2021年9月の記事一覧
2学年保護者会・進路講演会
9月30日(木)オンライン配信で2学年保護者会・進路講演会が行われました。
保護者会では、学年の現状や今後の動き、3年次コース・科目選択説明、修学旅行説明があり、保護者の皆様にはClassroomにて配信されます。
進路講演会では、TEDxKumamotoの松岡祥仁様に「生き方、考え方をアップデートせよ 〜経営者が伝える、今から知っておくべき社会の事実〜」というテーマでご講演いただきました。
DX→AIへ。AIに仕事が奪われる時代となり、東京ではホテルのフロントや配膳をロボットがやり、コンビニも無人化しています。これから自分が就く仕事を「選択」するためには「知る」しかなく、それをどうやって知るのか?そして「良い職業」とは何なのか、考える必要があります。実際、いくつかのデータを見てみると、「良い職業」と言われる職業はこれからもずっと良い職業なのか疑問があります。
また、次の3点についてのお話もありました。
①将来やりたいことはあるか?もしあるなら今から実現するための行動をしよう。
②やりたいことが無いまま生きるという「選択」もある。しかし、自分に与えられたこと(仕事)をきちんとこなすことが大事。
③これからは就職先を明確に考えた勉強方法を「選択」する必要がある。
私たちが生きる社会の事実と、必要となる「選択」について客観的資料をもとにお話くださり、生徒たちも気持ちが引き締まった様子でした。
NAIS(西高アカデミックインターンシップ)
9月1日(木)から9月3日(金)の3日間でNAIS(西高アカデミックインターンシップ)が実施されました。本校1年生が大学か専門学校のどちらかを選び、講義を体験しました。今年度は大学・専門学校ともにZoomとGoogle Meetを用いて模擬講義を実施しました。大学と専門学校の講義を並行して行う形となりました。
今年度は7つの大学にご参加いただきました。各大学の概要説明と模擬講義を受講しました。生徒たちは、大学の求めている人物像や、各大学の特色、どのようなことを学ぶことができるのかを聞き、熱心にメモを書いていました。模擬講義は専門的な内容が多くありましたが、生徒にとって身近なスポーツの内容、アニメーションの内容等の講義もあり、とても興味関心を持って聞いていました。質疑応答の時間を利用して、大学の先生方とお話をすることで、貴重な体験をすることができました。Zoomでの受講で戸惑うこともありましたが、大学の先生方からの投げかけにも臨機応変に対応していました。
専門学校の希望者は、大原学園様と九州中央リハビリテーション学院様の2グループに分かれ模擬講義を受講しました。少人数での講義だったため、専門学校の概要説明・模擬講義以外に、JSコーポレーション様、ベネッセコーポレーション様、マイナビ様、ライセンスアカデミー様から講師の方々を招きワークショップ等の活動をしました。プレゼンテーションのやり方、職業カルタ、これからの進路をどう考えるか等の講義がありました。グループワークでは他クラスの生徒とも関わり、大いに楽しむことができたようでした。
NAIS後のアンケートを見ると、実際に大学・専門学校に訪れ、実技的な体験をしたかったという意見もありました。しかし、普段の授業では聞くことのできない大学・専門学校の講義を受けることで、学問や職業について知ることができ、大変充実した3日間となりました。今後の進路選択に活かしてくれることと思います。
また、各大学、専門学校におかれましては、丁寧な学校概要の説明、専門性が高いながらも高校生が興味深く学べる講義をしていただきまして、誠にありがとうございました。
サイエンス情報科1,2年高大連携 化学実験講座
8月31日(火)サイエンス情報科1,2年生を対象に、高大連携化学実験講座を実施しました。
例年、サイエンス情報科(理数科)1年生で実施していたものです。昨年は新型コロナ感染拡大防止のため中止となり、今年1,2年生合同での実施となりました。当初は熊本大学工学部の学生実験室で実施予定でしたが、コロナ渦も収まらず、オンラインでの実施となりました。
熊本大学 大学院先端科学研究部 材料・応用化学専攻の高藤教授から、工学部応用化学の学問分野について、化学実験の基礎、ナイロン66の重合実験について、講義や解説をしていただきました。また、2名の大学院生からも実験操作や概要等についての説明や研究室ツアーを配信いただきました。
昨年から続く大学でのオンライン講義や、研究室の様子を直接体感でき、大変有意義な講座となりました。