カテゴリ:理数・サイエンス情報科
理数科「放射線セミナー」が開催されました
まず、「放射線の基礎知識と人体への影響」について講義がありました。
次に、実習として「霧箱の観察」と「放射線測定」を行いました。
白い小さな雲が放射線が通った軌跡です。
校内のいろいろな場所の放射線量を測定しています。
たくさんの生徒が、放射線の軌跡を見たり、放射線量を測定できて感動していたようです。
理数科「最先端化学『パルスパワー技術』にふれよう」Ⅳ
平成28年9月1日(木)5、6限目、本校ミーティングルームにて理数科パルスパワー実習発表会を行いました。今回は、夏休み期間中の8月12日(金)に熊本大学(工学部)で実施したパルスパワー実習の内容を、まとめ発表するというものです。
※肖像権の観点から、一部モザイク処理を行っています。
8月12日熊本大学で行われたパルスパワー実習の様子1
8月12日熊本大学で行われたパルスパワー実習の様子2
今回の発表の様子1
今回の発表の様子2
KKT夏まちランドへブース参加!
本校理数科がKKT夏まちランドで科学実験のブースを出しました。8月6日(土)、7日(日)下通りで多くの方々(小学生からご年配の方まで)に科学の実験をしていただき、好評を得ました。楽しい2日間でした。
ブースの様子
参加した生徒たちもとても楽しむことができました。
算数・数学の自由研究作品コンクールで奨励賞受賞!
理数科1年生の課題研究数学班〔中川君(西山中出身)、井上君(下益城城南中出身)、三瀨君(西山中出身)、森田君(真和中出身)〕が算数・数学の自由研究作品コンクールで奨励賞を受賞しました。
テーマは「分数の割り算では何故逆数を掛けるのか」です。
このコンクールは、塩野直道先生を記念し、児童・生徒が興味を持った事象を数学的な見方、考え方を活用して主体的に探求していく姿勢を培うために、理数教育研究所Rimseによって主催されている塩野直道記念「算数・数学の自由研究」作品コンクールです。塩野直道先生は、旧文部省図書監修官として、算数教育の目標を定め、昭和10年から使用された教科書「尋常小学校算術」を編纂しました。日常生活を数理的に正しく理解することに主眼が置かれて編纂された画期的な内容は,当時諸外国からも絶賛されました。
昨年は、小中高あわせて、11,287件の応募があり、高校の部では、塩野直道賞、Rimse理事長賞、各1作品、Rimse奨励賞10作品が入賞しています。今回熊本西高校の研究班は、九州地区の代表として中央審査の対象となり、Rimse奨励賞に選考されました。
研究内容は、計算方法はよく知られているものの、「なぜ」に対して答えることがなかなか難しい「分数の割り算では何故逆数を掛けるのか」の説明に挑んだものです。先輩たちの先行研究からスタートし、小学校の指導の実践例を調べていきました。研究を進める中で、海外のわり算の表記方法に出会い、わり算の定義をわかりやすく確認することで、逆数を掛けることの理由をわかりやすく解説しています。
http://www.rimse.or.jp/research/index.html
熊本県理数科発表会が開催されました。
11月19日(木)に崇城大学において開催されました。
司会は西高理数科2年の中尾さん(花陵中出身)と大和さん(宇土鶴城中出身)が努めました。
西高からは化学班〔清田君(花陵中出身)、阪本君(三和中出身)、山西君(力合中出身)、児玉君(三和中出身)、髙本さん(帯山中出身)、竹ノ下さん(京陵中出身)〕が「アボガドロ定数を求める」と題して発表しました。
結果は奨励賞でした。今年度が最後の参加となった荒尾高校が最優秀賞を受賞しました。荒尾高校の皆さんおめでとうございます!
