新着情報
『地上につくる小さな太陽』ITER計画を知っていますか?
みなさんは、小さな太陽を地上に再現するという巨大な世界規模の研究プロジェクト「ITER(イーター)計画」が行われていることを知っていますか?
太陽がエネルギーを生み出す仕組みは、絶え間なく続く核融合反応といわれています。
それを、地上に再現するプロジェクトが現在進行形で行われているのです。
“核融合エネルギー”と聞くと、危険なのではないかという考えもあるでしょう。
しかし、この計画で扱われる原料は、重水素とリチウムであり、海水中に広く豊富に存在するものが使用されます。
また、二酸化炭素が排出されず、放射性廃棄物は全て低レベルのものとなります。
燃料ガスとして、放射性物質であるトリチウムを使用しますが、その閉じ込めに万全を期した施設となっているようです。
つまり、この計画が目指されているものは『安全で安定して使い続けられるSustainableなエネルギー』なのです。
このプロトタイプは、茨城県那珂市に建設されており、フランスが本拠地となっています。
小さな太陽を地上に。
とても夢のある研究テーマです。
詳細は、下記URLよりご覧ください。
広報コミックが3巻ありますので、そこから入ると全体像が理解できると思います。
■ 詳細はこちら → http://www.fusion.qst.go.jp/ITER/
■ 広報コミックはこちら → http://www.fusion.qst.go.jp/ITER/comic/page1_1.html
第6回SSH運営指導委員会
2月27日(木)、天草高校会議室において、第6回SSH運営指導委員会を開催しました。
初めに、本日市民センターで代表口頭発表を実施する予定であった班の中から、ASⅠ2班、ASⅡ2班、科学部1班の研究発表を行いました。
1年生と2年生の研究内容が高度化していることや、科学部の地域及び世界への普及活動などを高く評価して頂きました。
その後、本校のSSH概要説明を行い、改善点を話し合いました。
ASⅠ・Ⅱ・Ⅲの各班が、互いの研究発表から学び、助言し合えるような仕組みを作ってはどうかなど、天草高校SSH事業が一つ前に進むための有意義な会となりました。
運営指導委員の皆様、ありがとうございました。
ASⅡ 研究を進めています
2月27日(木)のASⅡです。
SSH研究成果発表会が中止となり、落胆している様子もありましたが、切り替えて研究を進めました。
発表会に向けて、研究をまとめる中で見つかった課題を整理し、春休みまで踏まえた計画を立てます。
また、研究成果発表会に参加する予定だった神戸高校の先生も見学に来られたため、プレゼンテーションしている班もありました。
九州大学農学部での研究助言指導【あおさ班】
九州大学農学部において、2年文系のあおさ班が研究協力依頼を行いました。
あおさ石けんを開発する上で、廃棄されるあおさと、商品化されるあおさの成分分析が必要となり、天草市役所の紹介から九州大学に依頼することとなりました。
本校のプランの説明を行った後、清水先生の研究成果を伺い、今後の進め方を確認しました。
最後に、竹本先生によるラボツアーです。
九州大学の研究を支える設備を見学し、その機能について教えて頂きました。
清水先生、竹本先生、ありがとうございました。
天草市との環境シンポジウム企画会議
2月20日(木)、天草市役所の塩先様、池田様、泉様にお越し頂き、環境シンポジウム実現に向けた企画会議を行いました。
このシンポジウムは、科学部海水準変動班が企画しています。
現在は、実現に向けて様々な提案を行っており、市役所の方々に概要説明をし、助言を頂きました。
今回の意見をもとに、改善案を作成します。
塩先様、池田様、泉様、ありがとうございました。