熊商ブログ

感謝・恋・友情・自立… ~ 三十一文字に込めた思い ~ 

現代文の授業で「短歌」について学んだ3年生のあるクラス。

先人にならい、思いを三十一文字で表現してみようと各自が創作活動に取り組んだ結果

実に個性あふれる作品が出そろったのだそうです。

以下に紹介するのは、そのほんの一例です。

 

 ・おべんとう 毎日作って くれました おふくろの味は 焦(こ)げたたまご焼き

 

 ・祖母の背に ゆられし覚ゆ 夢心地(ゆめごこち) いつの間にやら われが手をひく

 

 ・満月に 照らされ見ゆる 君の顔 口から洩(も)れる 月うつくしと

 

 ・宵闇(よいやみ)に 恋しく想う 月見れば はやる想いは 輝き続ける

 

 ・休み時間 一つの机に 毎時間 なぜか集まる 幸せ感じる

 

 ・両親に 感謝の気持ちが 溢(あふ)れ出す 金額を見た 入学手続き

 

十代の若者のリアルな感情が素直に詠まれていて、心動かされます。

巣立ちの時を控えた今だからこそ詠めた作品なのかもしれませんね。

 

 

いつまでも もの学びたきに 卒業の 日は近づきぬ 三月きたりて  

                      三ケ島葭子(みかじまよしこ)

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♪ ランチタイムコンサート ♪

本日、昼休みに芸術選択者によるランチタイムコンサートが

事務室前で行われました。

音楽選択者がハンドベルを、書道選択者が揮毫を行いました!

最初は観客の数を心配されましたが…

心地よい音色に誘われて生徒たちもどんどん集まってきました。

ハンドベルの音色と書の綺麗さに心が洗われたようです。

参加した生徒たちもきっと、集中して授業を受けていることでしょうにっこり

芸術選択者の皆さん、素敵なイベントをありがとうございました!

 

 

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「終わり」を意識して今を生きる

下の写真は、1月21日の昼休みと放課後に、職員室前の廊下で撮りました。

受験勉強に励む生徒や、進学先に提出する課題に取り組む生徒が質問に来て

先生方と一緒に勉強している一コマです。

 

真剣な眼差し、気迫に満ちた横顔のなんて素敵なことでしょう。

「目的を持って学ぶ」―  これぞ高校生の本分ですね!

 

1月28日からは、3年生の卒業考査が行われます。

高校生活最後の定期考査です。

3年生の皆さん、どうぞ最後まで頑張ってください。

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熊商を卒業するまで、あと何日?

3月1日に卒業式を控えた3年生の登校実数は1月22日現在で残り10日。

「熊商で過ごせるのも あとわずか」

「教室で友達と笑いあえるのも あと数日」

「熊商の制服に袖を通すのも あと数回」

そう考えると、1日1日がこれまで以上に大切に思えてくる人もいることでしょう。

 

先週末、本校から27名の生徒がセンター試験に挑みました。

今後は、自己採点の結果を元に、各自の志望大学に出願することになります。

二次試験を突破して合格通知を手にするべく

今、この瞬間も受験勉強に打ち込んでいる熊商生に心からエールを送ります!

 

そんな3年生の後を引き継ぐ2年生は

現在、進路学習の一環として自己PR文を書いています。

高校卒業後は就職するのか、進学するのか。

どんな分野に進むのか。

そのために必要な資格は?

進学・就職にかかる費用は?

そもそも、その進路は自分に向いているのか?

…… 大学や仕事などについて調べ、自分と向き合いながらの作成です。

 

 

高校卒業という大きな節目までに、自分にできることは何か。自分がやるべきことは何か。

1年生には1年生なりの、2年生には2年生なりの、

そして3年生には3年生なりの課題がきっとあるはずです。

 

全てはあなた次第です。頑張れ、熊商生!

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