理数科高大連携地学巡検に行ってきました
平成27年度理数科高大連携地学巡検
熊本大学大学院自然科学研究科の渋谷秀敏教授、松田博貴教授、磯部博志准教授に講師をお願いし、理数科1年を指導していただきました。
バスに乗り熊本大学から大観峰、上米塚、草千里、阿蘇火山博物館、立野峡谷を見て回りました。各観察ポイントで、阿蘇の成り立ちについて詳しく学びました。また、阿蘇火山博物館には約1時間滞在し、博物館の職員の方から阿蘇の成り立ちについて詳しい説明をしていただき、さらに理解を深めました。
出発前の開始式の様子です。
熊本大学のバスに乗り込んで出発
大観望での地形観察です。有名な観光地ですが、地学の視点で見てみると雄大な風景もまた、火砕流の痕跡など違った景色も見えてきます。
噴煙を上げる阿蘇山火口を背景に記念撮影!火山博物館では、学芸員の方から阿蘇の成り立ちを詳しく解説していただきました。
上米塚で、地層と岩石に触ってみました。
立野で渓谷と柱状の岩肌の観察です。
無事に熊大に帰ってきました。熊本大学の先生方ありがとうございました。
みんな、少しだけでも「地学の目、地学の心」を持つことができました。
パルスパワー実習(その4)が実施されました。
1つめの班「太陽電池をつくってみよう」の発表です。(写真↓)
発表に対して、疑問に感じたことがあれば積極的に質問します。(写真↓)
浪平先生からも質問がありました。(写真↓)
2つめの班「オゾンによる脱臭・脱色効果の確認をしてみよう!」の発表のです。(写真↓)
3つめの班「パルス電界を用いたフルーツの変化」の発表のです。(写真↓)
4つめの班「いろいろなものに放電してみよう」の発表のです。(写真↓)
5つめの班「ジュースをオゾンで変化させてみよう!」の発表のです。(写真↓)
発表の後、浪平先生から「未来博士号」が授与されました。(写真↓)
生徒代表が謝辞を述べました。(写真↓)
今日の発表は、発表する側も質問する側も充実した実習になりました。
これで、パルスパワー実習の全ての日程が終わりましたが、充実した実習になりました。
パルスパワー実習(その3)が実施されました。
9月1日(火)、西高物理室において西高理数科パルスパワー実習の第3日目が実施されました。今回は、熊本大学の大学生の研究発表を聞くことと、次回(9月10日)の発表の準備をしました。
まず、大学生の研究発表を聞きました。(写真↓)
発表は3つあり、1つめが日本語のスライド、日本語での発表、2つめが英語のスライド、日本語での発表、3つめが英語のスライド、英語での発表でした。
発表の後、西高生が質問をしました。(写真↓)
3つめの英語での発表のスライドです。(写真↓)
後半は、自分たちの発表の準備です。大学生の協力で、班ごとに発表のスライドを完成させていきました。(写真↓の2枚)
いよいよ次回(9月10日)が、パルスパワー実習の最終日でこれまでの研究成果を西高生が発表することになります。
パルスパワー実習(その2)が実施されました。
今回は、熊本大学工学部で実際に自分たちで考えた内容の実験・実習を行いました。
まずは、熊本大学パルスパワー研究所の浪平隆男先生から本日の実習についての説明がありました。(写真↓)
今回、ゲストとして西高理数科の卒業生で現在熊本大学工学部3年生の溝上先輩が来てくれました。(写真↓)
ちなみに、溝上君も西高生の時にパルスパワー実習を受けて、熊本大学工学部を目指すようになったそうです。
(スクリーンには西高時代のパルスパワー実習を受けている溝上君が映っています。)
いよいよ実験開始です。
「第1班 太陽電池をつくってみよう」では、色素増感型太陽電池を製作しました。(写真↓)
電導ガラスに酸化チタンを塗布しています。(写真↑)
「第2班 オゾンによる脱臭・脱色効果の確認をしてみよう!」では、いろいろなものにオゾンをあてて、その効果を調べました。(写真↓)
納豆にオゾンをあてています。(写真↑)
オゾンの脱臭効果は・・・発表会が楽しみです。(写真↑)
「第3班 ジュースをオゾンで変化させてみよう!」では、ジュースにオゾンをあてて、その効果を見ました。(写真↓)
ジュースにオゾンを通しているので、オゾンの泡ができています。(写真↑)
色、臭いなどに変化はあったのでしょうか。(写真↑)
「第4班 パルス電界を用いたフルーツの変化」では、野菜や果物などにパルス電界をあててその変化を見ました。(写真↓)
キウイフルーツにパルス電界をあてたものとあててないものについて、形状や糖度などの比較をしています。(写真↑)
他にも、リンゴや大根にもパルス電界をあててみました。(写真↑)
「第5班 いろいろなものに放電してみよう」ではいろいろなものにパルスパワーで放電してみました。(写真↓)
パルスパワー装置のスイッチを入れます。(写真↑)
紙コップにパルスパワーをあてると、電流はどこを通るだろうか?(写真↑)
最後に、実験のデータをまとめてこの日の実習は終了しました。
第3回は9月1日(火)に学生の研究発表を見学し、発表のノウハウを学びます。
第4回は9月10日(木)に今回の実習の結果を発表します。
理数科臨海実習が終了しました。
7月8日(水)~9日(木)に理数科2年の天草臨海実習が行われました。そのときの様子です。
ムラサキウニのトゲと口器を取り除いて(↑)、
塩化カリウムを注入すると卵や精子が放出されました(↓)。
それを受精させて卵割の様子を顕微鏡で観察、スケッチしていきます。(↓)
マリンステーションの船に乗り、沖合でプランクトンの採集を行いました(↓)。
マリンステーション前の海岸で、カニや貝などの潮間帯の動物を観察・採集し(↓)、
名前を調べました。(↓)
ヤドカリの殻交換実験を行いました。(↓)
この2日間、たくさんの実習を行い、有意義な研修となり無事帰ってきました。