カテゴリ:今日の出来事
【ASⅡ】関西研修へ行ってきました
7/31~8/2の2泊3日で、2年ASクラスは関西研修を行いました。
1日目は奈良県にある大和ハウスの総合技術研究所を訪問しました。そこでは大和ハウスが有する建物づくりの技術や発展の歴史を垣間見ることができるブースを案内していただいたり、研究者の方々からの講話をしていただきました。
↑大和ハウス工業前での集合写真
2日目は、ダイキン工業と理化学研究所へ伺いました。ダイキン工業研修では、メーカーで働く技術者としての心構えや新技術の紹介、施設見学を行いました。理化学研究所研修では、生命機能科学研究センター(BDR)へ訪れ、生物の一生を解き明かすために行われている研究を紹介いただきました。
↑理化学研究所研修で講話を聞く様子
↑理化学研究所研修で研究室を視察する様子
3日目には、関西大学へ伺いました。複数の学部が協働で取り組まれているカーボンニュートラルに関する研究を紹介いただきました。また、研究室にも招いていただき、最先端の研究機材と技術を見せていただきました。
↑関西大学研修で講話を聞く様子
↑関西大学研修で研究室を視察する様子
↑講話後に上田先生に質問する様子
この3日間を通して、生徒たちは、企業・研究所・大学で活躍されておられる研究者の方の話を聞き、今学校で取り組んでいる「課題研究」がどのように社会へ貢献できるのかを考えることができました。
講話をいただいた講師の先生に熱心に質問する生徒もおり、大変有意義な研修となりました。
↑関西大学前での集合写真
また、あまたか関西の会長濵田様をはじめ、天高同窓会の皆様には、準備の段階から当時の案内まで、多大なるご協力をいただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。
【ASⅡ】第11回天草サイエンスアカデミーを行いました
7月26日(金)に本校にて、第11回天草サイエンスアカデミーを開催しました。これは2年ASクラスの生徒が科学体験講座を企画し、参加応募いただいた天草の小中学生に対して授業を行うものです。
今回は開かれた5つの講座はそれぞれ、「シャボン玉」「密度」「顕微鏡」「サイフォンの原理」「ダイラタンシー」をテーマにしたものでした。ASクラスの生徒たちは、どうすれば小中学生に科学の面白さを楽しく伝えられるかを試行錯誤しながら約2か月間準備してきました。
初めは元気いっぱいの小中学生にタジタジの高校生でしたが、次第に上手くコミュニケーションをとれるようになり、どの教室でも活気のある対話的な講座が展開されていました。
このイベントを通して、ASクラスの生徒たちは伝えることの難しさと、伝わったときの喜びを感じたようです。小中学生が自由研究のネタとして使ってくれたり、これまで以上に科学に興味を持ってくれたりしてくれたら嬉しいですね!
12月にもサイエンスアカデミーを実施予定です。ご参加をお待ちしています。
【ASⅡ】研究テーマの種を見つける発表会
5月11日(土)のASⅡでは、前回作成したワークシートをもとに複数の地域課題から、研究のアイディアを発表するグループワークを行いました。
発表者は、研究のテーマとなりそうな課題をピックアップし、どのように実験を組み立てる予定かや現在困っていることについて発表します。他の人はそのアイディアを聞いて、率直な感想を述べるとともに、研究を進める上で課題となりそうなことやその課題にアプローチができる他の手立てを提案したり、発表者が困っていることの相談にのったりしました。
授業参観の中行われた今回のASⅡでは、自分にはもっていなかった視点が得られたり、実験方法を具体的に考えることができたようです。
どのような研究テーマが生まれるか楽しみです。
【ATⅡ】3年間の探究活動を振り返って
本日でATⅡの授業は最後になります。
生徒たちは1年生からの3年間、地域課題解決に向けた課題研究や発表会、講演会など、SSH指定校ならではの諸活動をとおして探究力を高めてきました。
この時間では、平山先生からの総括のあと、生徒自身の振り返りアンケートを実施しました。
社会へ羽ばたく生徒の力をさらに伸ばせるよう、これからも本校の探究活動を充実させていきます。
【ATⅡ】提言書が完成しました
本日のATⅡでは、他班からの評価をうけてリライトを行いました。
これで、天草市への提言書が完成しました。
ATⅡでは、文系や理系を問わず、地域課題解決に向けた課題研究に取り組んできました。
地域をあらゆる視点から考え、課題の解決策を模索していこうとする姿勢は、高校卒業後も持ち続けてほしいと思います。
【ATⅡ】提言書の相互評価
本日のATⅡでは、他の班が作成した提言書を評価表を用いて評価しました。
どんな点が良く書けていて、どんな点が分かりにくかったのかを指摘し合います。
この相互評価を経て、次回はリライトを行い完成となります。完成度を高めるために最後まで頑張っています。
【SSH】科学の甲子園
11月12日(日)に「令和5年度科学の甲子園全国大会」熊本県出場校選考会が県庁防災センターで実施されました。
全国大会への出場を目指し、県内から11校が参加し、筆記試験(60分)と実技試験(60分)が行われました。本番に向けて選抜された本校2年生6名は約2か月前から、放課後を使って過去問を解いたり実技試験の練習をしたりしてきました。
実技試験の課題は、与えられた道具を用いて「粘土を約2m先の皿に入れるための発射装置を作る」というものでした。装置の強度と発射の正確性を高めるために試行錯誤しながらチームで協力して装置を作り上げました。
結果は後日発表されます。本大会に参加したメンバーは、これからも探究心を高め、天高を引っ張るリーダーになってくれることを期待しています。
↑作成した発射装置
↑実技試験の様子
↑本大会に参加した6名のメンバー
【ATⅡ】提言書完成
本日は、ATⅡでの活動成果を踏まえた提言書を完成させました。
担当者の添削を受けながら、各班最後まで修正を行っていました。
次回は「創造する力」の本評価を行います。
【ATⅡ】提言書作成
3年生のATⅡで作成している天草市への提言書もいよいよ仕上げに入ってきました。
討論会を経て、さらに練られた提言を体裁が整った状態に作り上げていきます。
多くの人の目に留まるようにインパクトがあるタイトルを考えている班や、数値データを処理してより具体的な提案ができるように工夫している班がみられました。
【ASⅢ】論文の相互評価
本日のASⅢでは、作成した論文の相互評価を実施しました。
評価表を用いて、他班が作成した論文を読み、不足している情報や誤字脱字がないかを確認しました。
この活動を通じて、読み手の率直な感想を知ることができたようです。
2年間通して行ってきた研究活動の集大成として、より詳細な研究論文を仕上げてくれることを期待しています。