学校での出来事
令和6年度 第3学年理数探究YSPⅢ最終成果発表会を実施しました。
7月12日(金)、理数探究の3年生の最終発表会が行われました。3年生にとっては、高校3年間研究したことの集大成の発表会です。午後から3年生の代表3名の発表を聞き、その後は各教室に分かれての個人研究または共同研究の発表を行います。3年生の発表を1年生が聴き、「今後自分たちもこういう発表をするんだ」と感じてくれたことと思います。そして、グローバル探究コースの生徒は、英語で発表を行います。そのために、付近の学校のALTの先生方や熊本県立大学の留学生などにも来てもらいました。英語での質問にもしっかりと答えていました。保護者のみならず、教育委員会の方、大学の先生方にも来ていただきました。3年生の堂々たる発表を聴いて、1年生の中に3年生の発表を引き継ぎ、さらに深めたいと思う生徒が出てくれることを期待しています。
令和6年度 山鹿地区高等学校合同進学説明会 に参加しました
令和6年7月7日(日)に鹿本市民センター ひだまり 2階で実施された山鹿地区高等学校合同進学説明会に本校2年生7名と職員が参加して、中学生と保護者へ本校の説明をおこないました。
当日は炎天下にもかかわらず23校から約360名の中学生に来場していただき、5つの各高校のブースは大盛況でした。
ご来場くださいました中学生および保護者の皆様と、会を運営してくださいました山鹿地区中学校・高等学校の諸先生方へ篤く感謝申し上げます。
7月31日(水)は鹿本高校にてOpen Schoolを実施いたします。皆様の参加をお待ちしております。
鹿本高校ブースを準備中
しかモンも登場しました
グローバル・キャンプ(3日目)
1年グローバル探究コースのグローバル・キャンプは、3日目です。最終日の今日は、プレゼンテーションです。グループ別に「私たちがつくる理想の未来」をテーマに、理想の社会(未来)の実現に向けて、どのような貢献ができるのか考え、アイディアをポスターにまとめ、互いに発表しました。
グローバル・キャンプ(2日目)
1年グローバル探究コースは、「グローバル・キャンプ」2日目です。午前中は、グループでグローバルリーダーと共に施設内に隠されたキーワードを探し、キーワードをつなげての言葉探しを中心に行いました。天候もよく屋外での活動を行うことができました。
午後からは、グローバルリーダーの発表と質問を通じて、日本と異なる文化や価値観について考えました。また、代表のグローバルリーダーが学んでいる「グローバルヘルス」について考えました。夕食後は、各グループで準備したダンスを「グローバルタレントショー」で披露し合い、楽しく研修を終了しました。
研修も2日目となり、1日目より生徒たちは積極的に英語でコミュニケーションを取れるよになりました。研修もいよいよ残り半日となり、明日は各グループで今回の学びの成果を発表する予定です。
初任者研修研究授業(情報科)
本日、本校では情報科の初任者研修が行われています。本校の金子教諭を含む、3名の情報科初任者の先生が本校で終日研修を行っています。
研修のはじめとして、金子教諭による研究授業が図書館で行われました。対象クラスは1年スポーツ健康科学コースです。
授業内容は「ネットワークの情報セキュリティ対策・暗号化対策について」です。
高校生が普段から親しんでいる、スマートフォンをはじめとするインターネットによる個人間の情報のやり取りが、どうして他の人に見られることなく行えるのか。そこには「暗号」という、スパイ映画などでしか耳にしないような仕組みが身近に使われているのだということを、金子教諭が楽しく分かりやすく解説していきます。
授業の後半では、各生徒に暗号を解いてもらうタイムトライアルが開催されました。その答え合わせの際に、生徒からは数種類の答えが発表されます。
「あれ?自分の答えはそれじゃない・・・」「私は間違ってる?」と不安な表情になる生徒多数。
「それは間違いじゃないよ。何でそうなるか、近くの人と考えてみよう!」とさらに問いかける金子教諭。
難しい問いに生徒たちは考え込んでしまいましたが、一部の生徒は隣の生徒のプリント(暗号を解くための「鍵」が書かれている)を見て気づきます。
「あれ?それ、俺のプリントと違うぞ」
実は、金子教諭は暗号解読用の「鍵」を4種類作って、それぞれが違うものだとは分からないように生徒へ配付していたのです。そのため、4種類の解答が生徒から出されたのでした。暗号の仕組みについて生徒に実感させる、工夫された授業実践でした。研修に来られた先生方も、興味深く見学しておられました。
