機械科ブログ

【機械科】専門高校生インターンシップ

 11月6日(火)から9日(金)に専門高校生インターンシップ充実事業として、玉名郡長洲町にある「日立造船株式会社 有明工場 様」と「ジャパンマリンユナイテッド株式会社 有明事業所 様」のご厚意で、4日間のインターンシップを実施させていただきました。
 この専門高校生インターンシップ充実事業は、専門高校で学ぶ高校生が、専門分野と直結する県内事業所でのインターンシップを経験し、専門性を深めることで実践力を身に付け、熊本地震からの創造的な復興を支える産業人材を育成するという目的で、今年度から始まった取り組みになります。

 インターンシップ期間中は、安全教育、OBによる講話、溶接やガス切断の実習、工場見学を体験しました。また、会社の独身寮で生活をさせていただき、集団生活の雰囲気を体験することもできました。
 
 

 
 
 

【機械科】2年生が面接練習の見学に来ました!

 9月16日から始まる就職試験に向けて、3年生は夏休みから勉強や面接練習に取り組んできました。その面接練習も仕上げの段階になっています。
 本日は、機械科2年生が面接練習の見学に来ています。2年生も1年後には同じ立場に立ちます。3年生の面接の様子を見学して、何かを感じ取ってくれればと思います。
  

【機械科】平成30年度 前期技能検定 結果報告



 機械科は技能検定の取得に力を入れています。平成30年度前期技能検定に機械加工(普通旋盤作業、マシニングセンタ作業、フライス盤作業)、機械検査、機械系保全、仕上げ(機械組立仕上げ)の6個の技能検定に挑戦しました。
 3級仕上げ(機械組立仕上げ)は本年度から県内でも受検が可能になり、本校から1名受検をしました。4月から放課後に練習を行い技能の習得を目指しました。当日は、緊張した面持ちでしたが日頃の練習の成果を発揮し、県内で初めて合格をすることができました。また、機械加工(フライス盤作業)は約10年ぶりに本校から受検をして見事合格しました。
 冬には後期の技能検定の試験が実施されます。技能検定合格を目指し、生徒は技を磨き、知識を深めていきます!!

【機械科】職業講話を実施しました!


2月26日に機械科2年生対象で職業講話を実施しました。講師として九州電力株式会社から人事労務グループの豊村様と技術グループの平田様をお招きし、電力会社の機械系職種の業務内容や就職活動を開始する上で考えておいた方が良いことなどを教えていただきました。

 これから就職活動をスタートする2年生にとってとても有意義な講話となりました。

 

【生徒感想】

・お話を聞いて、就職をする上で大切な仕事のやりがいやお金の使い方、働く場所など、とても参考になることが多く、たくさんの気付きや発見ができました。

・熊本地震の記録映像を見て感動しました。九州電力の皆様が懸命に復旧作業されている様子がとても印象に残りました。

・全国の電力会社の絆や仕事一つ一つに対しての責任感を強く持って仕事をされていると感じました。自分も社会に貢献できる人になりたいと思います。

【機械科】卒業生が技能五輪全国大会に出場しました!!

 銅賞!! 構造物鉄工職種 川端直輝
 平成27年度に本校の機械科を卒業した3名が企業に入社後1年間の研修を経て、第55回 技能五輪全国大会に出場しました。

  川端 直輝 (本渡中出身【愛知県・(株)豊田自動織機】) 構造物鉄工職種

  松元 龍生(坂瀬川中出身【愛知県・アイシン・エイ・ダブリュ(株)】) フライス盤職種

  重村 眞之介(五和中出身【兵庫県・三菱重工(株)神戸造船所】) 電気溶接職種


 技能五輪全国大会は、国内の青年技能者の技能レベルを競うことにより、青年技能者に努力目標を与えるとともに、技能に身近に触れる機会を提供するなど、広く国民一般に対して、技能の重要性、必要性をアピールすることを目的として開催されています。


川端直輝(構造物鉄工職種)
  

松元龍生(フライス盤職種)
  

重村眞之介(電気溶接職種)
  

~技能五輪全国大会を終えて~
 私は、構造物鉄工職種の選手として、栃木県で開催された第55回技能五輪全国大会に出場しました。構造物鉄工職種とは、鉄鋼材料に穴をあけ切断させ、図面通りに変形させ接合し組み立てることにより、鋼に自由な形と機能を与える技を競い合うものです。
 全国大会に出場するにあたり、鉄鋼材料を定められた寸法に加工するためにどのような工夫をすると良いかを考えるために、頭をフル回転させ試行錯誤を繰り返しながら毎日の練習に励んできました。その結果、技能五輪1年目の選手ではありますが、銅メダルを獲得することができました。しかし、この結果にはまだまだ満足はしていません。来年度の技能五輪全国大会は沖縄県で開催されます。その大会で金メダルを獲得すれば、ロシアで開催される国際大会に出場することができます。私はその大会に向けて、今後も加工技術を高めるための練習を頑張ります。

 皆さんに伝えたいことは、「目標を持って物事に取り組む」、「その目標を達成させるためのプロセスを大事にする」ということです。皆さんが天草工業高校で学んだことや体験したことを活かして社会で活躍できることを期待しています。
                                        (株)豊田自動織機 川端直輝