【機械科】卒業生が技能五輪全国大会に出場しました!!

 銅賞!! 構造物鉄工職種 川端直輝
 平成27年度に本校の機械科を卒業した3名が企業に入社後1年間の研修を経て、第55回 技能五輪全国大会に出場しました。

  川端 直輝 (本渡中出身【愛知県・(株)豊田自動織機】) 構造物鉄工職種

  松元 龍生(坂瀬川中出身【愛知県・アイシン・エイ・ダブリュ(株)】) フライス盤職種

  重村 眞之介(五和中出身【兵庫県・三菱重工(株)神戸造船所】) 電気溶接職種


 技能五輪全国大会は、国内の青年技能者の技能レベルを競うことにより、青年技能者に努力目標を与えるとともに、技能に身近に触れる機会を提供するなど、広く国民一般に対して、技能の重要性、必要性をアピールすることを目的として開催されています。


川端直輝(構造物鉄工職種)
  

松元龍生(フライス盤職種)
  

重村眞之介(電気溶接職種)
  

~技能五輪全国大会を終えて~
 私は、構造物鉄工職種の選手として、栃木県で開催された第55回技能五輪全国大会に出場しました。構造物鉄工職種とは、鉄鋼材料に穴をあけ切断させ、図面通りに変形させ接合し組み立てることにより、鋼に自由な形と機能を与える技を競い合うものです。
 全国大会に出場するにあたり、鉄鋼材料を定められた寸法に加工するためにどのような工夫をすると良いかを考えるために、頭をフル回転させ試行錯誤を繰り返しながら毎日の練習に励んできました。その結果、技能五輪1年目の選手ではありますが、銅メダルを獲得することができました。しかし、この結果にはまだまだ満足はしていません。来年度の技能五輪全国大会は沖縄県で開催されます。その大会で金メダルを獲得すれば、ロシアで開催される国際大会に出場することができます。私はその大会に向けて、今後も加工技術を高めるための練習を頑張ります。

 皆さんに伝えたいことは、「目標を持って物事に取り組む」、「その目標を達成させるためのプロセスを大事にする」ということです。皆さんが天草工業高校で学んだことや体験したことを活かして社会で活躍できることを期待しています。
                                        (株)豊田自動織機 川端直輝