校長挨拶

校 長 あ い さ つ

 

 本校は、平成24年(2012年)4月、水俣高等学校と水俣工業高等学校の再編・統合により新しく開校し、本年度13年目を迎えました。校訓に「自律 敬愛 創造」、スクールカラーを「もえぎ色」と定め、新しい校章を掲げました。そして、知・徳・体の調和がとれ、自ら考え、学び、夢に向かって主体的に行動する力を備えたグローバルリーダーの育成を目指し、教育活動を行っております。

 全日制においては普通科、商業科、機械科、電気建築システム科を有しており、生徒一人一人に対して幅広い学びの場を設けています。

 また、定時制においては商業科として、4年間の学びを基本とした教育活動を行いながら、「10分間集中講座」と「0校時」の取組を行うことで、3年間で卒業できる制度も導入しています。

 平成26年度(2014年度)には体育館、特別教室棟が新築され、改修工事等が行われて現在の校舎が完成し、学習や部活動、学校行事 に快適に取り組むことができる教育環境が整いました。

 さて、本校が立地している水俣市は、内閣府より「SDGs未来都市」に認定されており、本校では課題研究などの教育活動において、地域の皆様からの絶大なる御協力のもと、「SDGs」に関連した活動を行っております。特に平成28年度(2016年度)からは文部科学 省による「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」の指定を受け、令和2年度までの5年間、国内外の多くの機関と連携した探究活動を行い、指定事業が終了した現在もそのレガシーを受け継ぎ、探究的な学びにつなげています。

 

 本年度は、「水俣と世界を「いのち」でつなぐMOYAISTの養成」と題し、水俣市、国立水俣病総合研究センターと連携・協働した環境教育を推進し、水俣環境アカデミアや大学等との連携を通して、地域と世界をつなぐグローバルリーダーの育成にも取り組んでいます。また、本年度からは「半導体関連人材の育成を通した水俣市の活性化及び水俣高校の魅力向上に関する連携協定」、「水俣市、国保水俣市立総合医療センター、熊本保健科学大学及び熊本県立水俣高等学校との包括連携に関する協定」の締結により、探究活動を通して半導体関連人材の育成や医療系人材の育成にも取り組みます。

 

 そこで、令和6年度(2024年度)の教育スローガンを

「探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現する生徒の育成」

とし、これからの予測困難な時代を生き抜くための力(課題発見・解決力)を育む教育活動を推進して参ります。

 

 社会の変化にも主体的に対応し、世界への視野を広げ、次世代のリーダーとして活躍できる人材の育成と、生徒一人一人の「将来の夢(願い)」が叶うよう、教職員一同一致団結して全力で取り組む所存です。

 今後とも本校の教育活動に御理解をいただき、御支援、御協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

令和6年4月           

熊本県立水俣高等学校長  髙木  泰典