活動の記録

学校生活

【建築コース】1年生平板測量実習

 建築コース1年生は、5/10(火)・5/17(火)に平板測量を行いました。1回目は、放射法を、2回目は進測法と交会法で測量を行いました。それぞれの測量方法の意味や作業方法、メリット、デメリットを体験し、測量ミスや誤差が出ないように意識しながら実習しました。

 生徒たちは、3班に分かれてグループ実習を行うことで、同じグループの仲間とコミュニケーションを取りながら、他のグループと競争していました。それぞれお互いが刺激し合う関係は、質の高い実習になっています。測量後は、測量室で面積計算や誤差の算出を行います。外での作業「外業(がいぎょう)」と室内での作業「内業(ないぎょう)」の両方を学びました。両日とも天気に恵まれ、心地よい風が吹く中、青空の下みんなで楽しく実習できました。

 建築コース1年生は、立派な技術者を目指し、みんな切磋琢磨し、成長しています。

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol21 製作順調!!

 こんにちは!!イノシカハンターズです!!

 体育大会の準備等で活動が無かったので久しぶりの活動となりましたが、今日は、製作の様子をご覧下さい。

 箱罠の製作は溶接作業がメインとなります。溶接は強い光が出るので、裸眼で見てはいけません。そこで「溶接遮光面」という保護具を使用しますが、イノシカハンターズでは「“自動”溶接遮光面」を使用しています。作業をしていない時はサングラス程度の明るさですが、作業時の強い光をセンサーが感知すると、自動で溶接用の暗さに調光してくれます。また、被って使用するため両手がフリーになり、溶接の精度や効率も上がります。

 この自動遮光面は、公益社団法人水俣・芦北地域振興財団地域振興事業により購入したものです。今年度も様々な工具等を購入させていただき、充実した活動になるよう頑張ります!

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)

「スポット溶接が難しかった。溶かしすぎないように最低限で溶接出来るようになりたい。皆で案を出し一つの目標に取り組むのは課題研究ならではだと感じた。」

「初めての道具を使いながら、溶接や曲げの作業をするのは、楽しかった。」

          溶接遮光面                    自動溶接遮光面

右が自動溶接遮光面

両手が使えます

     片手が使えるので、作業効率がUPします!

【電気コース】プログラミング学習に対応できる学習システムの開発研究で佳作入選!

(公財)産業教育振興中央会及び(公社)経済同友会の共催による「令和3年度専門高校生徒の研究文・作文コンクール」において、本校電気コースの研究文が佳作に入選しました。月刊「産業と教育5月号」に掲載されてます。

 この研究は、プログラミングを学ぶのに適した教材の研究、開発とそれらを活用して小中学生にプログラミングワークショップを開催した内容をまとめたものです。

 電気コースでは、「アルディーノ」「ラズベリーパイ」「マイクロビット」「トイドローンtello」等の教材を活用し、自身のプログラミング学習や知識向上を目指しています。また、水俣環境アカデミア様の主催で、高校生が教師役となり小中学生にプログラミングワークショップを開催しています。ワークショップでは子どもたちの学年やスキルに応じて内容を変えています。最近はコロナ禍により開催できていませんが、今年も計画中ですので、ぜひ一緒にプログラミングの楽しさを体験してもらいたいです!