新着情報

食品工業科 NEWS

絞りクッキー(食品工業科)

食品工業科1年生の「食品製造」の授業でクッキー製造の学習を行っています。

会議・研修クッキーには様々な種類があり、形や味・食感で作り方も異なります。

今回は口金をセットした絞り袋に生地を入れて、天板に絞り出す「絞りクッキー」の製造実習です。

口金の種類によってクッキーの形状が変わるのが特徴ですが、同じ大きさ、同じ形に絞り出す技術が必要とされます。

生徒全員上手に絞ることができましたよ興奮・ヤッター!

 

ジャム・マーマレード製造実習(食品工業科)

食品工業科2年生の「食品製造」では『野菜果実の加工』について学習します。

いちごジャム、りんごジャム、マーマレードを製造し、製造の原理や技術、保存食品についての基礎を学びます。

会議・研修ジャムは果実中のペクチンが酸と糖の作用によってゲル化したものです。

果実に含まれている成分量がそれぞれ異なるので、グラニュー糖やクエン酸、ペクチンの量を調整して仕上げていきます。

イベントいちごジャムは本校農業科で栽培されたイチゴを原材料として使用しています。果肉を潰さずに粒のまま仕上げました。

イベントりんごジャムは1個ずつ丁寧に生徒が皮をむいて、角切りにしました。果肉の食感がやさしく味わえます。

イベントマーマレードは爽やかな甘夏果汁とスライスした外果皮の苦みがクセになる味です。

パンやクラッカー・ヨーグルトと一緒に、また料理の隠し味にと幅広く使えますよ!

各種 1個140g入り ¥300

次の製造は2学期を予定しています。ご購入はお早めに。

お問合せは食品工業科までお気軽にどうぞ。

牛乳の凝固実験(食品工業科)

3年生「総合実習」の授業で、牛乳の凝固実験を行いました。

牛乳の特性のひとつに「タンパク質の凝固」があります。タンパク質が凝固する要因には、熱や酵素など様々なものがあり、この特性は牛乳を利用した加工品の製造も深く関係しています。

今回の授業では、「酸」による牛乳の凝固を確認するとともに、温度の違い、砂糖の添加量の違いが牛乳の凝固にどのように影響するかを調べることを目的として実験を行いました。

←写真ではわかりにくいですが…右側2つのビーカーで凝固が起こっています。

牛乳に酸液(乳酸+クエン酸)を加えたときの変化に、驚きの声をあげる生徒もいました驚く・ビックリ身近な食品が見慣れない変化を起こすことが、生徒の目にとても新鮮に映ったようです。

今回の学びは、食品工業科の看板商品のひとつである酸乳飲料「ラッキス」の製造にもつながる重要な内容です。しっかり覚えて、自信をもって製品づくりに臨んでくれることを期待しています!

花壇の除草(食品工業科)

1年生「農業と環境」の授業で、花壇の除草を行いました。

 

外用の実習服を着て行う初めての実習だったため、服を着用する際のルール、片付けの進め方など、説明することがたくさんありましたが、どの生徒も集中を切らさずに話を聞いてくれました。

実際に体を動かす時間は長くはありませんでしたが、互いに声を掛けながら協力して実習に取り組み、予定していた内容をやり遂げることができました!

これから、日を追うごとに日差しが強くなり、暑さも厳しくなってきます。万全の状態で実習に臨むことができるよう、日頃から体調管理に気を配ってくれたらと思います。そして、実習ではよい汗を流しましょう!

みたらし団子(食品工業科)

食品工業科 1年生 「食品製造」の授業キラキラみたらし団子キラキラを作りました。

みたらし団子は鎌倉時代に誕生したと言われ、漢字では「御手洗団子」鉛筆と書きます。

会議・研修原材料の「白玉粉」は、もち米を精白・水洗いし、水を加えながら石臼で挽いたのち、沈殿物を乾燥させたものです。団子にすると食感はもちもちとしていて柔らかくなめらか花丸冷やしても固くなりにくいのが特徴です。

白玉粉に水を加え、しっかりこねます。ここで水を加えすぎてはいけません!注意みんな慎重に水の量を調節しながらこねていました。同じ大きさに分割し、茹であがったら氷水で冷まします。その間に、みたらしのたれを作り、団子にかけて完成です!了解今回は食べやすいようにカップに入れて持ち帰りました。全員もっちもちのみたらし団子ができました!興奮・ヤッター!

