カテゴリ:授業
電気科・課題研究発表会
平成30年度電気科 課題研究発表会
1月23日(水)の5・6時限に電気科3年による課題研究発表が行なわれました。3年生がこれまで1年かけて研究をしてきたことを緊張した様子で発表していました。真剣に発表する先輩を見て、1・2年生も真剣に聞いていました。
今年の発表は次の6班です。
発表1 家電品の修理&LED看板
発表2 太陽光パネルの研究
発表3 充電器(携帯電話用)の製作
発表4 照明器具の製作
発表5 BSO(野球部の表示板)ボード製作
発表6 ものづくり(EVカーの修理・エアホッケーの製作)
【発表風景】
仲嶺科長あいさつ 司会の福田(左)君と那須(右)君
発表1 家電品の修理&LED看板
発表2 太陽光パネルの研究
発表3 充電器(携帯電話用)の製作
発表4 照明器具の製作
発表5 BSO(野球部の表示板)ボード製作
発表6 ものづくり(EVカーの修理・エアホッケーの製作)
仲嶺科長の講評 いつもきれいにスリッパは並べて入室します
電気科1年・ロボット製作(実習)
電気科は平成6年から本校独自のロボット競技大会を行なっています。今年で25回目の開催となります。電気科では毎年、1年間で身につけた技術や知識を基に二人ペアになり、設計から製作までを話し合いながら1台のロボットを製作します。毎年、いろんなロボットが出来上がり3月上旬に大会を開催しています。大会開催日が決定しましたら御案内しますので期待していてください。
競技の説明を聞く生徒 設計の段階で悩む生徒
取る部分をどうするかお互いに話し合いながら、製作していきます
コートでイメージを確認し、工夫しながらアームの部分の製作をする生徒
どんなロボットができあがるか楽しみです
電気科2年・実習
今回の実習セットです 先生の説明を聞いて、実習に入ります
班ごとに分かれてそれぞれ実習を行ないますが、分からないところは教科書を見ながら問題解決をし、協力し合いながら、実習の課題をクリアしていきます。
電気科2年・電気工事実技指導
今回はその実技指導の様子を発信します。
きれいにスリッパを列べて入室します かなり技術が身につきました
中には胸などを使い、圧着する生徒もいます 電線の数によっては両手で圧着します
終わった生徒から先生に見ていただきチェックを受けます 最後に解体した物は分別して捨てます
電気科3年・実習
今回の実習は、交流高電圧試験装置を用いて交流高電圧の測定における危険防止について学ぶとともに、測定方法を習得する目的で、実習を行ないました。絶縁物であるガラスを用いてのコロナ放電の観察、球ギャップ装置を使っての実験、針電極と平板電極ギャップによる放電電圧の測定を行ないました。
絶縁物であるガラス表面に現れるコロナ放電 ガラスを貫通した穴(電流が通った穴)
球と球の間隔を10mm、15mm、20mmと拡げ3回づつ測定し平均値を記録します
全員で、交代しながら測定を行ないました
球ギャップの放電電圧の測定結果(平均値)は、以下の通りです
球ギャップの長さ10[mm] → 17.5[kV]で放電
球ギャップの長さ15[mm] → 26.0[kV]で放電
球ギャップの長さ20[mm] → 35.0[kV]で放電
電気科・第2種電気工事士実技指導
今年の第2種電気工事士は、筆記試験が6月3日(日)、実技試験が7月22日(日)に実施されます。『全員合格』を目標に、生徒達は頑張っています。今回は、視聴覚室に教室から机を運び、一斉に実技にチャレンジしました。その様子を、ご覧ください。
いつもスリッパは列べて入室します 一通り説明を受けて作業に入ります
いろんな工具を使います 材料も確認しながら、取っていきます
今回の単線図(設計図)です 複線図(回路図)に書き直します
さぁ~、作業開始です 電気科の先生方7名で指導を行ないます
出来上がったら一人一人チェックを受けます これが、完成した作品です
電気科・進路講話
来校したのは、H27年度卒の上蔀君(人吉一中出身:現在、高知県)、H28年度卒の岩見君(あさぎり中出身:現在、静岡県)、H28年度卒の出水田君(あさぎり中出身:現在、福井県)の三人で、
〇企業が求める人材
〇JPハイテックについて
〇働くとは
〇社会人として必要なこと
〇社会で何を学ぶことになるか
〇学生のうちにやるべきことなど
について、詳しく講話をしてくれました。
講話をしてくれた(左から上蔀君、岩見君、出水田君)
謝辞を述べる吉田さん(電気科3年:人吉一中出身)
電気科・1年実習
1年生は工業高校に入学し、今日が初めての実習です。1年生は40名ですので1班10名に分け、それぞれの実習項目に分かれて実習を行ないました。内容につきましては、後日報告しますので、今回は、実習項目と実習風景を見ていただきたいと思います。
