電気科ブログ
インターンシップ3日目・電気科2年
インターンシップ3日目・電気科2年
12月5日(木)は、インターンシップ3日目。生徒達の頑張っている様子を見に行きました。
今回見学させていただいたのは、一般財団法人九州電気保安協会、株式会社球磨電設、株式会社大和冷機の3社です。
九州電気保安協会と球磨電設は、水上村にある熊本県営の「市房第一発電所」の水車発電機等の更新工事に携われており、その現場見学をさせていただきました。市房ダムは1960年(昭和35年)に運転を開始し、約60年余りが経ち老朽化しているため、全面リニューアルし発電能力のアップを図るとのことです。主要納入更新機器は、縦軸カプラン水車、三相交流同期発電機、入口弁、励磁装置一式、調速機、圧油装置、水車制御盤一式、給排水装置、圧縮空気装置一式、制御・保護装置、高圧配電盤、ケーブル工事等です。
今回現場を見学させていただき、生徒達は60年前の技術や令和の時代の新技術を自分の目で見れて、とても勉強になったし幸せだと思いました。見学は、2時間かけて一つ一つ丁寧に説明をしていただきました。作業をされている方の中には、本校の電気科卒の方も多くおられ、先輩達の仕事をされている姿を見て生徒達は感動していました。今週の土曜日は、第2種電気工事士実技試験、日曜日は第1種電気工事士の実技試験が行われますが、今回の現場見学により、改めて資格取得の重要性に気づいたと思います。
大和冷機さんでは、一人は現場での作業、もう一人は事務所でCADを使っての設計を写すという作業を行っていました。電気科では手書きによる電気製図を2年生で行いますが、CADを使っての製図は、3年の実習や課題研究でしかできないので、生徒はいい勉強になっていると思います。
見学前の打ち合わせ(九州電気保安協会・球磨電設)
現場への移動(九州電気保安協会・球磨電設)
現場での説明(九州電気保安協会・球磨電設)
CADを使っての作業(大和冷機)