 

脂質の定性実験「アクロレイン反応」(食品工業科)

2年生「食品化学」の授業で脂質の定性実験として『アクロレイン反応』の実験を行いました。

会議・研修脂質はグリセリンと脂肪酸等で構成されており、今回は「食品中にグリセリンが含まれているか」を確認する実験です。

試料(油脂)に含まれる「グリセリン」と「硫酸水素カリウム」を高温で反応させると刺激臭の強い『アクロレイン』の白煙が生成されます。

試料はAキャノーラ油 Bオリーブオイル Cバター を使いました。

試験管3本に「硫酸水素カリウム」を薬さじ小1杯ずつ入れて、各試料を入れます。

ガスバーナーの遠炎で徐々に加熱していきます。

鉛筆この3つの油脂には「グリセリン」が含まれているので、白煙を生じる反応や色、臭いを確認して記録します。

生徒達はこの臭いを『飲食店の換気扇から出てくるにおい!』驚く・ビックリ『揚げ物屋さんのにおい!』と表現していました。

きのこ栽培(食品工業科)

2年生「微生物利用」の授業でキラキラ キノコ キラキラを栽培しました。

会議・研修キノコ とは菌類であり、分類学上は「かび」に近い仲間とされています。また、自然界では細菌やかびなど多くの微生物と共存しています。

今回は、キノコ栽培キットを使って、「シイタケ、エリンギ、ナメコ、ヒラタケ、エノキ」

の5種類の中から自分の好きなきのこを1つ選び、愛情を込めて毎日お世話しました。

霧吹きで1日2回水をあげます。すると、3日目ぐらいから、小さいキノコが出てきました。その後もぐんぐんと成長し、約2週間で大量に収穫できました!

シイタケなど多くのキノコ類はグアニル酸という旨味成分を含んでいます。

収穫したきのこは、みんなで調理して給食・食事美味しくいただきました!にっこり

第10回熊本城マラソン大会『ペトレ家のおもてなし』(食品工業科)

2月19日(日)に開催されたイベント『第10回熊本城マラソン大会』イベント大会コース26.7キロ地点での「バターサンドクッキー」と「ラッキス」の振る舞い音楽と、ランナーの皆さんへの応援にっこりを精一杯!頑張ってきました。

ひらめき感染防止対策として、クッキーは1人分を紙コップに入れて、紙コップごと渡したり、ラッキスは走りながらでもこぼれない量を入れたりと、多方面の配慮を行いました。

また、卒業生などたくさんの方から励ましのお声かけもいただきました。

試作から準備、当日のおもてなしは大変でしたが、とても充実した活動キラキラでした。

【前日 2月18日(土)の準備】

【当日 2月19日(日)】

第10回熊本城マラソン大会に向けて準備中(食品工業科)

2月19日(日)に開催されるイベント『第10回熊本城マラソン大会』イベントにおいて選手に振る舞うクッキーを準備しています。

ひらめき県出身で日本人初の五輪選手「金栗四三」がストックホルム大会のマラソンの途中で倒れ、現地の『ペトレ家』に介抱された逸話を元に食品工業科2年生が考案しました。

大会当日は、金栗さんが倒れた距離と同じ26.7キロ地点で「ペトレ家のおもてなし」と銘打ったブースを設置して、本校で収穫された柑橘を砂糖漬けして作ったネーブルオレンジバターをサンドした『バターサンドクッキー』と本校生徒実習製品の酸乳飲料『ラッキス』を振る舞います。

晴れ選手の皆さんが無事に完走できるように急ぎ心を込めて焼き上げます!

シフォンケーキ(食品工業科)

食品工業科1年生「食品製造」の授業で『シフォンケーキ』を作りました。

ひらめきアメリカ生まれのスウィーツで、できあがった生地の様子が絹織物(シフォン)のようにきめ細かくキラキラふんわりと軽い食感なのでシフォンケーキと名付けられました。

製造工程で重要となるポイントは、卵黄・砂糖・水・サラダ油を乳化(水と油をなじませること)させてもったりとマヨネーズのようになるまで泡立てる工程と卵白と砂糖を泡立てるメレンゲ作りの工程です。

会議・研修卵白を凍結直前まで冷やすとしっかりとしたメレンゲができます了解

全体を混ぜ合わせる時、気泡を潰さないようにやさしく混ぜると、ふんわりとした生地が完成しますにっこり

焼き型に流し入れて、170℃のオーブンで35分間焼きます。

焼き上がったら逆さまにして冷却します。

イベント全員ふんわり焼き上がりましたよ音楽

デコレーションケーキ(食品工業科)

食品工業科1年『食品製造』の授業で「デコレーションケーキ」記念日の製造実習を行いました。

6号サイズ(直径18cm)のスポンジケーキから作りました。

イベント各自、デザイン画を手書きで作成しイメージ通りに作ることを課題としました。また、材料の原価計算、時間内に完成させるために準備することなども実習前の学習として取り組みました。

