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【SSH】SSH中間発表会 / SSH Interim Presentations
本日6、7限の時間でASⅠ、ATⅠのSSH中間発表会が行われました。5分の発表と3分の質疑応答が5回のセッションで行われ、1年生は2回、2年生は1回の発表をそれぞれ行いました。今日の発表会では質疑応答が活発に行われており、どの生徒も主体的に発表に臨んでいたようです。昨年度の形態から変更し、今回の発表会では2年生も発表を聞くだけではなく研究計画書を発表する時間を取りました。準備期間が短く直前まで発表に不安を抱えていた生徒も多くいましたが、計画書について発表し、質問や助言をいただく機会を得たことは、今後の研究の糧になるものと思います。
半面、課題もまだまだ多く見受けられました。発表に慣れておらず、声が小さくて聞き取りづらかったり、原稿を読んで発表していたりした班も多くありました。また、質疑応答で何とか返答していたものの、データに基づかない主観で答えていた場面や、答えにつまっていた場面もありました。班によっては、これからディスカッションを重ね、仮説の検証の仕方を見直すことも必要になりそうです。
最後に、教頭先生から講評をいただきました。研究の質を高めるためにも質疑応答を大切にしてほしいことや、データの質と量にこだわり、どのような数値が必要なのかをしっかり考えてデータをとっていってほしいということなどを話されました。今回の発表会の経験を今後の研究や発表に活かし、計画的に研究を進めていって欲しいと思います。
Today we had SSH Interim Presentations with students taking ASⅠ and ATⅠ. We had five sessions in total, each consisting of a 5-minute presentation and a 3-minute question and answer session. In today’s presentations, so many students asked questions during the session, which indicated great progress. We had this event last year too, but 2nd graders participated just as listeners that time. This year, both 1st and 2nd graders had opportunities to present. This experience will surely help them a lot when they plan and discuss their study in the future.
Meanwhile, we could see the students were struggling at some points. Some didn’t speak loud enough, or just read their notes with their faces down. Others tried to answer questions but ended up revealing they had no reliable data to support their answers. It seems that many groups need more discussions to find out how they can verify their hypothesis.
After all the presentations, the vice-president had a word to students. He encouraged them to keep asking good questions because that would help make the research better. Also, he emphasized the quality and quantity of the data; students need to consider what data they take so that they can make their research more reliable. We hope today’s presentations gave them wider perspectives that can help them in the future.
【ATⅡ】提言書作成に向けた討論会
2学期から始まっている提言書に作成に向けた取組も大詰めです。
本日は提言書の内容について、討論会を行いました。
討論会では各班が自身の提言内容を簡単に説明し、他の班が提言内容について質問しました。
「実際、どの程度の費用減になるの?」「天草のメリットは何?」など鋭いながらも今後の参考になる討論が行われていました。
次週より天草に向けての提言書作成に取りかかります。
さて、どんな提言をしてくれるのでしょうか?楽しみです。
【科学部】御所浦島での生痕化石調査(R5.10)
今週末の研究発表会に向けて、最後の調査に向かいました。
調査では、前回調査した部分の再調査等を行いました。
また、御所浦白亜紀資料館の黒須様にもアドバイスいただきました。
黒須様、有り難うございました。研究発表会頑張ってきます!
【科学部】砂月海岸でのサンゴ生態調査(R5.10)
22日の発表会に向けて、調査を行いました。
これまで苦戦していた同地点での定点観測を試行錯誤の末、ついに実現できました。
苦節1年半、調査方法を4~5つ考案しては失敗するの連続でしたが、努力が実りました。
ようやく手法を確立できたので、今後は継続的なデータ採取に取り組みます。
【ASⅡ】研究日和です! / Under the Beautiful Autumn Sky
本日のASでは、秋晴れのもと、外に出て活動する班も多く見られました。外で走ったり(理想的な走りのフォームを調べたいそうです)、川で調査をしたり(発電方法を研究しています)。早い班は少しずつデータも取れつつあります。
教室組は、テトラポット班が面白そうな動きをしていて、ちょっと話を聞かせてもらいました。3Dプリンターで作った小さなテトラポットを使って、よりよい組み方をシュミレーションしているんだそうです。テトラポットの間のすきま=「空隙率(くうげきりつ)」が小さいほど波を打ち消す効果が高いのですが、その隙間を少なくする組み方をあれこれ模索しているとのこと。海岸で目にするテトラポットは無作為に組んであるため、かなりの数が使用されているのですが、効率がよい組み方をすることで積む個数を削減することもできるのではないかということでした。実際にテトラポットを組んだり、高さなどを計測しながら、効率の良い組み方に加えて「空隙率」の測り方をどうするか、水で測るか、それとも...と活発な議論がなされていました。
2学期になり、外部の発表会の参加募集なども多くきています。研究を進めつつ、多くのことにチャレンジしていってくれたらと思います。
In today’s AS, the students went outdoors to continue their research. Under the beautiful autumn sky, the students were either shooting a video to check the movement of their bodies, or doing research in the river. Some groups have already succeeded in collecting useful data for their study.
Meanwhile, in the Earth Science room, a group called “Tetrapods” was doing something interesting. They were using mini-tetrapods made with a 3D printer to simulate the best way to assemble them. According to the students, the gaps between tetrapods is called “porosity.” The smaller the porosity between the tetrapods, the higher their ability to absorb the shock of the waves, thus, the students have been trying to achieve less porosity. The tetrapods we see along the seashore are usually assembled randomly using a lot of tetrapods, but, if they could be assembled in a better way, the amount of tetrapods used would be less. The students were trying different ways to assemble the tetrapods by measuring heights, and discussing the best way to measure the porosity at the same time.
There are many presentation contests available for the students to join. We hope they will make the best of these great learning opportunities.