芦北伽哩街道が7月15日~8月31日の期間で、町内の16店舗で“芦北ならではのカレー”が味わえるイベントが始まりました。それに伴い、7月11日に参加店舗の方が集まり、芦北高校校舎をバックに熊日掲載用の写真撮影もありました。(7月14日熊日掲載)
芦高生考案の芦北の玉手箱弁当『KEY MAN伝承カレー』は道の駅でこぽんで販売されています。期間中ぜひ一度は食べてみて下さい!
いざ本番の収録!レコーダーを向けられるとのけぞる生徒たち
・・・でも、間違っても途中で笑っても、噛んでも
すべて編集されるとの事で自由に楽しそうに話してしていた生徒たちでした。
放送は7月22日(土)22時~22時30分(芦高はこのうちの5分間です)
番組名「GWEEENとはばたけHEROES!!(ぐいーんとはばたけヒーローズ)」
県内の頑張っている中学生と高校生を紹介する番組です。農業科3年生の「食品製造」の授業では『牛乳の加工』の学習を行っています。
6月中旬から食品加工実習棟の改修工事が行なわれているので、製造実習は調理室で行なっています。なので、2年次の家庭科の授業で製作した自作のエプロン&三角巾です。
6月28日の実習では『アイスクリーム』
生徒たちは、翌日の昼食時や午後の外での実習の後にアイスクリームを堪能していました
今週から10月末日まで食品加工実習棟の一部改修工事が行われます。
今日は、安全かつ円滑な工事を願って『地鎮祭』が行われました。
新しく生まれ変わる“食品加工実習棟”には、食品専用の更衣室及びトイレが新設されます。その他に手洗い場、製品庫、原料庫なども新設されます。
工事期間中の授業は家庭科調理室をお借りして、食品製造の学習を行ないます。
これまで以上の安心・安全を保持する為の改修工事です。新しい食品加工実習棟の出来上りが楽しみです!
「第2回農業高校フェア」 6月10日(土)大盛況でした!
農は熊本の誇り ~私たちが明日の担い手です~ のサブタイトルのもと、農業関係高校11校1分校の農業クラブ役員が昨年度末に「農業高校フェア実行委員会」を立ち上げ、この日のために企画・立案し、準備してきました。熊本県高等学校教育研究会農業部会、一般財団法人 公徳会、熊本日日新聞などたくさんの方々のご協力のもと、びぷれす広場や7階の熊日RKKスタジオでのすべての催しが大盛況に終わりました。←農業高校フェア実行委員会 事前打合せ会(5月26日)
各学校で担当企画があり、芦北高校は「農高生マルシェ」で地元農産物を活用した“お弁当”と“生徒実習製品”の販売を行いました。4月下旬から、芦北伽哩街道実行委員長の積さんにアドバイスをいただきながら、農業科2年生6名(積さん、中村さん、濱田さん、松永さん、山本さん)が開発しました。完成したお弁当『芦北の玉手箱弁当Ⅱ KEY MAN伝承カレー in 芦北伽哩街道』は販売の1時間前から行列ができ、11時の販売と同時にあっという間に売切れてしまいました!
