電気科ブログ

カテゴリ:授業

電気科 1年実習(ロボット製作)

 今回は電気科1年生の「ロボット製作実習」の紹介をします。

 ロボット製作実習では、本校独自の競技課題に合わせて、2人1組でロボットを製作します。そして、全チームが完成後、「電気科ロボット競技大会」を行います。ものづくりを学ぶ実習内容で、生徒からも人気があります!
 毎年競技内容が変わり、今年度の大会が第22回大会という歴史のある実習です。

 <製作の様子>
 アイデア→設計→試作という工程を2人で協力して行います

 自分たちで考えたアイデアを形にしていきます。みんな真剣に取り組んでいます!


 <操縦練習の様子>
 完成したら操縦練習です。ここで不具合があれば改良します。

 今年度はピンポン玉や木のボールを運ぶ課題です!

 操縦もチームワークが大切です。高得点を目指し、頑張っています!


 3月中旬頃に大会を予定しています。大会の様子も紹介します!

電気科 2年実習(発電機の運転)

【発電機の並行運転】
発電所では検査点検(ドッグ)のために発電機を止めることがありますが、今回の並行運転の実習は、1号機・2号機の発電機を組み合わせ、1号機で発電していたものを2号機に移し、1号機を止めるという実習を行いました。

実習の教科書には載ってないので、代々続いている手書きのプリントを使用しています。


1号機・2号機の発電機を同時に運転し、左の発電機から右の発電機に移行し、左の発電機を止めます。


説明の後、さぁ~!実習開始です。


2つの「つまみ」を慎重に調整しながら、1号機と2号機の諸条件を合わせます。


お互いに協力し合い、データを記録します。


実習後に、データの整理を行います。

電気科 課題研究紹介 その3


 電気科の課題研究を紹介していく第3弾です。
 今回は「イルミネーション用点滅回路の製作」です。
 この課題研究では、点滅回路について研究・製作に取り組みました。

 近年、冬のイルミネーションが街を彩っています。
 そこで、LEDを点滅させるための点滅回路の製作に取り組み、その回路を使った灯籠を作ることにしました。

 ハンダ付けの様子

基板完成!

基板を筒に入れて灯籠完成!

なかなか良い作品ができました。

電気科 課題研究紹介 その1

 電気科の課題研究の内容をテーマごとに紹介していく第1弾です。
 今回紹介するテーマは「電動綿繰り機(でんどうわたくりき)の製作」です!
 この研究はあさぎり町の「和綿の里づくり会」のみなさんと一緒に取り組んでいるプロジェクトです。

 綿繰りとは、綿と種を分離する作業の事で、今までは手動の綿繰り機を使って作業をされていたのですが、作業効率が非常に悪いということで、本校に電動化の依頼があり、電気科3年生8名が電動綿繰り機の製作にH26年度から挑戦しています。

<活動の様子>

5月には地元の方や小学生と一緒に綿の種植えを行いました。


今年度も電動綿繰り機を完成させることができました!(贈呈式の様子)


<完成した電動綿繰り機> 部品の加工や配線も自分たちで行っています!

綿300gの綿繰り作業を比較すると、手動で4時間かかっていた作業が45分でできるようになりました!

この研究成果を熊本県代表として長崎県で開催された「九州地区生徒研究成果発表大会」で発表したところ、
最優秀賞を受賞することができました!
<発表の様子>


<学校での課題研究発表会の様子>

 この研究で地域に貢献することができ、私たちもよい経験ができました。 
 協力していただいた和綿の里づくり会の皆様、ありがとうございました。

 以上、「電動綿繰り機の製作」の紹介でした!
 これから他のテーマも紹介していきますのでチェックしてみてください!

電気科 課題研究発表会

 1月20日に電気科の課題研究発表会を行いました。
 課題研究とは、3年生が数名ずつの班に分かれて、その班ごとに作ってみたいものや学習したいことのテーマを決めて、1年間取り組む授業です。
 今回はその成果を電気科2年生の前で発表しました。
 <今年度のテーマ>
  ①電動綿繰り機(わたくりき)の製作
  ②技能検定(電子機器組立、機械検査電気系保全作業)への挑戦・ソルダリングアート
  ③イルミネーション用点滅回路の製作
  ④マイコンカーの製作、ARドローンへの挑戦
  ⑤中学生ものづくり講習会・スピーカの製作
  ⑥シーケンス制御を用いた早押しゲームの製作
 
 <発表の様子>
司会や開会宣言も3年生が行いました。



電気科2年生の前で、それぞれの班が実演などの工夫をしながら発表しました。



 今後、テーマごとに取り組んだ内容を紹介していきますので、チェックしてみてください!!