人吉西小学校5年生を対象とした「防災教室」
令和5年10月30日(月)
人吉西小学校5年生46人を対象とした「防災教室」を開催しました。
講師は建設工学科3年生です。
昨年度よりも内容を充実させるべく実験装置などを製作して
体験型の防災教室にしました。
テーマは「水害」「地震災害」「土砂災害」の3つです。
小学生は3班に分かれ,それぞれのテーマについて学習します。
はじめはスライドを見ながらの学習です。
水害や土砂災害はいつどこでどうして起こるの?
緊急地震速報はいつ鳴るの?
バックウォーターって何?
こうしたことを動画やスライドを見ながら学習します。
次に実験や体験を通して学びを深めます。
これはバックウォーターの実験です。
川(水)の流れとは逆方向に水が流れ始めると
小学生の皆さんはキラキラと目を輝かせその様子を観察していました。
これは地震の波の伝わり方を学習する装置です。
地震波には縦波(P波)と横波(S波)があって
波の伝わり方や伝わる速さがそれぞれ違うんです。
こうした伝わり方を学ぶことで緊急地震速報がいつ鳴るのかがわかります。
各テーマの終わりには
「水害」や「地震」,「土砂災害」が起こったら起こりそうだったら
どう対応しなければならないか学習します。
当日はテレビ局2社,新聞3社から取材があり
建設工学科3年生代表と小学生の代表が
緊張した面持ちでインタビューに答えていました。
小学生の皆さんがここで学んだことを家庭に持ち帰り
「防災」の話題をしてくれることで
地域の防災力が高まってくれればと思います。
次回からは苦労して製作した実験装置を紹介します。