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【SSH】夕食を終えて...

 台湾研修1日目の夜は、海洋科技博物館の近くのレストランで食事をとりました。

 九份といえばこれ!という、左右に連なる赤い提灯を眺めながら、250段あまり階段を上っていったところが、本日の夕食会場。「千と千尋の神隠し」の舞台とも言われるお茶屋さんの近くのレストランです。

 唐辛子の効いたきくらげの前菜に始まり、椎茸とズッキーニの炒め物や海老のすり身の揚げ物、厚揚げの煮物など、普段あまり食べたことのない、けれどなぜか懐かしい味のする台湾のご飯を楽しみました。九份は平日の夕方とは思えないほど多くの人々で賑わっており、少しだけ非日常を味わったひとときでした。

 これから台中の宿舎まで、2時間半ほど南下します。ホテルに着いたら、各自プレゼンの復習をしつつ、しっかり休息もとり、明日の研修に備えたいと思います!

【SSH】國立海洋科技博物館にて

 さて、海洋科技博物館に到着してまず私たちを出迎えてくれたのは、水族館の外の海に設置されたライブカメラの映像を利用した展示です。まるで本当に海の中にいるような世界です。進んで行くと、日本の水族館のように大きく様々な魚が暮らす水槽もあれば、川の生態系を再現した展示など、フロア毎に様々な工夫がなされていました。

 研修の参加生徒も天草で研究しているアマモや、ブルーカーボンについての詳しい展示もあり、中国語や英語の説明を頑張って読み解いたり、メモを取ったりしていました。また、台湾の子どもたち向けの環境教育として、デジタル機器を活用し、体験して学べるコーナーも興味深いものでした。今後のサイエンスアカデミーやARPでの活動にも活かすことを念頭に置いて、体験して学ぶことができたようです。

 最後に見学したのが、研究のための水槽が並んでいるフロアです。地球温暖化によるサンゴの白化や外来種の流入など、様々な環境問題をテーマにしてあり、天草の抱えている問題と共通する部分が多くありました。小学生の科学展の入賞ポスターも展示してありました。中国語のポスターですが、生徒たちはアプリを駆使して読み解き、そのレベルの高さや日本のポスターとの違いを観察していました。

【SSH】桃園から博物館へ...

 台湾・桃園国際空港に時間通りに到着。すごく混んでいます!当たり前ですが、空港内の看板は全て中国語。スーツケースを受け取って現地ガイドの劉さんと合流し、今日の研修地である國立海洋科技博物館に向かっているところです。

 空港から博物館までは、約1時間。車中で、劉さんが台湾の文化や習慣(トイレの使い方まで!)、九份をはじめとする有名な観光地について教えてくださいました。台湾の面積は九州と同じくらいで、台湾の人は、台湾の形を「さつまいも」に例えること。なぜ、劉さんが日本語に興味を持ったかということ。日本統治時代の話や、鉄道の歴史。様々なことを、手作りの地図や写真、スマートフォンの中の資料を見せたり、周りの風景を指し示しながら、分かりやすく丁寧に教えてくださいました。劉さんの、様々な資料を効果的に用いて、聞いている人の目をしっかり見ながら話すスキル。これも、プレゼンテーションに生かせそうですね。

 天草と同様、海に囲まれた台湾。博物館では天草や日本の海の生態系とも比較しながら、多くのことを学んできたいと思います。

【SSH】台湾へ出発!

 本日から、SSH台湾海外研修が始まります。

 多くの先生方、保護者の皆様に温かく見送られ、午前7時に天草高校を出発した旅行団。無事10時前に熊本空港に到着し、12時の便で台北に向かいます。

 初めての海外ということもあり、わくわくドキドキの生徒たち。これから4日間、台湾の大学や高校、博物館等で多くのことを学んできてくれることと思います。

 次回の投稿は、台北からお送りします。どうぞお楽しみに!

【科学部】「東京動物園協会野生生物保全基金」報告講演会

昨年度、科学部ホタル班が助成をいただいた「東京動物園協会野生生物保全基金」の報告講演会が東京の上野動物園で行われました。

ホタル班からは、現班長の1名が参加しました。

講演には同様の助成を受けている日本各地から、生物保全に関わっている研究者や高校生が来られました。

その方々との交流の中で、ホタル班の研究を深化させるヒントを得たり、アドバイスを受けたりました。

今後の参考にしたいと思います。

※発表の様子は保全基金の方々が撮影し、後日いただけることになっております。

 写真をいただいた後で一部更新します。