13時からの実習製品の販売では、たくさんの方が商品を手にしてくださいました。お客様と楽しそうに話をしている生徒の笑顔が印象的でした。
14時半からは3年林業科の白坂君と山本さんがステージで学校紹介を行いました。白坂君は自身が学んでる林業を中心に3学科の特徴や本日販売している実習製品の紹介を行ないました。山本さんは10数年間頑張ってきた空手の形を凛々しく披露してくれました。会場からは大きな拍手がありました。
この日の、各学校の農業高校生ひとりひとりの活き活きとした表情は、たくさんの方に農業の重要性や素晴らしさを伝えることが出来たのではないかと思います。
この開催の様子はRKK特番として6月25日(日)15:30~16:00に放送されます。みなさんぜひ見て下さいね!芦北の玉手箱弁当Ⅱ
「KEY MAN伝承カレー」in 芦北伽哩街道
農業科ではプロジェクト活動として、平成27年度に九州フィナンシャルグループから依頼があった「芦北の玉手箱弁当」開発をきっかけに、芦北の特産品や食のイベント等の魅力発信を高校生ならではの発想で取り組んでいます。芦北町は日本の家庭にカレーを広めた料理研究家 江上トミさんの出身地です。江上さんの功績をたたえようと、毎年7月中旬~8月末まで『芦北伽哩街道』が開催されます。
私たちは、『芦北伽理街道』をもっとたくさんの方に知っていただき、芦北に足を運んでもらえるような、おいしいカレー弁当をJAあしきた様の協力のもと開発しました。開発に当たっては、芦北伽哩街道実行委員会の方にアドバイスもいただきました。このカレー弁当は江上トミさんや芦北伽哩街道実行委員会、そのほか食材の生産者など、たくさんの方の思いを伝えるためのカレーとなっています。
このお弁当は6月10日(土)に開催される「第2回農業高校フェア」の農高生マルシェを担当する芦北高校生が熊本市上通町のびぷれす広場で50食限定 ¥500(税込)で販売します。
「農業高校フェア」は昨年から始まったイベントで、県下11校1分校が一堂に集まり、農業の重要性や素晴らしさについて情報発信し、県民の皆さんに農業高校への関心を高めてもらう機会としています。各学校の学科体験(フラワーアレンジ、木工、苔玉作りなど)やスウィーツやジュース作り体験及び試食会を生徒が主体となって企画運営を行ないます。今年はRKKによる30分間の特別番組も組まれ、実行委員会の様子や各校が企画している内容についての取材も行なわれています。
本日はその取材がありました!
この特別番組は6月25日(日)15時30分~16時 RKKにて放映されます。
農業科の実習風景や道の駅でこぽんの副店長さんとの話し合いの場面など、ぜひご覧下さい!お見逃しなく!
↑試作中♪
芦北高校は115名の新入生を向かえ、新学期をスタートさせています。校庭や農場では開花や新芽の季節となり、春真っ盛りです。
学校東側の『峰崎農場千本桜』 満開のピーク(4月13日現在)を迎えています。
春休みはもちろん、土日も生徒や職員が交代で潅水(農作物に水を与えること)やハウスの開閉による温度管理を行なってきました。
来週から新入生の実習も始まります。草花や野菜、木々たちも待っているかのようです。
農業科では花苗や野菜などの販売を行っています。(販売時期はそれぞれ異なります。)ご購入に関してはお気軽に農業科までお問い合わせ下さい。
農業科1年生の「食品製造」の授業で『マドレーヌ』を作りました。
『マドレーヌ』は北フランス・ロレーヌ地方生まれの焼き菓子です。日本では丸型のマドレーヌも見受けられますが、本来は
ホタテ貝のような横幅の広い貝殻の形をしたものです。
『マドレーヌ』はロレーヌ地方コメルシーの枢機卿お抱えの料理人マドレーヌ・シモナンが、いつもの揚げ菓子の材料で他の
お菓子を作るよう命ぜられできた・・・などなど誕生には数説あるようですが、いずれも作った人の名前のようです。
【製造工程】(直径8cm丸型アルミカップ 6~7個)
① 薄力粉100g、コーンスターチ10g、ベーキングパウダー2gを合わせてふるっておく。
② ときほぐした卵150gに砂糖100gを加え、「の」の字が書けるまで泡立てます。
※卵液を湯煎で温めると泡立ちやすくなります。
③ ①の粉類を2回に分けて加え、ゴムヘラで底から返すように混ぜます。
④ 湯煎で溶かしたマーガリン60gを加え混ぜ合わせます。
⑤ レモンエッセンスを数滴加え混ぜ合わせます。
⑥ 型に八分目くらいに入れて表面にアーモンドスライスやチョコチップを飾り、180℃のオーブンで
12分間焼きます。(焼成温度、時間はオーブンによって異なります)
これまでの製菓実習は、一班二人組で協力して製造していました。今回の『マドレーヌ』は、前回の
ロールケーキ生地作りで学習した“卵の気泡性”を利用した「共立て法」の復習を兼ねて、一人で製造
しました。正確な計量、器具の使い方、製造工程を理解しているかなども含めたまとめの実践学習
でもあります。
