2020年3月の記事一覧

天草市立中央図書館がオープンしますよ!【図書館】

4月1日、天草市複合施設「ここらす」2階に天草市立中央図書館がオープンします。

開館時間9:00~19:00になりますので、夕方に立ち寄ることもできます。
完成を楽しみにしていた人も多いことでしょう!体調を整えて、咳エチケットに気を付けて、来館してみたいですね。

天草市立図書館HPより ※必ず最新情報を確認してください・開館時間や学習室利用制限があります  https://www.amakusa-lib.jp/topics/2020/3858/ 

2017年7月天草地区生徒図書委員研修会「夢の図書館”を語ろう!」では、設計士さんから直接話を聞きました。
また中高生が提案したアイディアが、新施設にどのように活かされているか楽しみです。

 

(画像は2017年研修会の様子です)

 

最初にどんな本を読もうか思案しているみなさん。家庭学習支援のひとつとして、特設ページを紹介します。

「子供の読書キャンペーン きみの一冊をさがそう」https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/mext_00480.html#osusumebon

 

新しい図書館で、気になる一冊を見つけてみませんか? 春は、読書!!

名作紹介 その2【国語科】

国語の授業で触れたことのある作家の作品を読んでみませんか?

 

『夢十夜』夏目漱石   https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card799.html

第一夜は国語総合の授業でお馴染み。個人的には第三夜と第六夜がおすすめです。

 

『三四郎』夏目漱石  https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card794.html

東大生となり九州の田舎から上京した三四郎の、ドキドキの大学生活と恋の話。『こころ』を読み終わったらぜひ…。登場人物は異なりますが、『三四郎』『それから』『門』と三部作になっています。

 

『李陵』中島敦  https://www.aozora.gr.jp/cards/000119/card1737.html

中国、前漢の時代に実在した武将、李陵が主人公。司馬遷『史記』がどのように書かれたのかも分かります。

 

『津軽』太宰治  https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card2282.html

太宰が自分の生まれ故郷、青森県を訪れ、昔馴染みの人々と触れ合う物語。他のどの作品よりも太宰の人柄がにじみ出た作品だと思います。

 

最後に少し、色合いの異なるものを。

『万葉秀歌』齋藤茂吉  https://www.aozora.gr.jp/cards/001059/card5082.html

歌人としても有名な齋藤茂吉が著した『万葉集』の注釈書。入門編、といった雰囲気なので、高校生でも読みやすいと思います。私が最初に購入した『万葉集』の本で、今でも折に触れて読み返します。

名作紹介 その1【図書館】

青空文庫、のぞいてみましたか?どれを読んでいいやら…と途方に暮れた方もいるかもしれませんね。

そこで、好きな作品を少しだけ紹介してみます。気になったら、全文を読んでみてください。

次回は、先生方におすすめ作品を書いていただきます。お楽しみに!  

 

『二十四の瞳』壺井 栄 → https://www.aozora.gr.jp/cards/001875/card57856.html

教師を目指す人や、学校が大好きな人には読んでほしい作品です。

昭和3年、瀬戸内海にうかぶ島の小学校に若い女先生がやってきました。その様子がこんな一文で書かれています。

「今日はじめて教壇に立った大石先生の心に、今日はじめて集団生活につながった十二人の一年生の瞳は、それぞれの個性にかがやいてことさら印象ぶかくうつったのである。この瞳を、どうしてにごしてよいものか!」

大石先生と子どもたちは、毎日の授業や修学旅行を通じて絆を深めていきます。しかし、平和な日常にも別れをつげる日がきます。大きく時代が動き、時が流れ、迎えるラストシーン…。

繰り返し読むたびに、やっぱり泣いてしまう一冊です。 

「青空文庫」で読書のすすめ。 【図書館】

生徒の皆さん、家庭学習は順調ですか? 学習の合間には、読書もどうぞ。

インターネット環境で読書ができる「青空文庫」を紹介します。古今東西の名作に、挑戦してみませんか?

「青空文庫」 → https://www.aozora.gr.jp/(リンクフリー)

青空文庫専用ネット図書館「えあ草子」→ https://www.satokazzz.com/books/(リンクフリー)

「青空文庫は誰にでもアクセスできる自由な電子本を、図書館のようにインターネット上に集めようとする活動です。著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたもの」が掲載されています(同サイトより)。

 

また、文部科学省も家庭学習に役立つサイトを紹介しています。自学のヒントが生まれるかもしれませんね!

ただし、アクセスするための通信費用が発生しますので、お家の方と相談してから活用してみてください。

「高等学校における学習支援コンテンツ」→ https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/mext_00461.html