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2024年7月の記事一覧

【進路】1・2年生進路ガイダンスを実施しました!

7月18日に、1・2年生の進路ガイダンスを実施しました。

この会は、いろいろな学問分野について知ってもらうために毎年開催しています。

今回は10大学から講師の先生をお呼びして、お話をうがいました。

生徒のみなさんは自分の興味に応じて2講座を受講。真剣に講義を聞いていましたね。

自分の将来を考えるヒントになったでしょうか?

 

【講座内容】

①熊本大学 教育学部 准教授 坂本将基 先生 「スポーツと脳のはなし」

②筑紫女学園大学 高大連携推進担当 参事 花村哲 氏 「大学のマナビ(文学・文化系)と4年後の『未来』」

③九州ルーテル学院大学 人文学部 教授 香﨑 智郁代 先生「子育てしやすい社会を考える」

④福岡大学 法学部 教授 春名 麻季 先生 「同性婚訴訟のゆくえ~裁判所のジャッジはいかに?」

⑤熊本学園大学 商学部 教授   春田 吉備彦 先生「2045年の私たちの働き方とAI(人工知能)」

⑥熊本県立大学 総合管理学部准教授 小薗 和剛 先生 「総合管理学部・情報専攻について」

⑦九州工業大学 工学部 准教授 横山 賢一 先生 

                    「ものづくりを支える新材料~理学と工学の違いって何だろう?」

⑧熊本大学 理学部 准教授 横瀬 久芳 先生 「深海魚はなぜあんな形なの?」

⑨崇城大学 工学部 ナノサイエンス学科 教授 友重 竜一 先生
                       「半導体産業が熊本で盛り上がっているのはなぜか?」

⑩熊本保健科学大学 入試広報課長 久保田 憲寿 氏 「医療系職業を知る」

 

【✨オープンスクール✨】来週になりました!皆さんの参加をお待ちしております!

7月31日(水)に鹿本高校オープンスクールが実施されます。

現在もまだ参加申し込みは受け付けています。

こちらのアンケートより申し込みを行ってください。

 

現在多くの参加申し込みをいただいております。大変感謝申し上げます。

中学校3年生の生徒だけでなく、1年生・2年生の生徒の参加も大歓迎です。

もちろん保護者様のみの参加もお待ちしております。

 

生徒会を中心に生徒と教師と一丸となって準備に取り組んでいます。

実際に本校へ足をお運びいただき、活き活きと輝く生徒の様子をご覧ください。

 

昨年のオープンスクールの様子はこちらから見ることができます。

 

多くの皆さんの参加をお待ちしております!

 

 

 

■熊本県北初!
スーパー サイエンス スクール(SSH)指定校

■STEAM教育で
大学受験、将来の就職を見据えたより高度な教育

■進学してよかった!
生徒高満足度

■文系も歓迎!活躍中

 

【スーパー サイエンス スクール(SSH)とは】
県内5校、県北唯一
文部科学省が科学技術や理科・数学教育を重点的に行う高校を指定する制度。

 

【STEAM教育とは】
科学・技術・工学・芸術・数学の5つの英単語の頭文字を組み合わせた造語。

科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術・リベラルアーツ(Arts)、数学(Mathematics)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念。
分野横断的な学びです。

2021年から大きく変わった大学入学者選抜改革にしっかり対応!

現代社会の求める人材により寄り添った人材育成を行います。

 

[内 容]
■校内見学
■学校紹介・生徒会企画
■保護者向け学科・進路説明会
■個別説明会
■部活動自由見学または英語探究授業体験

マイナビ進学ライブに参加しました

7/23 2年生はグランメッセである進学ライブに参加しました。

進学ライブでは、様々な大学等がブースをつくっており、生徒たちは事前学習をもとに様々なをブースをまわりました。はじめは緊張していた生徒たちも、徐々に積極的にブースに並び、熱心に話を聞いていました。

今回の進学ライブや、各オープンキャンパスを通して進路探究を進めてほしいと思います。

 

 

 

  

