図書館の風景

個別試験に向けて・・・

センター試験を終え、3年生の大学個別試験に向けての学習が始まりました。
釜賀先生による小論文ガイダンス受講生は、さっそく『朝日キーワード』『日経キーワード』、雑誌「切り抜き速報」などの時事用語解説資料を利用しています。
資料を知ることが合格のカギ!図書館も上手に使い倒してくださいね。

冬休み前に、図書館へ行こう

本日の終業式では、情報図書部長の山本先生からお話がありました。
『魔女の宅急便』原作について、アニメ映画では描かれなかった主人公・キキが遠距離恋愛で悩む姿も紹介されました。知られざる衝撃の事実に、みんな興味しんしん!
放課後は、結末が気になって図書館に駆け込んでくる人が続出しました。

出版されてから長い年月を経てなお愛されている本があります。
この冬休み期間、書店や公共図書館にもぜひ立ち寄ってみてくださいね。

授業利用 国語

3年高看公務員専門学校コース「BOOK TALK」の風景です。
おすすめの本を元に”読みたい!!”と思わせるプレゼンテーションを行いました。

「・・・気になったら、あとは読んでみてください」「将来、絶対役に立つと思います」「読み終えてから表紙をもう一度見ると、ぞくっとします」「などのおすすめポイントをばっちり決めてくれました。
担当の先生の高校時代の愛読書とそれにまつわるエピソードも紹介され、ざわめきも。授業後は、さっそく借りていかれました。

 

授業利用 生物

3年理系生物「生態系」の授業です。
図書館の資料を元に、「外来生物と絶滅危惧種」「干潟の働きと保全」などの9テーマについて現状・課題・解決方法を調べました。
最終的には、ワールドカフェスタイルで班別に授業形式で伝える発表を行いました。クイズを交えたり、図表にまとめたり、いかにわかりやすく伝えるか工夫を凝らした発表となりました。






社会に出る前に・・・

公務員受験や推薦入学受験を経て、進路が決定した3年生。
本日は新聞記事や時事を扱った雑誌の中を用いて、自分が気になるニュースを抜粋し、要約して、意見を発表する授業がありました。
社会の問題に対し、常に関心を持ち続ける人であってほしいと思います。



冬支度

2016年も、新年に向けてカウントダウンが始まりました。
天高生にも、放課後や昼休み、図書館でゆっくりと過ごす時間が戻ってきました。

「神ってる」
  

「ねがいをこめて・・・」
 



飛翔を習ふ、雛鵬たちへ

   120周年記念行事を前に、ある先生がこの一文を紹介してくださいました。
「鵬(おおとり)」になろうとする「雛(ひな)」のみなさんに味わってほしいと思い、紹介します。

「つまり鵬(ほう)というのは荘子の空想の鳥だす。水に撃つこと三千里とありますから、両の翼の長さが三千里で、扶揺(ふよう)に 搏(はう)って上るもの九万里とありますから、一挙に九万里飛び上がるわけです。こんな大きな鳥は、この世には居てませんやろ。
そいじゃ、荘子はなんでこんな空想の鳥を持ち出したのか。それは人をあっと言わせるためか、それとも怖がらせるためか。わしは、そうやないと思うんです。
荘子は、わしらの住むこの世界を、ずーっと遠いところから、ずーっと外の方から眺めたかった、いや眺める必要があると思うたにちがいありません。人にしても、家にしても、国にしても、また世界にしても、内側からばかり見ていたのでは、どこがどう間違うているか、わかるものではありませんからー。
そこで、人間の住む世界を飛び出して、遠いところから、この世界がどうなっているか確かめたかったんです。それには翼の長さが三千里で、一ぺんに九万里も飛び上がれる大きな鵬が必要なわけです。(以下略)」

『橋のない川(五)』 住井すゑ 新潮文庫 p302 より引用しました。この本は、図書館にもあります。

いざ、読書。

天草高校の図書館が活気付くのは、朝課外の後。朝の読書の時間前に来館する生徒でにぎやかです。
10月27日から、秋の読書週間が始まりました。生徒朝礼では図書委員長の水本さんからも呼びかけがありました。
期間中は、1回借りると特製シールを差し上げています。いつも以上に、いざ、読書!!

 


一緒に読もう新聞コンクール、優秀作!