「くまもと農業アカデミー」は熊本県内の意欲ある農業者を対象に、県内の大学や農業研究センターなどが中心となり、最新の農業知識や農業技術等の「学びの場」を提供することで、農業者のステップアップを応援する講座です。1講座を3回とし講義や実習を行ないます。内容は栽培技術や経営、機械のメンテナンス、6次産業化(農産加工)、販売促進など多岐にわたる講座が開催されています。本校も県南の農業関係高校として一般の方を対象に講座を行ないました。
6次産業化(農産加工)1回目の講座は、八代の「い業研究所アグリビジネスセンター」で『衛生管理・制度と心得』『食品表示』『アグリビジネスセンターの取組み』についての講座がありました。芦北高校は2回目の講座で果実の加工技術研修として「甘夏マーマレード」作りを、3回目の講座は八代農業高校で野菜の加工として「トマトケチャップ」作りを行ないます。
毎年参加される方々は今後、加工所を立ち上げる方や新たにジャム等を主力製品として取り上げようと考えている方が多く、みなさんとても真剣です。多くの方が甘夏マーマレードやイチゴジャムは何時間も煮詰めなければならないというイメージをお持ちようですが、実際は20kg果汁でも30分程度でビン詰め工程に入ります。長く加熱をすると果汁の色が悪くなったり、粘度が高くなり出来上がりの品質が悪くなります。
この講座では小さな鍋で作り、食品工場のような機械がない場合の代替え器具などの方法も紹介します。作り方のコツだけでなく、ビンにフタをした後の殺菌方法や自主検査など、学校で行なっている安全に関する管理方法も講義されます。
この講座を受けられた方がジャムを作られ、実際に商品として店頭に並んでるのを見ると、うれしく思いますが、身の引き締まる思いです。これからも安心・安全な食品製造に取組み、地域に根ざした芦北高校でありたいと思います。1年農業科では、「農業と環境」の授業で大きなダイコンの収穫をしました。
今回収穫したダイコンは、
桜島大根と耐病総太りを掛け合わせた品種
耐病総太りと青首大根を掛け合わせた品種 の計2品種の収穫をしました。
桜島大根と耐病総太りを掛け合わせた品種は、見た目はカブのような丸い形をしています。(写真左)
耐病総太りと青首大根を掛け合わせた品種は、見た目は大根そのものです。(写真右)
この2品種とも、とても大きく育っており、1番大きいもので生徒たちの顔の2倍以上の大きさになっていました。(写真中央)
生徒たちの感想では、「大きい」や「重い」、「こんな大根見たことない」などの意見のほかに、「こんな量、食べきれるのかな?」や「普通の大根と味はどう違うのかな?」などの発言もありました。実際に食べた生徒からは、「美味しかった」という感想もありました。
また、野菜の収穫だけではなく、卒業式や入学式の式場装飾に向けた「サイネリア」、「オブコニカ」の栽培も行っています。
さらに、3学期がスタートして直ぐに種蒔きをした春花苗の「鉢上げ」もしました。入学当初からの実習で鉢上げをしてきた生徒たちは、慣れた手つきで実習をしていました。
今回、鉢上げした春花苗をしっかりと管理して、きれいな花を咲かせると意気込む生徒もおり、これからの実習が楽しみです。
1年生農業科「食品製造」の授業でロールケーキ
を作りました。1学期から学習してきた小麦粉を使った製菓実習の応用となります。今回の学習のポイントは『卵の気泡性』です。今回は全卵を泡立てる“共立て法”で製造しました。
【製造工程】(天板22cm×25cm)
①卵Lサイズ3個をボールに割りほぐし、砂糖75gを加えハンドミキサーで“の”の字が書けるまで泡立てます。(本日は気温が低かったので50℃位のお湯で湯煎にかけながら泡立てました。温めると泡立ちやすくなります)
②ふるった薄力粉65gとココア粉末10gを2回に分けて加え、ゴムヘラで底から返すように混ぜます。
③牛乳15gとサラダ油15gを合わせたボールの中に、②を少量加え混ぜてなじませます。
④③を②の中に戻して、つやよく混ぜ合わせます。
⑤シートを敷いた天板に生地を流し入れます。
⑥180度のオーブンで10分焼成(オーブンによって時間は異なります)
⑦ボールに生クリーム150cc(動物性80cc+植物性70cc)と砂糖15gを入れ、少し固めに泡立てます。
⑧冷ました生地のシートをはがして、生クリームを塗り、2cm角に切った果物(本日はイチゴと黄桃)をのせ、手前から巻いていきます。(巻き終わりを真下にして冷蔵庫でしっかり冷やしてカットしましょう。切る時は包丁を温め→拭いてを繰り返すときれいに切り分けることができますよ)
これまで2年生から履修していた「食品製造」の授業を28年度より、1年生から学習するカリキュラムとなりました。1年生のうちから学習することにより、3年間を通して深い知識と高い技術の習得を目指します。2・3年生になると『消費者』を見据えた『製造者』となり、安心安全を重視した食品製造を学ぶこととなります。
それにしても、イチゴと生クリームという組合せは何と言ってもテンションがあがります。
悪戦苦闘しながら巻いたロールケーキの出来栄えに、大満足のみんなの笑顔
がすてき
でした。
カットしたロールケーキをおいしそうにほお張る生徒に、写真撮っていいかと聞きましたが、大きな口を開けるからやめてと拒まれました(笑)
みなさんもぜひ作ってみてください!
