橋で言えば入り口と出口)を支える部分の断面図を描いています。
描いていく毎に上手になっています。
できあがりが楽しみです。
建設工学科 2年生「製図」
2年生の製図も完成に近づいてきました!!
線種の区別や文字の丁寧さが全体の出来映えに大きく影響します。
来週の2時間で提出です。
美しい図面を完成させましょう!!
建設工学科の製図では、法面や側溝、コンクリート橋の床版橋脚など、
様々な土木構造物を対象として学んでいます。
【建設工学科】 2年生「製図」
こんにちは。建設工学科です。今日は、製図の風景をご紹介します。
「製図」では、構造物を作り上げていくために、図面から寸法を読み取る力や、反対に、構造物を設計する際に、どのような寸法で、どのような材料を用い、どのように部材を配置するかなどを詳細に図面に表現できる力を養います。
今回の課題は側溝の断面図です。「テンプレート」と呼ばれる道具を用いて、図面に円を描いています。
教科書のお手本を見る目も真剣です。
ICT機器(タブレット・書画カメラ)を用いて説明されているようです。色で区別されていて見やすそうです。タブレットは、その場で図面に文字や線を書き込んだり消したり容易にできるので大変便利です。
デスク等のように見えるのが書画カメラです。先輩達が描いたきれいな図面をスクリーンに映し出して、描く際のポイントを説明されていました。
今回の図面はA2と大きいので、立ち作業で黙々と描いています。質問で手を挙げる生徒もいます。
1月の書き上がりが楽しみです。
【建設工学科】 2年生「現場実習」
9月4日(水)に、建設工学科2年生を対象に出前授業と現場見学を行いました。
この度は、国土交通省九州地方整備局川辺川ダム砂防事務所様と株式会社江川組様にご協力をいただきました。
国土交通省様との取り組みは、平成27年度にスタートし今回で5回目となります。
まずは、本校での出前授業です。
国土交通省では、河川・道路・港湾の整備事業や防災事業等によって、安全で豊かな暮らしを支える社会資本の整備・監理を行っておられることを学びました。
次に、会場を五木村に移します。
ここでは、砂防施設見学及びレーザー計測器の操作訓練を行いました。
こちらは砂防堰堤(さぼうえんてい)と呼ばれるもので、大雨によって流出する土砂や流木を受け止め、家屋や人命を守る役割を持っています。
記念に砂防堰堤の前で記念撮影です!
レーザー計測器によって測量をしている様子です。
災害時の状況調査の際、大きな測量器を運べないような場所で活躍します。
簡単に距離や高さを測ることができました。
午後からは、江川組様のICT活用現場での見学・実習を行いました。
現場事務所にて、ICT技術の説明を受けました。
ICT技術によってより安全で生産性を高めた工事を進めることができます。
これにより、3K(きつい・汚い・危険)から新3K(給料がいい・休暇が取れる・希望がある)へと建設業が変わっているという説明に生徒たちは感銘を受けました。
また、こちらの現場は、工業高校出身の女性が現場代理人をされており、女性の視点で見た建設業について講話をしていただきました。
こちらはICT建機搭乗体験の様子です。
ICT建機には、現況と完成時のデータが入っており、操縦をサポートしてくれます。
重機に初めて乗る生徒たちも簡単に操縦をすることができました。
操作がうまくできた生徒は表彰までしていただきました!
最後に記念撮影です。
今回の現場実習を通して、建設業のイメージが良くなった生徒や建設業に対する興味が高まった生徒が多数おり、大変有意義な時間となりました。
この経験を進路選択に活かしていきたいと思います。
ご協力いただきました国土交通省九州地方整備局川辺川ダム砂防事務所様、株式会社江川組様、
本当にありがとうございました。
【建設工学科】 1年生「製図」
1年生「製図」の様子です。
今後、複雑な図面を描くために基礎となる「線の練習」に取り組んでいます。
実線や破線、一点鎖線の練習や、円弧や矢印を描いていきます。
ドラフターという製図用の器械や、コンパスの使い方に悪戦苦闘しながら頑張っています!
【建設工学科】 1~3年生「テスト勉強」
1学期末考査最終日の朝です。
教室をのぞいてみると、建設工学科の生徒が早めに登校し、
テスト勉強に取り組んでいました。
たくさんの努力の結果、少しの成果がうまれます。
コツコツが勝つこつ!しっかり頑張りましょう!
【建設工学科】 1年生「教育実習生研究授業」
6月10日(月)~21日(金)の日程で、教育実習の池田先生が来られています。
池田先生は、平成27年度に建設工学科を卒業された本校OBで、
このたび母校に戻ってこられました。
本日は、1年建設工学科「建設基礎」の研究授業が行われました。
題材は、「力のモーメント」です。
スライドを用いた授業を丁寧に展開され、良い雰囲気の中で学ぶことができました。
生徒も積極的に授業に取り組み、生徒同士が教え合う姿も見られました。
本日で教育実習は終了となります。
池田先生、お疲れ様でした!
これからも頑張ってください!
