機械科ブログ

機械科ブログ

H26年度~球磨工・機械科~鞴(ふいご)祭り


平成26年度12月2日(火)15:50~ 本校機械科、鍛造工場において

今年度も鞴(ふいご)祭りを行いました。生徒、職員共に無事故、無怪我で今後もものづくりに励みたいと思います。

  

  


※鞴祭りとは・・・
鍛冶屋(かじや)・鋳物師(いもじ)など、ふいごを使って仕事をする職人が、稲荷神または金屋子(かなやこ)神を祭り、ふいごを清めて祝う行事です。
陰暦の11月8日に行われ商売繁盛を神に祈願することを目的とする祭事ですが、現在では、商売繁盛のほか、工場及び従業員の安全衛生を併願するようになっています。 


※ 鞴(ふいご)は気密な空間の体積を変化させることによって空気の流れを生み出す器具。
※ 毎年、本校機械科の職員が1人選ばれ、神主をしています。

人吉産業祭に出展(機械科)


平成26年11月8日(土)~9日(日)にかけて、

ふるさと歴史の広場で開催されました、「第65回人吉産業祭」に今年度も機械科の生徒が出展しました。

ロボットやエコノカーなど子供たちに大人気のコーナーとなりました。

  

  
バーベキューコンロやかまどの販売も大盛況でした。ご来場ありがとうございました。

くま川下り㈱への舟釘(和釘)贈呈


平成26年11月20日(木)14:00~ 本校、機械科 実習棟(鍛造工場)において、くま川下り㈱への舟釘(和釘)贈呈式がありました。

くま川下り㈱から依頼を受け、本校 機械科では、地域貢献の一環として製作を引き受け、今年で3年目になります。

主に3年生の課題研究班員の10名と、指導する職員3名の手で、約半年かけて300本製作しました。
製作した和釘は、新しい舟を製作するときに使われています。

【和釘とは】
飛鳥時代から明治初頭まで神社・仏閣など日本古来の建築物に使われていたもので、1000年釘ともいわれています。
現在、和釘を製作する所が全国的にも少なく、製作時間も1本30分程度かかるため手に入りにくいのが現状です。


【和釘の制作風景】
左側の板が最初の材料です。右側が完成した釘です。    板材を火床(ほど)に入れ赤くなるまで加熱します。
 

エアーハンマーである程度の形にします。           再度加熱して、ここからは全て手作業のハンマで仕上げていきます。
 

下の写真は、重油を使った炉で再加熱しています。      鉄が冷えてくる前に形を作り上げます。
 


写真は贈呈式の様子です。
 
 


今後も、ものづくりを楽しみながら取り組んでいきたいと思います。



★製作した生徒及び指導者★
  指導者 機械科:信國先生、石川先生、竹内先生
  生 徒 機械科3年生(課題研究:鍛造担当者)

平成26年度(前期)技能検定優秀合格者受章式


平成26年11月17日(月) 13時30分~熊本県庁本館(地下大会議室)において、

「平成26年度(前期)技能検定優秀合格者受章式」が行われました。


この受賞式は、技能検定試験で最も優れた成績を収めた「優秀合格者」の表彰で、

本校機械科生徒6名が熊本県から表彰を受けました。
     

3級機械保全の代表で、機械科1年A組の永谷侑紀君が登壇し、立派な態度で表彰を受けました。
写真はその模様です。
     
     


なお、平成26年度の前期技能検定において、機械科生徒計100名が技能士の称号を得ました。

今後も技術や技能をたくさん身につけ、日本の産業界を牽引していってほしいです。

アイデアロボットコンテスト熊本県大会2連覇


平成26年11月1日(土)にグランメッセ熊本にて、アイデアロボットコンテスト熊本県大会が開催されました。

今年は本校から3台のロボットが出場しました。
毎年出場している、3年生チームの(柴神)、2年生チームの(柴姫)と、
今年は対戦型の試合だったため、練習用に製作した1年生チームの(豆柴)を含む3チームで出場しました。
  

