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2024年7月の記事一覧

【SSH】シンガポール海外研修の事前学習会

 本日、8月24日から実施するSSHシンガポール海外研修に参加する6名が事前学習の「ミニ発表会」を行いました。生徒たちは、これまで研修で訪れる訪問先についてそれぞれ事前に調べ、自分たちがASⅡで研究している内容やこれから研究する内容等についての研究計画書を日本語と英語で作成してきました。

 今回の発表会では、各自で調べてきた研修先の概要やその特色について1人5分間で発表を行いました。発表後に宮﨑先生から事前学習で学んだことのうち、特に興味を持ったこと、興味をもった理由、また、調べた内容についての追加質問がありました。今回の研修では、南洋理工大学での研修に加え、HSBC(香港上海銀行)で勤務されている方の講義や、離島や自然保護区内の湿地での生態系調査なども予定しています。生徒たちはこの「ミニ発表会」を通してそれぞれの研修場所についての理解を深めるとともに、どのような視点をもって学ぶか等について、ディスカッションという形で理解を深めることができました。

 天草高校ではこれまでマレーシアや台湾での海外研修を実施してきましたが、シンガポールでの研修は学校としても初めての挑戦です。早いもので出発まであと1ヶ月を切りましたが、今後も雲仙天草自然公園内にある白嶽湿地での実習を行ったり、自分たちの研究について英語で説明する練習等を重ねていきます。限られた準備期間ではありますが、研修でより良い学びができるよう、みんなで協力しながらしっかりと準備を進めていきたいと思います。シンガポール研修の事前学習や現地での研修の様子はこちらのホームページでお伝えしていきますので、お楽しみに!

【ASⅢ】令和6年度生徒研究発表会に向けて

 本日の課外終了後、地学室にて今年度の生徒研究発表会のしおりを使って日程等の説明がありました。天草高校からは御所浦町にあるスフェノセラムスの化石について研究している「化石班」の4名が出場します。

 本番は8月7日、8日、神戸国際展示場で行われます。これまでの研究の成果が出せるように、しっかりと準備をして発表会に臨みたいと思います!

【科学部】科学劇第3弾製作中!

科学部が数年前から取り組んでいる「科学劇」の第3弾が作成中です。

科学劇とは、童話の劇をしつつ、作中に出てくる内容を科学的に検証するものです。

これまで、シンデレラを演じ「ガラスの靴は本当にできるのか?」を真面目に検証しました。

第3弾は、ヘンゼルとグレーテルを演じます。

検証するのは、もちろん「お菓子の家は成立するのか」です!

本日はお菓子の家(ミニチュア版)を作成しました。

今後、この家の日光や雨風、地震に対する耐久性と、室内の居住性を検証します。

結果は、文化祭で公開する劇中でご覧ください!

【ASⅢ】サイエンスインターハイ@SOJO

 本日、ASⅢの11グループがサイエンスインターハイSOJO2024に参加しました。

 これは、毎年崇城大学が主催しているもので、コンペティション部門と一般部門に分かれており、本校は今年度すべて一般部門でオンライン発表形式で発表しました。今回は化学、生物、物理の3部門でのエントリーとなっており、3教室に分かれてそれぞれのグループで発表を行いました。また、発表時間以外は聴講者となり、自分たちの研究内容に類似した他校の様々な発表を聴いて学ぶ機会ともなりました。
 オンライン型式での発表を初めて経験するグループも多く、zoomでの発表におけるスピーカーの設定やスライド共有などに不慣れな面もありましたが、発表ではこれまでの経験を活かして、どの班も堂々とした発表ぶりでした。発表班がそれぞれブレイクアウトルームに待機し、45分間の発表時間の間に聴講される方の入室に合わせて数回発表し、質疑応答を行うという発表形式でしたが、専門家の方々から今まで気づいていなかった点からの助言や鋭い質問も多くいただき、今後の研究に活かすことのできる貴重な学びが得られたようです。

 3年ASクラスが全員で参加する外部の大会は今回が最後となり、今後の授業では各班、論文の作成に入っていくことになります。今回の経験やいただいた助言・質問の内容を活かして、2年間の研究をしっかりまとめていって欲しいと思います。

【ASⅡ】第11回天草サイエンスアカデミーを行いました

7月26日(金)に本校にて、第11回天草サイエンスアカデミーを開催しました。これは2年ASクラスの生徒が科学体験講座を企画し、参加応募いただいた天草の小中学生に対して授業を行うものです。

今回は開かれた5つの講座はそれぞれ、「シャボン玉」「密度」「顕微鏡」「サイフォンの原理」「ダイラタンシー」をテーマにしたものでした。ASクラスの生徒たちは、どうすれば小中学生に科学の面白さを楽しく伝えられるかを試行錯誤しながら約2か月間準備してきました。


初めは元気いっぱいの小中学生にタジタジの高校生でしたが、次第に上手くコミュニケーションをとれるようになり、どの教室でも活気のある対話的な講座が展開されていました。


このイベントを通して、ASクラスの生徒たちは伝えることの難しさと、伝わったときの喜びを感じたようです。小中学生が自由研究のネタとして使ってくれたり、これまで以上に科学に興味を持ってくれたりしてくれたら嬉しいですね!


12月にもサイエンスアカデミーを実施予定です。ご参加をお待ちしています。