機械科の特徴


 あなたは、何かを作ろうと思い、作業に取りかかったとき、「こんな道具があったらいいのに」とか「こんな機械があったら便利なんだけど」と思ったことはありませんか?それがものづくりの原点であり、「こんな道具」「こんな機械」に対しての興味関心の始まりです。

「機械科は、道具、機械その他基礎的な知識や技術を学ぶことによって、ものづくりの楽しさを学ぶ学科です。」
 機械科では、将来様々な製造業で活躍できる機械技術者の育成を目指しています。例えば、大きな工場で自動車、建設機械、農業機械などを製造したり、試験や整備をしたり、ロボットなどを制御・操作できるような機械技術者です。 
 そのために、どんなことを学ぶかというと、機械を構成する材料の性質についての学習や、部材の強度計算(設計)などの教室での授業(座学)と並行して、機械加工や溶接などの金属加工や、コンピュータによって機械や装置を動かしたりする制御実習など、実験・実習を通して幅広く機械の基礎を学習していきます。

   旋 盤  溶 接  鋳 造 

   自動車  レーザー M C 

  CNC旋盤 材料試験 手仕上げ

 



卒業までに取得できるおもな資格


(全科共通)
計算技術検定、情報技術検定、危険物取扱者、実用英検、ワープロ実務検定、リスニング英語検定、数学検定 など 

(機 械 科)
基礎製図検定 、機械製図検定 、ガス溶接技能講習、 小型車両系建設機械運転資

技能士(国家資格)(旋盤・フライス盤・マシニングセンタ・仕上げ・熱処理・機械検査・機械保全)など 

機械科ブログ

【機械科】2022ロボットアイディア甲子園熊本大会 優秀賞受賞!!

以前の機械科ブログでもありましたが、「ロボットアイデア甲子園」とは、産業用ロボットの新たな使用法を、実際に見て、感じて、考えてもらう大会です。

前回予選会において、「みかん収穫運搬ロボ」を提案し、県内260名以上の生徒の中からの10名に選出され、11月12日(土)に市民会館シアーズホール夢ホールで行われた熊本県発表会でプレゼンテーションを行いました。最優秀賞になれば、来年1月に大阪で行われる全国大会に出場することになります!!

結果は・・・

優秀賞でした!!

最優秀賞とは、なりませんでしたが、僅差での優秀賞ということで、参加した生徒本人も充実した様子でした。1年生でこの舞台に立ってプレゼンテーションができたことは、今後の学校生活をさらに充実させていくための良い経験になったと思います。

 優秀賞受賞!!

 

 

【機械科】専門高校生インターンシップ(九州柳河精機(株))

天草工業高校の2年生ほとんどは、10月25日(火)から28日(金)までの4日間天草市を中心に各事業所でインターンシップを行っていますが、機械科の2年生5名が、県の事業である「専門高校生インターンシップ」で10月25日(火)から28日(金)の3泊4日、菊池市旭志川辺にある九州柳河精機株式会社様でインターンシップを行っています。

専門高校生インターンシップの目的としては、

(1)産業界の専門的な知識や技術に触れ、体験することによって、生徒の学習意欲を高め、キャリヤ教育の一つとする。

(2)現場体験を通じて、勤労の大切さを知り、協調性や責任感を養うと同時に、職業選択能力の向上を図る。

(3)社会人としてのマナーを学び、地域の人々とのコミュニケーション能力の向上を図る。

この九州柳河精機株式会社で行われるインターンシップでは、実際に車やバイクの部品となる製品を製作することになります。この2年生5名が製作した部品が、実際にお客様に渡る完成品に搭載され、世界のどこかで走ることになります。

そのように責任感のある仕事を体験しています。5名とも九州柳河精機株式会社の従業員の方にマンツーマンで教えていただきながら、充実したインターンシップとなっているようです。

インターンシップは、本日28日(金)までとなりますが、来年の進路決定に向けて良い経験となったと思います。来年以降もこの専門高校生インターンシップは実施していきます。

また、2年前に本校を卒業した生徒も職場の人たちに支えられ、可愛がられながら頑張っていましたので、画像を上げておきます。※最後の画像です!!

 

 

 

【機械科】CNC旋盤を使ったものづくり

10月25日(火)の課題研究の時間に、令和4年2月に新しく導入されたCNC旋盤を使用してものづくりを行いました。

CNC旋盤とは、数値制御と工具の自動交換が可能な旋盤です。

今回は、技能検定3級普通旋盤で作成する課題をCNC旋盤の対話機能を使って作成しました。

  

今後も、最新の産業教育装置をどんどん活用して、技術向上を目指します!