【建設工学科】 1~3年「建設企業の魅力発見フェア」
6月13日(木)グランメッセ熊本で「熊本県建設企業の魅力発見フェア」が行われました。
本校から、建設工学科1~3年生計80名が参加をしました。
最新技術を導入したICT建機の説明や最新ワークウエアのファッションショーをはじめ、
約70社の企業説明ブース、体験コーナーが設けられ、参加者にとって大変有意義な時間となりました。
【建設工学科】 測量サークル「ものコンデモンストレーション」
いよいよ今週末、6月16日(日)に玉名工業高校にて「第16回熊本県高校生ものづくりコンテスト」が行われます。
それに向けてデモンストレーションを行いました。
代表生徒3名の競技の様子を建設工学科3年生が見学しました。
外業(測定)の様子
内業(計算)の様子
たくさんの生徒に見られるという緊張感の中でデモンストレーションを行うことができました。
当日も頑張ってください!
【建設工学科】 測量サークル「ものづくりコンテスト激励式」
6月15,16日に行われるものづくりコンテストの測量部門に出場する生徒たちの激励式の様子です。
これまでの練習の成果を十二分に発揮して、悔いのない大会にしてください!
平成31年度若年者地域連携事業「高校生と企業との交流会」
6月6日(木)に熊本市総合体育館で開催された「高校生と企業との交流会」に、
就職活動の一環として3年生の希望者が参加しました。
県内50の企業がブースをもうけて、企業のPRや地元で働くことの魅力について教えてくださいました。
今後の進路実現に向けて有意義な学習ができました。
【建設工学科】 2年生「測量実習(居残り練習)」
建設工学科2年生の様子です。
放課後も一生懸命測量に取り組み、日々技術の向上に励んでいます。
もっともっと技術を磨いて、これからの日本の礎を作る人材に育ってほしいです。
【建設工学科】 2年生「朝読書」
5月30日(木)建設工学科2年の朝読書の様子です。
本校では、8:45~の10分間朝読書に取り組んでいます。
朝から集中して読書をすることで、一日落ち着いた生活を送ることができます。
1年生の頃に比べ、進路について考え始め、勉強など日々の生活に変化がみられる生徒も増えてきました。そういった生徒が更に増え、クラス全員でもっともっと頑張っていきましょう!
【建設工学科】 2年生「実習」
2年生実習の様子をお伝えします。
建設工学(土木工学)には、”3力(さんりき)”と呼ばれる、
①構造力学②土質力学③水利学の分野があります。
そのうちの②土質力学に関する内容を、実習でも学んでいます。
この日行ったのは、「突固めによる土の締固め試験」です。
構造物を土地盤上に建設する場合や、土を材料とした構造物(ダム・堤防など)を建設する場合、土を締固める作業を行います。この”締固める”作業が重要なのです。
本試験の目的として、土を最も安定した状態に締固めることのできる「最適含水比」と「最大乾燥密度」を求めることがあげられます。
土は、水が少なすぎても多すぎてもうまく締固まりません。
土によって違う「最適な水の含み具合」=「最適含水比」を求めるのです。
①モールドに土試料を入れます
②器械で締固めます(2.5キロのおもりを30㎝の高さから25回落下させる)
③質量を測定し、モールドから押し出し、含水比を測定します。
・モールド容量V=1000cm3であるので、質量m÷体積Vで密度ρが求まります。
・水を含んだ状態と乾いた状態の質量の差から水分量を導き、含水比を求めます。
この作業を水分量を変えて8回程度繰り返し、最適含水比を求めるのです。
ということで、土質力学に関する試験の紹介でした。
あまり知られていないと思いますが、このような試験も建設工学科で行っていますよー!
【建設工学科】 2年生「実習」
2年生実習の様子です。
角度を測るための器械「セオドライト」の据え付けテストを行いました。
正確な角度を測定するためには、器械を正しく”据え付け(すえつけ)”ることが大事です。
また、効率よく作業を行うためにスピードも求められます。
強い日差しにも負けず、皆よく頑張りました!
今後も、高い技術を身につけるために努力を続けましょう!
【建設工学科】 2年生「測量士補」
5月19日(日)鹿児島で国家資格である測量士補試験が行われます。
建設工学科の2年生7名が受検します。
昨年の12月からの半年間、毎日朝課外で勉強を頑張ってきました。
全員合格を目指して頑張るぞ!「オー!」
【建設工学科】 「第2回科集会」
5月14日(火)の放課後に、第2回科集会を開きました。
翌日から始まる「中間考査の取り組み」について、「習慣化」について話がありました。
あわせて「無理・無駄・ムラ(3M)をなくそう!」という投げかけがありました。
これはどういうことかと言うと、
・何事も”無理”なことはない!
→できるという意識で取り組めば必ずできる!
・何事も”無駄”なことはない!
→無意味に思えることもいつか必ず自分の力になる!
・何事も”ムラ”なく取り組む!
→苦手なことも得意なことに変わる!
ということです。
「無理・無駄・ムラ」を普段の生活からなくし、点数アップに励みましょう!
【建設工学科】 1~3年生「公開授業」
5月12日(日)に公開授業が行われました。
建設工学科では、
1年生「保健」
2年生「国語総合」
3年生「社会基盤工学」(SPI対策)
の授業が行われました。
たくさんの保護者の皆様にご参観いただき、ありがとうございました。
15日(水)からは、中間考査も行われます。
生徒のみなさん、しっかり頑張ってください!
