令和2年度(2020年度) 進路指導部の重点目標
進路指導部を中心に、全職員がキャリア教育と人権尊重の視点に立って、幼小中高一貫した指導を実践し、幼児児童生徒、個々の希望・能力・適性に応じた進路を実現する。
<令和2年度(2020年度)> PDF版とテキスト版を公開します
・6月5日発行
・12月18日発行
・令和3年1月15日発行
<平成31年度(2019年度)> PDF版とテキスト版を公開します
・5月10日発行
・11月29日発行
<平成30年度> PDF版とテキスト版を公開します
・5月11日発行
進路便り1号 (PDF版)
進路便り1号 (テキスト版)
・7月13日発行
・2月15日発行
・3月8日発行
<平成29年度> PDF版とテキスト版を公開します
・5月12日発行
進路便り1号(PDF版)
進路便り1号(テキスト版)
・12月15日発行
進路便り2号(PDF版)
進路便り2号(テキスト版)
・2月16日発行
進路便り3号(PDF版)
進路便り3号(テキスト版)
<平成28年度>
進路便り1号
進路便り2号
進路部からのお知らせ
専攻科理療科3年 治療院実習
9月12日(木)専攻科理療科3年4名が「よろず治療院」へ実習に行ってきました。「よろず治療院」の細田院長は、本校の卒業生で高齢者施設やヘルスキーパーの経験を積み、5年前に国府電停の近くに開業されました。
実習では、開業に至るまでの経緯や開業に必要な資金、臨床現場でよく遭遇する肩こり、腰痛、膝痛に対する治療法等、丁寧に詳しく教えて頂きました。
よろず治療院では、治療院に来られる患者さんだけでなく、近隣の高校のスポーツ選手のケアや高齢者宅への訪問マッサージ、そして、自己研鑽のため定期的に研修会への参加等、視覚障がいがあっても積極的に外に足を運ばれているとのことでした。
外との関わりの中で成長できるため、卒業後は自分の成長のためにも、積極的に研修会等に参加することがいいとアドバイスを頂きました。
文責 高等部理療科 山岡正人
専攻科理療科3年 青磁野リハビリテーション病院見学実習
9月10日(火)に青磁野リハビリテーション病院へ見学実習に行きました。専攻科理療科3年生5名が参加しました。
マッサージ師・鍼灸師が病院でどのように働いているかを知り、将来の進路選択に役立てるため毎年実施しています。
当日は、本校卒業生の松村さんが案内してくれました。マッサージ師・鍼灸師の病院内での役割や仕事内容の説明をして頂き、病院内(リハビリ室)の見学や物理療法機器の体験をさせて頂きました。物理療法機器の体験では、温熱機器、牽引、電気治療等を実際に体験し、その効果も説明して頂きました。
文責 高等部理療科 山岡正人
令和元年度(2019年度)進路指導職員研修
進路職員研修
令和元年度(2019年度)進路指導職員研修
全職員が視覚障がい者の進路について考え今後の進路指導・キャリア教育の参考とすることを目的に進路指導職員研修を6月6日(木)に実施しました。
内容
①平成30年度卒業生の進路状況
②キャリア教育について
③盲学校からの大学進学について
①平成30年度卒業生の進路状況
各学部の卒業後の進路状況について報告を行いました。
②キャリア教育について
キャリア教育の概要、キャリア発達、新学習指導要領のキャリア教育のねらい等、講話を行いました。
また、北海道立特別支援教育センターの研究紀要から「視覚障がい教育におけるキャリア発達を促す能力や態度の段階表」を紹介し、盲学校で育てたい力について話しをしました。
最後に、キャリア教育の実践事例を紹介し、特別活動や各教科でのキャリア教育の考え方について全職員で共通理解を図りました。
③盲学校からの大学進学について
本校普通科卒業生の大学進学状況、全国盲学校卒業生の大学合格状況、受検前相談から入学までの流れ、受験上の配慮、受験対策、2021年度以降の入試情報について講話を行いました。
盲学校からの大学進学者は、推薦やAOでの進学が7割以上占めており一般入試での進学は少ない状況であることや、視覚障がい者の受験上について時間の延長や文字の拡大・点訳等について話しをしました。
本校でも大学進学希望者が増加傾向にあり、全職員に盲学校からの大学進学の状況や大学進学までの流れを知ってもらう機会となりました。
熊本県高等学校総合体育大会スポーツケア校外学習
熊本県高校総合体育大会スポーツケア校外実習
6月1日(土)、2日(日)専攻科の2・3年生が、熊本県民総合運動公園陸上競技場で陸上競技選手に対するスポーツマッサージを行いました。
盲学校では毎年、施術者としての技能・知識向上のためスポーツマッサージ実習を行っています。この日のために放課後等の時間を使い、練習を行ってきました。
2日間で82名の選手がスポーツマッサージを受けに来てくれました。
マッサージを受けに来た選手の中には、シンスプリントや肉離れ等のケガをしている選手もいて、普段、校内臨床では見ることのできない症状の選手に対しマッサージすることができました。