決勝トーナメントでも順調に勝ち上がり、結果1位(柴姫)、3位(柴神)、ベスト8(豆柴)という素晴らしい結果でした。
  

県大会優勝は2年連続で、新聞にも大きく取り上げられました。
  

生徒のみんなも毎日遅くまで製作を行いとても良く頑張っていました。
指導していただいた先生方、生徒の皆さん大変お疲れ様でした。全国大会も精一杯頑張って下さい。 


【 指導者及び製作者 】
  指導者:糸原広美先生、山下圭吾先生、山口昌慶先生、渕上文喬先生
  生 徒:溶接部ロボット班及び機械科3年課題研究班

EV(電気自動車)の試走

「第12回EVフェスティバル九州inくまもと」が10月12日(日)に開催されます。


 10月12日(日)は、グランメッセ熊本の特設コースで「エコ電レースを中心としたイベント」が行われます。
 「エコ電レース」は自主製作したEV(電気自動車)でのレースです。

 今回のレースには、機械科課題研究として1台、溶接部エコノカー班から1台の計2台が出場予定です。

 機械科課題研究の1台は、平成25年度にフレームだけ製作されていましたが、6月から部品作りを始め、進路準備で忙しかった貴重な夏休みも利用して2日前にマシンを完成させました。

 ドライバーは、3年機械科B組の小原くん。初めての試走で緊張していますが、楽しそうです。
   



 溶接部エコノカー班のマシンは、
部長の2年機械科B組松本くんの指示の元、新入部員の1年生3人と一緒に制作したものです。
 ドライバーは、1年機械科A組の兼田くんです。徐々に走行にも慣れているようです。
   


セントラルパークの2階で暗くなる時間帯まで試走を繰り返しています。

EV(電気自動車)の走行はとても静かです。
平均時速21キロで走行しているため、走行中の看板が出ているときは気をつけてください。

         



EV(イーブイ)とは、Electric Vehicle(エレクトリック・ビークル、電気輸送機器)の省略で、日本では電気自動車を指します。
 


合格祈願

  すがすがしい早朝の登校前に、

  3年機械科生徒一同&担任の先生と一緒に、

  最後の仕上げという意味も込めて、

  国宝 青井阿蘇神社へ合格祈願へ行きました。
    
              


  今年も、進路決定100%をよろしくお願いします。

就職試験合格目指して練習中!

  9月16日の就職試験解禁日が近づいてきました。

  今年の機械科3年生では、9割の生徒が、就職を希望しています。

  本番で最高の結果が出せるように、3年生の面接練習が佳境に入ってきました。


  グループ面接練習の写真です。質問には、手を挙げて答えるときと、順番に答えるときがあります。
    


  個人面接練習の写真です。練習では、1対1ですが、本番では、2人以上の面接官が対応します。
    



  本番さながらの雰囲気に1・2年生も協力しました。3年生は、いつも以上の視線に囲まれて緊張していました。
    

  
2年生は1年後、1年生は2年後の自分の姿を見据えて、真剣に見学していました。
    

  
  また、面接練習以外にも、勉強はもちろん、グループワークや集団討論などの練習もして本番に臨みます。
                      


 頑張れ、球磨工生!~~健闘を祈る!~~

技能士100名誕生!!

8月22日(金)に平成26年度 前期・技能検定試験の合格発表がありました。

本校機械科の生徒が受検し、100名が合格しました。

夏休み返上で知識や技能習得に頑張った成果だと思います。おめでとう!!

今年も3年生以外に、1年生で機械保全の技能検定試験を挑戦し合格することができました。

今後、2年生が後期試験に向けて取り組む予定です。

合格目指して頑張って下さい。

以下は、職種ごとの合格者数です。
 級職種受検者数合格者数合格率
 3級普通旋盤1275%
フライス盤75%
数値制御旋盤50%
マシニングセンタ100%
 機械検査100%
機械保全837793%
 計11110090%



★3級合格者は、「表彰状」と「技能士バッジ」が授与されます。
      

中学生ものづくり教室「精密コマの制作」

8月7日(木)に中学生ものづくり教室が行われました。

高校生が指導役として中学生にものづくりを教える夏休み期間中の恒例の行事です。

今年も、昨年同様「全日本製造業コマ大戦~球磨工場所~」を開催しました。

制作前の説明です。
    

旋盤という工作機械を使い、真ちゅうという鋼材を削り、コマを作っています。
      


CNC旋盤というコンピュータが内蔵された機械を使って、自動切削でコマを作っています。
                         


最後に、コマ大戦の始まりです。


はっけよ~~~い、のこったぁ~~のこったぁ~~
      


誰が勝ち上がるかな????
      


優勝は、二中の女の子の勝利でした!!おめでとう!!
    
 

中学生、高校生ともに楽しい時間を過ごすことができたようです。

中学生の皆さん!
機械関係のものづくりに興味があったら、是非、球磨工機械科に来て下さいね!