海洋科学科
【マリン校舎】(航海コース)熊本丸5次航海日誌 No.1
11月28日(金)~12月1日(月)
11月28日、本校実習船「熊本丸」は、第5次航海へ向けて富岡港を出港しました。午前10時に富岡港を離れ、11時30分に長崎県飯盛沖へ錨泊しました。前日は強風と波浪が心配されましたが、この日は海況も穏やかで、順調な航行となりました。生徒たちは体調不良もなく、それぞれの作業に落ち着いて取り組むことができました。
飯盛沖では釣獲実習を行い、カサゴやアオハタなどを釣り上げました。釣れた魚はその日の夕食に刺身として提供され、航海中ならではの貴重な体験となりました。
翌日、熊本丸は午前9時に揚錨し、12時30分に長崎港内へ錨泊しました。長崎港での錨泊作業では、就職後を見据え、生徒たちが錨鎖機の操作を担当しました。まだ慣れない操作のため乗組員がそばで指導を行っていますが、航海の終わりには生徒のみで安全に運用できるよう成長してほしいと期待しています。
| 〇29日(土)の様子 | |
| 〇30日(日)の様子 | |
| 〇1日(月)の様子 | |
【マリン校舎】(航海コース)熊本丸4次航海日誌 No.5
11月17日(月)~19日(水)
17日(月)
⾧崎県⾧崎港内に錨泊。船⾧や一等航海士に教わりながら訓練記録簿を記入しました。訓練記録簿は海技士の資格習得の際に提出する重要な書類となります。
18日(火)
⾧崎県⾧崎港内に錨泊。航海もまもなく終了となるため、船体の掃除を行いました。魚のウロコなどが残らないようにすみずみまで磨き綺麗になりました。
19日(水)
午前9時、⾧崎県⾧崎港柳埠頭に入港。4次航海で学習した内容のテストに向けて、空き時間は自主学習に取り組みました。20日(木)午前10時に出港し、午後2時 富岡港に入港予定です。
4次航海日誌【2年 海洋科学科 海洋航海コース】は、終了となります。次は、11月28日から5次航海【3年 海洋科学科 海洋航海コース(後期乗船)】を予定しています。
| 〇17日(月)の様子 | |
| 〇18日(火)の様子 | |
| 〇19日(水)の様子 | |
【マリン校舎】(食品系)同窓会より激励金をいただきました!
11月18日(火)
10月31日、大分県立海洋科学高等学校で開催された「第42回九州地区水産・海洋高等学校生徒研究発表大会」において、マリン校舎食品系の生徒3名が出場し、「地域連携による水産版フェアトレードへの挑戦〜持続可能な水産物の利用を目指して〜」をテーマにスライド発表を行いました。その結果、最優秀賞という大変栄誉ある賞を受賞しました。
また、12月12日に愛媛県で開催される全国大会への出場にあたり、同窓会長様より激励金を賜りました。温かいご支援に心より御礼申し上げます。
激励会では、中尾同窓会長より「優勝を期待しているが、緊張せずに自分たちの発表をしてきてください」と励ましのお言葉をいただきました。
これに対し、生徒代表は「2年間取り組んできた研究に自信があります。全国大会ではこの内容をしっかり届けたいです」と力強く決意を述べていました。
全国の舞台でも堂々と、自分たちの学びと成果を発信できるよう、引き続き頑張ります。
【マリン校舎】(航海コース)熊本丸4次航海日誌 No.4
11月15日(土)~17日(月)
熊本丸は、長崎県五島列島・有川湾および長崎港周辺にて、航海実習および漁業実習を行いました。
五島列島有川湾には午後1時に錨泊し、航行中には生徒が操舵訓練に取り組みました。まだ慣れない操作に苦戦しながらも、慎重に操船し、安定した航行を行うことができました。錨泊後は直ちに漁業実習を実施し、アオハタやカンパチの釣獲に成功しました。
また、方位や海図を用いた位置測定の訓練も行い、航海計器が使用できない状況を想定した基礎的な技術の習得を図りました。
その後、熊本丸は長崎港内へ移動し、航行中には釣獲実習を実施しました。餌釣り、サビキ、ジグなど複数の方法を試しましたが、潮止まりの時間と重なったこともあり、今回は思うような釣果には恵まれませんでした。それでも、生徒たちは実習を通して状況判断、漁法の選択、船上での役割分担など多くの学びを得ることができました。
今後も実践的な学びを通して、海洋の専門技術と経験を積み重ねていきます。
| 〇15日(土)の様子 | |
| 〇16日(日)の様子 | |
| 〇17日(月)の様子 | |