〇1班(1~10番)『オームの法則の実験』
〇2班(11~20番)『電気工事1』
〇3班(21~30番)『パソコン1(ワープロ)』
〇4班(31~40番)『抵抗器の取扱い』
電気科3年・課題研究
3年生は、高校生活残すところ後わずかになりました。1年間の掃除プラス3年間の思いを込め、御世話になった電気科実習棟の掃除を心を込めて行いました。
普段掃除ができないところから、きれいにしました。
窓も心を込めて磨きました。
職員室も整理整頓しました。
出たゴミや、不要な物も整理しました。
電気科2年・実習
この実習は、整流回路に平滑コンデンサを組み合わせた直流電源に負荷を接続し、負荷電流に対する直流電圧を測定する。この結果から電圧変動率およびリプル百分率を求めることによって、平滑回路の機能および直流電源の特性を理解することを目的としています。
先生の説明を受け、三人一組で実習を行います
分かりないところは直ぐに質問をし、問題解決をします
実験後、直ぐにデータを整理します
データの整理が終わると、次の実験に取り組みます
電気科1年・実習
この実習は、リレーを用いたシーケンス制御の基礎知識を理解するとともに、実際に基本的な回路を組み、動作を確認することによって、シーケンス制御に対する基礎的な力を身につける事を目的とします。生徒は二人一組で出された課題をクリアーしていきます。
電気科・進路トーク
この「進路トーク」は昨年から実施されたもので、今回が2回目となります。電気科3年は、進学・公務員を含め11月に全員が進路決定しました。そのときの就職試験での体験談を「電力関係①」「電力関係②」「電気系・その他」「設備保全・施設管理」「設備保全」「製造(電気)」「製造(自動車)」「製造(鉄鋼)」「製造(その他)」「進学(専門・医療)」「進学(電気系)」「進学(映像)・公務員」の12グループに分け、2年生に話をしてくれました。
高校生にもなると、指導されなくてもスリッパはきちんと並べます
3年生の体験談を真剣に聞き、メモを取る2年生
12グループに分かれての進路トーク
先輩の説明に身を乗り出して聴く2年生
〇電気科2年福永さん(錦中出身)
今回の先輩方の体験談を聞き、とても勉強になりました。就職試験での対策としては、自分が受ける企業を詳しく調べ、その企業を「好き」になることが秘訣。そして、「絶対にこの企業に合格するんだ」という意気込みが必要であると感じました。また面接で大切なことは、「笑顔」「元気」「やる気」が肝心だということが理解できました。
先輩方の実践の話を参考に、来年の進路決定に繋げたいと思います。
〇電気科3年久本君(人吉二中出身)
自分の体験談を話すのはとても緊張しましたが、2年生がとても真剣に聞いてくれたのでとても話しやすかったことが、第一の感想です。体験談では、もっと早い時期から進路指導室へ足を運び、先輩方が残してくれている「受験報告書」や「企業のパンフレット」等を見るなどして、できるだけ早く対策をやった方がいいことを伝えました。
自分の体験談が、後輩の進路決定に役立つことを願っています。
電気科1年・実習風景
電気科1年実習風景
絶縁抵抗の測定と接地抵抗の測定
今回の工業技術基礎の実習は、電気科1年1班の「絶縁抵抗計による絶縁抵抗の測定」と「接地抵抗計による接地抵抗の測定」を紹介します。
この2つの実習は、「第2種電気工事士」の筆記試験にも出題されることが多く、1年の終わりから第2種電気工事の勉強をしますので、本校では毎年この時期に「絶縁抵抗の測定」と「接地抵抗の測定」を行っています。
絶縁抵抗計による変圧器の測定 測定後は、各自でまとめます
各実習棟にある表示板を確認します
テニスコートでの接地抵抗の測定
グラウンドでの接地抵抗の測定
電気科・3年実習
今回は、電気科3年生の「円線図法による三相誘導電動機の特性」の実習について紹介します。この実習は、一週目に三相誘導電動機の「無負荷試験」と「拘束試験」の実験を行い、二週目にA2の方眼紙に円線図を書き、その円線図から三相誘導電動機の一次電流・入力・トルク・力率・すべり・効率・回転数を求め、負荷特性グラフを書きます。この実習を実施している学校はめずらしく、生徒は放課後までかかり仕上げました。
◎一週目の実習(無負荷試験・拘束試験)
結線に適している線を選びます 協力し合い、結線していきます
それぞれが役割を決め、測定を行います 測定後、予備計算をしまとめます
◎二週目の実習(製図室でドラフターを使い、円線図を書きます)
レポートを確認しながら、円線図を書いていきます 円線図より長さを測り、計算します
円線図の完成です
電気科2年実習
9月4日(月)電気科2年生の実習風景を紹介します。