【建設工学科】 3年生「卒業生進路講話」
本校建設工学科H28年度卒の下原様とH29年度卒の永田様が来校され、建設工学科3年生に進路講話をしていただきました。
お二人は現在、株式会社JPハイテックに勤務され、主にダムの保守点検業務に従事されています。
会社概要や何を考えて進路を選択したのか、高校時代に頑張ったことなど話していただきました。
進路決定が間近に迫っている3年生にとって、有意義に時間になりました。
本当にありがとうございました!
【建設工学科】 「第1回科集会」
放課後の時間に、建設工学科で科集会を開きました。
①時間と約束を守る生徒
②整理整頓ができる生徒
③我慢と努力ができる生徒 を目指し、更に科の団結力を深めてほしいと思います。
また、いじめの早期発見のために、いじめ匿名連絡サイト「スクールサイン」の紹介、登録の方法の説明を行いました。
生徒たちは真剣に話を聞き、それぞれの心にきちんと受け止めている様子でした。
【建設工学科】 1年生「工業技術基礎」
本日は新入学生のためのオリエンテーションを実施し、道具の確認や学校内の施設を紹介しました。
午後からの実習では、2班に分かれて測量と施工の活動をしました。
【建設工学科】 2年生「製図」
新年度がスタートし、建設工学科でも専門科目の授業が始まっています。
本日は、2年生の製図が行われました。
「排水トンネル標準断面図」を12時間かけて描いていきます。
【建設工学科】 2・3年生「進路トーク」
建設工学科2・3年生で実施した「進路トーク」の様子をお伝えします。
「進路トーク」とは、3年生が体験した進路活動の経験を2年生に伝えるもので、
毎年実施しています。
3年生から企業や学校の情報や力を入れて頑張ったことなどを伝え、
2年生から積極的な質問を受けるなど、終始活発な意見交換が見られました。
3年生のみなさん、ありがとうございました!
そして2年生のみなさん、これからしっかり頑張ってください!
【建設工学科】 3年生「課題研究発表会」
建設工学科3年生「課題研究発表会」の様子をお伝えします。
「課題研究」の授業は、班ごとに課題を設定し、その課題解決を図ることで、
知識と技術の深化や、問題解決能力や自発的・創造的な学習態度を育てることを目的とし、
3年生で実施しています。
この日は、各班が1年間で行った取り組みやその中で得られた成果を発表しました。
各班から多くの成果が報告され、良い発表会となりました。
【建設工学科】 1・2年生「建設産業ガイダンス」
11月15日(木)、熊本市総合体育館において
平成30年度建設産業イメージアップ戦略事業「高校生向け建設産業ガイダンス」が開催され、
本校から建設工学科1・2年生が参加しました。
熊本県では、建設産業の担い手確保・育成を図るため、
建設産業への理解や関心を高めることを目的としてイメージアップ戦略に取り組んでおられます。
特に熊本県では、熊本地震の発生を受け、その復旧・復興において重要な役割を担っている
建設産業の力や県民の安心・安全を支えているという仕事のやりがいを
若い世代に正しく伝えることが重要となっています。
以上のような目的から、平成27年より本ガイダンスが開催されています。
開会行事のあとは、若手技術者4名の講話が行われました。
現在取り組まれている仕事内容やそれから感じたこと、
入職時の悩みはすぐに消えたことなどを話していただきました。
女性技術者の方からは、仕事と育児の両立についてもお話がありました。
高校生にとって歳の近い方からの講話は、共感できる部分が多く、聞き入っていました。
次に、ブース毎のガイダンスです。
県内の各専門工事業団体のブースが13箇所設置され、
それらを回りながら仕事の内容や、やりがいについて学ぶことができました。
本ガイダンスで学んだことを、今後の進路選択に活かしていきます。
企画・運営をしていただいた熊本県土木部監理課の皆様をはじめ、
各関係機関の皆様、ありがとうございました!
【建設工学科】 2年生「出前講座・現場見学⑥」
11月7日(水)に実施した、本校建設工学科2年生対象の出前講座と現場見学について、
今回は「⑥ヒストリアテラス五木谷の見学」の様子をお伝えします。
「ヒストリアテラス五木谷」とは、
五木村の歴史や生活習慣、自然について学ぶことができる施設です。
館内には、展示館をはじめカフェや書斎、こどもかんがあり誰もが楽しめる交流館となっています。
今回は、川辺川ダムに関する資料等について見学させていただきました。
興味がある方は、是非お立ち寄りください!
6回に分けてお伝えしました「出前講座・現場見学」については以上です。
国土交通省九州地方整備局川辺川ダム砂防事務所の皆様、
御協力いただきました企業の皆様、本当にありがとうございました!