農業科2年生「食品製造」の授業で『デコレーションケーキ』を作りました。
小麦粉を使用した製菓学習の総まとめの実習でもあり、1人1台をそれぞれの感性で仕上げていきます。
とても真剣です。
★スポンジケーキ★
①卵180g(Lサイズ3個)をボールに割りほぐし、グラニュー糖90gを加えハンドミキサーで泡立てます。
(室温が低い時は湯煎で温めながら泡立てましょう。)
生地を持ち上げて「の」の字が書けるまでしっかり泡立てます。
②ふるった薄力粉90gを2回に分けて加え、ゴムヘラで底から返すように混ぜ合わせます。
③湯煎で溶かした無塩バター30gを回しながら入れ、泡立てた気泡を潰さないように混ぜます。
④紙を敷いたケーキ型に流し入れ、180℃で20分~25分(オーブンによって多少異なります)焼いて、
冷ましておきます。
★デコレーション用のクリーム★
動物性生クリーム150ml、植物性生クリーム150ml、グラニュー糖27gをボールに入れホイッパーで
八分くらいに泡立てます。
飾り用のイチゴは、現場実習でお世話になったイチゴ農家の高峰さんから購入しました。みんな楽しそ
うに飾っていました。思い通りのケーキができたようです。
ひと足先にクリスマス気分ですね
農業科3年生「食品製造」の授業で『ベイクドチーズケーキ』を作りました
チーズケーキには大きく分けて3種類あります。
◎ゼラチンを加え冷やして固める“レアチーズケーキ”
◎卵白を泡立てたメレンゲの効果でふわふわとした生地に仕上がる“スフレチーズケーキ” 日本が発祥とされ、海外では“Japanesecheesecake”と呼ばれることも多いです。
◎濃厚でコクのある“ベイクドチーズケーキ”欧米などで単にチーズケーキと言えばこの事をいいます。
【製造工程】6号ケーキ型(直径18cm)
①ビニール袋に入れて麺棒でたたき、細かく砕いたハードビスケット100gと湯煎で溶かした無塩バター54gをボールに入れて混ぜ合わせます。
②ケーキ型(使い捨ての紙型又は底が抜けるタイプがよい)の底面に①を敷き詰めて冷蔵庫で冷却します。
②ボールにクリームチーズ240gを木ベラでクリーム状にし、グラニュー糖60gを加えて混ぜます。溶いた卵70gを2回に分けてホイッパーで混ぜます。
③②に生クリーム156ml、牛乳18g、レモン汁12g、バニラエッセンス3滴加え混ぜ合わせます。
④③にコーンスターチ7gをふるいながら加え、粉っぽさがなくなるまでホイッパーでよく混ぜ合わせます。
⑤②のケーキ型に流し入れ、170℃40分焼成後、150℃に下げて10分焼成します。
⑥焼きあがったら、粗熱をとって冷蔵庫で3時間以上冷やします。(冷却すると中央部分がへこんできます。よくできているサインです)
チーズは、乳の固形分を凝固させ、熟成させないチーズ(モッツァレラ・カッテージ)と熟成させるチーズとに分けられます。熟成させるチーズには白かびによるもの(カマンベール)、青かびによるもの(ゴルゴンゾーラ)、細菌によるもの(ゴーダ・パルミジャーノ)などに分けられます。さらに言うと熟成期間の長さにより、軟質チーズ・半硬質チーズ・硬質チーズ・超硬質チーズに分けられます。
