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【科学部】砂月海岸でのサンゴ生態調査(R5.10)

22日の発表会に向けて、調査を行いました。

これまで苦戦していた同地点での定点観測を試行錯誤の末、ついに実現できました。

苦節1年半、調査方法を4~5つ考案しては失敗するの連続でしたが、努力が実りました。

ようやく手法を確立できたので、今後は継続的なデータ採取に取り組みます。

 

【科学部】宇宙エレベーターロボット競技会に参加しました

科学部有志2名が宇宙エレベータロボット競技会(九州オープン)に参加しましました。

競技会では3mの高さに設置された宇宙ステーションに物資(ピンポン球)を運び、ステーションに置いてある物資(ピンポン球)を回収して帰還する一連の動作をレゴで作成したロボットで行い、運搬や回収したピンポン球に割り当てられた点数で順位を競うものです。

本校の2名は残念ながら全国大会には進めませんでした。

来年度の参加を目指して、改良を進めたいと思います。

会場では、天草が地元の方々に声援やアドバイスをいただき、学びを深めることも出来ました。

【科学部】宇宙エレベータロボット競技会に向けて

8日に行われる宇宙エレベータロボット競技会に向けての準備が佳境を迎えています。

本日はロボットがようやく完成し、本番でも使用されるエレベーターを使用してのテストを行いました。

アームがエレベーターに引っかかったり、そもそもロボットが上昇しなかったりと試行錯誤の連続でした。

明日の本番に向けて不安が残りますが、出来ることを一生懸命行いたいと思います。

【科学部】街なか高校生派出所に向けて

10月15日(日)に天草宝島国際交流会館ポルトにて、「街なか高校生派出所」というイベントが行われます。

このイベントは熊本県高等学校OneTeamプロジェクトの一環で、本校の他に天草拓心高校、天草工業高校、天草支援学校と合同で実施されます。

各学校が趣向凝らし、学校の魅力や学校の特色を生かした体験が出来るブースを設置しています。

科学部は夏と冬に本校で実施しているサイエンスアカデミーを出張開催します。

本日は実行委員長の尾上さん(1年生)からの説明がありました。

多くの方々に楽しんでもらえるブースにしておりますので、たくさんの御来場をお待ちしています。

【科学部】考査前最後の研究活動でした

来週から始まる中間考査に向けて、明日から部活動が休みになる科学部です。

考査前の活動最終日にも関わらず精力的に研究が行われていました。

<ホタル班>

保護施設に必要なグリーンカーテンを再度栽培するための準備をしていました。

その後、DNA調査に必要な英語の論文を翻訳していました。

<化石班>

御所浦島で産出されるスフェノスラムスという古生物(二枚貝)の生態を論文を活用して調査していました。

<サンゴ班>

先日の調査で撮影した画像を元に、サンゴの被覆度を計算していました。

<宇宙エレベーター班>

プログラミングできるレゴを活用して、宇宙エレベータロボット競技会に参加します。

今日は試行錯誤して本体を作成していました。

【科学部】楠浦町でのアマモ調査

アマモ班を中心とした科学部有志で楠浦町のアマモ調査を行いました。

この時期のアマモは葉が短く、探すのに苦労しましたが、順調に生育していることを確認できました。

冬に向けて、さらに調査を続けていきたいと思います。

【科学部】ICAST2023(第18 回先端科学技術分野学生国際会議)に参加しました

科学部の4つの班(ホタル班、化石班、海水準班、サンゴ班)がICAST2023に参加しました。

ICAST(先端科学技術分野学生国際会議)とは熊本大学が海外の大学と連携して実施している研究発表会です。

今年はインドネシアの大学を会場に実施され、科学部はオンラインで発表を行いました。

英語の発表では反省点も多かったのですが、各自が出来る事を精一杯行いました。

この経験を次に繋げていきたいと思います。

 

 

【科学部】KSCと熊本大学の協定調印式のキックオフイベントでの発表

KSCと熊本大学の高大連携・高大接続に関する協定調印式が行われました。

今後、天高を含むKSC(熊本サイエンスコンソーシアム)と熊本大学は、さらに連携を強化していきます。

式後のキックオブイベントでは、ホタル班が発表を行いました。

多くの大学の先生方がおられる中でしたが、事前練習の甲斐もあって身振り手振りを交えて堂々と発表していました。

【科学部】DNA分析事前講義

ホタル班の1年生3名が崇城大学の田丸先生からDNA分析に関する事前講義を受けました。

論文を読んでもわからなかった点を詳しく説明していただきました。

今後の研究活動に生かしていきたいと思います。

田丸先生、有り難うございました。

【科学部】アマプロ(環境シンポジウム)2023開催!