【建設工学科】 2年生「出前講座・現場見学⑤」
11月7日(水)に実施した、本校建設工学科2年生対象の出前講座と現場見学について、
今回は「⑤生コンの現場品質管理実習」の様子をお伝えします。
まだ固まっていない状態のコンクリートを、「フレッシュコンクリート」と言います。
フレッシュコンクリート=生コンクリート=生コンといろんな呼び方があります。
ちなみに、
セメント+水=セメントペースト
セメント+水+細骨材(砂)=モルタル
セメント+水+細骨材(砂)+粗骨材(石)=コンクリート となります。
土木工事の大部分は、土工とコンクリート工であるため、
コンクリートについて学ぶことはとても重要です。
今回は、実際の現場で行われている「スランプ試験」「シュミットハンマーによる試験」の実演と
体験をさせていただきました。
本校では、3年生でコンクリート実習を行っており、少し早めの体験となりました。
まず、「スランプ」とは、生コンの変形や流動に対する抵抗性のことで、試験によって測定します。簡単にいうと柔らかさのことで、作業のしやすさや効率に関わる部分です。
決められた試験方法にそってスランプを求めることができました。
次に、「シュミットハンマーによる試験」ですが、こちらは硬化したコンクリートの強度を現場で測定するための試験で、「シュミットハンマー」という測定器を用います。
最後に、実際にコンクリートを打ち込む(=打設)工程を見せていただきました。
型枠の中にコンクリートを流し込み、バイブレーターという振動を発生させる器械を用いて隅々までならしていきます。
こちらも体験をさせていただき、きれいにならすことができました。
【建設工学科】 2年生「出前講座・現場見学④」
11月7日(水)に実施した、本校建設工学科2年生対象の出前講座と現場見学について、
今回は「④レーザー計測器の操作訓練」の様子をお伝えします。
会場を五木村の五木源(ごきげん)パークに移しました。
ここでは、国土交通省で実際に使用されているレーザー計測器について学びました。
今回操作したレーザー計測器は、斜面崩壊が発生したときなどに
その規模を把握するため、遠隔地から測量を行うことができる器械です。
通常の測量器械に比べ小型で運びやすく、精度は落ちるものの迅速な測定が可能です。
熊本地震後の被害状況確認にも活躍したようです。
また、ヘリコプターからの使用も可能とのことでした。
次回は、「⑤生コンの現場品質管理実習」の様子をアップします。
【建設工学科】 2年生「出前講座・現場見学③」
11月7日(水)に実施した、本校建設工学科2年生対象の出前講座と現場見学について、
今回は「③スマートインターチェンジ工事現場見学」の様子をお伝えします。
人吉市七地地区において、スマートインターチェンジ建設工事が行われています。
まず、工事の概要について説明を受けました。
人吉市には人吉インターチェンジもありますが、新たに建設する目的として、
◇日常生活の利便性向上
◇工業や地場産業の振興による地域活性化支援
◇農業の活性化支援
◇観光振興の支援
◇緊急医療の支援
◇球磨川氾濫時の緊急活動の支援 が挙げあられます。
移動時間を短縮することによって、経済活動や人々の暮らしに大きく貢献することができます。
このように、生活に直結する仕事ができることは建設業の大きな魅力だと感じました。
実際の工事現場内も見学させていただきました。
完成は、2019年度の予定です。
楽しみにしています!
最後に記念撮影!
次回は、「④レーザー計測器の操作訓練」の様子をアップします。
【建設工学科】 2年生「出前講座・現場見学②」
11月7日(水)に実施した、本校建設工学科2年生対象の出前講座と現場見学について、
今回は「②ICT活用工事現場見学」の様子をお伝えします。
人吉市中神地区において、河道整備工事が行われています。
ここでは、球磨川の流れを良くするために、樹木を伐採し堆積した土砂を取り除いています。
その中で、「ICT建機」と呼ばれるコンピュータ制御の重機や、
測量のための「ドローン」が使用されており、それらについて学ぶことができました。
まず、国土交通省が推進している「i-Construction」(アイ-コンストラクション)についての
説明を受けました。
「i-Construction」とは、ICT技術を活用し、測量・設計・施工・管理を情報化することで、
生産性や安全性の向上を目指すものです。
今後ますます導入が進んでいくと思われます。
次に、「ドローン」を用いた測量について説明を受けました。
「ドローン」に搭載されたカメラで写真を撮影し、そのデータを解析して測量を行います。
実際に生徒もドローンの操作をさせていただきました。
ラジコン感覚で操作は簡単です。
そして、「ICT建機」について説明を受けました。
「ICT建機」には、完成図面のデータが入っており、コンピュータのサポートを受けながら
決められた深さや角度で土砂を掘削することができます。
今までは目印(=丁張り)が必要でしたが、不要となり生産性が向上しています。
また、経験の浅い人でも、ベテランに負けない操作が可能です。
こちらも搭乗体験をさせていただきました。
初めて乗る生徒でも、操作できました。
最後にドローンによる記念撮影!