このベイクドチーズケーキに使用したクリームチーズは熟成させないフレッシュチーズに分類されます
チーズの成分はタンパク質や脂肪が50~60%を占め、非常に栄養価が高く、さらに熟成中に消化・吸収されやすい状態に変化しています。世界中で製造されているチーズの種類は1000種類以上といわれ、古くから作られています
さて、おいしそうに焼きあげしっかり冷やされたベイクドチーズケーキは、カットして楽しそうにラッピングして全員持ち帰りました。
みなさんもぜひ一度作ってくださいね
佐敷中学校生徒と芦北高校農業科1年生の交流学習「一人一鉢運動」を行いました。 農業科1年生にとっては、土作り・播種・鉢替えなど日頃農場実習で学んだ成果を発揮するとても良い機会になりました。この経験をこれからの授業や実習に活かし、農業の楽しさ・嬉しさをもっともっと学んでもらいたいです。
12月5日に「芦北高校総合支援事業 レベルアップ講座」による『デコレーションケーキ講習会』が農業科食品加工実習室で行なわれました。水俣市の洋菓子店『モンブランフジヤ』より、パティシエ 笹原 和明 様を講師にお迎えし、佐敷小学校4年生48名のみなさんと一緒に農業科3年生16名、林業科3年生1名(モンブランフジヤに就職内定)で、スポンジケーキに生クリームとイチゴをふんだんに使って、デコレーションケーキを作りました。
事前に笹原さんから生クリームの泡立ての硬さやパレットの持ち方、デコレートの仕方をご指導いただいた本校生徒が、小学生の指導役として各班のテーブルに着き、技を伝授します。生徒たちも指導役ということで事前の研修では真剣です。笹原さんの丁寧且つ素早い神業とも言える仕上がりに見惚れて「すごい!すごい!」の連発でした。
ということになります。
さて、エプロン姿に着替えた小学生を元気良く迎え、さっそくケーキ作り開始です。
最初に笹原さんにデモンストレーションとして1台仕上げていただきました。児童の皆さんの「すごーい!じょうずー!
」の歓声が、実習室いっぱいに響き渡り、とても微笑ましい光景でした。笹原さんも「直接聞けるこの歓声がうれしいですよね」とパティシエとしてのやりがいを感じておられるようでした。
各班に分かれてそれぞれの感性でいろんなデザインのケーキが出来上がりました。イチゴを薄くスライスして全面に飾った班、苺が落ちるくらいたくさん飾った班、途中で生クリームを舐めちゃう班などなど、とても楽しそうでした。
すべてが終了してケーキを佐敷小学校へ持参し、いよいよお楽しみの試食会です。各班6等分して…いただきます!!かなり大きなケーキで、みんな食べきれないのではという心配もよそに完食です。
今日は、小学生も講師の笹原さんもそして私たち芦高生もみんなが笑顔で楽しい1日でした。今回はデコレーションケーキを作るという「ものづくり」を通しての交流会でしたが、『人を魅了する技を持つ』ということ、そして『人に伝えることで感動を与える』という事を本校生徒は学んだと思います。
それにしてもおいしいケーキでした!