7月17日(水)2年生 YSPⅡ課題研究発表会について

7月17日(水)の6限目に、2年生YSPⅡ課題研究計画発表会が開催されました。2年生は4月から課題研究に取り組んでいます。現在のところは、問を立て、仮説を設定し、それを立証するための研究手法について考えたところで、そこまでの内容を、3年生や先生方に向けて、一人一人がポスター発表を行いました。

2年生は、まだ具体的な調査や実験の段階に入っておらず、自分が何をすべきか模索している中での発表でしたが、とにかく聞きに来てくれた人のために一生懸命自分がやりたいこと、考えていることを伝えていました。このような積み重ねが、研究や発表の質を上げ、ひいては鹿本高校のSSHのレベルを引き上げてくれると思います。

また3年生も、自らの課題研究の経験をもとに、質問やアドバイスをして、2年生に協力してくれました。受験で忙しい中、本当に感謝しています。今後もチームKAMOTOとして、生徒みんなでSSHを盛り上げていって欲しいです。

夏季学習会開始!

本日7/22より、全学年夏季学習会が始まりました。3年生はいよいよ進路決定に向けて、最後の夏です。また、1,2年生の学習会は自学と講義をそれぞれ選択し、自分の学習ペース・目標にフォーカスしたものとなっています。クラスを解体し、いつものメンバーとは異なる集団で学習するので、ぜひその刺激を感じ、実りある学習会としてほしいです。

州立モンタナ大学派遣研修に行ってきます!

2年生の速見さん(山鹿中出身)が、令和6年度(2024年度)熊本県州立モンタナ大学高校生派遣事業における派遣者に見事選ばれ、7月20日(土)からアメリカ合衆国北西部、モンタナ州にある州立モンタナ大学附属語学学校での語学研修に参加します。米国での生活体験や地域の人々との密接な交流を通して多様な考え方と実践的な英語力を身につけることが目標です。親、先生、関係者の方々への感謝の気持ちを忘れずに、有意義な2週間にします。帰国は8月4日(日)の予定です。

【1学期】終業式を行いました。

7月19日(金)

あっという間に1学期を終え、終業式となりました。

最高気温が35℃を予想される本日は全学年エアコンの効いた教室にて、リモートで終業式に参加しました。

 

1学期も鹿本高校生は勉強だけでなく部活動も大変よく頑張りました。

式の最初は表彰式と全国大会出場推戴式を行いました。

 

 

全国大会に出場するみなさん、頑張ってください!

 

1学期終業式の校長先生の式辞は本校の教育スローガンの『「表面的な問い」から「深い問い」へ』にまつわるお話でした。

慶応義塾大学と広島県教育委員会が共同で開発した、小学生を対象にした「たつじんテスト」についての話題が提示されました。

分数に関する話題をきっかけに、具体的な例を自分で考えてイメージを作る能力や想像力を働かせることが分数の理解に重要であるという結論が導かれました。

 

更に、鹿本高校生の定期考査前の生徒同士の教え合う様子を例に、試行錯誤する面白さや得意な教科を通じて問題解決の楽しさを知る喜びについての話がありました。

生徒たちが互いに質問を投げかけ、異なる視点から物事を見ることにより、新たな視点を得ることができ、苦手だった教科を克服したり、自分の特別な才能に気づくきっかけになるかもしれません。

そのために「問う」行為だけでなく、「何をどのように問うか」を考えてほしい、という話で式辞が締められました。

 

生徒会からは2学期に行われる文化祭のテーマが発表されました。

今年の文化祭は9月末に行われます。鹿本高校生一丸となって新しい色を見つけていきたいと思っています。

 

最後に合唱部と吹奏楽部と一緒に校歌斉唱を行いました。

 

長い夏休みがスタートします。

体調管理に気を付け、実りある夏にしてください。

小学校での百人一首の指導

7月12日、本校百人一首競技かるた部の2年生3名が三玉小学校にお邪魔しました。午後のクラブ活動の時間で、4年生~6年生10名の児童の皆さんと百人一首を楽しみました。本校生3名がそれぞれの学年に分かれて、ルールや覚え方のコツなどを教え、最後はハンデありの簡単な対戦を行いました。児童の皆さんが百人一首を好きな様子がよくわかりました。日ごろは競技する立場の本校生にとっても、教えることは貴重な体験となりました。小学生のみなさんから最後にお礼を言っていただき、充実した時間となりました。

