熊本県立多良木高等学校
ありがとう多良木高校
第五回は、マーブリング、墨流し、ぼかし染めの体験をしました。同じ模様にならないため、色の組み合わせを楽しまれていました。
第六回目はカレンダーの台紙とTシャツに、好きな文字を篆書体で書き入れました。特にTシャツは、文字配置、大きさ、色使いなど、同時に様々なことを考えなければならず、みなさん集中して書かれていました。Tシャツのお披露目会は閉講式で行います。
第2回で「石鼓文(せっこぶん)」第3回では「金文(きんぶん)」について学習し、文字構成の面白さに触れました。
第4日は、現存最古の漢字と呼ばれる(篆書の中では最も古い)、「甲骨文(こうこつぶん)」について学びました。「甲骨文」は、亀の腹甲、獣骨に刻まれた文字です。実技では、直線的で鋭い線質を習得するのに苦戦しました。実際に刻むことを体験するために、石膏に彫刻刀で、好きな漢字を刻しました。次の講座で完成します。