【マリン校舎】(航海コース)熊本丸4次航海日誌 No.3
11月12日(水)~14日(金)
熊本丸は第4次航海の途中、富岡港と長崎港柳埠頭に寄港し、各地で充実した実習と学習を行いました。富岡港停泊中は、調理員の方々が手間暇をかけて用意する“ホテル並み”の食事が提供され、生徒たちはその美味しさに驚き、ほぼ全員が完食するほど好評でした。
その後、熊本丸は午前10時に富岡港を出港し、午後2時に長崎港柳埠頭へ入港しました。入港後は海上衝突予防法の口述試験が予定されており、生徒たちは空いた時間を使って熱心に学習に取り組みました。覚えては挑戦を繰り返し、最終的には全員が無事に合格することができました。
長崎での寄港地活動では、造船所をはじめとした港湾施設を見学しました。周辺には多くの船舶関連企業が立ち並び、歴史ある町並みと相まって非常に壮観で、生徒たちは海事産業の規模の大きさや歴史を肌で感じる貴重な機会となりました。
| 〇12日(水)の様子 | |
| 〇13日(木)の様子 | |
| 〇14日(金)の様子 | |
【マリン校舎】(食品系)地域ブランドの現場から学ぶ!特産品開発・商標活用見学会
11月12日(水)
食品系では、「地域ブランドの現場から学ぶ!特産品開発・商標活用見学会」と銘打ち、長崎県で視察を行いました。
はじめに、株式会社SeaGraph 代表取締役 瓜生信汰朗様より、長崎県内および全国各地の製品事例をもとに、ブランディングによる商品価値向上の重要性についてご講話をいただきました。
生徒たちは、地域資源をいかに魅力的に発信し、付加価値を高めていくかについて、多くの学びを得ることができました。
その後、**長崎駅構内「かもめ市場」**にて製品調査を実施し、地域ブランド商品の展示方法や販売戦略について実際に学びました。
また、長崎市水産センターでは、水産ブランド魚「ゆうこうシマアジ」「ゆうこう真鯛」について学習しました。これらは、長崎市の伝統柑橘「ゆうこう」を混ぜた餌で育てた長崎市初のフルーツ魚です。
特に、シマアジがブランド化されることで年間約4,500万円の付加価値を生み出しているという説明に、生徒たちは大変驚き、ブランディングの力の大きさを実感していました。
今回の見学を通して、生徒たちは地域ブランドの構築や特産品開発の現場で求められる発想力と実践力について理解を深めることができました。
【マリン校舎】(航海コース)熊本丸4次航海日誌 No.2
11月10日(月)~11日(火)
熊本丸は富岡港に停泊中です。
約5時間の航行中、操舵の練習をしました。船⾧の操舵号令に合わせて、正確に速く舵を切らなければならず緊張した様子でした。また、食事は手間暇をかけてホテル並みの料理を作ります。おいしくいただきました。
| 〇10日の様子 | |
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| 〇11日の様子 | |
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【マリン校舎】(航海コース)熊本丸4次航海日誌 No.1
11月8日(土)~10日(月)
現在、熊本丸は長崎県の五島福江湾に錨泊中です。
前日の強風と波浪の影響を心配していましたが、幸いにも今朝は海が穏やかな「凪」となりました。船酔いの心配もなくなり、学生たちは朝から元気に座学の課題などを進めています。
錨泊中の時間も、もちろん貴重な実習の機会です。 さっそく、2つの実習に挑戦しました。
一つ目は「釣獲実習」です。 仕掛けにルアー(疑似餌)と生き餌を使い、見事フエフキダイやカサゴを釣り上げることに成功しました! ただ、今回は生き餌への食いつきが今ひとつだったようで、学生たちからは「今度こそ大物を」と、リベンジに燃える声が上がっています。
二つ目は「ロープワーク」の応用編です。 これまで練習してきた3本よりのロープとは違い、さらに複雑な「エイトロープ」(8本より)でのアイスプライス(輪作り)に取り組みました。 ロープの数が多く、編み込み方も変わるため、学生たちはかなり苦戦している様子でした。
穏やかな湾内とはいえ、天候を読み、実践的な技術を磨く毎日です。学生たちの挑戦はまだまだ続きます。
| 〇8日の様子 | |
| 〇9日の様子 | |
| 〇10日の様子 | |
【マリン校舎】(航海コース)熊本丸が出港しました!