アマプロ(環境シンポジウム)2023を開催しました。

アマプロは天草市と共催で毎年実施しており、今年で3回目となります。

本年度のメインテーマは「生態系の保全」とし、午前中に講演・研究発表・パネルディスカッション、午後にポスター展示とアマモの定植体験を実施しました。

<講演>

講演では城河原地域づくり振興会環境推進部会の金井様から「内野川のホタルと環境保全」と題して、これまでの長期間にわたる活動の様子をお話しいただきました。科学部の活動の参考になる内容が多く、勉強になる御講演でした。

 

<研究発表>

研究発表では、ホタル班の1年生が研究発表を行いました。1年生は緊張した様子でしたが、一生懸命発表していました。

<パネルディスカッション>

パネリストとして馬場天草市長、御講演いただいた金井様、科学部OBを迎え、現役科学部員を交えてディスカッションを行いました。

ディスカッションでは天草市の取組を知ることができ、城河原地域づくり振興会が行っておられる環境学習の取組に科学部も参加させていただく等の地域との連携についても話が及びました。今後の活動がさらに地域へと広がっていくための充実したパネルディスカッションとなりました。

<定植体験>

定植体験は3年ぶりの開催となりましたが、多くの方々に体験していただきました。

(※定植した種は発芽した後、15cm程に育った段階で本校に連絡いただければ、海に定植いたします。)

最後に次回実行委員長から次回開催についてのお知らせがあり、閉会しました。

多くの方々に御来場いただき、また、天草市の方々には多大なる御協力をいただき、誠にありがとうございました。

【科学部】アマプロ(環境シンポジウム)2023に向けて

いよいよ明後日に迫った「アマプロ(環境シンポジウム)2023」の準備が進んでいます。

本日は定植体験のリハーサルや、パネルディスカッションの打合せを行っていました。

打合せには科学部卒業生も来てくれ、充実したものができました。

当日が楽しみです!

【科学部】卒業生による研究の指導・助言

盆休みを利用して、科学部卒業生が後輩の指導にやってきてくれました。

研究に行き詰っていた後輩部員は、とても参考になっていたようです。

今後も継続して指導をしてくれるとのことなので、卒業生に感謝するとともに研究活動の充実につなけたいと思います。

このような人と人との繋がりが科学部の活動を支えています。

【科学部】環境省主催の講演会に参加しました

3年生科学部員3名が、環境省九州地方環境事務所主催の「沿岸生態系の気候変動適応マニュアル」普及・拡大のためのオンライン講演会に参加しました。

講演会では、自分自身の研究の直結する内容について多くを学ぶことが出来ました。

今後に参考にしていきたいと思います。

【科学部】GLS後日談

GLSに参加した3名が、何やら1年生に話をしていました。

近づいて聞いてみると、自分たちがGLSで学んだことを1年生に伝えていました。

発表のテクニック、今後の研究の方向性等、自分たちがシンガポールで学んだことや感じたことを伝えていました。

このつながりが、科学部の強みです。

1年生は先輩たちの経験を土台として、大きく羽ばたいて欲しいと思います。

【科学部】環境シンポジウム(アマプロ2023)に向けて

今年も天草市と共催で環境シンポジウム(アマプロ2023)を実施します。

本年度は「生態系の保全」をメインテーマとして実施します。

今日は、科学部員が出身中学校へのポスターとチラシの配布準備をしていました。

参加登録を受け付けております。

皆さん御参加下さい。
https://sh.higo.ed.jp/amakusa/SSH/amapro

【科学部】GLS最終日(その2) / The last day of GLS - vol. 2

 お昼にラオパサ・フェスティバル・マーケットで各々好きな料理を食べ(お店の人とのやり取りにも大分慣れてきました)、向かったのはセントーサ島にあるS.E.A. Aquarium、シンガポール最大の水族館です。

 館内に入るとすぐ、長い魚たちのトンネルが見えてきます。このトンネルを抜けると、そこは海の中!サメやマンタ、色とりどりの熱帯魚など、多くの魚たちが歓迎してくれました。

 生徒たちが特に気に入った様子だったのは、サメとクラゲです。ホタル班にはクラゲの研究をしている生徒がいることもあり、熱心に説明を読んだり、動画や写真を撮影したりしていました。たくさんの種類のサメを見たときの、みんなの第一声は「かわいい!!」しばし、撮影会が盛り上がっていました。他にも毒のあるカエルや深海の生物、巨大な黄色いウツボ(英語ではgreenの表記でした)など、様々な生物を見ることができて、大満足の様子でした。

 今から空港に向かいます。シンガポールでの全日程を無事終えていよいよ帰国かと思うと、ホッとしたような、寂しいような、複雑な気持ちです。帰るまでが研修、最後まで気を抜かず、元気に帰ってきます!