「第7回いっしょに読もう!新聞コンクール」において、2年田尻さんが優秀賞を受賞しました。
このコンクールは、気になる新聞記事を読んで、周囲の人と話し合い感想や意見をまとめるというもの。本校からは、10作品の応募を行いました。
県内選考を通過した優秀賞51編は、全国審査に進みます。

図書館では、毎日新聞を読みに来る3年生や、現代社会の授業に備えて一面チェックをしている1年生の姿も見られます。
新聞記事をテーマ別にまとめた雑誌「切り抜き速報」や「新聞ダイジェスト」も有効に活用してほしいと願っています。

※2016年10月1日(土) 熊本日日新聞に関連記事が掲載されました

2学期を迎えました

1、2年生用生徒昇降口には図書館掲示板があります。
図書委員広報班による、2学期バージョンになりました。

9月1日「防災の日」にあわせてミニコーナーを組みました。

進路室から、2015年版の赤本をいただきました。
赤本は、進路室に最新版、図書館に過去1年分、3年学習室にそれ以前の版を設置しています。

第1回天草地区図書館見学会のお知らせ

本校では、7月25日(月)に実施する中学生体験入学にあわせ、図書館見学会を行ないます。実は、「図書館を見て天高入学を決めた!」という天高生もいるんです。
今年度は、天草地区の高校図書館をめぐるスタンプラリーも初めて開催します。
見学者には、各学校の生徒図書委員会が作成した素敵なお守りがプレゼントされます。ひと足早く、高校図書館ものぞいてみませんか?

図書館見学会ポスター 図書館見学会2016
スタンプラリー台紙  スタンプラリー台紙2016

創作意欲を刺激されます!

夏休みを前に、小論文や創作作品(エッセイ・俳句・童話)のコンクール応募要項が配布されました。
3年生の国語の授業では、応募に向けての準備がはじまりました。小論文「私の大志」、エッセイ「スポーツと私」、俳句「テーマ 青春」など思い思いの課題を選びにぎやかに作品作りを開始したものの、次第に真剣な表情に…。
『歳時記』や様々な資料をめくりながら、「簡単とおもっていたけど、難しい~」と創作の難しさも痛感したようでした。多くの作品の入賞を期待しています!

 

天草地区生徒図書委員研修会に参加しました

5名の図書委員が、苓明・天草拓心高校で開催された「天草地区生徒図書委員研修会」に参加しました。
夏休みの体験入学時に来館した中学生にプレゼントするおまもりや、豆本や蔵書票を作成しました。参加者の感想をお届けします。

天草拓心高校の図書館は、落ち着いて本が読めそうなすばらしい空間でした。また、就職関係の本のコーナーがあり、天高とは違った特色もみられてよかったです。お守り作りでは、拓心高校の委員長さんに丁寧に作り方を教えてもらえ、50個も皆で作れてよかったです。

他校の発表を聞き、自分たちの活動を見直すことができました。研修では、お守りと蔵書票つくりをしました。お守りはすごく簡単に作れて楽しかったし、蔵書票は消しゴムはんこをつくり丁寧にできました。また来年も参加したいと思いました。

お守り作りや蔵書票作りでは、天草拓心高校さんの準備が完璧でとても楽しんで製作できました。今回経験したことを、文化祭での図書委員の活動に役立てたいと思います。また来年は天草高校での開催となるので、この研修で学んだことを後輩に伝え、来年度はもっと素晴らしいものにしてほしいです。

※2016年7月13日(水)熊本日日新聞に研修会の様子が掲載されました

2年総合学習「新書レポート」

2年生総合学習では、「新書」を読んでレポート書く取り組みが始まりました。
自分の興味のある分野や、進路に関わる分野など、天草高校にはたくさんの新書が揃っています。
小論文対策にも有効な新書。今のうちから、新書に触れる習慣を身につけておきたいですね!



ちなみに、「新書」は「新しい本」ではありません。
何かって?それは2年生のみなさんにおたずねしてみてください!
ばっちり教えてくれるはずです。

お仕事小説を読んでみよう!

1年生LHRの時間です。
将来の職業を考えるきっかけとして、まずは「様々な職業人を主人公にした小説を読んでもらえたい!」という担任の先生の願いを受け、小説が紹介されました。
文理選択前の大切な時期、進路を考える一冊に出会えるといいですね!
 「仕事を考える本”お仕事小説”」リストはこちら → 仕事を考える本.xlsx




梶井基次郎もビックリ。

3年生現代国語の教材は、梶井基次郎『檸檬』。書店にそっとレモンを置いて立ち去る主人公が印象に残る作品です。
先日、坂口先生と有志2名により、天草高校版・檸檬爆弾が仕掛けられました!
ちゃんと画集を使って組み上げられています。