本日が、二学期最初の実習で欠席や忘れ物が心配されましたが、さすが2年生にもなると全員出席で忘れ物をした生徒もおらず、気持ちよく実習に入ることができました。
今回は、1班(10名)の「直流電動機の始動と速度制御」を紹介します。
一通り内容を説明した後、二班(5名)に分かれ、実習を行います。
実習装置の結線は、5人が協力して確認しながら慎重にしていきます。
結線した後は班長が、ねじ等の緩みがないか、回路図の通りになっているかをチェックします。
先生の最終チェックが済んだら、実験(操作)・計測(読み)・記録に分かれ、自分の役割をこなします。
実験が終わると、解体作業に入ります。
次の班が気持ちよく実習できるように、後片付けをします。
後片付けが終わると各班に分かれ、データの記録やレポートの整理を行います。
電気科1年・工業技術基礎
実習前の、黒板です。きれいに消してあるので、気持ち良く、実習に入れます。
直流電流計2台を使っての、分流器の測定
測定結果を、黒板に記入します。式を書くときは、定規を使い、丁寧に記入します。
直流電圧計2台を使っての、倍率器の測定
結果の検討を電卓を使い計算し、まとめます。
自分がまとめた結果を、みんなの前で発表します。生徒は緊張しながらも一生懸命に説明します。
実習後は、次の班が気持ち良く使えるように、心をこめてきれいに消します。
最初の状態に、整理整頓します。
電気科1年・工業技術基礎
本日(6/26)の4~6限は、電気科1年生の工業技術基礎がありました。今回は、4班(8名)の「ホイートストンブリッジによる抵抗の測定」を紹介します。
実習は、2人1組で行います。測定器は、2台しかないので、2班が測定中のときには、残りの2班はレポートを書きます。最後に、ホイートストンブリッジの測定器を使い、一人づつ「未知抵抗」を測定し、合格するまで行います。 今回は、8人全員が1発合格でした。
2人1組で、測定します。平成11年のホイートストンブリッジを使用して、測定します。
手前の黒の機材は、昭和43年のホイートストンブリッジです。現在も現役で動いています。
2班が実習をしているときは、残り2班は、レポートを書くことで時間を有効に使います。
紙に包まれた未知の抵抗を選び、一人づつホイートストンブリッジを使って、測定のテストを行います。
誰がどの未知抵抗を選ぶか、ジャンケンで決めました。
測定は、一人で行いますので、今回の実習が理解できていないと、再テストになります。
測定後、自分の担当のところに測定結果を、記入します。
記入した後、みんなの前で発表するまでが、テストです。
結構、単位のミスがあるのですが、今回は、8人全員が、1発合格でした。
見る人が見やすいように、丁寧に、記入することも、大切なことです。
次に使う班が気持ちよく使用できるように、心をこめてきれいに消します。
使用する前の状態に復元(整理整頓)するのも、実習の一つです。
電気工事士・実技指導(電気科)
普段は実習台で作業をしますが、今回は自分が使っている机を教室から移動させ、狭いスペースでの作業に生徒は戸惑いながら、作業を行っていました。
左が単線図(設計図)、右が複線図(配線図)
これが、完成する作品になります。生徒は実物を見て、製作に入ります。
先生方7名で、生徒一人一人に、丁寧に指導してくれます。
まずは、電線の被覆を剥ぎ、準備をします。狭いスペースで生徒は、やりにくいみたいです。
いろんな道具を使って、作業を行います。
ペンチの持ち方や、作業する上でのコツなどを先生方が巡回しながら、丁寧に指導してくれます。
電気科3年実習
5月23日(火)の4~6限目に電気科3年による電気実習があり、今回は3班の「交流高電圧装置による放電電圧の測定」を紹介します。
実験では、最初、ガラス(絶縁体)を挟んで交流高電圧をかけ、コロナ放電を観察しました。電圧48000[V]をかけコロナ放電を観察した後、標準球ギャップ装置を使い、ギャップの長さを10~20[mm]とし、それぞれ放電電圧を測定しました。
ギャップの長さが20[mm]では、39000[V]で放電し、10[mm]では、21000[V]で放電しました。
生徒達は、放電するたびに歓声をあげ、有意義な実習でした。
ガラスを挟んでのコロナ放電の観察
球ギャップの放電電圧測定
測定する生徒と記録する生徒、班の生徒が協力し合いながら、実験を進めます。
接地棒を球電極端子や接続機器等に接触させ、確実に接地し放電させます。
安全対策として、ゴム手袋を使用し、ギャップの長さを調整します。
初めての工業教育
4月24日の4限から6限に工業技術基礎の授業が行われました。
1年生として初めての教科であり、いろいろな工具、機器に初めて触れた授業でした。
1班:オームの法則の実験
2班:電気工事1
3班:パソコン実習1(ワープロ)
4班:抵抗器の取り扱い