海洋科学科
【マリン校舎】(航海コース)熊本丸1次航海日誌 No.3
令和5年4月22日(土)~24日(月)
熊本丸は、東京晴海埠頭に入港中です。
22日(土)は、名古屋港内の施設見学を行ないました。日本最大の貿易港で、大きな船の出入りも多く生徒達は圧倒されました。
23日(日)は、午前中は船内学習で東京から富岡までの海図を引いて航路の確認を行ないました。距離も長く、航路を多く通るため生徒達は苦戦したようです。
この3日間は浦賀水道航路と中ノ瀬航路を通過して東京湾に入港するなど、教科書で学んだことを実際に体験し学ぶ良い期間となりました。立派な船舶職員となるために日々実習に取り組んでいます。
【4月22日(土)の様子】
【4月23日(日)の様子】
【マリン校舎】(栽培系)泳ぐワカメ!
令和5年4月22日(土)
海洋環境の授業で海藻採集をしました。
春は海藻の宝庫。アオサやワカメ、イバラノリなどさまざまな海藻を採集することができました。採集した海藻は分類して記録し、押し葉標本として保存します。
下の写真は、採集したワカメの遊走子を観察している様子です。にょろにょろ泳ぐ遊走子を観察することができました。かわいらしいですね!
マリン校舎でみられる光景1の関連記事でした。
【マリン校舎】(食品系)育友会総会後に実習製品の販売を行いました
4月22日(土)
育友会総会後、実習製品の販売を行いました。今回は、4月19日に製造実習した天ぷらなどを販売し、あっという間に完売しました。お買い上げありがとうございました。
販売を行った生徒は、「緊張しました!」と感想を述べていました。次回は、5月4日(木)に苓北町富岡港で行われる「港オアシス」にて販売予定です。
【マリン校舎】(栽培系)マリン校舎でみられる光景1
海洋科学科の職員室でワカメの赤ちゃんを嬉しそうに観察している職員がいました。
後日、そのワカメに関する記事があがると思います。楽しみにしていてください。
【マリン校舎】(栽培系)何がとれるかな?
授業のなかで貝類等の無脊椎動物の赤ちゃんを捕まえるための網(玉ねぎ袋や古い網等)を学校下の桟橋に設置しました。1~2か月後にあげてみて、何がとれるかわくわくしています。
【マリン校舎】(航海コース)1次航海日誌 No.2
令和5年4月21日(金)
熊本丸は、名古屋港に入港中です。
昨日の朝5時半、伊勢湾入口の伊良子水道航路を航行を全員で見学しました。伊良子水道航路は、短い航路ですが船舶の行き来が多く注意が必要な航路で生徒達も貴重な経験となりました。9時に名古屋港に入港し、午後から近くの水族館を見学しました。生徒は淡水魚の展示が少なく残念そうでしたが、深海魚などの普段見かけない魚が多く楽しんだようです。
【4月20日(木)の様子】
【マリン校舎】(航海コース)1次航海日誌 No.1
令和5年4月19日(水)~20日(木)
熊本丸は、愛知県田原市沖の伊良子水道を通過中です。
この二日間は、海況も穏やかで船酔いの心配があった生徒達も元気に過ごしており、空き時間はトランプをしたり、テレビを見たりして過ごしています。
本日9時に名古屋港に入港する予定です。
【4月18日(火)の様子】
出港式は緊張した様子でしたが、キビキビとした動きで良い式典となりました!!
【4月19日(水)の様子】
【マリン校舎】(栽培系)ダイビングの前準備
海洋科学科栽培系では、6月からダイビング実習が始まります。
2年生がダイビング実習に向け、器材合わせを行いました。
安全を最優先にやっていきたいと思います。
【マリン校舎】(食品系)天ぷら実習
令和5年4月19日(水)
今年度も食品系の製品製造実習が始まりました!
今回は、水産高校時代から作られている伝統の「てんぷら(さつまあげ)」の製造を行ないました。
スケトウダラのすり身にニンジン、ゴボウ、タマネギなどの野菜をふんだんに練り込んだプリプリ食感がたまらない一品です。
本日製造したてんぷらは、今週末の土曜日に行なわれる「育友会総会」と5月4日(木)に苓北町富岡港で行なわれる「港オアシス」にて販売予定です。見かけた際には、ぜひお買い求めください!!
【てんぷらの製造工程】
初めててんぷら作り実習を行なう2年生が説明を受けています。
すり身に野菜を入れて、食感や甘みを足していきます。
練り上げたすり身を小判型に成形しています。
成形後少し時間をおいて、揚げます。
オートフライヤーで揚がったてんぷらが出てくる様子をご覧ください!
今年からラベルをリニューアルしました!!