11月7日(金)
2年海洋科学科 海洋航海コース18名を乗船させた、本校実習船「熊本丸」が第4次航海に出港しました。
航海中、 生徒たちは航海計器の操作、航海計画の作成、気象観測、船内当直、衝突予防法など、海技従事者として必要となる実践的な訓練を行います。さらに、釣り漁業や一本釣りを中心とした漁業実習、日直業務による船内環境整備など、船内生活全体を通して協働性と責任感を養います。
また、訓練記録簿に基づく夜間当直等の海技訓練基礎学習、自学自習の時間確保など、将来の進路実現へ向けた自主的な学びにも取り組みます。
帰港まで、安全第一で有意義な航海となることを期待しています。
【マリン校舎】(食品系)ちゃんぽんを作りました!
11月5日(水)
食品系では、実習で「ちゃんぽんづくり」を行いました。
鶏がらから丁寧にダシを取り、麺も自分たちで製造しました。素材や工程にこだわり、一つ一つの作業を確認しながら進めることで、旨味の詰まった一杯に仕上げることができました。
今回の実習を通して、食品加工における基礎技術の大切さや、製造工程を理解して製品を作り出す難しさと面白さを学ぶ機会となりました。
【マリン校舎】(食品系)最優秀賞を受賞しました!
10月31日(金)
10月31日、大分県立海洋科学高等学校で開催された「第42回九州地区水産・海洋高等学校生徒研究発表大会」において、天草拓心高校マリン校舎食品系の生徒3名が出場しました。
「地域連携による水産版フェアトレードへの挑戦〜持続可能な水産物の利用を目指して〜」をテーマにスライド発表を行い、見事最優秀賞を受賞しました。
次は、12月12日に愛媛県で開催される全国大会に出場します。
全国の舞台でも優勝を目指して頑張ります!
【マリン校舎】(食品系)実習製品の校内販売を行いました!
10月30日(木)
食品系では、実習で製造した製品の校内販売を行いました。
タコの燻製やサバみりん干し、ヒオウギガイのアヒージョなど、生徒たちが一つひとつ丁寧に仕上げた商品を販売しました。
当日は、食品系の生徒たちが先生方や生徒に向けて、商品の特徴やおすすめの食べ方などを丁寧に説明しながら販売を行いました。
自分たちの手で作った製品を直接届けることで、実習の成果を実感するとともに、ものづくりの魅力を改めて感じる貴重な機会となりました。
【マリン校舎】(食品系)ふくだ写真館さんに写真講習会をしていただきました!
10月23日(木)
食品系では、福田写真館の方をお招きし、写真講習会を実施しました。
照明の当て方や背景の工夫など、プロの技術について丁寧にご指導いただきました。
実習では、自分たちで作った「カナガシラのマッサマンカレー」を盛り付け、撮影を行いました。
光の加減ひとつで料理の印象が変わることを実感し、撮影技術の重要性を学びました。
今回撮影した写真は商品パッケージに使用し、新デザインの「カナガシラのマッサマンカレー」は、10/25(土)天草イオン店で販売予定です。
生徒たちの学びと工夫が詰まった商品をぜひお楽しみください。
【マリン校舎】(食品系)未利用資源を活用した「お茶漬け」作りに挑戦中!
10月21日(火)
食品系2年生では、ヒメジを用いたお茶漬け作りに取り組んでいます。
今回は、魚の身を使用した自家製フレークと、骨からとった魚出汁を一から作る実習に挑戦しました。
身をほぐし、骨で出汁をとる作業は手間がかかるものでしたが、完成したお茶漬けは魚の旨味が凝縮され、非常に美味しく仕上がりました。
今後は、さまざまな具材を加えてさらに完成度を高める予定です。
【マリン校舎】(食品系・1年生)知的財産に関する講習会を行いました!
10月21日(火)
マリン校舎食品系は、今年度「知財力開発校支援事業」に採択されています。
そこで今回は、「身近な知財」をテーマに、日用品や食品、キャラクター商品などを例に取り上げながら、知的財産がどのように私たちの生活を支えているかを学びました。
講話では、特許・商標・意匠などの制度についてわかりやすく解説していただき、自分たちのアイデアや表現も「知財」として守られることを理解しました。
また、実際にJ-PlatPatを操作し、公開されている特許や商標の情報を調べる体験を通して、知的財産の活用や調査の重要性について学ぶことができました。
【マリン校舎】(食品系)食品工場の見学に行きました!