また、競技前後のコンディショニングのために来た選手に対して、マッサージをすることができ、競技の前と後でのマッサージの力の入れ具合の違いなどを勉強することができました。
参加した生徒からは、「筋肉の知識を身につける必要がある」、「高校生とのコミュニケーションの取り方が勉強になった」、「筋肉の柔らかさに驚いた」等の感想が聞かれました。
平成30年度高等部専攻科第2回校外実習
開業して4年目の治療院で、本校から歩いて10分のところにあります。当日は専攻科3年の4名が参加して実習を行いました。
はじめに、西村院長のこれまでの経歴をお話ししていただきました。本校を卒業後、病院で勤務され、病院では普段治療院に来られる患者さんと違い、色々な症例に出会って経験できたことがとても勉強になったということでした。その後、開業したいという思いが強くなられ、4年前に開業されたそうです。
生徒の中には、将来開業を目指している生徒もおり、西村院長から開業するための資金・物件探し等、アドバイスをいただき将来に向けてとても参考になりました。
鍼灸やあん摩以外に、小児鍼やアロママッサージをされており、最後には、小児鍼の方法や腰痛に対する手技等を教えていただきました。
高等部普通科ライフプランニング授業について
平成30年度熊本県高校総合体育大会スポーツケア校外学習
2日間で昨年度を上回る、101名の選手がスポーツマッサージを受けに来てくれました。
来場した選手の中には、シンスプリントや肉離れ等のケガをしている選手、慢性の腰痛を抱えながら競技に出場している選手もいて、普段、校内臨床では見ることのできない症状の選手をケアすることができました。
また、競技前後のコンディショニングのために来た選手に対して、マッサージをすることができ、競技の前と後でのマッサージの力の入れ具合の違いなどを勉強することができました。
選手からは、「体が軽くなった」「筋肉が柔らかくなった」「疲労がとれた」等、とても好評でした。卒業生も手伝いに駆けつけてくれて、卒業生から色々と技術を教えていただきました。
参加した生徒からは、「高校生とのコミュニケーションの取り方が勉強になった」「これから痛みのある人を治せるようにしっかりとした技術を身につけたい」「筋肉の柔らかさに驚いた」等の感想が聞かれました。
平成30年度進路指導職員研修
当日は、本校卒業生の進路状況、障がい福祉サービスについて、本校の実習先につ
いての研修を行いました。
1.平成29年度卒業生の進路状況
各学部の卒業後の進路状況について報告を行いました。
2.障がい者福祉サービスについて
障がい者福祉サービスの基礎的な内容について研修を行いました。
障がい者福祉サービスの概要、就労継続支援A・B型について、生活介護について、就労移行支援について、最後に、視覚障がい者福祉サービス事業所のあいEYEワークセンターについての講話を行いました。
3.本校の現場実習について
平成29年度に本校で行われた、職場体験・現場実習・インターンシップ・専攻科校外実習の意義・目的・実習の様子について講話を行いました。
最後に、キャリア教育の意義や各教科とキャリア教育との関連について話しがあり、全職員でキャリア教育の重要性について考える機会となりました。
専攻科1年生進路ガイダンス
あん摩マッサージ指圧師と整体師との違い、国家資格を取得する意味、どんな人があん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師に向いているのかなどについて考えを深めました。
また、専攻科卒業後の主な進路先について、病院、治療院、訪問マッサージ業、高齢者関連施設、ヘルスキーパー、就労移行支援サービスなどのそれぞれの特徴、現状について学習しました。
専攻科では、外部の患者さんを施術する臨床実習以外に、病院・治療院・高齢者施設・スポーツ関連施設等の校外実習を行っています。今回実施した進路ガイダンスや様々な場所での実習を通じて、将来の進路について考える機会を設けています。
幼小中学部保護者施設見学会(ふれあいワーク)
2月14日(水)に、幼小中学部保護者
対象の施設見学を実施しました。今回は熊
本市北区龍田にある多機能型支援センター
「ふれあいワーク」を見学していただきま
した。
初めに施設の概要について伺い、その後、
施設内を見学させていただきました。
ふれあいワークは、就労継続B型事業と生活
介護事業があり、就労継続B型事業では、室
内班、製菓班、清掃班、昼食作り班、施設外
就労班の5つの班に分かれて作業をされてい
ました。
見学後、「自分の子どもの将来の姿を思い
浮かべながら、今から何が必要だろうと具体
的に考えるきっかけになりました。」「自分
の子どもは何ができるのだろう、将来どこに
行くのだろうと考える機会になりました」と
いう感想をいただきました。
ご参加いただき、ありがとうございました。