次回は、「③スマートインターチェンジ工事現場見学」の様子をアップします。
【建設工学科】 2年生「出前講座・現場見学①」
11月7日(水)に、本校建設工学科2年生を対象に出前講座と現場見学を行いました。
この取り組みは、国土交通省九州地方整備局川辺川ダム砂防事務所のご協力により
平成27年度より実施しており、今回で4回目となります。
内容が盛りだくさんなので、以下の内容を6回に分けてブログにアップしていきます。
①出前講座
②ICT活用工事現場見学
③スマートインターチェンジ工事現場見学
④レーザー計測器の操作訓練
⑤生コンの現場品質管理実習
⑥ヒストリアテラス五木谷の見学
それではまず、「①出前講座」についてです。
出前講座では、国土交通省の取り組みについて説明していただきました。
国土交通省では、河川・道路・港湾の整備事業や防災事業等によって、安全で豊かな暮らしを支える社会資本の整備・監理を行っておられることを学びました。
また、女性技術者の増加や防災について、採用に関しての説明もしていただきました。
次回は、「②ICT活用工事現場見学」の様子をアップします。
【建設工学科】 3年生「ジュニアマイスター」
写真左から、
ジュニアマイスターシルバー
池田 聡一郎くん(人吉一)
岡村 和馬くん(錦)
増木 和博くん(山江)
ジュニアマイスターブロンズ
田中 陸哉くん(人吉一)
建設工学科では、専門の知識を活かして受験できる資格試験が限られており、
難易度も非常に高いことから、ジュニアマイスターから遠ざかっていました。
しかし、この4名は、「測量士補」や「2級土木施工管理技術検定」に
見事合格したことが今回の認定に繋がりました。
4人共に、建設関係の就職を希望しており、今月中旬に控えた就職試験に望みます。
自信を持って頑張ってきてください!
【建設工学科】 女子生徒「くまもと建麗会との現場見学会」
「熊本県工業系高等学校女子生徒とくまもと建麗会との現場見学会・交流会」が行われ、
本校建設工学科の女子生徒3名が参加しました。
まず、本会を主催された「くまもと建麗会」とは、熊本県内の建設産業で働く女性の集まりで、
平成27年度に発足されました。
女性が働きやすい職場環境づくりの推進等に取り組まれ、会員数は約60名とのことでした。
また、これからの建設業界を担う学生に対し、女性目線での建設産業について正しい理解の促進を図る活動も
行っておられ、本会の実施となりました。
初めての試みでしたが、生徒37名、教員11名、建麗会8名、関係機関4名、計60名の参加があり、
非常に活気溢れる見学会となりました。
熊本工業高校に集合し、挨拶と行程の説明を聞きました。
コマツIOTセンタ九州に移動し、最新技術の説明を聞きました。
多数のメディアの方も。関心の高さがうかがえます。
施設内から、ICT建機のデモンストレーションを見学。
食事をとりながら意見交換。一番盛り上がりました!
そして実際に試乗。生徒全員が体験しました。
最後に記念撮影。
本会を開催していただきました建麗会の皆様、本当にありがとうございました!
女性が輝く建設業、今後のご活躍を期待しています!
【建設工学科】 1年生「工業技術基礎」
1年生の工業技術基礎の様子です。
自動カンナで表面がきれいになった板に設計図通りの長さを差し金で正確に取りました。初めて使う差し金だったので、まっすぐ線を引くのが難しかったようですが、すぐに慣れて真っ直ぐ引けるようになりました。
次に、線を引いた板をスライド丸のこを使って切断しました。お互いに協力をしたおかげで、設計図通りの部材をすべて準備することができました。
次回は組み立てを行う予定です。またブログを通して制作段階を報告していきたいと思います。
【建設工学科】 3年生「日本語ワープロ検定試験」
3年生が日本語ワープロ検定試験3級を受検しました。
「速度」と「文書作成」の2項目ともに基準を満たすと合格になります。
過去に行われた検定試験の問題を懸命に取り組んできたので、
本番は落ち着いてパソコンに向かうことができました。
今までの成果を発揮できたと感じている生徒が多かったと思います。
結果は分かり次第、ご報告します。
【建設工学科】 測量サークル「CM撮影」
本校生の活動の様子を撮影していただきました。
出演するのは、建設工学科3年生の測量サークルに所属する3名です。
〈写真1〉
〈写真2〉
慣れないカメラに緊張しながら、無事撮影を終えました。
CMの放映は6月中旬の予定だそうです。
お楽しみに!
【建設工学科】 1年生「工業技術基礎」
本日は、自衛隊に入隊している卒業生が来校し、体験談を話してくれました。
まず研修が3か月間あり、さまざまなことを学び、自分の希望する部署へ移っていくそうです。きついというイメージを持たれやすいけど、楽しいことも多いと教えてもらいました。
できあがった作品はブログ等で紹介しますので、楽しみにしていただけるとありがたいと思います。
【建設工学科】 3年生「実習」
7月に実施される日本語ワープロ検定に向けて、練習に取り組んでいます。
本検定は、①10分間に300文字以上入力する②見本の文書を20分間で作成するという2つの項目どちらとも基準を満たすと合格できます。
取り組み始めた頃はうまくいきませんでしたが、練習を重ね300文字を超えるようになりました。
一つでも多くの資格取得と社会で必要とされる力を付けられるように頑張ります。
建設工学科2年 実習風景【測量】
1年生は、いきいきと集団宿泊研修に励み、
少し成長した表情で先ほど帰ってきました。
昨日今日と、たくさんの経験を積んだことでしょう。
さて、建設工学科2年生も、
1年生に負けないくらい元気に、午後の実習に取り組みました。
今日は、「測量実習」の様子を紹介します。
2年生の測量実習では「トータルステーション」という器械を用いて、
角度や距離を測定していきます。
測量実習では、器械を目的の点に正確に立てたり,
きちんと水平に設置する(=据え付ける[すえつける])ことがとても大事です。
慣れるまではかなりの時間を要しますが、
この実習を通して短時間で設置できるようになっていきます。
測量がきちんとされることで、
安心できる構造物が建設されますし、
公正な土地の取引が行われています。
測量は構造物を作ったり、街づくりをする観点からも、
基礎の基礎となる、とても重要な作業と言えるでしょう。
建設工学科2年生には、女子生徒が5人いますが、
女子でも全く問題なく、きちんと測定できていました
丁寧な作業は女性が得意とも言われています。
これからもたくさんの知識と技能を身につけて、
立派な技術者を目指して下さい!!