本日、熊本市にある熊本県花き園芸農業協同組合が主催する「第13回花まつり高校生アレンジメントコンテスト」に農業科1年生5名、2年生2名の計7名で参加してきました。このコンテストには、県内の農業関係高校で学ぶ生徒が多数参加し、日頃の授業や部活動で練習してきたフラワーアレンジメントの技能を競い合いました
。
今回の作品のテーマは、「バレンタイン」ということで、生徒たちはバレンタインのイメージにある合うようなフラワーアレンジメントに挑戦しました。用意された花や花器を前にして、生徒たちはイメージを具現化するために、花の選択や花を挿す場所を考えながら作成しました。
花や花器を前に、生徒たちはバレンタインをイメージしながら作成していました
審査の結果、
農業科1年 濵田 優華(津奈木中出身)さんの作品が8位に入賞しました
8位入賞した濵田さん(中央)の作品です。入賞できなかった生徒の作品も力作ぞろいです
生徒は、「難しかったけど、楽しかった」や「コンテストに参加して良かった」などの感想があり、参加してとても良かったと思いました。この経験は今後の授業や実習に活かしてくれればと思っています。
今日、農業科1~3年生を対象とした就農教育推進講演会がありました。八代郡氷川町で農業自営をされている宮崎修太さんを講師に、「今までとこれからの私の農業」という演題で講演していただきました。
宮崎さんは、親子三代で農業自営をしており、トマト・メロン・もち米を栽培されています。特にトマトでは10数種類のトマトをパックに詰めたものを「宝石トマト」の名前で道の駅をはじめ、生協などに販売されています。若くして様々な取り組みをされている農業自営者の講演ということで、生徒たちは真剣に話を聞いていました。
講演では自身の高校時代の話、研修生時代の話、インドに一人旅をしたときの話、宝石トマトができるまでの話など、様々な話を聞くことができました。講演を聞いた生徒たちは、
「可能性は無限大」や「とりあえずやってみる」「挑戦」などの言葉に印象が残ったようでした。
講演会の終盤では、生徒からたくさんの質問がありました。中には現在の経営についての鋭い質問もありました。宮崎さんも予想以上の質問に驚かれましたが、生徒が質問してくれてとてもうれしかったそうです
。
生徒の様々な質問にも丁寧に答えていただきました。
農業科3年生の科目には「数学Ⅱ」と「農業機械」のどちらかを選択する「選択科目」があります。進学希望あるいは数学が大好きな生徒は「数学Ⅱ」を、就職希望あるいは機械マニヤの生徒は「農業機械」を選択して学習します。
本日の「農業機械」の授業ではトラクター操作演習
を行ないました。今回は耕運操作はせず、走行操作をマスターするためにひとりひとり順番に乗車しました。農場に白線を引いて、ギアの入れ方、アクセルの踏み込み方など直線コースとS字コースを設定して演習しました。
近年、トラクターでのブレーキ操作ミスによる死亡事故が数件ではありますが、絶えることはありません。農業科を卒業して全員がトラクター操作を行なうとは限りませんが、今後3年生は自動車の運転免許を取得することも考えると、アクセル・クラッチ・ブレーキなどの操作は身近なものとなります。農業科では実際に乗車して正しい安全操作を身につける学習を行なっています。
10月29日(土)肥薩おれんじ鉄道主催イベント『鉄道の日2016 in 日奈久温泉駅』に参加しました。
農業科の授業の一環で生産した実習製品の販売を行ないましたが、毎日の通学でお世話になっている“肥薩おれんじ鉄道”に感謝の気持ちを込めての参加でもあります。
駅の待合室では鉄道模型の走行展示やモニターを使用しての運転操作体験、鉄道教室などが行なわれていました。地元の方や鉄道ファンの方々と、実習製品の販売を通して芦北高校のPRとともにたくさんの会話を楽しむことができました。
「アタたちが作ったんね~! これもね~! こやんとも作っとね~! まぁ~!!」
次回のイベント参加は11月12日(土)~13日(日)熊本農業公園で行なわれる『2016くまもと農業フェア』です。遊びに来てください!
農業科2年生「食品製造」の授業は「パン製造」について学習しています。
今回は『米粉入りミルクパン』を作りました。
食パンやテーブルロール、メロンパンなどの「パン」は、なぜ“ふんわりふわふわ”なのでしょう?スポンジケーキなどは卵の気泡性で膨らみますが、パンは「イースト」というパン酵母の力が働いてふんわりと膨らみます。「イースト」は、原料の小麦粉や砂糖、水などと混ざり、30~38度位の環境でとても活動します。これを『発酵』といいます。発酵作用によって二酸化炭素やアルコールを発生させます。この二酸化炭素がパン生地の膨らみとなります。出来たてのパンを割ってみるとアルコール臭がしますが、これはエタノールという物質です。このように解説してみるとまさに、『パン製造』は化学です!他にも“なぜ強力粉を使うの?”などなど、パンを語るとキリがないので…知りたい方は農業科に入学しよう♪
【米粉入りミルクパンの製造工程】50g分割 9~10コ分
①ボールに水60g、牛乳68g、砂糖57g、スキムミルク10g、卵15g、塩3g、イースト5gを入れホイッパーで混ぜます。
②①に強力粉210g、米粉40gを加え手でしっかりこねます。
③ひとまとまりになったら、バター25gを加えさらにこねます。
④表面がなめらかになり、弾力が出てきたら生地をきれいにまとめ、ボールにラップをしてねかせます。(一次発酵38℃ 40分)
⑤一次発酵が終了したとき、生地は2倍程度に膨らみます。この生地を手でおさえて『ガス抜き』(二酸化炭素)をします。
⑥分割(50g)→丸め→ベンチタイム(イーストが活発に活動して、生地をふわふわにします)
⑦成形 (いろんな形にできますが今回は一番簡単なコッペパンの形に♪)
⑧二次発酵(38℃ 25分)
⑨つやだしの卵液を塗って焼き上げます!(170℃12分←オーブンによって違います)
次回の実習では、いよいよパン販売(数が少ないので校内販売だけです…すみません)です。
芦高産「米粉」が入った、もちもちふわふわの甘い『ミルクパン』!