この後、初任者の先生方は教科の実践等についてさらに研修を深める1日となる予定です。
グローバル・キャンプ(1日目)
1年グローバル探究コースでは、7月3日(水)から2泊3日の日程でグローバル・キャンプを始めました。今年度は6名の外国人留学生が「グローバルリーダー」として、それぞれのプログラムをファシリテートしてくれます。1日目は、生徒たちは4つのグループに分かれ、各自の自己紹介から始め3日間の目標決めやグループフラッグの作成、それぞれのグローバルリーダーの出身国のことについて学んだりする活動を行いました。
KMバイオロジクス株式会社企業訪問
7月2日(火)にKMバイオロジクス株式会社(KMB)を3年生3名、2年生5名の計8名で企業訪問しました。熊本サイエンスコンソーシアム(KSC)が県内の高校生の科学的探究力を育成するために主催され、第二高校、熊本北高校、熊本西高校との四校合同での訪問となりました。
先ずは事業説明を受けた後、主力事業であるワクチンの製造現場の見学をしました。KMBでは主に インフルエンザワクチンを製造されており、これがニワトリの有精卵から作られること、ラインで自動化され製造されるのと同時に、チェックは人の目で行う必要があること、卵の殻などは建築資材の材料として再利用していることなどを学びました。工場では実際に働いている人の姿を見学することができ、衛生的な環境で細心の注意を払いながら作業をされていました。
次に血漿分画製剤の使用体験をしました。血漿分画製剤とは、人の血漿から作られた製剤で、手術などの現場で使用され、傷口を固まってふさぐ役割をします。ふさいだ後は、そのままそこの組織として定着するところが優れた点とのことでした。固まらないように二つの溶液に分けられており、混ぜると固まる仕組みとなっています。生徒たちは大きな傷口をふさぐときに行う二つの溶剤を注射器状の器具で霧状に吹き付ける使用法を体験しました。吹き付けた後は、ビニール手袋をして固まり具合を生の感触として確認していました。なお、この血漿分画製剤は1セット1万円!?もするとのことで、生徒たちからどよめきが起こっていました。
今回の企業訪問では、受け入れをご承諾いただき、工場の丁寧なご説明、貴重な血液製剤のご提供等、KMバイオロジクス様には深く感謝を申し上げます。またこのような貴重な機会をご手配下さったKSCの皆様にも大変感謝をしております。子どもたちは、この経験を課題研究活動、進路実現、そしてその先の社会貢献へとつなげてくれると確信しております。
【授業】クロスカリキュラム 世界史×国語
3年生は、「古典探究」で漢文「漁父辞」を学習しています。
この文章には儒家的人物と道家的人物が登場するので、
世界史の波村先生と諸子百家(古代中国の思想家)について、クロスカリキュラム授業を実施しました(3年3組)!
「漁父辞」の内容を振り返ったあと、波村先生から、戦国時代の主な思想家について、さまざまなエピソードを交えて紹介してもらいました。
法家の韓非子は、大人気の漫画『キングダム』にも登場していますね。
古代思想についての話を聞きながら、現代に生きる私たちも同じ問題を抱えているように感じました。
2500年前から、人間の本質はあまり変わっていないようです。
やはり、古典や歴史を学ぶことには意味があります。
教科と教科のつながり、教科と社会・自分とのつながりを意識すると、勉強が面白くなってきますね。
クロスカリキュラムは、そんな「つながり」に気づくことができる、鹿本高校独自の取り組みです。
【学校生活】学年集会のようす(3年)
6月29日、期末考査も終わり、各学年で学年集会が行われました。
3年生はいよいよ、天王山の夏を迎えます。
3学年主任の副島先生から、夏期課外の重要性や、学習に向かう姿勢のポイントについてお話がありました。
「本気で頑張る君たちに、先生たちはとことん付き合います!」という言葉に、3年生の表情もぐっと引き締まったように感じました。
3年生の夏の頑張りに期待しています✨
真剣に聞いています。
【PTA活動】PTA連合会の熊本大会に参加しました
アトラクションでは、山鹿灯籠踊りを鑑賞することが出来ました。
全体講演で、元熊本県教育長の宮尾千加子氏による「くまモンの人間力」と題された講演を聴きました。
講演の最後にはサプライズでくまモンが登場し、会場が盛り上がりました。
【授業】3年生「論理国語」のようす
3年生普通科理系5組の「論理国語(現代文)」はジグソー法で授業をしています!
