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【科学部】3年生の引退式

6月で3年生は引退です。

今日は2年生が主催して、引退式が行われました。

引退式では、3年生6人から後輩に向けての言葉の後、2年生からお礼の言葉が述べられました。

3年生からは、「データをしっかり取ることが大事。」「先生とのディスカッションの回数を増やそう。」「ディスカッションをできるようになってからが研究の面白いところだ。」といった言葉がありました。

今回引退する3年生が主となって活躍してくれたことで、サイエンスアゴラなど多くの外部発表会に参加できました。

これからの科学部の進むべき方向を示してくれたと思います。

1、2年生は先輩の示した道をさらに発展させて進んで欲しいと思います。

 

【科学部】発光周期の検証実験

ホタル班の新たな取組として、発光周期の検証実験を行います。

これは自然環境で観察された気温や明るさによる発光周期の変化が、気温や明るさのみによって起こる現象なのか、他と複合的に起こる現象なのか検証する実験です。

方法としては、室内に設置した飼育小屋内の気温や明るさを変化させて検証します。

本日は飼育小屋設置のための飼育に適した泥や苔を採取するために町山口川に行きました。

町山口川では比較的良い土がとれ、飼育に適した小屋が完成しそうです。

※検証に使用するゲンジボタルは専門業者様より購入しました。国内外来種とならぬよう、飼育小屋から逃がさないように十分管理しております。

【科学部】天草市役所本庁舎に懸垂幕が設置されました!

ホタル班の受賞を記念して、天草市役所本庁舎正面に懸垂幕が設置されました。

設置に際して御尽力いただきました皆様に御礼申し上げます。

誠に有り難うございました。

多くの方々の声援を受け、シンガポールで発表してきます。

この声援を胸に、天草のゲンジボタルや自然の素晴らしさを一生懸命世界に発信してきたいと思います。。

【科学部】天草市長を表敬訪問しました

ホタル班の2人が、「つくばScienceEdge2023」での創意指向賞受賞の報告のため、馬場市長を表敬訪問しました。

訪問では、学校長からの概要説明の後、ホタル班の2人が研究発表を行いました。

同席していただいた石井教育長も交えた発表後の懇談では、馬場市長から天草高校科学部は代々の部員が研究手法や成果を後輩に引き継いでいることが素晴らしいとのお言葉をいただきました。

また、前回のシンガポール大会への出場にも話が及び、今年7月の大会でも頑張って欲しいとの激励のお言葉をいただきました。

来月には市庁舎壁面に受賞を報告する懸垂幕も設置されます。

これも励みにシンガポール大会では頑張っていきたいと思います。

【科学部】御所浦島での生痕化石調査(第2回)

科学部化石班が、2回目の生痕化石調査を行いました。

今回は、前回の予備調査の結果を受けて作成したコドラートを使って、自分たちが考えた調査方法が可能かどうか確認しました。

想定と異なり、上手くいかない点もあり改良が必要ですが、調査方法を概ね確立できました。

次回から本格調査に移行します。

さて、中生代の海底では何が起きていたのでしょうか?結果をお楽しみに!

【科学部】新入部員への研究活動指導

科学部の2,3年生が新入部員に対して、研究活動の指導をしています。

指導の内容は調査機器の使用法であったり、発表要旨の書き方、年間スケジュールの立て方等、多岐にわたっています。

新入部員の皆さんは、しっかり学んで今後の参考にして下さい。

【ATⅠ】「天草消滅」を食い止めよう!/ Prevent Amakusa from disappearing!

本日のATⅠでは、熊本大学 熊本創生推進機構地域連携部門部門長の金岡省吾先生より、天草の地域創生についての1時間の講義を受けました。

まず、生徒にとって身近な吉本興業や日本郵政などの企業がどのようにSDGsに関する取り組みをしているかについて紹介がありました。また、東北大学や信州大学での近年の動きや、天草での「地域創生」の様々な活動についても紹介されました。人口減少により「消滅する可能性の高い」とまで言われている天草を「持続可能」なものにするために、私達ができることは何なのでしょうか。

講義を受けた後、生徒たちはグループでディスカッションを行いました。この、講義の後にグループワークを行うという学習方法は、大学でもよく行われているということです。約20分間ほど、グループ毎に意見を出し合い、講義を受けて気づいたことや疑問に思ったことを整理しました。各クラスに熊本大学や天草市役所の方々がアドバイザーとして入っていただき、討議の補助や助言をしてくださいました。

