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2022年2月の記事一覧

【SSH】SSH運営指導委員会を開催しました!

2月17日(木)、オンライン形式で、SSH運営指導委員会を開催しました。

初めに宮﨑SSH研究主任から、第1期5年間の成果と今後の取組についての説明を行いました。

その後、本校が天高版科学技術人材に必要と考える5つの力「問いを立てる力」「情報を収集する力」「情報を分析する力」「対話する力」「創造する力」について様々な意見を頂きました。

また、生徒の研究成果を社会に還元する方法へのアドバイスを頂きました。

今回頂いた意見をもとに、改善を図りたいと思います。

 

運営指導委員の皆様、ありがとうございました。

 

【ASⅠ】SSH研究成果発表会に向けた発表資料の改善

2月15日(火)のASⅠです。

今回から、3月17日(木)に実施予定のSSH研究成果発表会に向けた準備を行います

はじめに、課題研究アドバイザーの宮﨑先生より、より良いポスターの作りに関する説明がありました。

生徒たちは、中間発表や分野別予選会を振り返りながら、相手に伝わる発表の仕方を考えました。

その内容を共有し、自宅待機の生徒もMeetを使いながら、最終発表に向けた準備を各班で始めました。

トンガ火山噴火による大気圧変動の計測結果

2022年1月15日に発生したトンガの火山噴火に伴う気圧の上昇を、本校の屋上にある気象観測装置が捉えていました。

写真のグラフ赤線に注目してください。

1月15日21:00付近に、気圧の急上昇と急下降が読み取れます。

観測機器の故障の影響も考慮し、念のため1か月ほど観測を続けてみましたが、その間の観測データに異常は見られなかったため故障はないと判断しました。

トンガから天草までの距離は、約8,300km。

トンガ火山噴火時刻は、日本時間の13:10頃といわれているので、観測までにかかった時間は約7~8時間。

つまり、時速約1,100kmの速さだったとわかります。

飛行機の時速860kmよりも速く、音の伝わる速さとされる時速1,225km(マッハ1)と同程度です。

何より、太平洋の大気を越えて、日本の大気にまで影響を及ぼすということは、それほど大きな威力であったとわかります。

このような出来事は、世界各地で起こりうることですので、みなさんも、関心を持って考えてみて欲しいと思います。

■PDFはこちら → トンガ火山噴火による気圧上昇.pdf

【ASⅡ研究活動】

2月3日(木)のASでは、登校している生徒が実験を行い、リモートの生徒が発表会のポスターやスライドの作成を行いました。

アマモ班

 アマモ種子を育てる方法として、液体肥料を海水に溶解させ、今までの結果と比較する実験を行っています。今後の結果をお楽しみください。

環境DNA班

 DNAが水中に残っているのかを測定しています。実験の手順が複雑で四苦八苦していました。

タニシ班

 土壌分析機を使用してタニシの殻を含んだ土壌と牡蠣の殻を含んだ土壌を解析しました。

建築班

 ワイヤの位置を変えながら、張力を力センサーで測定する実験を行いました。

汽水域班・毒草班

 崇城大学の田丸教授とオンラインでディスカッションを行いました。答えを示すのではなく、研究の方向性等を話し合うことで生徒たちの気づきを促していただき議論が深まりました。

【ASⅠ】プレゼンテーション分野別予選会

2月1日(火)、プレゼンテーション分野別予選会を開催しました。

これは、3月17日(木)に行われる本校のSSH研究成果発表会の代表口頭発表班を決める予選会です。

各班は、理工学系、農水産業系、観光系、医療福祉系、国際系、起業系、歴史文学系の7つの分野に分かれ、7分の発表の後に、質疑に答えます。

全ての班が、中間発表から改善を加え、一年間積み上げてきた研究成果を、班員と協力しながら発表しました。

今回は、分散登校期間と重なったため、校内で発表する人と、リモートで発表する人の連携も重要でした。

代表班の発表は後日となりますので、楽しみにしておいてください!