三脚を伸縮させながら、水平になるように調整(=整準)します。これが結構難しいのです。
調整ねじを使い、更に正確に整準していきます。 結果は、きちんと野帳に記録します。
【建設工学科】2年生「現場実習」
建設工学科2年生「現場実習」の様子をお伝えします。
建設工学科では、1・2年生を対象に学期に1回程度、現場見学(現場実習)を実施しています。
2年生は、7月の見学に続いて今年2回目の実施です。
今回は、「砂防」「災害対応」「ダム」をキーワードに、内容盛りだくさんの現場実習でした。
まずは本校での出前講座です 砂防事業についての説明
模型を使った砂防ダムの効果実演 建設業協会様より講話
場所を移し、川辺川ダム建設予定地見学 五木村田口砂防堰堤見学
災害時に活躍する測量器「ベクター」と「トゥルーパルス」操作演習
土砂崩れなどの規模を瞬時に測量することができます
生コンクリート管理実演 空気量測定を体験させていただきました
ヒストリアテラス五木谷の見学 五木村やダムの歴史を学ぶことができました
ダム建設の調査段階で採集された魚や昆虫の標本も展示されています
最後にみんなで記念撮影
今回の現場実習は、
国土交通省九州地方整備局川辺川ダム砂防事務所様
熊本県建設業協会人吉支部様
株式会社技研日本様
株式会社三和生コン様 (順不同)
の御協力で実施することができました。
本当にありがとうございました!
【建設工学科】 3年生「課題研究発表会」
「課題研究」の授業は、班ごとに課題を設定し、
その課題解決を図ることで、知識と技術の深化や、
問題解決能力や自発的・創造的な学習態度を育てることを目的とし、
3年生で実施しています。
この日は、各班が1年間で行った取組みやそこから得られた成果を発表しました。
それぞれの班で、特色ある発表がなされ、良い発表会になったと思います。
本来ならば、2年生も参加する予定でしたが、
体調不良者が多く、残念ながら3年生のみの実施となりました。
しかし、次は2年生の番です。
【建設工学科】1年生「製図」
建設工学科1年生「製図」の様子をお伝えします。
「製図」の授業は、1~3年生で実施されています。
今回の授業では、「透視図」について学びました。
「透視図」作成のためには、たくさんの「補助線」が必要になります。
ICT機器(スライド)を用いた説明を受け、複雑な図面も正確に作成することができました。
作成した「透視図」 きれいに描けています
補助線が多く複雑なので、何度も確認します
完成!!
【建設工学科】2年生「進路学習会」
11月8日(水)1~3限目 2年建設工学科「進路学習会」の様子をお伝えします。
1限目には、「求人票の見方」、「履歴書の作成」についての説明を行いました。
求人票には、企業を選択するにあたり重要な記述がたくさんあります。
今日の説明をもとに、多くの求人票に目を通し、
企業研究と理解を深めていきましょう。
2限目~3限目の前半までは3班編制とし、
「求人票の閲覧」と履歴書の練習としてインターンシップの「自己紹介カードの作成」を
3交代しながら行いました。
「自己紹介カード」の中には、「自己PR文」を記入する欄がありますが、
その作成に多くの生徒が苦戦を強いられていました。
自分のことは自分が一番よく知っているはずですが、
それを表現するとなるとなかなか難しいものです。
自己理解を深め、しっかりとアピールができるようにしましょう!
3限目の後半は「振り返りの時間」として、
班ごとに先生方との面談タイムを設定しました。
「今日の取り組みの反省」や「分からなかった点を質問」したり
「今後の目標」について協議し、今回の活動を締めくくりました。
進路決定への近道は、ありません。
ただ、間違いなく言えるのは、「普段の生活」が最も重要だということです。
毎日の「努力の積み重ね」が、「成果」や「自信」となり、
「社会に求められる人材」への「成長の糧」になります。
「今」何をすべきか、「今」全力で取り組めているか、
自身に問いかけながら一日一日を大切にしていきましょう!