 

   In the afternoon, we went to Lau Pa Sat Festival market by MRT.  MRT stands for Mass Rapid Transit, which is the subway in Singapore.   At the market, which has so many different restaurants, such as Chinese, Indian, or even Korean food, students ordered what they wanted for lunch by themselves.  Now they have confidence to buy whatever they want to buy in English. 

     After lunch, we visited Sentosa Island to go to the S.E.A. Aquarium,  one of the worlds' largest aquariums.  Soon from the entrance, we can see a long water tunnel with lots of fishes inside.  Going through the tunnel, it is almost like the world under the sea!  There were millions of fishes, including sharks, manta rays, colorful tropical fishes, and so many others.  What the students were attracted to most was sharks and jellyfish.  One of the students in our group has been studying about jellyfish, so the students were reading the explanations on the fish and taking a lot of photos and movies.  The first thing they said when they saw sharks first was "kawaii"!!  There were many other interesting living things such as poisonous frogs or deep sea creatures, which made them so excited.  They enjoyed their visit there very much.

     We're heading for Singapore Changi International Airport soon.  Now that we have finished all the activities in Singapore and going back, we feel kind of relieved, and feel partly sad.  We already miss Singapore.  Still, we are excited to go back to see people there.  See you all soon in Amakusa!

【科学部】GLS最終日(その1) / The last day of GLS - vol. 1

 GLS最終日の今日は、NTUの大学ツアーで幕を開けました。研究室をまわり、施設や実験道具、飼育されている実験のための昆虫などを見せていただきました。今日見たのはマダガスカルコックローチという虫。そう、ゴキブリです...。ゴキブリとはいっても、日本にいる一般的なものとは異なり、二回りほど大きいサイズです。骨格がしっかりしていて強いので実験に大活躍しているとのことでした。色も茶色と白と黄色の模様のような感じで、足はカブトムシのように強そうな足で、一見ゴキブリとは思えないほどです。とはいえ、生徒は遠巻きに見ていましたが...

 その後は、機械航空学科の佐藤裕崇教授の講義を受けました。佐藤先生は「生体ハイブリッドシステム」という、昆虫の動きをテクノロジーで制御して、災害時の人命救助等に活用するための研究をしていらっしゃいます。講義では、自身のこれまでの研究で苦労しながらも工夫して乗り越えてきたこと、色々な人々と関わり合い、楽しみながら研究をしてきたことについて語っていただきました。

 講義では研究の話だけではなく、生徒のこれからにつながる話をたくさんしてくださいました。例えば、「Superstarではなく、nicheであること」「英語ができることで可能性を拡げられること」「批判する人はとこにでもいる(だから、気にしても仕方がない)こと」「わくわくを大事にすること」などです。話が終わった後、そこにいる全員がわくわくした気持ちになる、そんな講義でした。

   

  It is hard to believe - but today is the last day of GLS.  In the morning we went to NTU and had a campus tour.  We went to see laboratories, and learned about its facilities.  We also visited one room with experiment animals - Madagascar hissing cockroaches.  Although they ARE cockroaches, their appearance is quite different from Japanese ones.  They are much bigger, 5 to 7 centimeters when adults, and they are half dark brown in head, and half light brown in body.  They have strong legs which look like beetles'.  Well, cockroaches ARE cockroaches to the students.  They were looking at them from far, far away, never wanting to take a closer look.

     After the tour, we had a chance to listen to Prof. Sato Hirotaka's lecture.  He has been studying "Cyborg Insect" with wearable solar cells.  He told students about not only his career and study, but also about some important things they need to keep in their mind.  For instance, he told us things such as "finding a niche can help us" and "learning English to have more opportunities."  He also told us "don't mind people who just love criticizing" or "excitement can lead us to a new finding."  After the lecture, everyone there looked so excited.  It was such a wonderful lecture.