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【ATⅠ】本評価を行いました / Another Evaluation Day

 本日はB2(数値データを収集する)の本評価でした。この評価は、研究の中での対照実験や調査、追加実験の実施回数や内容を問うものです。いつものように担当者との面談形式で行われ、生徒たちはこれまでの研究への取組を精一杯自分の言葉で説明しようと頑張っていました。

 終了後は、各班、研究のデータを整理するなど、ポスター作成のための下準備をしていました。これは、3月に学年で実施する「ミニ探究成果発表会」に向けての活動です。2年生(ATⅠ)は3月19日に天草市民センターで行うARP探究成果発表会では発表を予定していませんが、その代わりに、この「ミニ発表会」で各班の成果を共有することにしています。学年の仲間に自分が研究していることについて知らせるだけでなく、他の班の研究の手法やプレゼン技術を学ぶ貴重な機会になると思います。週1時間と限られた時間ではありますが、時間の使い方を工夫して、計画的に進めていきましょう!

     Today at ATⅠ, students had an evaluation called ‘B2’ (collecting numerical data). Students were asked how many times they had conducted controlled experiments or surveys, and what they were about. They also had a chance to talk about their additional experiments if they had any. As usual, students had an interview with teachers in which they tried their best to explain how their research had been going so far.

 After the evaluation, each group organized data from their research in preparation for their poster. This was for their small presentation that will be held at the school in March. This will be a valuable opportunity to share what they have been researching, and to learn about other groups' research methods and presentation techniques. Good luck!

【SSH】SSH台湾研修(3日目③:高美湿原実習)

午後は高美湿原での実習です。

この湿原は元々干潟だったところが堤防の設置により湿原となったものです。

湿原の広大な土地を利用して、風力発電や漁業などが行われていますが、本来あった生態系の保全にも取り組み、一部が自然保護区にも指定されています。

保護区に設置された桟橋や堤防から、自然と人間活動の両立について調査しました。

残念ながら、天候の悪化と強風(まっすぐ歩けませんでした)により予定よりも短縮した調査となりましたが、生徒たちは自然との両立だけでなく、自身の課題研究に関連した内容についても学びを深めていました。

【SSH】SSH台湾研修(1日目)

9時に天草空港に集合、熊本空港〜桃園空港〜台中市への移動の1日でした。参加生徒、引率教員、みな元気です。

明日は静宜大学を訪問し、研究発表、大学での実習、日本からの留学生との意見交換会を行う予定です。

【数科学探究】なるべく安価に栄養バランスを整えるには?

数科学探究Ⅰの様子です。

「数科学探究」とは天草高校オリジナルの授業で、数学で習ったことを活用し、日常の諸問題を解決する授業です。

本日の授業では線形計画法を活用して「安く日々の食生活の栄養バランスを整える」をテーマに行われました。

具体的には、各自が自身の食生活から摂取した栄養素を算出し、不足している栄養素をサプリメントで補うために必要な金額の最小値を計算していました。

この計算のために線形計画法を活用していました。

生徒たちは自分で作った問題を解き、グラフを書いて、最小値を導きだしていました。

数学の技能向上だけでなく、日々の食生活の見直しにもつながっていました。

本授業での開発教材は以下のURLよりダウンロードできます。

 https://sh.higo.ed.jp/amakusa/wysiwyg/file/download/1/4195

【科学部】御所浦島での生痕化石調査(第2回)

科学部化石班が、2回目の生痕化石調査を行いました。

今回は、前回の予備調査の結果を受けて作成したコドラートを使って、自分たちが考えた調査方法が可能かどうか確認しました。

想定と異なり、上手くいかない点もあり改良が必要ですが、調査方法を概ね確立できました。

次回から本格調査に移行します。

さて、中生代の海底では何が起きていたのでしょうか?結果をお楽しみに!

【科学部】新入部員への研究活動指導

科学部の2,3年生が新入部員に対して、研究活動の指導をしています。

指導の内容は調査機器の使用法であったり、発表要旨の書き方、年間スケジュールの立て方等、多岐にわたっています。

新入部員の皆さんは、しっかり学んで今後の参考にして下さい。

【科学部】サンゴ調査再始動!

海水温が低いために中断していた牛深の砂月海岸での調査を再開しました。

今回は、新入部員の1年生も加えて、4名で調査しました。

今年度も継続して調査を進めていきます。

続報をご期待ください。

【ASⅢ】崇城大学での分析実習に向けて

今年度も崇城大学の田丸先生にASⅡ・Ⅲの課題研究について御協力をいただきます。

本日は今後実施予定の崇城大学分析実習について、オンラインを用いて打合せが行われました。

思いがけない展開となった班もありましたが、有意義な打合せとなりました。

田丸先生ありがとうございました。

【科学部】部結成が行われました!

今年度の部結成が行われました。

今年度も多くの新入生が入部してくれ、過去最多の35名での活動となります。

全員の自己紹介の後、部長から「科学的な研究成果を根拠とした地域貢献の実現のために頑張ろう。」と話がありました。

顧問も含めて、協力して頑張っていきます。

【ATⅡ】今年度スタート

今年度から新たにATⅡがスタートしました。


はじめに、今年度のスケジュールや評価項目、実験を行う上での留意点を確認しました。

その後、担当者と春休みに実施した調査の報告や今後の進め方について協議が行われていました。

ATⅠで立てた調査計画を実行し、ATⅡではデータを処理、地域への発信をしていきます。

SDGsの達成に向けて、高校生独自の目線でどんな活動を提案してくれるか楽しみです。

 

【ASⅠ】授業ガイダンス

4月18日(火)、6限目の時間に、ASⅠ(天草サイエンスⅠ)の全体ガイダンスがありました。

ASⅠでは、1年生が天草の課題解決に向けて探究的に活動していくことになります。

今日はSSH研究主任の宮﨑先生から、探究活動や今後の展望についてお話がありました。

また、先輩の発表動画を視聴し、3年間の課題研究や探究型授業を通して目指すべき姿を共有しました。

 来週からは天草学連続講義が始まります。

天草を題材に、科学的に探究していきましょう!