10月15日(水)
食品系の生徒を対象に、工場見学を実施しました。
実際の製造現場を見学することで、衛生管理や品質管理、効率的な生産体制などについて理解を深めることができました。
生徒たちは、日頃の実習との違いや現場での工夫に多くの刺激を受け、今後の学習や進路選択に活かせる有意義な機会となりました。
【マリン校舎】(食品系)マリン祭の実習製品販売風景
10月11日(土)
マリン祭文化部門では、食品系の生徒による実習製品販売を行いました。
缶詰や干物など、日頃の実習で製造した水産加工品を中心に販売し、多くの来場者の方々にお買い上げいただきました。
学習の成果を地域の皆様に直接届けることができ、生徒たちにとって大きな励みとなりました。
【マリン校舎】(食品系)てんぷら(さつまあげ)実習
9月24日(水)
マリン祭文化部門に向けた製品づくりも、いよいよ仕上げの段階に入りました。
本日は、食品系の伝統である「てんぷら(さつまあげ)」の製造に取り組みました。
形を整えて油で揚げると、ぷりぷりとした食感のてんぷらが完成します。
昔ながらの製法を学びながら、魚肉練り製品の加工技術や地域の食文化について理解を深める、貴重な学びの時間となりました。
【マリン校舎】(食品系)写真講習会を行いました!
9月22日(月)
ふくだ写真館のご協力により、写真講習会を開催しました。
光の当て方や背景の工夫についてご指導いただき、本校で製造した缶詰を実際に撮影しました。
「少しの工夫で印象が大きく変わることに驚きました」と、生徒たちも新たな発見を得ていました。
次回は、食品系で開発中の「マッサマンカレー」を題材に撮影を行い、パッケージデザイン等に活かしていく予定です。
【マリン校舎】(食品系)パエリアを作りました!
9月18日(木)
魚食文化の授業で、地域で水揚げされた未利用資源や苓北町特産の「ヒオウギ貝」を活用し、地中海料理の「パエリア」を調理しました。
身近な海の恵みを取り入れることで、地域の魚食文化と世界の食文化の双方について学ぶ機会となりました。
生徒たちは彩り豊かな料理を楽しみながら、地域資源の新たな可能性について考える貴重な時間を過ごしました。
【マリン校舎】サバ味噌煮缶詰を作りました!(水産海洋基礎)
9月16日(火)
海洋科学科1年生は、水産海洋基礎の授業で「さば味噌煮缶詰」の製造実習に取り組みました。
完成した缶詰は2学期末に家庭へ持ち帰り、家族の皆さんに味わっていただく予定です。
学習の成果を実際に味わいながら、ご家庭と学校での学びを共有する貴重な機会となります。
【マリン校舎】(食品系)未利用資源を活用した「ふりかけ」作りに挑戦!
9月16日(火)
マリン校舎食品系の2年生は、未利用資源であるヒメジを焼成・蒸煮し、フレーク化する一次加工に取り組みました。
食品系では現在、天草で水揚げされながらも利用されずに廃棄されてしまう魚を有効活用することをテーマに、課題研究を進めています。
今後は、さらなる加工方法や商品化の可能性を探りながら、地域資源の有効活用について学びを深めていきます。
【マリン校舎】(食品系)開缶検査を行いました!
9月4日(木)
食品系の授業では、マリン校舎で製造した缶詰と市販の缶詰を比較しました。
色や香り、味わいの違いを確かめながら、それぞれの食品が持つ魅力や特徴について理解を深めることができました。
実際に食べ比べを行うことで、学びをより具体的に実感できる充実した授業となりました。
【マリン校舎】(食品系)「タコ燻製」と「タコ飯」を作りました!
9月3日(水)
食品系では、天草・牛深で水揚げされた新鮮なタコを使用し、「タコ飯」と「タコ燻製」を製造しました。
生徒たちが一つひとつ丁寧にタコをさばき、心を込めて仕上げています。
これらの製品は、地元の食材を生かすとともに、先輩たちから受け継いできた味を大切に守り続けているものです。
ぜひ販売を楽しみにお待ちください。
【マリン校舎】(海洋科学科)苓北中学校の生徒がSUP体験をしました!