【マリン校舎】いざ、大海原へ・・・
令和5年4月18日(火)
苓北町富岡港にて熊本丸出港式が行ないました。
1次航海では、3年海洋航海コースの生徒16名が乗船し14日間の運航実務実習を実施します。
航海中は、日本の主要航路である東京湾、瀬戸内海、関門海峡にて操船を行い、海上法規を遵守した航海術を習得しながら主要貿易港である東京港、名古屋港、下関港を訪れる予定です。
明日以降、乗船の様子をお伝えしますので楽しみにお待ちください!!
立派な船舶職員になれるように頑張ります!!
代表生徒が謝辞を述べました。
花束贈呈で仲間にエールを送ります!!
出港式には、くまモンが駆けつけてくれました。
14日間の航海に行ってきます!!!
【マリン校舎】シーフードピザ試作(水産海洋基礎)
令和5年3月14日(火)
今学期、最後の水産海洋基礎実習となった本日は「シーフードピザ」を作りました!!
ピザ生地の主原料である小麦粉は関西を中心に「メリケン粉」とも呼ばれています。これは、昔日本人が「アメリカの粉」と聞き間違えたことに由来すると言われており、現在市販されている小麦粉も「アメリカ産」の物も多数あります。
また、具材として使ったツナ缶詰はタイ産の「キハダマグロ」を加工して作られていたりするなど、身近なところに世界中とつながった水産流通があることを生徒達は身をもって学んだと思います。
1年生もいよいよ後輩が出来、これまでより専門的な学習が増えてくると思います。より一層頑張っていってもらいたいです。
【マリン校舎】(食品系)八代産のチヌを使った新商品開発
令和5年3月8日(水)
来年度マリン校舎食品系では、「熊本県立大学」と「八代市」と連係し八代地域で水揚げされるチヌを使用した新商品開発を行なう予定です。
そこで、本日はそれに向けての第一歩「チヌのあんかけ」の試作を行ないました。試作の際には、生徒と職員が意見を出し合い、味の調整を行ないながら試作品第一号が完成しました。
ここから、様々な方の意見を伺いながら商品開発を進め行きます。完成をお楽しみにお待ちください。
【マリン校舎】熊本日日新聞に「船舶火災合同訓練」が掲載されました
【マリン校舎】(食品系)魚肉コロッケを校内販売しました!
令和5年2月15日(水)
本日の食品系実習では試作を行なっていたレンコダイを使用した魚肉コロッケの製造、販売を行ないました。
先日、試作を行なった際に出てきた反省点をいかし、野菜の大きさを小さくしたり、砂糖の量を減らし、塩の量を少し増やすなど味の調整を行ないました。
出来上がったものは、袋に詰めて先生方に販売をしました。買って頂いた先生方からは、「野菜がたくさん入っていて、魚の臭みもなく美味しい!」とのお声がけを頂いて、作った生徒達もどことなく自信ありげな表情をしていました。
☆魚肉コロッケの作り方☆
始めに混ぜ込む野菜を細かく刻んでいきます。
出来上がったすり身を60gずつ計量しています。
計量したものを型にはめて成形していきます。
成形したすり身を蒸し上げ、衣とパン粉をまぶします。
180℃の油できつね色になるまで揚げます。
揚げたての魚肉コロッケを先生方に販売しました!
【マリン校舎】(食品系)バレンタインデーに向けて・・・
令和5年2月14日(火)
本日は2月14日、バレンタインデーです。日本では、1950年代に女性から男性に愛の贈り物としてチョコレートを贈る文化が始まったそうです。そこから近年では、カップルや友人、家族にチョコレートなどのお菓子を贈るようになってきています。
そこで、本日の食品系実習では家族や友人と一緒に食べる、生ガトーショコラとスイートポテトタルト作りに挑戦しました。
生ガトーショコラは、チョコレートを溶かす温度と、投入するバターの温度に気をつけながら混ぜるなどいくつかの注意点を守りながら試作を行い、冷やして食べれば生チョコ、温めればフォンダンショコラのようなガトーショコラを作り上げました。
スイートポテトタルトは、紅芋パウダーを入れた物と黄色ぽい普通のペーストの2種類を作り、以前焼き上げていたタルト台に絞り出しました。生徒達は最初絞り出すときは、うまく出来ず手こずっていた様子でしたが作業が進むにつれて綺麗な形が出来る様になっていました。
本日作った、2種類のお菓子を持ち帰って家族や友人達と食べて楽しんでくれることを願っています。
☆生ガトーショコラ作り☆
チョコレートを50℃のお湯で湯煎しながら溶かします。
溶かしたチョコにバターを入れ混ぜた後に、生クリーム、砂糖、卵黄をいれ油っぽさがなくなるまで混ぜます。
最後に米粉をふるい入れて、空気を入れないように練っていきます。
生地を型に流し込んで空気を抜きます
170℃で15分間焼いて完成です!!
