農業系列日記

農業系列日記

農業系列食品製造実習 ~味噌仕込み~

 

 令和となり、農業系列食品製造、最初の製造実習は、味噌製造です。まずは、麦麹の仕込みです。熊本県が世界に誇る『麦味噌』の元となる麦麹。大型の蒸し器で麦を蒸し、空冷しながら、一粒一粒に分けていきます。その後は、自動製麹器(じどうせいきくき)に入れ、種麹を振りかけて、2日間・・・。こうして麦麹が完成します。

 完成した麦麹と蒸した大豆、塩を混ぜ合わせ、味噌ベビーの誕生です。これから約5ヶ月成長させ、おいしいおいしい麦味噌の完成です。生徒と微生物のコラボした麦味噌、ご家庭でお味噌汁などにいかがでしょうか?

 

 

 

 

イチゴのへたとり実習〔平成31年4月24日〕

令和の足音が近づいてくる今日この頃・・・。

農業系列食品製造では、生徒実習製品の製造がスタートしました。その口火を切ったのが「イチゴジャム」です!本日の内容は、「イチゴのへた取り」と「砂糖漬け」です。これまでの課題を教訓に、一つ一つ丁寧にへたを取り、果実の傷みなどがないか、しっかりとチェックを行いました。このイチゴは砂糖に漬け、保存性を高め、5月のイチゴジャム加工の日まで、冷凍保存しておきます。完成したら、各種イベントや翔陽祭などで販売いたしますので、是非お買い求めください。

農業系列食品製造 デコレーションケーキの製造

 農業系列食品製造は、毎年3年次でデコレーションケーキの製造を行っています。この授業の目標は「店頭に出せるくらいきれいに仕上げる」ことです。まずは担当教師にナッペ(生クリームを塗る工程)を習い、いざ実践!パレットナイフの使い方に四苦八苦しましたが、果物の切り方に工夫し、こだわりを持って仕上げることができました!また、3年次生の担任にも参加して頂きました。生徒が担任に手を取りながら指導をします。数ヶ月後には社会に翔び立つ3年次生。このケーキを囲んで、高校生活や将来について、改めて家族と笑顔でお話しながら食べてくださいね。

     

12月19日 門松完成

12月19日(水) 園芸造園系列2年次生、3年次生と協力をして門松が完成しました。門松は一年の幸福をもたらしてくれる神様に、家に来てもらうための目印となる正月飾りのことを指すそうです。正門に2つ飾ってありますのでぜひご覧ください。


農業系列食品製造 洋菓子講習会

農業系列食品製造は、毎年2年次の生徒で「洋菓子講習会」を行っています。10月29日、光の森に店舗を構えていらっしゃるVie Aimable(ヴィー・エマーブル)の西田勉オーナーシェフに来校して頂きました。西田シェフは本校卒業生で、高卒でパティシエとなり、34歳の若さでオーナーをされています。なんと、高校では野球部のキャプテンをされていたそうです!

今回の講習会では、生クリームのデコレーションケーキを製作しました。ジェノワーズ(スポンジ生地)からの作製に、生徒は四苦八苦。「手首を柔らかくして泡立てるといいよ!」と優しくアドバイス頂きました。焼成の時間には、ナッツ類を使った飾りを作ってもらいました。いよいよデコレーションの時間。生地の切り方から生クリームのナッペの方法まで、何度もシェフの手本を見に行く生徒たち。「技術は目で見て盗む」ものです。飾り付けはカットすることも考えて行いました!自分たちで一から作ったケーキは絶品でした!笑顔で美味しく試食しました!本格的な技術を優しく教えてくださった西田シェフ、ありがとうございました!