【科学部】ホタル保護施設の作成①

ホタル班の2人が保護施設の作成を行っています。

保護施設として、グリーンカーテンによる遮光と、打ち水による気温低下を目指しています。

本日はグリーンカーテンの遮光を水耕栽培トマトで検証するための準備を行いました。

【ASⅡ・Ⅲ】オリエンテーション・対面式 AS Orientations

本日、今年度最初のASⅡの授業がありました。

ASⅡ(Amakusa ScienceⅡ)とは、2年生の理系ASクラスの生徒が研究活動を行う授業で、今年度は木曜の6・7時間目に行っています。

6時間目には、つくばScienceEdge2023で創意指向賞を受賞したホタル班の発表の様子を動画で視聴しました。その後、ASⅡの指導担当者の紹介がありました。ASⅡでは、物理や科学など理科の担当者だけでなく、数学・情報・英語科からも教師が指導にあたり、計8名の担当者が36名の研究活動をサポートしていきます。今回は、それぞれの担当者が自己紹介やこれまで指導してきた研究について、今後の研究のヒントなどについて話をしました。


7時間目の「対面式」では、研究や研修を通して色々な考え方を学んだり、発表する力を伸ばせること、今後の研究活動が未来へつながる「武器」となることなど、ASⅡの様々な魅力について、知ることができました。

その後、3つの教室に分かれて、ASⅢの先輩方の発表を聞きました。アマモからバイオエタノールを作る研究をしている班、町山口川でマイクロプラスチックの分布を調査している班、アプリケーションを活用したイルカの個体識別を研究している班など、3年生の生徒が自分たちの研究の概要や魅力を熱心に語っていました。2年生も、積極的に質問している姿が多く見られました。


Today we had the very first ASⅡ class this year. ASⅡ, which stands for Amakusa Science, is the subject in which second graders in AS class do researches in various scientific areas.  

Students first watched a video of the Science Club studying fireflies, which won the Tsukuba Science Edge 2023 Creativity-Oriented Award in March. After that, the teachers introduced themselves.  In ASⅡ, not only Science teachers, but teachers of other subjects—such as math, English, or computers (information)—totalling at 8, also support the 36 ASⅡ students with their research.  Through the talks, students received some tips in researching.


In the 7th period, the 2nd grade AS students had a chance to listen to the 3rd graders’ presentations, who have been doing various kinds of attractive research, such as producing bioethanol from the plants called eelgrass, researching microplastics in the river near school, or identifying dolphins using an application. They were passionately telling the second graders how interesting their studies are, and many students were asking questions with their eyes shining with excitement.  We can’t wait for the next ASⅡ class!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【科学部】生痕化石調査でのデータをまとめました。

化石班の2名が御所浦島で行った生痕化石調査のデータ処理をしていました。

処理では、調査地域を50cm四方に区画分けし、それぞれでの化石の産出状況をまとめました。

コドラート法(正方形の枠を使って行う生態調査法)でサンゴ調査を行っている部員も助っ人で参加し、データをまとめました。

データから特定の範囲にスフィノセラムス(二枚貝)の化石が密集している様子が読み取れました。

今後は、この密集の謎について現地調査を交えて研究を進めていきます。

【科学部】御所浦島での生痕化石調査

科学部化石班が、御所浦島で生痕化石調査を行いました。

調査は「スフィノセラムスの壁」と呼ばれる大昔の海底の様子が残る地層を対象としました。

地層には貝化石の痕跡や、生物が海底を這った跡である生痕化石が観察できます。

今日は御所浦白亜紀資料館の黒須学芸員の指導を受けながら、正確にマッピングする方法を検討しました。

今後は継続的に調査し、どのような化石がどこに分布しているのかマッピングしていきます。

続報を随時アップしますので、御期待ください。

【科学部】校長先生への報告

つくばScienceEdge2023で創意指向賞を受賞したホタル班の2人が校長先生に受賞報告を行いました。

本日、御定年を迎える馬場校長先生から、受賞に対する祝いの言葉をいただきました。

また、7月末に行われるグローバル リンク シンガポールの激励もいただきました。

世界大会での入賞目指して頑張ります。

馬場校長先生からは科学部だけでなく、ASやATの研究活動及び発表にも暖かい御声援を毎回いただきました。

馬場校長先生、応援本当にありがとうございました。

【科学部】つくばScienceEdge2023で「創意指向賞」を受賞しました!

科学部ホタル班が、つくばScienceEdge2023で「創意指向賞」を受賞しました。

受賞した「創意指向賞」は「文部科学大臣賞」に次ぐ賞で、「探求指向賞」、「未来指向賞」に並んで2位相当の賞となります。

この受賞により、7月末に行われる「グローバル リンク シンガポール」への招待権を獲得しました。

シンガポールでの受賞を目指して、頑張ります。

本日も宿舎で反省会を実施しました。

発表の様子をビデオで見て、自分たちの改善点を議論しました。

今後につながる、良い反省ができた様です。