建設工学科のトピック

熊本スーパーハイスクール(KSH)多良木駅舎点字ブロック張替工事(その2)

熊本スーパーハイスクール(KSH)多良木駅舎点字ブロック張替工事

主催:ブレイルフレンドリープロジェクト

技術協力:味岡建設株式会社

実施校:熊本県立南稜高等学校 環境コース

    熊本県立球磨工業高等学校 建設工学科

  

令和6年7月30日(火)張替工事二日目(当日の天候はまた晴れ35℃超)

10時に多良木駅に集合

本日は南稜高校と建設工学科のみでの作業となった

終日作業のため、改めて諸注意!

この日はさらに暑かったので、熱中症への対策も万全!

 

 1時間半に上下1本とはいえ、結構列車は通過するのです

 

作業①マスキング

 ペンキがはみ出してもよいように、点字ブロックの周囲をテープ(緑色)で養生してあげる

 

作業②点字ブロックを塗装

 凸凹しているため、ムラなく仕上げるのは難しい

 

作業③点字シートを張る箇所にプライマーを塗布

 プライマーとは、接着面の凹凸をなくしたりシートとの接着を強固にする魔法の薬

 塗布した後は1時間程度乾燥させる(乾燥してもベタベタしてるよ)

 

作業④点字シートの接着

 あらかじめ引いた線に合わせてシートを張り合わせていく

 これが意外と難しい

 

作業⑤仕上げる

 プラハンで軽くたたいて、接着面をなじませる

作業⑥養生テープをはがす

 

点字ブロックの塗装は完成です

 

点字シート完成です

(はみ出したプライマーが目立ちますが、そのうちきれいになります)

 

主催者のブレイルフレンドリープロジェクトの加藤さんから

感謝の言葉をいただきました。

 

技術指導にあたっていただきました味岡建設からも

全ての作業が安全に完了することができて良かったと感謝の言葉をいただきました。

酷暑の中、一人も具合が悪くなったり熱中症になったりと生徒はいませんでした

 

授業では、鉄道工事という言葉は習いはしますが

ホンモノの工事に緊張感をもって携われたことに感謝です。

また、味岡建設の皆様

御多忙の中

たくさんの職員の方に来ていただき

サポートしてくださって本当にありがとうございました。