ジグソー法とは、教材を分担して研究し、それぞれのパートの担当者が集まって、自分が研究した内容を他のパートの人に解説するという授業法です。
今回の教材は「ポストモダンと排除社会」。
最初の2時間は、4班に分かれてそれぞれの担当箇所を研究しました。
場所は校舎の3階にある鹿本高校図書館。明るくて、素敵な空間です。
班長を中心に、ホワイトボードに担当箇所の内容をまとめています。
さすが3年生、積極的に意見を出し合って、話し合いをすすめていました!
【スポーツ健康科学コース】校内施設も充実!
体組成計やビジョントレーニング機器などを用いて科学的に身体機能の実験や学習に取り組んでいます。
【オープンスクール】よくある質問
オープンスクール関係の「よくある質問」をまとめました。
ご覧ください。
Q1 オープンスクールはどんな内容ですか?
A1 本校生徒会が中心となって行う学校紹介(10:20~11:10)がメインになります。希望者はそのあとに行われる個別説明会・部活動自由見学・英語探究授業体験(11:20~11:50)に参加することができます。
Q2 オープンスクールの開始時間と終了時間を教えてください。
A2 9:30受付開始、11:00終了予定です。そのあと希望者は個別説明会・部活動自由見学・英語探究授業体験に参加することができます(11:20~11:50の時間帯で実施)。
Q3 持ってくるものはありますか?
A3 学校紹介・授業体験は、教室で行いますので上履きを持ってきてください。また当日は暑くなることが予想されます。飲み物を準備しておいてください。(校舎内には自動販売機もあります。)
Q4 申し込みはどうすればいいですか?
Q5 中学1年生・中学2年生でも参加できますか?
A5 安心してご参加ください。1・2年生のうちに色々な学校を見学しておくと、安心して進路決定できるはずです。
Q6 保護者のみ参加は可能ですか?
A6 可能です。中学3年生のお子さんをお持ちの保護者様だけでなく、中2・中1・小学生のお子さんをお持ちの保護者様の参加もお待ちしております。
Q7 車で学校に行っても大丈夫ですか?
A7 大丈夫です。本校敷地内に駐車可能です。当日は係役員が駐車場への誘導を行います。
Q8 自転車で参加してもいいですか?
A8 大丈夫です。体育館前に駐輪スペースを確保しています。なお当日は係役員が誘導するので安心してください。
多くの参加を心よりお待ちしております!
【進路】「先輩に聞く会」を開催しました!
先週に引き続き、今週も出前講座を実施しました。
2回目も…満員御礼です!鹿本高校生の意欲の高さを感じます。
ちなみに、参加者数が過去最高でした✨
今回の講師は、本校の卒業生、同志社大学商学部4年生の島田さんです。
島田さんは高校時代、サッカー部副キャプテンとして9月まで部活動に打ち込み、学業では卒業時に学術優秀賞(成績
トップの生徒に贈られる同窓会賞)を獲得した、まさに文武両道の、お手本にしたい先輩です。
今回、鹿本高校の同窓会の一つ、関西不動会の支援をいただき、在校生に話をしてもらうことになりました。
同志社大学を選んだ理由や、高校時代の過ごし方、高校・大学生活
を通して学んだことを話してくれました。
「頑張らないといけない時に絶対逃げないこと」
「人とのつながりを大切にする」など、
実感のこもったアドバイスをたくさんいただきましたね。
特に「人とのつながり」については、在学中に関西不動会の先輩方
に助けられたエピソードが印象的でした。
今回、関西不動会副会長の松村様にもお越しいただき、同窓会の
紹介をしていただきました。
もうすぐ創立130周年の鹿本高校。
全国に先輩方がいて、同窓生をサポートしてくださっていることを知ることができました!心強いですね。
質疑応答も盛り上がり、会が終わった後も、いろいろ聞きたい在校生が島田さんを取り囲んでいました。
「先輩の話を聞いて、モチベーションが上がった!」という感想を多くの在校生が書いてくれました。
島田さん、松村様、ありがとうございました!