8月25日(月)
苓北町みらい塾が開催され、苓北中学校の皆さんが地元・富岡海水浴場においてSUP(サップ)体験を行いました。
最初は慣れない動きに戸惑う様子も見られましたが、次第にコツをつかみ、笑顔で楽しむ姿が多く見られました。
今回の体験を通して、マリン校舎での学びや地元の海の魅力について理解を深めていただく、良い機会となりました。
【マリン校舎】(食品系)冷やし中華実習
7月16日(水)
マリン校舎食品系では、1学期最後の実習として冷やし中華を作りました。
麺のゆで方や具材の盛り付けなど、一つひとつの工程を確認しながら、夏にぴったりの一品を仕上げました。
マリン校舎の卒業生の中には、製麺会社など食品関連の企業に就職している人もおり、高校時代から幅広い食品加工や調理について学んでいます。
今回の実習も、将来の進路や地域の食文化を意識する良い機会となりました。
【マリン校舎】(食品系)TKU『英太郎のかたらんね』の取材を受けました!
7月14日(月)
マリン校舎食品系の実習が、TKUテレビ『英太郎のかたらんね』の取材を受けました!
この日の実習では、牛深漁協様からいただいたシイラを使った**「フィッシュバーガー」と、苓北町の浜崎水産様からいただいた岩ガキを使った「カキフライバーガー」**の2種類を調理。生徒たちは、食材の扱い方や調理工程を学びながら、試作を重ねて仕上げました。
これらのバーガーは、7月27日の体験入学で来校者の皆さまにご試食いただく予定です。
ぜひお楽しみに!
【マリン校舎】(食品系)郷土料理試作実習
7月10日(木)
マリン校舎食品系の3年生は、魚食文化の授業で郷土料理づくりに取り組みました。
今回作ったのは、島原の「かんざらし」、熊本の「いきなり団子」、そして天草の「がねあげ」の3種類。
地域ごとに伝わる味や調理法を体験しながら、それぞれの食文化や歴史について学びました。
郷土料理を実際に調理することで、食材の使い方や味の違いを肌で感じるとともに、地域の魅力や伝統を再認識する機会となりました。
【マリン校舎】(食品系)トビウオ塩干し
7月10日(木)
マリン校舎食品系では、地元・天草町で水揚げされた新鮮なトビウオを使った塩干しづくりを行いました。
実習に取り組んだ3年生たちは、これまでの経験を活かし、背開きの作業も手慣れた様子。失敗もほとんどなく、手際よく下処理を進めることができました。
地元の魚を扱うことで、食材への理解や加工技術をさらに深める実習となりました。
【マリン校舎】ソフトクリーム実習(1年水産海洋基礎)
7月15日(火)
マリン校舎食品系の1年生が、水産海洋基礎の授業でソフトクリームづくりに挑戦しました。
夏休みを前にした実習ということもあり、生徒たちは出来立てのソフトクリームを手に、笑顔で美味しそうに味わっていました。
暑い季節にぴったりの実習を通して、食づくりの楽しさや達成感を感じる時間となりました。
【マリン校舎】(食品系)マグロ油漬け缶詰を作りました!
7月7日(月)~9日(水)
マリン校舎食品系では、毎年恒例となっているビンナガマグロの油漬け缶詰づくり実習を行いました。
今年も3年生が中心となり、大型のビンナガマグロを丁寧にさばく作業からスタートしました。
初めて扱う大きな魚に苦戦しながらも、仲間と協力して真剣に取り組んでいました。
2日目は、前日に内臓処理を行ったマグロを約5時間かけて蒸し、皮やうろこを取り除く作業を実施。
この日は1年生も見学に加わり、目の前で処理される大きなマグロに驚きの声をあげていました。
3日目は、いよいよ缶詰の仕上げ工程。
マリン校舎では、ブロック状の身が入った「ファンシー」と、細かくほぐした「フレーク」の2種類を製造しました。
骨や血合いなどを丁寧に取り除き、臭みのない上質な缶詰に仕上がるよう工夫されています。
生徒たちの手で一つひとつ丁寧に作られた缶詰は、他ではなかなか味わえない自信作です!