学習の成果がしっかり出せますように!
10月12・13日に農業科1年生は「農業と環境」の授業で稲刈りを行いました。6月に合同で田植えをした芦北支援学校佐敷分教室1年生と、芦北町立佐敷小学校5年生と一緒に稲刈りを行いました。
12日は、佐敷分教室の1年生とと合同で稲刈りをしました。水田の周りをノコギリカマで刈ったあとに、コンバインに乗って稲刈りを行いました。変形した田圃なので苦戦しながらも一生懸命に稲刈りをしていました。
また、生徒たちの中には初めて稲刈りした生徒もいましたが、「楽しかった」や「コンバインの操作が難しかった」などの感想がありました。
TVで御存知の方も多いと思いますが、10月15日(土)~16日(日)にKABが主催するKAB元気フェスタが今年も開催されます。
ぜひお越しください。
農業科3年生「食品製造」の授業で『みたらし団子』を作りました。
『みたらし団子』は京都府にある下鴨神社が行なう「御手洗祭(みたらしさい)」が起源と言われている和菓子です。神社の敷地内にある御手洗池の水泡を模してこの団子が作られたと言われています。
【製造工程】竹串4個×6本
〈お団子〉
①白玉粉100g、絹ごし豆腐125g、砂糖10gを手でこねてひとまとめにする。
②24個(1個あたり10g程度)に分割して丸めます。
③熱湯に入れて茹で、浮き上がってきたら氷水にとり冷まします。
④クッキングペーパーで水気を取り、竹串に4個刺します。
⑤熱した焼き網又はフライパンでお団子の表面に焦げ目をつけます。
〈みたらしあん〉
①醤油18g、砂糖10g、みりん26g、片栗粉4g、水50gを鍋に入れ、しっかり混ぜます。
②中火にかけてとろみがつくまで煮詰めます。冷めたらお団子⑤にかけて出来上がりです。
今回使用した『白玉粉』はもち米を水洗いし石臼で水挽きし沈殿させたものを乾燥させて作られたものです。一般的な「もち粉」より少し高価な粉です。
さて、9月15日 十五夜「中秋の名月」に美しい月を鑑賞されましたか?十五夜は、15個のお団子とススキなどをお供えし、作物の収穫・実りに感謝する行事です。また、その後にめぐってくる「十三夜」は、十五夜についで美しい月だと言われています。今年の十三夜は10月13日です。お団子片手にお月見鑑賞いかがですか?
おいしそう!!
いつもですが、きれいに上手にできた時は、生徒は誰もその場で食べません!渡す人がきまってるのかな?
農業科1年生「食品製造」の授業では、1学期に食品の加工を行なうにあたっての『食品衛生』『食品の分類』『穀類の加工』について、座学を中心に行なってきました。本日は、その学習を踏まえて「クッキー製造」を行ないました。
芦北高校オリジナルの「米粉クッキー」です。原料の米粉は農業科で栽培している「うるち米」を粉に加工したものを使用しました。(←うるち米とは、皆さんが普段食べている白米です。)
【米粉クッキーの製造工程】(20枚分)
①無塩バター100gをクリーム状になるまで練ります。
②砂糖50gを加え白っぽくなるまでさらに混ぜます。
③米粉を加えしっかりすり混ぜます。←ポロポロとそぼろ状になります。
④14gに計量して厚さ1㎝・直径3~4㎝に成形して天板に並べます。
⑤オーブンで170℃、17~20分焼成します。
⑥あら熱がとれたら粉糖をつけてできあがりです。
初めてお菓子作りを行った生徒
この米粉クッキーは卵も使用しないので、小麦アレルギーや卵アレルギーに対応できるクッキーです。また、小麦粉と違って米粉は空気中の水分で固まらないので、ふるいにかける必要もありません。クッキーなどの焼き菓子の場合、小麦粉は混ぜすぎるとグルテン(タンパク質)を形成して食感が悪くなりますが、米粉にはグルテンが含まれないのでどんなに混ぜてもサクサクの食感のクッキーができます。
6月に田植えをして早いもので、来週はいよいよ稲刈りです。
米を作り、そしてそれを原料としてお菓子も作れる農業科!!
