食品化学科
2C 大豆たんぱく質のゲル化(食品化学科)
2年生最初の「食品化学」は、大豆たんぱく質のゲル化の実験をおこないました
温めた豆乳と冷たい豆乳それぞれに、塩化カルシウム液を加えて反応の変化を見ます
冷たい豆乳はドロッとした液体だったのに対して、温めた豆乳は大きな塊ができていました
みなさん、なにか気づきました実はこれ、豆腐製造の原理なんです
ちゃんと味見もして、ゲル化の違いを確認していました
3C 過マンガン酸カリウム標準液の標定(食品化学科)
新年度になり、3年生最初の「食品化学」は、酸化還元滴定の実験です
今回は実験で使用する、過マンガン酸カリウム標準液の標定をおこないました
正確な値を得るため、液温が下がらないようにしたり、滴下速度が決まっていたりと条件があります
同じ滴定実験でも、2年生でやってきた中和滴定や沈殿滴定とは違う操作に苦戦する班もありました
2C 乳酸菌の培養②(食品化学科)
2年生最後の食品微生物は、前回に引き続き『乳酸菌の培養』でした。
2日前に接種した乳酸菌が、牛乳をどのように変化させたかを観察しました
どの乳酸菌も牛乳をヨーグルトに変えていましたが、
菌によって固形が多いもの、液体の多いものがあり、
においや味にも変化が見られました
来年度の授業も楽しみですね
2C 乳酸菌の培養(食品化学科)
2年生の食品微生物では、乳酸菌の培養をしました
牛乳を培地に、6種類の乳酸菌を培養しヨーグルトにします
市販のヨーグルト2種類+学校で製造している酸乳飲料『ニューピス』の製造に使用している乳酸菌4種類を
1白金耳、牛乳に接種し約2日間培養します。
祝日明けの授業でヨーグルトになっているのか、結果が楽しみですね
1C 自由製造(食品化学科)
1年生最後の食品製造実習は、『自由製造』でした。
1年間製造実習で学んだことを活かして、自分でレシピを作成し、製品を作りました
マドレーヌやシフォンケーキなど、思い思いのアレンジを加えて作ることができました
2C 味噌中の塩分定量(食品化学科)
今回の2年生「食品化学」は、前回に引き続き塩分の定量実験です
前回はしょうゆ(液体)でしたが、今回は味噌(固体)について調べていきます。
米味噌と麦味噌をそれぞれ溶かして希釈をして試料液とし、そのあとの操作は前回と同じです
今回も製品ラベルから逆算をして、おおよその滴定値を調べて滴定を行います
米味噌と麦味噌で塩分が多いのは・・・麦味噌でした
味噌づくり(食品化学科)
毎年文化祭等でご好評いただいている、本校の花房みそはこの時期に作られます
大麦を蒸して種麹を加えて、3日間かけて麹をつくります。今日はその3日目で、圧力をかけて大豆を蒸し、
麹、塩、大豆の煮汁を一緒に加えて機械で混合し、空気が入らないよう味噌玉にして樽に詰めていきます
あとは約半年熟成させるだけ出来上がるのが待ち遠しいです
1C がねあげ作り(食品化学科)
1年生の「農業と環境」では、秋に収穫したサツマイモを使って、がねあげを作りました
がねあげは、天草の郷土料理で、サツマイモを細長く切って甘めの衣をつけて揚げたものです
南九州ではカニのことを「がね」と言い、見た目がカニのようなのでがねあげというそうですよ
たくさん作って、みんなでおいしくいただきました
2C しょう油中の塩分定量(食品化学科)
2年生の「食品化学」は、前回作成した硝酸銀標準液を使って、しょうゆの塩分定量実験を行いました
濃口しょうゆと薄口しょうゆで塩分濃度を調べますが、今回は、製品のラベルに食塩相当量が表示されているため、
計算でおおよその滴定値を求めておき、実際にはどうかを調べる確認の実験になります
しょう油はそのままだと濃いため、希釈をして試料液としました。名前から濃口しょうゆの方が塩分濃度が高いと
思っている人も多いようですが、実際には・・・薄口しょうゆの方が塩分濃度が高いんですよ
2C 納豆作り(食品化学科)
2年生の食品微生物では、2月末から3月中旬にかけて納豆を作りました
市販の納豆から納豆菌を採取し、やわらかく煮たダイズに納豆菌を付け、
人肌の温度(約37~40℃前後)で1日培養、冷蔵庫で熟成します。
入試関係で授業がなかったので、約2週間の長い培養・熟成期間になりました
今回は食味検査は行わず、培養後の香りや、納豆特有の粘り気が出ているかの観察をしました