【マリン校舎】サバみりん干し【1年生水産海洋基礎】
7月8日(火)
マリン校舎食品系の1年生が、水産海洋基礎実習の一環として**「サバみりん干し」づくり**に挑戦しました。
魚をさばくのは今回で3回目ということもあり、生徒たちは包丁さばきも手慣れた様子。下処理から調味、干しの工程まで、グループごとに協力しながら丁寧に仕上げました。
完成した「サバみりん干し」は、夏休みに持ち帰り、家族と一緒に味わってもらう予定です。
自分たちの手で作った魚料理を通して、魚食の魅力や加工の面白さを実感する良い機会となりました。
【マリン校舎】(栽培系)マダイ・クルマエビの放流の様子が「熊本日日新聞」に掲載されました
「熊本日日新聞」(7月7日付け)に、富岡小学校5年生のみなさんとの合同放流(マダイの稚魚・クルマエビの稚エビ)の様子が掲載されました。ぜひ、ご覧ください。
【マリン校舎】(栽培系)アマモ場移植の様子が「広報れいほく」に掲載されました
地元広報誌「広報れいほく」(令和7年6月号 Vol.738)に、アマモ場移植の様子が掲載されました。ぜひ、ご覧ください。
【マリン校舎】(食品系)ツナカレーを作りました!
7月2日(水)
~NHK「クマロク!」の取材も入りました~
今回の実習では、具材にゴロッと大きな「ツナ」が入った、こだわりの「ツナカレー」の製造を行いました。
先輩たちが研究を重ねて開発したツナカレーは、魚のうまみとスパイスのバランスが絶妙な一品です。
さらに今回は、NHK熊本放送局の「クマロク!」による取材も入り、実習の様子を撮影していただきました。
生徒たちは緊張しながらも、製品を作る際の注意点や工夫点について、しっかりと言葉にして伝えることができました。
この取材の様子は、**7月15日(火)放送予定の「クマロク!」**内で紹介される予定です。
ぜひご覧ください!
【マリン校舎】(食品系)中和滴定を行いました!
7月1日(火)
3年生の食品管理の授業では、お酢に含まれる「酢酸」の量を調べるために、中和滴定の実験を行いました。
中和滴定は、酸と塩基の反応を利用して成分の濃度を測定する実験で、正確な操作が求められる技術的な内容です。
この実験は、毎年実施される「食品技能コンテスト」でも行われており、生徒たちは一つひとつの手順を丁寧に、真剣な表情で取り組んでいました。
食品の品質や成分を科学的に分析する力は、将来食品業界で活躍するためにも大切なスキルです。これからも実験を通じて、実践的な知識と技術を身につけていきます。
【マリン校舎】(食品系)ツナカレーのルーを作りました!
7月1日(火)
2年生の生徒達が「ツナカレー」に使用するカレールーを手作りしました。
このツナカレーは、本校の前身である苓洋高校の先輩たちが、さまざまな魚やスパイスの組み合わせを研究して開発したオリジナル商品です。味や香りのバランスを工夫し、魚の風味を活かしたこだわりのカレーに仕上がっています。
このツナカレーは、マリン祭(文化部門)にて販売予定ですのでお楽しみに!!
【マリン校舎】(食品系)タンパク質の定性実験を行いました!
6月30日(月)
2年生の食品管理の授業において、「タンパク質の定性実験」を行いました。
この実験では、身近な食品にどれくらいのタンパ質が含まれているのかを科学的に調べることを目的としています。
食品系の生徒たちは、調理や製造だけでなく、栄養や成分の分析といった科学的視点からも食品について学んでおり、理論と実践の両面から理解を深めています。
「食」を支える専門的な知識や技術を身につけるため、これからも実験や実習を通して学びを深めていきます。
【マリン校舎】(食品系)野菜飾り切り
6月17日(火)
2年食品系の生徒達は船舶料理士基礎の実習できゅうりの輪切り・半月切りとかぼちゃの飾り切りを行いました。
きゅうりの輪切り・半月切りは食物調理技術検定4級合格を意識した内容で規定時間内で指定枚数以上に切れるように包丁の持ち方や姿勢などについて実践を行いました。また、かぼちゃの飾り切りでは料亭などで行われる技術の一つで今回は葉っぱの形に飾り切りをしました。
この時間を通じて生徒達の包丁使いが上手になりました。
【マリン校舎】(食品系)課題研究発表
6月17日(火)
2年食品系の生徒達は課題研究で未利用資源を活用した「お茶漬け」の商品開発に挑みます!
