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2024年10月の記事一覧
令和6年度「倉岳校福祉の日」の学習がありました!
10月16日(水)午前、「倉岳校福祉の日」の学習がありました。これは、講話や実習をとおして身近な超高齢社会の問題に目を向け(天草は全国平均の二、三十年先をいっている状況だそうです!)、支え合って生きていくための知識や技能を学ぶため、毎年開催しているものです。今年は社会福祉協議会倉岳支所様から講師として来校いただき、高齢者疑似体験と車椅子体験を行いました。
まず、全体にお話をいただき、高齢者疑似体験を行うための装具のつけ方と、車椅子を使う際の留意点を教えていただきました。
その後、男子は車椅子体験、女子は高齢者疑似体験からそれぞれさせていただきました。
腕や膝が曲げにくく、腰が伸ばしにくい状態です。また、視界がわるく音がキャッチしにくくなりました。そこで、服を着たり、床に横になったりしてみました。動きづらそうです。
車椅子の体験は、これまでしたことがある生徒も何人かいました。
ブレーキをかけて乗り降りしてもらう、フットレストに足を載せてもらうことが基本で、肘は内側に入れてもらっておくと安全ということでした。ブレーキはハンドルにも付いています。
声掛けを行って動かすこと、衝撃を少なくし、段差を降りる時には後ろ向きで降りることが大切です。常に、椅子に乗っている方の目線が高い所に向かうようにすることがポイントだそうです。
車輪を段差に沿わせて押し上げるというコツも話しておられました。
高い段差や階段は、2人で支えて車椅子ごと下ろします。
杖をつかれながらの歩行は、腕をしっかり支えて、段差を声で知らせ、杖で確認してもらって少しずつ進みます。
最後の方では、すれ違う2人組同士、「こんにちはー。」などと和やかに声を掛け合う姿も見られました。生徒たちは皆丁寧にサポートしており、心が温かくなるような日となりました。これからも、身の回りの方、町で困っている方がおられたら、今日学んだことを生かして積極的に動いていってくれることと思います。職員も人ごとではなく、大変勉強になりました。
社会福祉協議会倉岳支所の皆様、機具等のご準備からご指導まで、大変お世話になりました。ありがとうございました。
1年ストレス対処教育講演会を開きました!
10月10日(木)、スクールカウンセラーの先生を講師に、1年生を対象にしたストレス対処教育講演会を開きました。演題は「高校生までに身につけたいライフスキルとストレスに対するコーピングスキル」というものでした。
はじめに、自立した生活において大切なライフスキルをどのくらい身につけているか、各自でチェックします。
その後、班に分かれて情報交換を行い、共通する部分やそうでない部分がわかりました。自分の状況を客観的に見ることができたようです。
次に、ストレスを感じたときにどのような症状があらわれるかを書き出し、その際に行う自分の気持ちを楽にする方法(コーピング)も、各自思いつく限り上げました。コーピングはできるだけ多く持っていた方がいいとのことです。その後、班の中でそれぞれの方法を発表し合い、情報交換を行いました。(そういう方法もあるな、という発見もあったようです。)
講師の先生からは、自分だけで抱えず、周りの人に相談することも大切だというお話をいただきました。
今回の講演会は、今後、高校を卒業し社会に出て行く生徒たちにとって、自分を大切にし、基盤をしっかりとしたものにすることの重要性を再認識する時間となりました。この学びを生かしていってくれるものと思います。講師の先生、ありがとうございました。
保育園実習に伺いました!
10月9日(水)午前、2年生の6名が「家庭総合」の訪問実習で、倉岳保育園へ伺いました。実際に園児の皆さんと先生方の様子を目にし、お話を伺う中で、様々な学びを深めたようです。
初めは、高校生も園児の皆さんも緊張しているようでした!
次はふうせんバレーの様子です。かわいいですね。高校生も大人も、こういう時代があったのですよね……
そして、外遊びもしました。ここから、より打ち解けることができたようです!
練習した「手遊び歌」で盛り上がっています。
絵本の読み聞かせでは、園児の皆さんもお話に聞き入ってくれました。
こちらは折り紙をしているところです。少し難しかったですが、くるくる回るおもしろいおもちゃ「プロペラ」を作りました。
給食のお手伝い、片づけも体験することができました。
そして、最後は園児の皆さんと握手をしてお別れしました。園児の皆さんは玄関までお見送りしてくれたということで、生徒たちもうれしかったことでしょう。今日の貴重な経験は、今後の自身の進路や人生に生かしていくことと思います。倉岳保育園の先生方、園児の皆さん、お世話になりました。ありがとうございました。
保中高合同避難訓練行われる
10月8日(火)午前、倉岳保育園・倉岳中学校と合同で、地震・津波・火災発生を想定した避難訓練を行いました。これは、津波発生前の避難の順序、火災を含めた避難方法などを確認し、安全に対する意識を高めるとともに、保育園、中学校と合同で行うことで、地域と連携し、高校生としての役割への自覚を高める目的で行っているものです。
まず、地震発生の放送があり、身を守る行動をとります。
その後、火災発生の放送があり、ハンカチを口に当てながら避難場所に移動。保育園、中学校より海抜が高い倉岳校に、園児や中学生の皆さん、先生方も集まってこられます。高校生は園児の皆さんが組ごとに集まるお手伝いをしました。
集合後に、天草広域連合中央消防署倉岳分署の方々より、講評をいただきました。
そして、中学生、高校生には防災学習の講話もいただきました。まず、初期消火にあたる際のポイント3点と、消火器の使い方を確認することができました。初期消火の3ポイントは、1 大声で発生を知らせる、2 自分の逃げ道を確保してから行う、3 火が大きくなったら無理をせず逃げる ということです。
そして、実際に水消火器を学年代表が使わせていただきました。
その後、訓練通報として実際に火災通報、救急通報の練習をさせていただきました。高校生は火災通報を体験し、ご指導のもと、的確に通報できていました。
災害はいつどこで起こるかわからないものであるため、心構えはいつでもしておき、今日は帰宅後、家庭でも話をしてみるようにとのお話でした。倉岳分署の皆様、ご指導ありがとうございました。
また、倉岳保育園、倉岳中学校の皆さん、先生方もありがとうございました。
花の名所、倉岳校?!~その6~ 静かに穏やかに
校内に咲く花の話題です。随分間が開いてしまい、すみません。
季節は巡り、向日葵もさようなら、となりました。……前半は少し前(9/19)の写真、こちらはマリーゴールドです。
そして、あのケイトウ……伸びています!
その近くや生徒昇降口に咲く、アベリアという白い花
長く咲いていますが、10月7日現在、少し散りかけとなっています。
次は「メキシコハナヤナギ」で、低木で小さな紫の花をたくさんつけています。温暖な気候で元気に育つ種のようです。ずっと咲いていて、近くには小さなチョウチョがよく飛んでいます。花言葉は「幸福」や「喜び」だそうで、贈り物として選ばれることが多いとのことです。
そして、こちら検索してみますと……ヤマブキです!花の色があの山吹色ですね!
こちらは小さいですが、サルスベリ (カラス葉品種)のようです。
こちらは熱帯花木のデュランタというもので、沖縄では生け垣に利用されているようです。
こうして、静かな中に、よく見ると色とりどりの花が咲いています。知らず知らず、癒やされているのだなあと感じ
ました。
またご報告します。
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