【建設工学科】「ICT現場見学会」
「工業系高等学校教師との現場見学会」の様子をお伝えします。
8月24日(木)、熊本県建設業協会主催による現場見学会がコマツIoTセンタ九州(福岡県嘉麻市)で行われ、
本校建設工学科職員が参加しました。
近年の建設現場では、情報化施工(i-Construction)による業務のICT化が進んでおり、
3次元データによる現場の「見える化」によって、施工計画や建設重機の操作などが
従来の施工に比べ、スマートにできるようになっています。
デモンストレーションや試乗体験もあり、重機に搭載されたカメラが施工データに基づいて
オペレータ(操縦者)のアシストをしてくれたので、綺麗で正確な掘削や整地が簡単にできました。
経験の少ない若手技術の育成にはとても有効であり、安全で生産性の高い建設現場の
未来のカタチを感じる機会となりました。
【建設工学科】【建築科】特別教育
「特別教育」の様子をお伝えします。
毎年、夏期休業を利用して建設工学科と建築科の2・3年生(希望者)を対象に
「特別教育」を行っています。
「特別教育」とは、実際に建設系の重機を運転し、免許を取得できるもので、
講義(終日)と実技(終日)の計2日間で行われます。
外部から講師をお招きし、「安全教育」や「機械の仕組み」、「運転の方法」など
専門的な講義を受けることができます。
今年度は、「小型車両系(整地等3トン未満)」と「締固め用機械」の2つを実施し、
のべ82名(小型車両:39名、締固め:43名)が受講しました。
「締固め用機械」実技の様子です。
「締固め用機械」とは、「ローラー」とも呼ばれ、
土やアスファルトを転圧し、空気を追い出し、締め固めるために使われます。
講師の先生の説明を受けます。作業を行う際に最も大切なのは「安全」です。
前進・停止・後進の方法の説明を受けています。もちろん曲がることもできます。
緊張の面持ちで実技スタート!
だんだん慣れてきました。
最後には、スムーズに運転ができるようになりました!
普段の授業では体験できない重機の運転は、大変貴重な経験になりました。
実際の現場で働く際には、「資格」が必要不可欠です。
たくさんの資格を取得し、将来は「人々の暮らしを創る技術者」になろう!
【建設工学科】2年生「現場見学」
建設工学科2年生「現場見学」の様子をお伝えします。
建設工学科では、1・2年生を対象に学期に1回程度、現場見学会を実施しています。
学校では見ることのできない実際の現場を見ることで、工法や構造物に対する理解を深めることはもちろん、現場の雰囲気や働かれている方のお話をうかがうことで建設業への興味・関心を高めることを目的としています。
今回は、錦町様・宮地エンジニアリング株式会社様の御協力で、
「錦大橋上部工製作架設工事」現場見学会を実施することができました。
(実施は、7月18日(火)です。記事のアップが遅くなりました。)
本工事は、「送出し架設」と呼ばれる工法を用いられており、
実際にその様子を見学することができたことは貴重な経験となりました。
(しかも、送り出している鋼製の桁は、千葉県の工場で製作されたものだそうです!)
また、仕事のやりがいや資格取得の重要性についてもお話をうかがうことができ、
生徒は食い入るように話を聞いていました。
貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました!
今後の進路選択に活かしていきます!
【建設工学科】3年生「実習」
建設工学科3年生「実習」の様子をお伝えします。
前回の実習で、コンクリートを練り、型枠に詰めました。
その後、約4週間の養生期間を経て、コンクリートが硬化しました。
完成したコンクリートの供試体(きょうしたい:テストピース)を用いて、強度試験を行います。
「圧縮強度試験」・・・テストピースに圧縮力をかけ、破壊までに記録された最大の力を求めます。
専用の機械を用いて、テストピースに圧縮力をかけていきます。
目盛りを読みながら、値を測定します。
「引張強度試験」・・・引張強度は、ひび割れの予測などに用いられます。
なぜ、テストピースを横向きにおいて力をかけると、引張強度が求められるかわかりますか?
「曲げ強度試験」・・・曲げ強度は舗装コンクリートの基準強度などに用いられます。
「圧縮強度試験」「引張強度試験」とは異なる形状のテストピースを使用します。
破壊後の様子です。
各試験の結果をまとめます。
「圧縮強度」・・・約35トン
「引張強度」・・・約 4トン
「曲げ強度」・・・約10トン という結果になりました。
直径12.5㎝、高さ25センチの円柱テストピースでも、約35トンの重さに耐えられるという結果になりました。
それほどコンクリートの「圧縮強度」は高いのです。
しかし、コンクリートは、「圧縮強度」に比べ「引張強度」や「曲げ強度」は劣ります。
特に、「引張強度」は低く、通常、「圧縮強度」の1/13~1/10程度を示すと言われています。
そこで、コンクリートは「引張強度の高い材料」と組み合わせて用いられることがほとんどです。
「引張強度の高い材料」ってなんだかわかりますか~?
答えは・・・、「鉄筋」です!
【建設工学科】3年生「製図」
建設工学科3年生「製図」の様子をお伝えします。
「製図」の授業は、1~3年生で実施されています。
1年生では、「線の練習」や「文字の練習」に始まり、
「投影図」や「透視図」等の課題に取り組み、基礎を身に付けます。
2~3年生は、実際の構造物の図面を描きます。
今回のお題は、「RC単純床版橋全体一般図」です。
製図を描くためには、手先の器用さはもちろん、作業の丁寧さ、寸法を正しく読み取る力、
見えない部分を考えることができる想像力も必要です。
【建設工学科】3年生実習
建設工学科3年生の実習の様子をお伝えします。
前回の実習で行った路線測量(曲線設置)の成果表を、CADを用いて作成しました。
CAD(キャド:computer-aided desigh)とは、コンピュータを用いて設計をすることや、
コンピュータによる設計支援ツールのことです。
建設工学科では、コンピュータを使った実習も多く行っています。
【建設工学科】ものづくりコンテスト測量部門
6月18日(日)に、玉名工業高校にて第14回熊本県高校生ものづくりコンテストが行われました。
建設工学科からは、測量サークルに所属している星子武信くん(錦中出身)・村口翔哉くん(人吉二中出身)、
永田龍大くん(人吉二中出身)の3名(ともに3年生)が測量部門に出場しました。
結果は、惜しくも銀賞でした。
応援してくださったみなさん、ありがとうございました!