今回は、生徒達が担当する具材や出汁、パッケージなど今後どのように研究を進めていくかのプレゼンテーションを行いました。
今後の食品系「お茶漬けプロジェクト(仮)」の活動にご期待ください!!
【マリン校舎】(航海コース)熊本丸2次航海日誌 No.12
6月17日(火)~20日(金)
熊本丸は現在、苓北町坂瀬川沖に錨泊中です。
〇17日(火)の様子
この日は長崎県の五島列島有川湾に錨泊していました。
航海の最後に下船テストを行うため、時間があるときには生徒は教えあいながら勉強を行っていました。
3教科ですが1年生の時から習ってきた内容のため範囲が広く頑張って勉強をしている様子でした。
〇18日(水)の様子
この日も五島列島有川湾に錨泊していました。
ワイヤーアイスプライスも10回ほど練習したので一人でどこまでできるかチャレンジしまいましたが難しく、先生方からのアドバイスをもらいながら作っていました。今後は回数を重ねてしっかりと覚えてほしいです。
〇19日(木)の様子
苓北町の坂瀬川沖に錨泊していました。
午前9時に揚錨し、途中で操舵号令の確認テストを行いました。
基本を確認しながら間違えることなく操舵を行ってくれたので、この2次航海でたくましく成長をしてくれたと感じました。
〇20日(金)の様子
今日で2次航海も終わりなので全員で船体を洗いました。水垢や塩の塊など洗い流したので綺麗になりました。
熊本丸は午後2時に富岡港に入港予定です。
【マリン校舎】(食品系)オープンラボに参加しました!
6月16日(月)
熊本県水産研究センターで行われるオープンラボに食品系の生徒達が参加しました!
オープンラボでは課題研究で開発している「カナガシラのマッサマンカレー」の細菌検査を行い、法律で定められた品質管理やしょうゆを用いて水分活性についても学びました。
午後からは水産研究センターの設備見学を行い、ウニやクマモトオイスター、マガキの種苗生産を行う設備や熊本の漁業について展示されているスペースの見学をさせていただきました。
【マリン校舎】(航海コース)熊本丸2次航海日誌 No.11
6月14日(土)~16日(月)
熊本丸は現在、長崎県の五島列島有川湾に錨泊しています。
〇14日(土)の様子
この日は、長崎港の柳埠頭に入港していました。ジャイロコンパスの誤差を岸壁の方位との違いで算出しました。
日の出も調べたかったのですがあいにくの雨だったため、次回以降頑張って取り組んでいきます。
〇15日(日)の様子
前日の9時に長崎港を出港し、午後1時に有川湾に錨泊しました。
雨と強風の中での出港でしたが無事に作業を終わらせることができました。
航海中は少しうねりもありましたが体調不良もなく、船内で学習して過ごしていました。
午後からは釣獲実習を行い、底物の魚が大量に釣れました!
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〇16日(月)の様子
釣獲実習でたくさん釣れたカサゴをから揚げにして食べました!
魚が大きかったので1尾食べただけで生徒達は大満足の様子でした。
【マリン校舎】(食品系)きびなご味付缶詰
6月11日(水)
食品系では今年も「きびなご味付缶詰」の製造を行いました!
天草の牛深でその日の朝に水揚げされた新鮮なきびなごをしょうゆ(天草の鬼池にある池崎しょうゆ醸造元様)ベースの調味液で味付けしたきびなご味付缶詰はご飯のお供やおやつに最適です!
マリン校舎食品系で作った「きびなご味付缶詰」はマリン祭文化部門や地域のイベントで販売するほか、天草の道の駅などでも販売する予定ですのでお楽しみに!!
