土木科の特徴

 土木技術のことを英語では「civil engineering」といいます。「civil」とは、「文明の」「市民の」という意味で、私達の暮らしを足元で支えている技術という意味があります。私達の生活になくてはならない、道路・橋・ダム・トンネル・上下水道などの構造物を造り、維持管理していくのが土木技術です。

 土木科では、測量、土木基礎力学、施工、土木構造設計、製図などの学習を通して、土木技術を支える基礎的な考え方を理解することを目指しています。土木技術の進歩は著しく、「スコップを持っての穴堀り」というイメージは過去のものです。現在では、コンピュータを駆使した高度な測量や設計・施工が行われています。本校土木科でも土木の専門以外にコンピュータについても学習します。

 土木技術が対象にする仕事は、自然(地球)を相手にしたスケールの大きなものが多く、やりがいがあります。また、土木工事として行われるものは、そのほとんどが「公共工事」であり、社会や人のために貢献できる仕事でもあります。

  


卒業までに取得できるおもな資格

(全科共通)
計算技術検定、情報技術検定、危険物取扱者、実用英検、工業英検、ワープロ実務検定、リスニング英語検定、数学検定 など
(土木科)
測量士補、2級土木施工管理技術検定(学科)、小型車両系建設機械運転資格、 ワープロ実務検定 など

土木科ブログ

【土木科】インテリア実習

 7月26日(水)~28日(金)の3日間、課題研究班3年生6名(建築技術に関する新たな学び班)が(有)原田工務店様のもと、(一社)デジタルアート天草オフィスの内装工事の実習を行いました。室内塗装から床クロス貼付けに係る工程を実習させていただき、自分たちが携わった内容が形として目に映ることで達成感を得ることができました。これからの進路に向けて、とてもよい経験となりました。

 (有)原田工務店様をはじめ、関係の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

【土木科】職業講話

 2、3年生を対象に「天草地区の建設業について知る」職業講話が行われました。内容は以下の通りです。

1 ハローワーク天草  仕事(就職)について

2 天草市       天草市の現状と取組みについて

3 天草地区建設業協会 建設業協会について、職業講話(本校OB:㈱中村建設)

4 建設会社      天草の建設会社として(共栄建設㈱) 

 進路(仕事・就職)について考えるよい機会となりました。また天草市の現状、そして建設業についても知ることができました。今回の職業講話に関係していただいた方々に感謝いたします。ありがとうございました。

        

【土木科】建設機械およびコンクリート製造工程見学

土木科2年生が建設機械およびコンクリート製造工程の見学に行きました。はじめに建設機械を間近で見学し、機械の構造や性能について学ぶことができました。

次に、コンクリート工場の見学をしました。コンクリートのスランプ試験や空気量測定試験を体験することで、専門知識を高めることができました。

今日経験したことは、今後の資格試験に活かしていきたいです。

 

見学を実施していただきました、株式会社アクト様、天草地区生コンクリート協同組合様、ありがとうございました。

 

  

【土木科】出前講座

 本日、有限会社正木工業 様による出前講座を実施しました。対象は土木科2年生で、内容は測量実習、法面ロープ高所作業実習、職業講話です。講師を務められた有限会社正木工業 様は本校OBの方が活躍される会社で、体験的そして実践的で丁寧にご指導いただき、楽しみながらも充実した内容でした。建設産業の魅力もお伝えいただいたので、今後の進路選択肢の一つとしていきたいと思います。

 有限会社正木工業の皆様、早朝よりの準備、そして講義とありがとうございました。

【土木科】「天草未来大橋」橋上ウォーキング

 土木科2年生が令和5年(2023年)2月25日(土)開通予定の「天草未来大橋」の橋上ウォーキングに行きました。空気が澄み天候もよく、橋上から眺める景色は絶景でした。特に雲仙の雪化粧は印象深かったです。ドローンによる航空撮影も行っていただきました。

 土木技術の凄さとスケールの大きさを目の当たりにし、これからの進路選択の一部として考えることができ郷土に対する思いも更に大きくなるものでした。また未来大橋の開通とともに、天草市が様々な面で発展していくことに期待が持てることが実感できました。

 貴重な経験ができたと思います。熊本県天草広域本部土木部工務第一課の方々をはじめ、関係の皆様に感謝いたします。

【土木科】課題研究発表会

土木科3年生が課題研究発表会を行いました。

【テーマ】①NCルーターを用いたものづくり 

     ②校内整備

     ③ドローン探究

     ④土木専門分野への取組

     ⑤技術の継承・技術者の育成

     ⑥高校生によるビジネスプラン

 今年度は主に地域や産業界との連携、最新の教育設備を用いたテーマに取り組んできました。いろんな知識や技術を習得するだけではなく、多くの人と関わることで協調性とコミュニケーション能力の向上につながりました。この課題研究で学んだことを今後の社会生活に生かし頑張っていきたいと思います。ご指導いただいた地域や産業界(株式会社「岳」様、有限会社原田工務店様)の方々に感謝いたします。

【機械・土木科】ドローン探究⑧

 機械・土木科3年生(機械:7人、土木:6人)がドローンについて、外部講師(株式会社「岳」:代表取締役 荒木圭一 氏)による講義を実施していただきました。本日が基礎講座最終日となり、これまでの集大成として実技テストが実施されました。講師の先生方から提示される課題に臨み、培ってきた知識と技術を生かして操縦することができました。

 3年生の「ドローン探究」は本日で最後となります。これまでドローンの性能と魅力について丁寧に指導いただいた株式会社「岳」の講師の先生方に感謝いたします。学んできたことを今後に生かしていきたいと思います。

  

【機械・土木科】ドローン探究⑦

 機械・土木科3年生(機械:7人、土木:6人)がドローンについて、外部講師(株式会社「岳」:代表取締役 荒木圭一 氏)による講義を実施していただきました。今回は基礎講座7回目で、実技講習の応用になります。決められたコース内での旋回や高度・スピードが重視された細かい技術が求められ、生徒たちも講師の先生方のアドバイスに耳を傾けながら、プロポと機体両方に目を配らせ操縦していました。次回の講義は12月8日(木)で、実技講習は最終となります。

 

【土木科】令和4年度高校生向け「建設業ナイストライ」(舗装実習)

 11月4日(金)に土木科2年生が高校生向け「建設業ナイストライ」(舗装実習)に参加してきました。

(実習内容)3D測量・VR

      オーバーレイ工法舗装実習

      ブレード3Dマシンコントロールバックホウ

      情報化施工機器転圧管理

 以上の4項目をそれぞれ見学、体験し、楽しく専門的な知識を深めることができました。建設産業への魅力を感じることができたので、今後の進路選択に生かしていきたいと思います。

 熊本県土木部監理課様、一般社団法人熊本県道路舗装協会様をはじめ、関係いただいた皆様、ありがとうございました。

【土木科】インターンシップ現場見学会

 10月25日(火)、26日(水)、建設業インターンシップ(土木科2年生19名、情報技術科2年生1名)で現場見学会に行ってきました。

(見学場所)新大矢野図書館整備工事

      上天草警察署庁舎新工事

      上平生川災害関連緊急砂防工事

 土木分野、建築分野の現場見学会により建設産業への理解を深め、専門的な知識を学ぶことができました。今後の進路選択につなげていきたいと思います。

 熊本県天草地区建設業協会様をはじめ、関係いただいた皆様、ありがとうございました。