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2017年7月の記事一覧

天草高校SSHのロゴマークが完成しました。


天草高校SSHのロゴマークが完成しました。
4月に指定されてから美術の高木先生に作成を依頼し、何度も改善し完成しました。
天草を象徴するイルカの「S」、科学を象徴する試験管でできた「H」を主とし、AMAKUSAを囲む雲や海、試験から出る煙など、見る人によって様々な視点を持てるロゴマークとなるように作成しました。
今後、学校内だけでなく地域にも定着するように活用していきたいと思います。

第1回SSH運営指導委員会を開催しました。

7月27日(木)13:30より第1回SSH運営指導委員会を行いました。
運営指導委員とは、天草高校SSH事業に関する助言をいただく外部の方々のことです。
本校の場合は、熊本大学理学部及び教育学部、崇城大学工学部、長崎大学水産学部、鹿児島大学農学部、天草市役所、DENSO、熊本日日新聞社、熊本県立教育センターの学部長様や教授の方々などの9名で構成されています。
今回は第1回ということで『天草高校SSHの方向性について』というテーマで助言をいただきました。
「学校設定科目を中心とした教育課程開発及び授業改革」「ASⅠや科学部の課題研究の充実」「地域のリーダーや海外体験プログラムによる人材育成」の三つの柱について様々な視点での意見をいただきました。
その会の中で、科学部1年の福田さんの課題研究の発表を行いました。天草に生息するホタルに関する研究でしたが、運営指導委員の方々からもアドバイスをいただき今後さらに研究が進むきっかけとなりました。
運営指導委員の皆様、遠く離れた天草の地までお越しいただきありがとうございました。
第2回は2月27日に実施します。






反転授業を実験的に行いました。

7月15日(土)の4限目に、1年数学発展クラスで反転授業の効果を検証する授業が行われました。
反転授業とは「家で授業動画を視聴して予習を行い、学校では確認と応用問題の演習を行う」といった形式の授業です。
授業と家庭学習が反転しているため、反転授業といいます。
今回は数学科で、予習が難しく、入試で頻出となっている「解の配置問題」を扱いました。
授業では問の確認と、応用問題(入試問題レベル)を生徒が黙々と解き、グループ活動で深めていました。
生徒感想の中でも「いつもは家でやる応用問題を学習の授業の中で自分たちの力でできたので楽しかった」という意見が多くありました。
ただし、課題もありました。なんと3分の1の生徒が動画を見れなかったそうです。
配信の仕方が悪かったことがわかりました。
次は全員が視聴した状況を確実に作り効果を検証したいと思います。

横山祐典教授から科学部にアドバイスをいただきました。

7月11日(火)放課後に、東京大学の横山祐典教授に科学部の活動を見ていただきました。
現在、科学部は、7月30日に崇城大学で行われる「サイエンスインターハイ」と8月9日から神戸で行われる「SSH生徒研究発表会」に向けて活動を行っています。
横山教授に図鑑に載っていないケイソウのことを教えていただいたり、自分たちの仮説が実際の結果と異なったりしたときの考え方などをご指導いただきました。
生徒の真剣な表情と、横山教授の明るい笑顔が印象的な時間となりました。
科学部のみなさん。大会はもうすぐです。頑張ってください!

 

第1回SSH特別記念講演会が行われました。

7月11日(火)6・7限目に「第1回SSH特別記念講演会」が行われました。
記念すべき第1回の講師は、東京大学大気海洋研究所の横山祐典教授。
熊本大学やオーストラリア国立大学、海外の様々な大学で研究活動を行われ、32歳で東京大学に着任、44歳の若さで教授を務められ現在に至られています。
また、NHKサイエンスZERO「炭素14新時代!」に出演経験もあり、世界最先端の研究を現在進行形で行っておられる方でした。
地球と火星の違いや、キャンプセンチュリーの危機の話。また、古環境の調査に、炭素などのケミストリーの力が様々な形で応用されていることを教えていただきました。
更に、研究の影には多くの方々とのつながり(ケミストリー)があったことや、多くの失敗もあったことをお話いただき、生徒たちは大いに刺激を受けたようでした。
3年生の謝辞の中に「今まで化学を勉強してきましたが、今回の講演のように、深く学ぶことで新たな発見ができることを知り、もっと勉強したいと思いました。」という言葉がありました。
まさに最先端を突き進んでおられる“本物”とケミストリー(化学反応)した人の言葉でした。
横山先生、近隣小・中・高校、保護者の皆さま、ありがとうございました。