【マリン校舎】(航海コース)熊本丸2次航海日誌 No.10
6月11日(水)~13日(金)
熊本丸は現在、長崎港の柳埠頭に入港中です。
〇11日(水)の様子
この日は長崎県の伊王島沖に錨泊していました。
ワイヤーアイスプライスを3日連続で行い、少しずつですが効率よくできるようになっていました。
しかし、作り方が難しいので繰り返し覚えていく必要がありそうです。
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〇12日(木)の様子
この日の伊王島に錨泊していました。錨泊中も見張りも行っていました。
長崎港の近くの為、大型客船など様々な船舶を見ることができ、航海計器を使用して他船の情報や動静を確認練習も行いました。
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〇13日(金)の様子
予定通り9時に長崎港に入港しました。
作業中は雨もやみ、順調に作業を進めることができました。午後からは外出せずにChromebookによる学習を行いました。
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【マリン校舎】(航海コース)熊本丸2次航海日誌 No.9
6月7日(土)~9日(月)
熊本丸は現在、伊王島沖に錨泊中です。
〇7日(土)の様子
午前9時に長崎港を出港し、午前10時30分に野母浦に錨泊しました。
海図やログブック(航海日誌)の記入は慣れた様子で生徒達で考えて記入できるようになっています。
今後は早くきれいに書けるように練習を行っていきます。
〇8日(日)の様子
この日は南方の風と時化が予想されたため伊王島沖に移動しました。
コンパス方位による位置の測定方法(クロスベアリング)のテストを行いました。
誤差を少なくするために3方向の灯台などの物標を早く測定しなければならないので苦戦した様子で何度か測定しなおしていました。
〇9日(月)の様子
ワイヤーロープでアイスプライスを作りました。
ロープと違って固く難しいので何度も練習が必要です。
今回で2回目ですが少し身についたようです。
【マリン校舎】(航海コース)熊本丸2次航海日誌 No.8
6月5日(木)~6月6日(金)
熊本丸は現在、⾧崎港柳埠頭に停泊中です。
〇5日(木)の様子
午前9 時に柳埠頭に係留しました。
船の船尾の甲板で焼き肉をしました。船内は閉鎖的な環境のため、外で食事をすることで楽しい時間を過ごしました。
〇6日(金)の様子
人命救助を行う訓練として、船に搭載している小さいボートの操縦を行いました。少しの時間でしたが、全員が操縦しました。スピードが速く、自分の思い通りに操作ができました。
午前9時に、野母浦に向け出港予定です。
【マリン校舎】(航海コース)熊本丸2次航海日誌 No.7
5月30日(金)~6月4日(水)
熊本丸は現在、⾧崎港に錨泊中です。
〇30日(金)の様子
午前9 時に出港し、午後1 時30 分に⾧崎県五島列島富江湾に錨泊しました。
空き時間にはロープワークを互いに教え合いながら繰り返し練習していました。下船までに習得を目指します。
〇31(土)の様子
男女群島まで航行し釣獲実習を行いました。少し風と波がありましたが、ルアーと餌で、カンパチとアカハタを釣り上げました。魚は下処理を行い、後日美味しくいただきます。
〇6月1日(日)の様子
本日も男女群島まで航行し釣獲実習を行いました。前日と違うポイントに向かいましたが、潮流が早く釣るのが難しく
釣果を上げることはできませんでした。
〇2日(月)の様子
六分儀で太陽の高度を測り、位置を出す練習をしました。現在は航海計器があり使用することはほとんどありませんが、緊急時のためにアナログの方法も習得してほしいと思います。
〇3日(火)の様子
整備方法と壊れやすいパーツの説明を聞き、リールの手入れを行いました。⾧く使っていると塩の塊や、さびが発生するため、少しだけ分解して洗浄しました。個人の道具も大事に⾧く使ってほしいと思います。
午前9時に、⾧崎港外に向け航行予定です。
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〇4日(水)の様子
強風のため、⾧崎港内に錨地を変更しました。午後は、非常操舵訓練を行いました。ブリッジの操舵装置が壊れた時は、操作基板の切り替えや直接舵の油圧を操作することで対処します。
午前9時に、⾧崎港柳埠頭に入港予定です。
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【マリン校舎】(食品系)サバ味噌煮缶詰実習
5月28日(水)
食品系では「サバ味噌煮缶詰」の製造実習を行いました。
2回目の実習ということもあって生徒達が率先して道具の準備や片付けなどを行ったほか、スピーディーに魚をさばいたり、肉詰めを行いました。
今年はサバのほかにも、イワシやきびなごの缶詰なども製造予定です。マリン祭文化部門や地域のイベントなどで販売されるのをお楽しみに!
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【マリン校舎】(食品系)びわ缶詰実習
5月27日(火)
食品系では天草の特産品である「鬼池びわ」を使用した「びわ缶詰」を製造しました。
びわ缶詰は、種や渋皮を取り除く作業が手間の為、市販ではなかなか見ることのできない「幻の逸品」となっています。
生徒達はこの実習を通じて、地域の特産品について学ぶとともに加工技術の習得を行っています。
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