建設工学科のトピック

地域資源とのコラボ推進事業「現場体験見学会」

12月2日(木)国土交通省九州地方整備局川辺川ダム砂防事務所様と熊本県建設業協会人吉支部様のご協力のもと、本校での出前講座と五木村での現場体験見学会を実施しました。

建設工学科の2年生が参加しました。

 

まずは、本校での出前講座の様子です。

国土交通省の仕事内容や建設業協会の役割についてお話をしていただきました。

それぞれに行う仕事は違いますが、双方が連携して私たちの安心安全な生活を支えておられることを学びました。

 

次に、五木村に場所を移し、現場見学と体験学習を行いました。

まずは、砂防堰堤(さぼうえんてい:砂防ダムともいう)の見学です。

砂防堰堤とは、土石流などを食い止め近隣の住宅や人命を守るための施設です。

国土交通省がその形状や設置数などを検討し綿密な設計を行ったものを、建設業者が施工をされていました。

そのスケールに驚きの声が上がりました。

 

次は、豪雨災害で被害を受けた護岸の復旧工事を見学しました。

ここでは、災害前と同じ状態に戻す工事をされていました。

生徒からのたくさんの質問にも快くお答えいただきました。

ここは施工が完了した護岸です。

石工さんと呼ばれる専門職の方がひとつひとつ石を積まれているそうで、すごい技術です。

この中に、一つだけハートの石があるそうです!

五木村にお越しの際は、是非探してみてください!

 

午後からは、お待ちかねの体験学習の時間です。

今回は、

①小型バックホウ操作体験

②ドローン操作体験

③トータルステーション操作体験

④3次元測量体験 の4ブースをご準備いただき、みっちり2時間の体験をさせていただきました。

どのブースも大盛況!

最新の技術を肌で体験し、生徒は「すげー!!」連発でした!

建設業の情報化はどんどん進んでいることを感じることができました。

 

最後にドローンで写真撮影!

大変お忙しい中にご対応いただいた国土交通省様と建設業協会様、そしてご協力いただきました企業の皆様、本当にありがとうございました!

今回学んだことを今度の進路選択に活かしていきたいと思います!