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食品化学科

菊池農業高校食品化学科✕中原松月堂 かりんとう饅頭つくり挑戦(食品化学科)

菊池市の中原松月堂様の協力と菊池市農政課ブランド推進室との連携事業で「栗まるごと かりんとう饅頭」の試作に行きました。3年食品化学科地域おこし班6名で何とか1回目の試作品にたどり着きました。丁寧な説明と手際のよいデモ製造後に生徒たちが製造に挑戦、黙々と製造した製品が出来上がり、まずまずの製品となりました。今後、試作を繰り返し菊池の特産である「栗」の消費に役立てていこうと考えています。

1C サツマイモの収穫実習

少し前のことですが、1C「農業と環境」の授業でサツマイモの収穫実習を行いました。

サツマイモを傷つけないように、さやしく丁寧に土を掘ってみると

どんどんなサツマイモが顔を出しました♪

中には顔と同じくらい大きなサツマイモも!?

収穫の秋を感じられる実習になりました(≧▽≦)

 

3C コッペパン製造(食品化学科)

菊農フェスタを前に、コッペパンの製造をしました。

実際に販売するパンは、ソフトハーフというコッペパンより一回り以上大きいパンですが、

一つひとつ成形するので、今回はその練習もかねて生地から製造しました。

 

上手にできました花丸

2C 黒カビの分離 (食品化学科)

食品微生物で、土壌からクエン酸生産かび【黒かび】を純粋分離する実験をしました。

校内4か所の土壌を試料に培地を作り、培養を繰り返して純粋分離させます。

試料は、①花壇の土 ②圃場の土 ③グラウンドの土 ④中庭の土 の4種類です。

それぞれの土を1グラムずつ殺菌水と混合し、上澄み液をシャーレに入れていきます。

上澄み液の入ったシャーレに、1mol/Lの塩酸を加えて培地を流し入れ、

水平に回して全体を混ぜて、培地が固まったら倒置して培養します理科・実験

はたして、培養は上手くいくのか…?

次の授業が楽しみです笑う

 

3C どら焼きの製造(食品化学科)

少し前になりますが、9月下旬に3年生が「食品製造」でどら焼きを作っていましたにっこり

あんも自分たちで作り、それを使ったどら焼きづくりです。

はじめは、生地の焼き加減が難しく、焦げたり、柔らかすぎて形が崩れたりと悪戦苦闘

していましたが、コツをつかむとおいしそうな生地がたくさん出来上がっていました家庭科・調理

上手に焼けた生地にたくさんのあんを挟んで出来上がり花丸

生地を焼いていきます上手に焼けました!手作りのあんを挟みますできました!おいしそうなどら焼きの完成!

 

3C ケン化価の測定(食品化学科)

3年生の「食品化学」は脂質の最後の実験「ケン化価の測定」でした理科・実験

ケン化価とは、脂質1gを完全にケン化するのに必要なアルカリ(主に水酸化カリウム(mg))

の量で表されるもので、油脂特有の数値です。

それにより油脂に結合している脂肪酸分子の大きさの概略が分かります虫眼鏡

今回は、試料である油脂(ごま油、オリーブオイル)に試薬を加え、加熱、冷却後に中和滴定

の操作を行います。黄色が指示薬を入れることで赤に変わり、その赤色がなくなると終了です。

試料に試薬を加える湯浴で30分加熱します指示薬を入れると赤色になりました滴定を進めると橙色になります最後には赤が消え、元の黄色になりました

2C 銀鏡反応(食品化学科)

2年生「食品化学」では、前回のフェーリング反応に引き続き、糖の還元性を

確認するための「銀鏡反応」実験を行いました。還元糖が銀イオンを還元し、

試験管壁に鏡のような金属銀が生成されることを確認します理科・実験

試料は前回と同じものを使用して、前回の結果と同じになるかを見ました虫眼鏡

試薬を準備する糖液に加えるきれいな銀鏡ができました

1C アクロレイン反応(食品化学科)

1年生の「食品化学」は脂質について学んでいます。

この日は脂質の構造について学び、アクロレイン反応という実験を行いました理科・実験

油脂に含まれるグリセリンと試薬が反応すると、刺激臭の強いアクロレインが

生成されることで、グリセリンが含まれているかを確認できます虫眼鏡

試料は、サラダ油とマーガリンで、常温で形状の異なる油脂を使用しました。

どちらからも刺激のあるにおいがしてきて、「揚げパンのようなにおい」

「天ぷらを揚げたあとのにおい」「ししゃもを焼いたようなにおい」と

それぞれ感じ方は違いますが、グリセリンの存在を確認できましたにっこり

試薬をはかり入れる弱火で加熱をする手で仰いでにおいを確認

 

1C 持ち帰りシソジュース製造(食品化学科)

1年生の食品製造実習で持ち帰りのシソジュース製造をしました。

今回は初めて材料の計量から自分たちで行いました。

シソの葉を煮て色素を抽出した液にクエン酸を加えると・・・

ふわっと鮮やかな赤紫色に変身キラキラ

赤シソの葉に含まれる色素「アントシアニン」は、pHで色が変化する性質を持っています。

クエン酸を加えることによりpHが酸性になったので、濃い赤色になりました理科・実験

後は砂糖をしっかり溶かして、ビンに充てんし、ラベルを貼って完成ですピース

3C ヨウ素価の測定(食品化学科)

食品化学科の3年生は、脂質について学習をしています。

この日は、ウィイス法によるヨウ素価の測定実験を行いました理科・実験

ヨウ素価とは、油脂100 gに付加することのできるヨウ素の質量(g)のことです。

この値が大きいほど試料中の脂肪酸の不飽和度が高い(二重結合の数が多い)ことを示します。

今回の試料は、オリーブオイル、ごま油、アマニ油の3種類を調べましたドラフト内でウィイス試薬を加える虫眼鏡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暗所で30分静置後、ヨウ化カリウムを加える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

滴定をする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この実験は色の変化が多く、滴定を進めると、茶色からオレンジ、黄色へと変化します。

その後、指示薬のデンプン溶液を加えると青色になり、終点では青が消失し透明になります。

実験の結果、アマニ油、ごま油、オリーブオイルの順でヨウ素価の数値が大きいとわかりましたひらめき