ハートハートや星型キラキラのクッキー、マジパンで作ったバラ、マカロンやトリュフ、チョコやイチゴのソースなど自宅で作ったものを飾った生徒もいました。出来上がったケーキは素晴らしい作品ばかりでした。

 

 

水分の定量実験(食品工業科)

1年生「食品化学」の授業で『食品中における水分量測定』を行いました。

会議・研修食品中の水分含有量は味や食感、保存性などとても重要な部分です。

食品中の水分の測定方法には乾燥法、蒸留法、化学的測定法の3つあり、今回は乾燥法で測定しました。

まず、①秤量びんの重量を測定して『電気恒温乾燥機』105℃で2時間程度加熱します。②デシケーターで冷却して、③再度秤量びんの重量を測定する。①~③を測定前後の差が0.5mg以内になるまで繰り返します。秤量びんに付着した空気中の水分等を取り除くために重要な工程となります。

次に、試料のダイコン、ニンジン、キュウリ、キャベツを細かく切って5g採取します。

①~③の工程を経た秤量びんに入れて『電気恒温乾燥機』105℃で2時間程度乾燥させます。重量をはかって減少が見られなくなるまで乾燥を続けます。

この後、計算式に当てはめて水分含量%を求めていきます。

水分が無くなった野菜は、どれがどれか分からないですね驚く・ビックリ

タンパク質(アミノ酸)定性実験(食品工業科)

2年生「食品化学」の授業でタンパク質(アミノ酸)の定性実験として『ニンヒドリン反応』の実験行いました。

会議・研修『ニンヒドリン反応』とは“ニンヒドリン”とアミノ酸がもつ“アミノ基”が反応して、青紫や赤紫に色が変わる反応のことです。この反応によってアミノ酸が含まれていることがわかります。

今回は①「醤油」、②「牛乳」、③「卵白」、④調味料の「味の素」と⑤空試験※の「蒸留水」を試料として実験を行いました。※⑤の空試験とは物質が入っていないときは反応しないことを証明するための実験です。

希釈した試料(牛乳のみ原液)3mlに0.2%ニンヒドリン溶液を1ml加えてガスバーナーで加熱し、冷却して観察します。

⑤の空試験「蒸留水」以外は色の違いや濃淡はありますが反応が確認できました。

また、色の違いや濃淡によって、アミノ酸の含まれる量も推測することができました。

鉛筆この「ニンヒドリン反応」は紙や木材に付着した指紋の検出にも用いられます。

また、ニンヒドリン反応を最初に報告したイギリスのルーエマンさんにちなんで、反応した時の紫系の色を『ルーエマンパープル』キラキラといいます。

開放講座(食品工業科)

11月12日(土)に食品工業科実習棟で開放講座が行われ「ロールケーキ」キラキラを作りました。

卵9個と砂糖を使用し、全卵を泡立てる共立て法で生地作って焼きます。共立て法は湯せんで温めるとより泡立ちがよく、もったりとした生地ができます。そして、篩った薄力粉を入れてゴムへらでさっくり混ぜて生地の完成です。

(ちなみに卵白だけを泡立てるのは別立て法といいます。この場合は冷やすとよりしっかりとしたメレンゲとなります。)

天板に流しいれ、きれいにならしたら200℃のオーブンで13分間焼きます。

イベント焼きあがって冷却した生地に、泡立てた生クリームをのせて巻いていきます。みなさんとてもきれいに巻くことができました。そして箱に入れてお持ち帰りいただきました。

親子で参加された方もあり音楽楽しんで作っていただきこちらも良き時間でした。

肉加工実習(食品工業科)

イベント肉加工については「食品製造」の授業で主に3年生が学習する分野ですが、南園祭で販売するために10月上旬から3年生を中心に全学年で取り組みました。

肉の下処理や塩漬、乾燥、燻煙、ボイル、冷却、包装、殺菌、検品そしてラベルを貼って完成です。検査機関に完成した製品を提出して安全を確認して販売となります。

 

下処理から包装までベーコンとロースハムは10日間、ソーセージは7日間を要します。

ひとつひとつの工程を丁寧に、安全に行わなければならないので生徒も職員も必死でした。そして南園祭では多くの方にお買い求めいただきました。会計までの待ち時間も長く大変ご迷惑おかけしましたが、本当にありがとうございました。

キラキラこれからも安心安全に取り組んでまいります。

パウンドケーキ(食品工業科)