今回を含めて3回、熊本大学や天草市役所の専門家の先生方の力をお借りして地域創生について学んでいきます。昨年度のASでの学びをより深め、今年度のATでの研究活動につなげていってほしいと思います。

We had a lecture on Regional Revitalization from Professor Shogo Kanaoka from Kumamoto University.  First he showed us some examples of what some companies or local governments are doing with SDGs, or Sustainable Development Goals.  Students were surprised to know some familiar companies around them, such as Japan Post or Yoshimoto Kogyo, one of the major entertainment groups in Japan. They also learned what universities like Tohoku University or Shinshu University have been doing recently, and some SDG-related activity in our city Amakusa.

Today, Professor Kanaoka even told us that Amakusa may disappear if we cannot stop our population decline. What on the earth can be done to make it sustainable instead?

After listening to the Professor’s talk, students discussed in groups. Prof. Kanaoka explained that this “lecture followed by discussion” style of learning has recently been used a lot at universities. Students shared their ideas and discussed for about twenty minutes in groups, with staff from Kumamoto University and Amakusa City giving students some advice during that time.

The students will be learning more about Regional Revitalization in the next two weeks in ATⅠ class. We hope these lectures will give them new ideas for their future studies in class!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【科学部】サンゴ調査再始動!

海水温が低いために中断していた牛深の砂月海岸での調査を再開しました。

今回は、新入部員の1年生も加えて、4名で調査しました。

今年度も継続して調査を進めていきます。

続報をご期待ください。

【ASⅡ・Ⅲ】プレゼンテーションを見てみよう! / Developing the ability to judge

本日のASⅡの授業では、まず初めにつくばScience Edge 2023で金賞を受賞した研究発表動画を視聴しました。視聴後、3・4人のグループで発表内容に関してディスカッションをしました。


まだ始まって間もないASⅡですが、グループの中で自然と「司会者」が出ていたり、級友の意見に質問したりなど、活発な話し合いができていました。出た意見は各グループがgoogle classroomに入力し、様々な意見を一度に見られる工夫がなされていました。研究の経験が浅い2年生にとっては「良い点」を挙げるのは比較的容易なものの、「改善点」については出すのが難しい面もあったようです。プレゼンテーションを見る目を養うことで、自分たちのプレゼンもきっと改善されていくことと思います。


その後、グループで今後やりたい研究テーマについてアイデアを出し合いました。バイオ燃料の研究や天草陶石に関する研究、消波ブロックについての研究などの意見が出ていたり、先輩方の研究を継続したいと考える生徒も多いようでした。中には、天草高校の先輩たちがこれまで作成してきた論文を検索することができるAmataka Scholorを活用したり、様々な学術論文にアクセスできるj-stageのサイトで情報収集している生徒もいました。今後が楽しみです!


In today’s ASⅡ class, students watched a Secondary School’s presentation on the Japanese Fire Belly Newt at the Tsukuba Science Edge 2023.  After watching it, they had a discussion on the presentation they had just watched.


Although it was only the second ASⅡ class they had, some students volunteered as a moderator in some groups, and some others asked questions to each other, which made their discussions very lively. Utilizing google classroom, they typed their ideas in a way where everyone could look through all the ideas and opinions they had.  Since most of them have only one year of experience in research, it seemed rather hard for many of them to find what was bad about the presentation they watched, only listing the good points. By developing the ability to judge others’ presentations, students will surely improve their own presentations in the future!


After the discussion, students talked about what kind of research they would like to start in ASⅡ classes.  There were many ideas, such as making biofuel using new material, studying Amakusa pottery stones—which account for 80 percent of all pottery stones produced in Japan—, or tetrapods which dissipate waves more effectively. Some students were using the website“Amataka Scholar” to read the thesis which graduates from our school had written in high school. Others were looking for the latest information on Science researches on J-STAGE, a platform of scholarly publications in Japan.  We teachers are looking forward to their creative ideas!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ASⅢ】崇城大学での分析実習に向けて

今年度も崇城大学の田丸先生にASⅡ・Ⅲの課題研究について御協力をいただきます。

本日は今後実施予定の崇城大学分析実習について、オンラインを用いて打合せが行われました。

思いがけない展開となった班もありましたが、有意義な打合せとなりました。

田丸先生ありがとうございました。