みなさんもぜひ一度「米粉クッキー」を作ってみてください!!
今日、農業科1年は先進地視察研修に行きました。 1年生も芦北高校農業科に入学して半年が経ちました。
最初は農場実習や食品製造の実習で何をしているのか分からなかった生徒も、今ではきちんと理解し、任せられるところも増えてきました。 そこで、実際の農場や食品製造の現場を見ることで、より農業に深い関心を持ってもらうために、今回の研修を企画しました。
最初に、芦北町にある「JAあしきた ゼリー工場」を見学しました。 JAのファーマーズマーケットをはじめ、夏にはお歳暮商品として販売しているデコポンゼリーはここで製造されています。
ここで製造されている商品の説明を受け、実際に工場の中を見せてもらいました。食品を扱うところなので、白衣を着てエアシャワーに入ってから見学しました。
次は、JNC水俣製造所内にある「トマトハウス」です。 最近は農業生産と関係ないと思っていた企業も農業に参入しています。
JNCが自社開発した栽培システムで高糖度のトマトを生産し、販売されています。その試験栽培をしているハウスを見学させていただきました。
とても大きなハウスでした。中では自社開発された栽培システムを見ることができました。
最後は、地元芦北町の果樹農家である松本喜作様の農場を見学しました。 芦北・水俣の農産物といえば不知火(でこぽん)を思い浮かべる人もいると思います。
この芦北・水俣地域だけで熊本県の不知火生産量の3割以上を占めています。栽培の様子を見せていただくとともに、様々な話をしていただきました。
ハウス内では大きく実った不知火を見ることができました。まだまだこれから大きくなり、甘くておいしい果実になるそうです。
芦北・水俣は農業が盛んな地域です。 実際に生産現場を見ることで、知らなかったことや意外に気付かなかったことに気付かされたと思います。
農業科1年生は、これから農業についてもっと深く勉強していきます。
今日の経験が後の実習などに活かしてくれるものと期待しています。
6月8日(水)に芦北高校乙千屋水田にて佐敷小学校5年生と芦北支援学校佐敷分教室の生徒と芦北高校農業科(1年~3年)が合同で田植えを実施しました。
あれから4ヶ月になろうとしています。 見事な稲穂の水田の様子です。
水田は黄金色に染まり、立派な稲穂が出ています。
収穫は10月12日(火)・13日(水)で行う予定です。稲刈りも佐敷小学校、芦北支援学校佐敷分教室の児童、生徒のみなさんと合同で実施します。
去年はお米品評会の学生の部で2位を獲得しました。 今年も去年に負けない良い米ができていると思います。
本日、農業科2年生は生物活用の授業で「室内園芸装飾」を学びました。室内園芸装飾は、家庭やオフィス、ビルのロビーなどの室内空間に鉢花や観葉植物などの植物を飾ることを言います。 家庭はもちろん、店やレストラン、ホテルなどに多く活用されています。「美しい環境をつくる・人をひきつける」・「いやし」・「空気の浄化」・「空気中の湿度を高める」などの効果があります。
生徒たちも装飾のコツを指導して頂き、自信が付いたようでした。
ポイント→白っぽくなる=空気が含んで焼きあがった時のサクサク感となります!
②卵黄を加えさらに混ぜる。
③ふるった薄力粉を2回に分けて加え、さっくり混ぜる。
④粉っぽさがなくなったら、手でひとつにまとめる。
⑤タルト台の大きさに麺棒で伸ばし、タルト型に生地をのせます。
⑥表面に穴を開けて180度15分(オーブンによって焼き時間は違います)焼成。
並べ方にこだわったり、カスタードクリームの下にチョコレートを塗ったり、生クリームをアレンジしたり…それぞれのデザインしたタルトが完成しました!みなさんはどのタルトがお好みですか?
」と言って等分して全員でいただきました。
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