名作紹介 その2【国語科】
国語の授業で触れたことのある作家の作品を読んでみませんか?
『夢十夜』夏目漱石 https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card799.html
第一夜は国語総合の授業でお馴染み。個人的には第三夜と第六夜がおすすめです。
『三四郎』夏目漱石 https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card794.html
東大生となり九州の田舎から上京した三四郎の、ドキドキの大学生活と恋の話。『こころ』を読み終わったらぜひ…。登場人物は異なりますが、『三四郎』『それから』『門』と三部作になっています。
『李陵』中島敦 https://www.aozora.gr.jp/cards/000119/card1737.html
中国、前漢の時代に実在した武将、李陵が主人公。司馬遷『史記』がどのように書かれたのかも分かります。
『津軽』太宰治 https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card2282.html
太宰が自分の生まれ故郷、青森県を訪れ、昔馴染みの人々と触れ合う物語。他のどの作品よりも太宰の人柄がにじみ出た作品だと思います。
最後に少し、色合いの異なるものを。
『万葉秀歌』齋藤茂吉 https://www.aozora.gr.jp/cards/001059/card5082.html
歌人としても有名な齋藤茂吉が著した『万葉集』の注釈書。入門編、といった雰囲気なので、高校生でも読みやすいと思います。私が最初に購入した『万葉集』の本で、今でも折に触れて読み返します。