【建設工学科】ものづくりコンテストに向けて
6月18日(日)に玉名工業高校で行われる熊本県高校生ものづくりコンテスト測量部門に
建設工学科の代表生徒3名が出場します。
本日は、デモンストレーションを行いました。
多くの生徒の注目が集まる中で、緊張感を持って作業に取り組むことができました。
今年こそは優勝を狙います!応援よろしくお願いします!
【建設工学科】1年生工業基礎
建設工学科1年生の工業基礎の授業風景をお届けします。
①木材加工
このパートでは、木材加工を通してものづくりの楽しさや完成した時の達成感、
安全に作業することの大切さを学びます。
今回の授業では、板材をカンナにかけて製材をしました。
今後は、製材した材料を使って棚を製作していく予定です。
ケガをしないように注意して、また気持ちを込めて作業に取り組みましょう!
②測量
今回の測量実習では、「距離測量」を行いました。
距離を測るための器具は様々ですが、今回は「巻尺(まきじゃく)」を使用しました。
もっとも基本的な測量器具と言えます。
グラウンドに設置した測点から測点までの距離を測ります。
正確に測れましたか?
【建設工学科】3年生実習
建設工学科3年生の実習の様子をお伝えします。
①コンクリート実習
構造物などに幅広く使われているコンクリートを製作します。
コンクリートの材料は、「セメント」「水」「粗骨材(砂利)」「細骨材(砂)」です。
前回の実習で、「配合設計」と呼ばれる各材料をどれくらいの割合で混ぜ合わせるかの計算を行っており、
今回はそのデータをもとに作業を行いました。
練り混ぜたコンクリートを型枠に流し込み、「テストピース」をつくります。
このあと、4~5週の養生期間を経て、固まったコンクリートのテストピースを使って
「圧縮強度試験」、「曲げ強度試験」を行います。
②路線測量実習
「路線測量」とは、道路・鉄道・運河などの通路や、
用水路・排水路などの水路のような細い構造物をつくるために行う測量のことです。
今回の実習では、グラウンドを道路建設予定地と見立てて、曲線(カーブ)の設置を行いました。
前回までの実習で行った計算結果をもとに、測量器械を使いながら
道路の中心杭(ちゅうしんぐい)を測設していきます。
きれいな曲線(カーブ)を設置することができました。
【建設工学科】朝課外(測量士補)
現在、建設工学科では、測量士補試験受験希望者(2・3年生)を対象に
朝課外を実施しています。
測量士補とは、測量業者に従事して測量を行うために必要となる国家資格で、
測量法に基づき、国土交通省国土地理院が所管しているものです。
取得するのは非常に難しい資格ですが、1月から毎朝の学習に取り組んできました。
試験は、5月21日(日)に実施されます。
合格目指して頑張っていきましょう!
桜のトンネル
桜も散り始めた4月9日(日)、
今年の桜も見納めだろうと思い、下原田町の龍生園を訪れました。
到着し、桜を眺めていると、カンカンカンと踏切が鳴り始めました。
姿を現したのは・・・、
3月4日にデビューしたJR九州「特急 やませみ かわせみ」でした!
桜のトンネルを駆け抜ける姿に感動するとともに、
鉄道業は大きな魅力をもった仕事だとあらためて感じました。
建設工学科では、鉄道会社様からの内定を毎年いただいています。
※以下、過去5年の実績(丸囲みの数字は人数)
九州機械保線(株)③
九州旅客鉄道(株)(JR九州)③
京王電鉄(株)①
西武鉄道(株)①
東海旅客鉄道(株)(JR東海)②
東京急行電鉄(株)(東急電鉄)①
東京地下鉄(株)(東京メトロ)③
東京モノレール(株)①
東鉄工業(株)② (五十音順)
花手箱教室【建設工学科】
日時:平成29年1月19日(木)
場所:建設工学科3年教室
宮原工芸様にご指導いただき、花手箱制作を行いました。4月に社会人、学生として人吉球磨を巣立つ生徒たちにとって、地元の素晴らしい技術に触れる素晴らしい機会でした。地元の素晴らしさを忘れず、卒業しても頑張ってほしいと思います。ご指導いただいた宮原工芸様、大変ありがとうございました。
平成28年度熊本県工業高校生徒研究発表会【建設工学科】
日時:平成28年11月16日(水)
会場:崇城大学
崇城大学で行われた生徒研究発表会に建設工学科3年生7名が参加してきました。限られた時間の中で、朝夕問わず研究や練習を重ねてきました。
~温故知新、僕らが未来につなぐこと~
と題し、三和(たたき)の研究について発表しました。結果、
をいただくことができました。最優秀賞に次ぐ賞ということでしたが、会場の心を最も強く掴んだ発表だったと、多くの先生方、審査員の方からお言葉をいただきました。発表した生徒たちは本当に良く頑張ってくれました。
また、研究に協力して下さった皆様のお陰でこのような賞をいただくことができました。本当にありがとうございました。