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2021年12月の記事一覧
防災避難訓練(火災)・救急法講習会
12月9日(木)、火災を想定した防災避難訓練と救急法講習会を実施しました。
防災避難訓練では、全校生徒・職員が真剣に訓練に取り組み、無事に避難を完了することができました。天草消防署倉岳分署の方々に避難訓練の講評や消火器の使用法について指導をいただきました。消火器の使用法では、各学年2名ずつと教員2名が体験を行い、無事消火を成功させていました。
避難訓練をとおして、生徒たちは「『おはしもち』を意識して避難することができた。家で火災が起きたらどこに避難すれば良いのか、家族と確認しておきたいと思った。また、日常的に荷物をきれいに整理しておきたいと思った。」や「実際に火災が起きた時はパニックを起こしたり、動けなくなってしまうかもしれないので、常に意識しておきたい。どこにいても大丈夫なように、避難経路をしっかりと確認しておきたいと思った。」、「消火器を使う時は、逃げ道をきちんと確保することや、炎が天井の近くまで来ていたらすぐに避難することが大事であることを学んだ。」などの感想を書いていました。防災意識を高め、冷静に対処できるようになってほしいです。
<防災避難訓練(火災)の様子>
~避難の様子~ ~避難訓練の講評~ ~消火器の使用法~
~生徒謝辞~
救急法講習会では、天草広域連合中央消防署倉岳分署の皆さんを講師としてお招きし、心肺蘇生法やAEDの使用方法、応急手当について講習会をしていただきました。3時間に及ぶ講習会で、知識だけでなく、命を救うための技能を身につけることができました。
講習会をとおして、生徒たちは「胸骨圧迫を初めは全くできなかったが、何度もやるうちにコツをつかむことができた。今後、倒れている方を見かけた場合、勇気を出して話しかけに行き、心肺蘇生法やAEDを正しく使用できるようにしたいと思った。」や「胸骨圧迫を1回1回丁寧にしようとすると、すぐに疲れてしまった。長時間行うのは本当に大変だと思った。命を救うためには、チームプレーや勇気がとても大切だと改めて実感できた。」などの感想を書いていました。緊急時に落ち着いて冷静に対処できるよう、今回学んだ知識や技能を今後に活かしてほしいです。
<救急法講習会の様子>
性教育講演会
11月18日(木)、天草中央総合病院で助産師をされている友尻 眞樹子様をお招きし、『「性」について考える~男性と女性、妊娠と出産、性感染症を予防し、命をつないでいくということ~』という演題で講演をしていただきました。映像で命が誕生する場面を視聴し、私たちの命はまさに奇跡の存在であることを学びました。他にも、人工妊娠中絶や性感染症について知る良い機会となりました。
講演後、生徒たちからは「初めて出産の映像を見て、とても大変そうだと思った。自分もこのように生まれてきたのだなと思った。」や「人工妊娠中絶をする人が熊本では全国よりも多いことが分かって悲しく思った。他に性感染症にかかる人も熊本が多いことが分かったので、自分でも注意して性感染症にかからないようにしたい。」、「卵子と精子が出会い、受精するところから生命が誕生するまで写真で説明してくださったので、分かりやすかった。」、「将来間違った選択をしないように、正しい付き合い方をしていきたいと思った。」などの感想がありました。
自分の命だけでなく、他者の命を大切にするためにも思いやりのある行動を互いに心がけていくことが大切なこと、自分や相手、家族、周りの人たちに祝福してもらえるタイミングで妊娠・出産ができるようにしっかり考えることが大切だということを忘れず、将来に活かしてほしいです。友尻様ありがとうございました。
<講演会の様子>
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