令和6年度 第3学年理数探究YSPⅢ最終成果発表会を実施しました。

 7月12日(金)、理数探究の3年生の最終発表会が行われました。3年生にとっては、高校3年間研究したことの集大成の発表会です。午後から3年生の代表3名の発表を聞き、その後は各教室に分かれての個人研究または共同研究の発表を行います。3年生の発表を1年生が聴き、「今後自分たちもこういう発表をするんだ」と感じてくれたことと思います。そして、グローバル探究コースの生徒は、英語で発表を行います。そのために、付近の学校のALTの先生方や熊本県立大学の留学生などにも来てもらいました。英語での質問にもしっかりと答えていました。保護者のみならず、教育委員会の方、大学の先生方にも来ていただきました。3年生の堂々たる発表を聴いて、1年生の中に3年生の発表を引き継ぎ、さらに深めたいと思う生徒が出てくれることを期待しています。

 

令和6年度 山鹿地区高等学校合同進学説明会 に参加しました

令和6年7月7日(日)に鹿本市民センター ひだまり 2階で実施された山鹿地区高等学校合同進学説明会に本校2年生7名と職員が参加して、中学生と保護者へ本校の説明をおこないました。

当日は炎天下にもかかわらず23校から約360名の中学生に来場していただき、5つの各高校のブースは大盛況でした。

ご来場くださいました中学生および保護者の皆様と、会を運営してくださいました山鹿地区中学校・高等学校の諸先生方へ篤く感謝申し上げます。

7月31日(水)は鹿本高校にてOpen Schoolを実施いたします。皆様の参加をお待ちしております。

 

鹿本高校ブースの準備中

鹿本高校ブースを準備中

 

しかモンも登場しました

しかモンも登場しました

グローバル・キャンプ(3日目)

1年グローバル探究コースのグローバル・キャンプは、3日目です。最終日の今日は、プレゼンテーションです。グループ別に「私たちがつくる理想の未来」をテーマに、理想の社会(未来)の実現に向けて、どのような貢献ができるのか考え、アイディアをポスターにまとめ、互いに発表しました。

グローバル・キャンプ(2日目)

1年グローバル探究コースは、「グローバル・キャンプ」2日目です。午前中は、グループでグローバルリーダーと共に施設内に隠されたキーワードを探し、キーワードをつなげての言葉探しを中心に行いました。天候もよく屋外での活動を行うことができました。

午後からは、グローバルリーダーの発表と質問を通じて、日本と異なる文化や価値観について考えました。また、代表のグローバルリーダーが学んでいる「グローバルヘルス」について考えました。夕食後は、各グループで準備したダンスを「グローバルタレントショー」で披露し合い、楽しく研修を終了しました。

研修も2日目となり、1日目より生徒たちは積極的に英語でコミュニケーションを取れるよになりました。研修もいよいよ残り半日となり、明日は各グループで今回の学びの成果を発表する予定です。

初任者研修研究授業(情報科)

本日、本校では情報科の初任者研修が行われています。本校の金子教諭を含む、3名の情報科初任者の先生が本校で終日研修を行っています。

 

研修のはじめとして、金子教諭による研究授業が図書館で行われました。対象クラスは1年スポーツ健康科学コースです。

 

授業内容は「ネットワークの情報セキュリティ対策・暗号化対策について」です。

高校生が普段から親しんでいる、スマートフォンをはじめとするインターネットによる個人間の情報のやり取りが、どうして他の人に見られることなく行えるのか。そこには「暗号」という、スパイ映画などでしか耳にしないような仕組みが身近に使われているのだということを、金子教諭が楽しく分かりやすく解説していきます。