☆スイートポテトタルトの作り方☆
裏ごしした芋ペーストにバターや砂糖を入れて混ぜます。
混ぜた芋クリームを絞り袋にいれ、タルト台に絞り出します。
(先生のお手本を真剣に見ています!!)
先生のお手本をみて、生徒達もチャレンジします!!
完成品がこちらです!!
【マリン校舎】(航海コース)船舶火災合同訓練
令和5年2月14日(火)
富岡東港にて本校実習船熊本丸と苓北分署と合同で「令和5年春の火災予防運動に伴う船舶火災合同訓練」を実施しました。
初めての取り組みとなる今回の訓練には、2年生海洋航海コースの生徒が参加しました。船舶火災想定訓練では、生徒・乗組員が119番通報及び船舶用消火ホースなどを使い初期消火を行いました。その後、苓北分署の消防車による放水、特別救助隊による水上バイクでの救出など、より実践的な訓練となりました。
船舶火災想定訓練の後には、煙の怖さを体験する煙体験や消火器の使い方、救急車の見学などの消防体験も行われました。この訓練の様子は、『火災予防啓発』として保育園児や地元住民にも見学していただきました。
今後も高い知識を持ち、突発的な事態にも対応できる船員の『プロ』となれるよう学習に励みます。
☆船舶火災想定訓練
☆講評
☆消防体験
☆取材の様子
【マリン校舎】(食品系)T1パークマガジン#030に掲載されました
11月に開催された「第39回九州地区水産・海洋高等学校生徒研究発表大会 最優秀賞受賞」について、T1 Park Magazine(T1パークマガジン)#030(2月1日発行)に掲載されました。ぜひ、ご覧ください。
【マリン校舎】(食品系)天草ちゃんぽん作りにチャレンジ!!
令和5年2月1日(水)
本日食品系の実習では、鶏がらからだしをとってスープを作る本格天草ちゃんぽん作りに挑戦しました。
マリン校舎のある苓北町は古くから長崎県と交流があり、長崎文化であるちゃんぽんもよく食べられてきました。
今回のちゃんぽんはスープも麺もすべて手作りで行い、生徒たちも初めてちゃんぽんをいちから作るので「こうやって作るのか!」と声を上げていました。
食品系では、缶詰やレトルト食品などの保存食品のほかにも、このような調理実習も行い、調理の基礎的な勉強も行っています。
製麺機で生地を伸ばしています
ちゃんぽんに入れる具材を切りそろえています
鶏がら・ネギ・リンゴなどをいれだしをとっています
製麺した麺を大きな鍋で湯がいています
たっぷりの野菜に豚肉、アサリなどの具材を炒めます
ネギやヒオウギ貝、ゆで卵をトッピングして完成!!
【マリン校舎】編網実習(1年水産海洋基礎)
令和5年1月17日(火)・31日(火)
水産海洋基礎の実習では、前回から網を編む(編網(へんもう))実習を始めました。
1年生で初めて行なう作業で、編み目がずれたり、編み目の大きさがばらばらになったりなど苦戦するところが多く見受けられました。しかし、時間が経つにつれて作業にも慣れ、どんどん網を編むスピードがあがってきていました。
これは、漁師さんが網を直したりするときに使う技術で、そのほかにはハンモックを作ったりすることも出来ると生徒に話すと今度チャレンジしてみようという生徒もいました。
先生に編網のやり方を聞いています
編網を実施中・・・
次のステップに向けて先生に作業内容を聞いています。
練習をつむとこんなことも出来ます!!(先生の作品)
【マリン校舎】(食品系)魚肉コロッケ試作
令和5年1月31日(金)
本日、食品系の生徒達は熊本丸で獲れたレンコダイのすり身を使用した魚肉コロッケの試作を行ないました。
魚肉コロッケは、キャベツ、タマネギ、ニンジンなどの野菜をふんだんに使用し、成形後、パン粉をまぶして揚げた料理で、本校で製造を行なっている天ぷら(さつまあげ)とはまた違った練り製品です。
生徒達も作った魚肉コロッケを試食して、「美味しいけど、もう少し塩気が欲しいかも」と感想を述べていました。今回の反省を活かし、次回また試作を行ない、校内販売をしたいと思っていますのでご期待ください!
【魚肉コロッケの作り方】
魚肉と一緒に混ぜる野菜をみじん切りにします
すり身に粘りが出るまで混ぜていきます
調味料と野菜などを混ぜ合わせ、練っていきます
型にはめて成形後、パン粉をつけます
170℃の油で、7分程度揚げていきます
完成!!