SSHのページ

新着情報

【科学部】街なか高校生派出所に向けて

10月15日(日)に天草宝島国際交流会館ポルトにて、「街なか高校生派出所」というイベントが行われます。

このイベントは熊本県高等学校OneTeamプロジェクトの一環で、本校の他に天草拓心高校、天草工業高校、天草支援学校と合同で実施されます。

各学校が趣向凝らし、学校の魅力や学校の特色を生かした体験が出来るブースを設置しています。

科学部は夏と冬に本校で実施しているサイエンスアカデミーを出張開催します。

本日は実行委員長の尾上さん(1年生)からの説明がありました。

多くの方々に楽しんでもらえるブースにしておりますので、たくさんの御来場をお待ちしています。

【総合理科】ミニ課題研究(生物)を行いました

総合理科B(生物分野)の前期の締めくくりとして、ミニ課題研究を行いました。

研究テーマは「プランクトンの組成から見る町山口川」です。

日陰と日向の2カ所から採った川の水を顕微鏡で覗き、プランクトンを探しました。見つけるのに苦戦するかなと思っていましたが、生徒達は予想以上にたくさんのプランクトンを見つけてくれました。

その後、採水した場所の違いが、プランクトンの組成にどう影響するのかを考察していきます。

この段階で、実験方法の改善点を見出したり、新たな疑問が生まれてchromebookで調べたりする生徒もみられました。

総合理科での学びを、ASⅠの課題研究にもつなげてくれることを期待しています。

 

【ASⅡ】課題研究の評価を行いました

本日のASⅡはこれまでの研究活動を振り返る評価日でした。

まず、A1「読み解く」とA2「先人の知恵を活かす」の本評価(個別評価)が実施されました。

先日行った仮評価と比較して、2年ASクラス生徒全員に向上が見られました。

その後、B2「数値データを収集する」、C1「数値データを処理する」、D4「英語を活用する」についての仮評価(グループ面談)を実施しました。

これから取り組んでいく内容なので、仮評価の平均値はとても低かったですが、これから自分たちが何をすべきなのか明確になった仮評価となりました。

また、担当職員は昨日(9/27)の研修を生かしてアドバイスをしていました。

<本評価の様子> ※評価シート記入後、個別面談を実施。

<仮評価の様子>

【SSH】課題研究に係る職員研修

9月27日(水)午後から課題研究に係る職員研修を行いました。出張先の長崎からSSH研究主任のZoomによるオンライン講義から始まり、生徒の考えを引き出す問いかけの場面を想定したロールプレイを行いました。

ロールプレイの後には、動画等を用いてルーブリックを活用した課題研究の評価についての説明がありました。

今後も指導と評価の一体化を図り、課題研究の指導に取り組んでいきます。

【ATⅡ】仮評価【E1】・【E2】

本日は、【E1:提案を創造する】及び【E2:地域を創造する】の仮評価を行いました。

各班で探究活動の進捗状況を確認し、自分たちの現在の立ち位置と今後に向けて為すべきことの確認を行う機会となりました。

今後実施される本評価に向けて、仮評価を通して浮き彫りになった課題に各班及び生徒一人ひとりが向き合い、研究を深めていってくれることを期待します!

【ATⅠ】研究計画書締切日!

 本日は、夏休みの課題として課されていたATⅠ「研究計画書」の提出日でした。

 各班では夏休み中の班員それぞれの活動や先行研究の状況を確認したり、これからの研究の進め方について議論したりしていました。夏休みの期間を活用して地域の方と研究について話をしたり様々な先行研究から研究方法を練り直したりと、ある程度の活動ができた班もあれば、夏休み前とあまり状況が変わっていない班もあるようです。各班、担当の先生方に研究の方法や進め方についてアドバイスをもらいながら、これからの活動を組み立てていました。

 あと1ヶ月ほどで中間発表会がやってきます。ここでは、研究の内容とその計画について、1・2年生や先生方、外部から来られる方々に発表と質疑応答を行います。仮説をふまえた実験や調査の具体的な方法について、班員一人ひとりがしっかりと発表できるように、班で協力しながら着実に準備を進めていってください。

【科学部】考査前最後の研究活動でした

来週から始まる中間考査に向けて、明日から部活動が休みになる科学部です。

考査前の活動最終日にも関わらず精力的に研究が行われていました。

<ホタル班>

保護施設に必要なグリーンカーテンを再度栽培するための準備をしていました。

その後、DNA調査に必要な英語の論文を翻訳していました。

<化石班>

御所浦島で産出されるスフェノスラムスという古生物(二枚貝)の生態を論文を活用して調査していました。

<サンゴ班>

先日の調査で撮影した画像を元に、サンゴの被覆度を計算していました。

<宇宙エレベーター班>

プログラミングできるレゴを活用して、宇宙エレベータロボット競技会に参加します。

今日は試行錯誤して本体を作成していました。

【科学部】楠浦町でのアマモ調査

アマモ班を中心とした科学部有志で楠浦町のアマモ調査を行いました。

この時期のアマモは葉が短く、探すのに苦労しましたが、順調に生育していることを確認できました。

冬に向けて、さらに調査を続けていきたいと思います。

【ASⅡ】そもそも...?!/ Looking back in the first place…

今日のASⅡでは、研究計画を練っていくうちに、「そもそも何が目的なのか?」「どうやって調べるのか?」という問題につきあたっている班がいくつも出てきて、頭を抱えながら班でディスカッションを重ねたり、先生に助言をもらったりしていました。

 木の含水量に着目して、木の防音性の研究をしている「音」班は、そもそも「なぜ木なのか?」「含水量だけに着目すべきなのか?」という議論になり、活発にディスカッションしています。その頃、「汽水域班」は、学校にある機械ではヘドロに含まれる有機物の計測が難しいと気づき、仮説に入れる検証可能な数値について話し合うことになりました。一方、「マイハギ」班も似たような状況に直面していました。マイハギに含まれる物質を正確に検出するのが困難ということのようです。こちらは、生物の先生に助言をいただいた後、新たな手がかりを求めて図書館へ向かいました。

 研究計画書が完成!と思っても、いざ研究を進め始めてから気づくことも多いものです。「そもそも」という原点も時々思い返しつつ、様々な知恵を出し合い、試行錯誤しながら目指す方向に一歩ずつ進んでいってくれると思います。

In today’s ASⅡ, many of the groups were facing the same problems; “Is this goal appropriate?” or “Is this the right way to obtain data?”  The students were brainstorming once again in groups, utilizing advice from the teachers.

   A group called “Sound,” which has been studying the sound insulation of wood, went back to their research’s roots, asking themselves “why does it need to be wood in insulting sound?”  They are now not sure if they need to focus on only the water content of the wood or not.  Meanwhile, one called “Brackish water” realized that they can’t measure organic substances with a machine at school.  They are now discussing what kind of verifiable figure they should put in their hypothesis.  There was another group facing a similar problem - one called “Telegraph plant.”  They found that it was difficult to detect the substance in the plant.  After a short discussion with a biology teacher, they headed for the school library.

   Often, they find obstacles only after proceeding with their research.  However, they can always look back to their starting point, have a discussion of some sort, then take another step forward with a different point of view.  Trial and error is vital to progress.  Good luck, everyone!

 

【ASⅢ】論文作成

ASⅢでは、2年生から続けてきた課題研究の集大成として、研究論文を作成しています。

この論文は、継続研究をしていく後輩の参考資料として読まれます。

実験手順や明らかになったことが具体的かつ分かりやすく伝わるように表現を工夫して作成しています。

出来上がった論文は「日本学生科学賞」へ出展する予定です。