授業の後半では、各生徒に暗号を解いてもらうタイムトライアルが開催されました。その答え合わせの際に、生徒からは数種類の答えが発表されます。

「あれ?自分の答えはそれじゃない・・・」「私は間違ってる?」と不安な表情になる生徒多数。

「それは間違いじゃないよ。何でそうなるか、近くの人と考えてみよう!」とさらに問いかける金子教諭。

難しい問いに生徒たちは考え込んでしまいましたが、一部の生徒は隣の生徒のプリント(暗号を解くための「鍵」が書かれている)を見て気づきます。

「あれ?それ、俺のプリントと違うぞ」

実は、金子教諭は暗号解読用の「鍵」を4種類作って、それぞれが違うものだとは分からないように生徒へ配付していたのです。そのため、4種類の解答が生徒から出されたのでした。暗号の仕組みについて生徒に実感させる、工夫された授業実践でした。研修に来られた先生方も、興味深く見学しておられました。

 

この後、初任者の先生方は教科の実践等についてさらに研修を深める1日となる予定です。

  

 

 

グローバル・キャンプ(1日目)

1年グローバル探究コースでは、7月3日(水)から2泊3日の日程でグローバル・キャンプを始めました。今年度は6名の外国人留学生が「グローバルリーダー」として、それぞれのプログラムをファシリテートしてくれます。1日目は、生徒たちは4つのグループに分かれ、各自の自己紹介から始め3日間の目標決めやグループフラッグの作成、それぞれのグローバルリーダーの出身国のことについて学んだりする活動を行いました。

KMバイオロジクス株式会社企業訪問

 7月2日(火)にKMバイオロジクス株式会社(KMB)を3年生3名、2年生5名の計8名で企業訪問しました。熊本サイエンスコンソーシアム(KSC)が県内の高校生の科学的探究力を育成するために主催され、第二高校、熊本北高校、熊本西高校との四校合同での訪問となりました。

 先ずは事業説明を受けた後、主力事業であるワクチンの製造現場の見学をしました。KMBでは主に インフルエンザワクチンを製造されており、これがニワトリの有精卵から作られること、ラインで自動化され製造されるのと同時に、チェックは人の目で行う必要があること、卵の殻などは建築資材の材料として再利用していることなどを学びました。工場では実際に働いている人の姿を見学することができ、衛生的な環境で細心の注意を払いながら作業をされていました。

 次に血漿分画製剤の使用体験をしました。血漿分画製剤とは、人の血漿から作られた製剤で、手術などの現場で使用され、傷口を固まってふさぐ役割をします。ふさいだ後は、そのままそこの組織として定着するところが優れた点とのことでした。固まらないように二つの溶液に分けられており、混ぜると固まる仕組みとなっています。生徒たちは大きな傷口をふさぐときに行う二つの溶剤を注射器状の器具で霧状に吹き付ける使用法を体験しました。吹き付けた後は、ビニール手袋をして固まり具合を生の感触として確認していました。なお、この血漿分画製剤は1セット1万円!?もするとのことで、生徒たちからどよめきが起こっていました。

 今回の企業訪問では、受け入れをご承諾いただき、工場の丁寧なご説明、貴重な血液製剤のご提供等、KMバイオロジクス様には深く感謝を申し上げます。またこのような貴重な機会をご手配下さったKSCの皆様にも大変感謝をしております。子どもたちは、この経験を課題研究活動、進路実現、そしてその先の社会貢献へとつなげてくれると確信しております。

【授業】クロスカリキュラム 世界史×国語

3年生は、「古典探究」で漢文「漁父辞」を学習しています。

この文章には儒家的人物と道家的人物が登場するので、

世界史の波村先生と諸子百家(古代中国の思想家)について、クロスカリキュラム授業を実施しました(3年3組)!

「漁父辞」の内容を振り返ったあと、波村先生から、戦国時代の主な思想家について、さまざまなエピソードを交えて紹介してもらいました。

法家の韓非子は、大人気の漫画『キングダム』にも登場していますね。

古代思想についての話を聞きながら、現代に生きる私たちも同じ問題を抱えているように感じました。

2500年前から、人間の本質はあまり変わっていないようです。

やはり、古典や歴史を学ぶことには意味があります。

教科と教科のつながり、教科と社会・自分とのつながりを意識すると、勉強が面白くなってきますね。

クロスカリキュラムは、そんな「つながり」に気づくことができる、鹿本高校独自の取り組みです。