↓ 関西不動会の同窓会通信を熱心に読んでいます
【情報】学校情報化優良校に再認定されました【しかモンも一緒に】
JEAT(日本教育工学協会)が認定する学校情報化優良校に今年度(R6.4~R8.3)も認定されました。
これからも授業や部活など様々な場面でICT機器を活用していきます!
しかモンが認定書を持ってパシャリ
OneTeamプロジェクトに参加しました!
山鹿地区県立三高校(鹿本農業高校・鹿本商工高校・鹿本高校)で一緒に行う『幻のコメ 穂増(ほませ)』復活プロジェクト 第1回に参加しました。
第1回は庄の夢のみなさんのご協力で田植えを体験しました。
オープンスクールを実施いたします
7月31日(水)の午前中にオープンスクールを実施いたします。
本校へ進学を考えている中学生・保護者の皆様は是非ご参加ください。
詳細については以下の写真をクリック(タップ)して実施要項をご覧ください。
参加希望の方はGoogle formで参加申し込みをよろしくお願いいたします。
【進路】「教育実習生を囲む会」を実施しました!
5月20日から、教育実習が始まりました!
今年度は8名の実習生が鹿本高校に来てくれています。
現役大学生である教育実習生のみなさんにいろいろ聞きたい!
ということで、「教育実習生を囲む会」を実施しました。
今年度、初めての出前講座です。
1回目にして…満員御礼でした!!
高校時代についてや、大学生活、高校生に伝えたいことなどを話していただきました。
進路選択の意外な経緯や、失敗談、大学での活動など、盛りだくさんの内容でした!
大学生になるのが楽しみになりましたね。
実習生のみなさん、ありがとうございました!
6月12日’(水)16:00~
さっそく第2回出前講座を実施します。同じく大学4年生の先輩に来ていただきます!
お楽しみに!
第2回 「STI for SDGs 企業講話」
6月6日(木)の6限目に第2回の「STI for SDGs 企業講話」が行われました。第1回に続き、熊本大学の金岡教授にお話を頂きました。今回は、日本の出生率や県ごとのデータ、特に熊本県の場合、TSMCという大企業が誘致された今後のことなど、将来の働き方や山鹿市の在り方などを様々なデータからお話を頂きました。そして次回に続き、山鹿市の『やまがBASE』をはじめ、廃校をリノベーションして活用するなど、地方を改革しようとしている団体がいることをお話しいただきました。これからは、地方から新しいものを生み出していくような時代であることを、講義を聴く中で考えさせられました。
《今後の予定》(※ 急な変更等が考えられます。)
第3回 6月20日 人口減少時代にに活躍するカッコいい大人(講師:やまが未来創生塾塾生(選定中))
第4回 7月11日 人口減少時代に活躍する”やまが”のカッコいい大人
(講師:やまが未来創生塾塾生(6社選定中)各部屋に分かれ各企業の話を聴く)
第1回 「STI for SDGs 企業講話」
5月30日(木)の6限目に「STI for SDGs 企業講話」が行われました。地元山鹿市において、地域の課題に対して市役所や企業がなされている活動について学ぶなかで、新たな価値を創造するイノベーション人材の育成を目指す取り組みです。今年は例年と異なり、熊本大学と山鹿市が協力して行っている「やまが未来創生塾」の協力を得て、4回に分けお話を頂きます。(今後の予定は下記に記載)
第1回目として、熊本大学副学長の金岡省吾教授に、50分という短い時間ではありましたが、「山鹿の人口減少について考える~山鹿の人口は増える?減る?~」という内容でお話を頂きました。将来の働き方のイメージが、東京などの大都市圏と熊本などの地方では全く違うとのことが印象に残りました。大都市圏にいる人たちに「地方で働くのがかっこいい」というイメージがあるのには、驚かされました。今回の金岡先生のお話を踏まえ、地域の取り組みについてさらに学んでいきたいと思います。
《今後の予定》(※ 急な変更等が考えられます。)
第1回 5月30日 山鹿の人口減少について考える(講師:熊本大学 教授 金岡省吾 先生)
第2回 6月 6日 人口減少に伴う地域の課題(講師:山鹿市役所より)
第3回 6月20日 人口減少時代にに活躍するカッコいい大人(講師:やまが未来創生塾塾生(選定中))
第4回 7月11日 人口減少時代に活躍する”やまが”のカッコいい大人
(講師:やまが未来創生塾塾生(6社選定中)各部屋に分かれ各企業の話を聴く)