食品工業科1年生「食品製造」の授業で『パウンドケーキ』を作りました。

会議・研修『パウンドケーキ』は薄力粉、砂糖、卵、バターを1ポンド(POUND)=450gずつ合わせたイギリスのお菓子です。フランスでは『カトル・カール(1/4が4つ集まったという意味)』と呼ばれます。

 

イベント今回の配合 パウンドケーキ型(8㎝×21㎝×6㎝)

薄力粉125g、砂糖125g、卵125g、無塩バター125g、バニラオイル3滴 です。

ひらめき材料それぞれに温度差があると分離して膨らみが悪いことがあります。無塩バターは軟らかくしておく、卵はぬるま湯の湯煎であたためるなど準備をしておくと上手に焼き上がります。

175℃のオーブンで40~50分程度焼いたらできあがりです。

みんな上手に膨らみました!

あんぱん&チーズパン(食品工業科)

食品工業科1年生の「食品製造」の授業でパン製造の学習を行いました。

会議・研修パンは酵母(イースト菌)が発生させるガスの力で膨らみます。イースト菌は小麦粉や砂糖などの栄養分、35~38℃の温かい環境、60~70%の湿度でより活発に活動しガスが発生します。このガスはエチルアルコールと二酸化炭素です。できたてのパンを割ったときアルコールのにおいがするのはそのためです。

今回の実習では『あんぱん』『チーズパン』を作りました。

材料をこねる→ 一次発酵→ 分割・丸め・成形(あんことチーズを詰める)→ 仕上げ発酵→ 焼成 

イベントおいしそうにふっくら焼けました!

 

西洋料理と西洋菓子の技能体験セミナー(食品工業科2年)

県商工労働部 商工雇用創生局 労働雇用創生課と県技能士会連合会の主催でおこなわれ、西洋料理と西洋菓子の講師の方をお迎えして、『みらいの技能士育成ステップアップ事業』の一環で「技能体験セミナー」が行われました。

今回は食品工業科2年生を対象に、7月25日から5日間インターンシップへ行く、事前セミナーとして技能士の方からの講話や指導を含めた体験の機会をいただきました。

イベント西洋料理の班は『オムレツ』を作りました。

火加減や卵の混ぜ方、フライパンや箸やヘラの使い方をマンツーマンで教えていただきました。自分で作るのとは違って中はトロトロ音楽ふわふわのオムレツでおいしかったですにっこり

記念日西洋菓子の班は『抹茶のスノーボール』と『チュイル・オ・ザ・マンド』というクッキーを作りました。ホイッパーやゴムヘラの使い方、生地の混ぜ方に無駄がなく素晴らしかったです。できあがったクッキーはサクサクでキラキラとにかく美味しい!

今回の技能体験では技術面だけでなく、「元気のよい挨拶」「大きな声で返事する」といった人として大切なこともお話しくださいました。

生徒にとって有意義でたのしく、おいしい時間となりました。

トマトケチャップ(食品工業科2年)

食品工業科2年「食品製造」の授業で野菜の加工について学習しています。

今回は、本校農業科で栽培しているトマトを使用して『トマトケチャップ』の製造を行いました。使用したトマトは天候の関係で、割れてしまったり傷が入ったりして製品として販売できないものをいただきましたが、食するのには十分フレッシュなトマトでした。

損傷部を取り除き、沸騰した湯にトマトを入れて湯むきします。

へた部分を除去して8等分程度に切ってミキサーにかけます。

ザルで裏ごしして種や繊維を取り除きます。

裏ごししたトマト果汁を鍋に入れて加熱します。灰汁を取りながら糖度14度になるまで濃縮します。

その後、半量の砂糖、香辛料(シナモン、白こしょう、オニオン、クローブ、セージ、オールスパイス)を加えさらに加熱し、糖度27~30度まで濃縮します。

仕上げに残りの砂糖、食塩、食酢を加えて全体が混ざったら火を止めて完成です。

今回はビンに詰めて各自持ち帰ります。パスタやピザに使えますよ。

マドレーヌ(食品工業科1年)

食品工業科1年生「食品製造」の授業で『マドレーヌ』を作りました。

卵と砂糖を混合します。スポンジケーキとは違って、卵を泡立てないのがマドレーヌです。ベーキングパウダーを入れてふるった薄力粉をさっくり混ぜます。

溶かしバターを加えてやさしく混ぜ合わせ、レモンエッセンスを加えたらマドレーヌ型に紙を敷いて生地を流し入れます。

180℃のオーブンで20分程度焼いたらできあがりです。

マドレーヌ専用の袋に入れて完成ですキラキラ

みんな上手にできましたよピース