カヌー部
【カヌー部】令和2年7月豪雨での水害(7月9日)
7月9日(木)
奧の方からもう一度高圧洗浄をしていき、ポリ艇とワイルド艇を片付ける作業を行っていきました。泥まみれになっていた旗を手洗いし、干しました。「がんばれ!熊本」!!!がんばれ人吉!!!
【カヌー部】令和2年7月豪雨での水害(7月8日)
7月8日(水)
施設にあったものを全て外に出し、外に出していたゴミもトラックで運び出し、処分しました。随分とすっきりした状態になりました。
泥かきや、物を運び出すのと平行に艇の洗浄もいました。
水はパドルの先よりも上、奧の部屋の前の壁に飾られている自画像の少ししたまで水はあがっていました。艇庫は、2m50cm浸水していました。
艇庫の作業と同時に、艇庫周辺の民家の手伝いをしていました。80代のおじいちゃんの一人暮らしのお宅をお手伝いしました。膝が悪く思い通りに片付けられず、途方に暮れていたそうです。「とても助かった」と涙ながらに話してくださいました。
【カヌー部】令和2年7月豪雨での水害(7月7日)
7月7日(火)
生徒、保護者、OB、顧問の総勢40名ほどで本格的な作業を開始しました。前日は、10名ほどで作業を行っていたので、それに比べると驚くほどに進歩しました。
泥を全てかき出し、施設向かって右側にあった廃棄物を全て外に出すことができました。何よりも、施設の床が一気に見えたことにとてつもない進歩が見て取れました。人手が多いとここまで進むことに感動しました。
【カヌー部】令和2年7月豪雨での水害(7月6日)
7月6日(月)
まだ雨が予断を許さない状況でしたが、10人程度で、使えそうな艇を近くの公園に運び出しながら、足が埋まるほどの泥をかき出す作業を行いました。
艇は、複雑に絡み合っていて、艇の中にも泥と水が入っており、1つの艇を引き出すのに気力と普段艇を持ち上げる以上の腕力がいる状態でした。
半分程の艇を運び出した時の写真です。
下の泥かきも終わりが見えない進行状態でした。泥の中には施設にあったものや、流木などの様々なものが混じっているせいで、上手くかき出すことが出来ず、1つ1つ泥の中から手で引き上げていく作業と平行しながら、泥をかいていきました。目視でも全然進行した気にならない状況でした。
これでも頑張って泥をかき出した後の状態です。
艇庫奧にあるトイレ付近の状態です。
泥を運ぶ様子です。
そして、座る場所もないため、休憩なしの作業になり、かなりの疲労が溜まっていく状態でした。
【カヌー部】令和2年7月豪雨での水害(7月5日)
7月5日(日)
近隣の民家に飛び出していた艇の引き上げを行いました。
閉めていたシャッターは艇で押されて、開いた状態になっていました。
施設の中にあった艇は、艇同士で当たったり、艇とアングルに挟まれて折れていたり、酷い重なり方をしています。
艇庫前の道路も泥まみれでした。
【カヌー部】令和2年7月豪雨での水害(7月4日)
7月4日(土)
球磨川の氾濫後、水がある程度引いた状態の様子です。この状態でも、水が引いてある程度泥をかき出した状態の写真と比べると、考えられないところまで水がきていました。
↓復旧作業後の同じ場所から見た艇庫前の様子
普段はこのようにアングルに艇を置いていました。アングルが崩れ、置いていた船も全て回りの民家に投げ出されたようです。
【カヌー部】清掃活動
7月1日(水)
先日の雨で、川の水位が高くまだ漕げるような状態ではなかったため、城内での走り込みのトレーニングでした
その後、3年生は大会に向けて体を慣らすため、エルゴトレーニングを行い、その間1・2年生で、日頃から使わせていただいている河川敷へ感謝を込めて、清掃を行いました
水位が下がった河川敷には、増水のため流れ着いた細かい木々が残ってしまいます
大雨の後の恒例行事ですが、テスト期間中であるため、いつもよりテキパキと短時間で作業を行いました
【カヌー部】日々の練習の中での有り難いご厚意
6月20日(土)
連日の雨により、球磨川の水位置が高くなっており、水上の練習を行えず、この日も陸上トレーニングになりました。人吉高校と合同で、人吉城内での走り込みを行い、下半身を鍛えました
この日の練習で、下の画像のストップウォッチを無くしていたのですが、拾われた方が二日町交番に届けて下さいました。連絡先がわからないため、直接お礼を申し上げることができませんが、心から感謝いたします。本当にありがとうございました。
練習で使用することが多い道具のため、とても助かりました。このご厚意を励みに、7月の大会へ向けて日々練習を頑張っていきます
【カヌー部】OBによる指導
6月13日(土)
休校が開けて、まだ体力的に追いついていないという状況の中、部活が本格的に再開し始めました。さらには、時期的に天候も悪く、水上での練習が思うようにできず、陸上トレーニングが多くなっています。そのような中、OBの橋本さん(球磨工卒)、秋山さん(人高卒)が来てくださり、指導をしてくださいました。実際に実績を残した身近な先輩からの指導は、新鮮で身が入っているように感じました。
カナディアンの指導風景
カヤックの練習風景
【カヌー部】送別会
令和2年2月29日(土)
卒業式前日、急遽行う事になった3年生の送別会。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、3月8日(日)に予定されていた送別会は延期になり、卒業式当日は在校生と卒業生の接触がないように取り計らうため、急遽30分間の送別会が行われることになりました。
3年生1人1人から話がありました。中でも、印象に残っているのは立岩颯仁(3MB)の言葉です。「10言われたことを10やれとは言わない。」という言葉から始まり、「その中でも自分の身になることはきっとある。素直に受け止めないと、もったいない。」という話をしていました。この言葉からきっとこの3年間納得いかないこと、腑に落ちなかったことたくさんあっても、全て素直に受け止めて、自分なりにかみ砕いて、自分のものにしてきたのだろうと考えさせられました。また、「仲間の存在を大切にすることが大切だ」と皆口々に言っていました。3年生は6人とメンバーが少ない中で、仲間を大切にし、尊重し、協力し、3年間過ごしてきたのだなとほんの数ヶ月しか彼らを見ていない私でも感じることができました。インターハイ、国体と結果を残してきた3年生から言われたこの言葉、1,2年生に響いていて欲しいと強く思う程良い話をしてくれました。この話を素直に受け止め、自分なりにかみ砕いて、自分のものにしてほしいなと思います。
3年生からの言葉をいただいた後、代表として榎田幸之助(2MB)がお礼の言葉、抱負を語ってくれました。最後には、花道を作り、それをくぐり、3年生は退場していきました。
皆の視線の先には退場した3年生。
私にとっては初めて出会った3年生、きっとこの先も彼らが私の中の「これが3年生」という基準となるでしょう。高校生はこんなに頑張って練習に打ち込むものなのかとたくましい背中を見せてくれました。初めて出会った3年生が彼らでよかったと心から思います。「やった分だけ強くなる。」という3年間中島先生から頂いてきた言葉を胸に、未来に向かって羽ばたけ!寂しくなったら球磨川に戻っておいで。
園田有佳子