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【SSH】台湾の大学・高校との覚書を締結しました

 この度、天草高校は台湾・靜宜大学および國立中興高級中学とMOU(覚書)を締結しました。

 この覚書は、三校間の教育的・文化的交流を促進し、学生の国際理解及び友好を深めることを目的としており、台湾滞在中に靜宜大学校長の林思伶先生、國立中興高級中学校長の陳漢銘先生、そして本校校長で締結式を行いました。帰国後の本日、この覚書締結と今後の三校の交流・協力について岩嵜校長より全職員に説明がありました。これから教育活動において三校で連携をとり、交流を深めていきたいと思います。

 写真で岩嵜校長が手にしているのが覚書、隣の四角い盾が靜宜大学からいただいたもの、その隣の赤い台座に載ったクリスタルの盾が中興高級中学からいただいたものです。友好の印を大切に、今後ますますその絆を深めていきたいと思います。

 公式ホームページにて、それぞれの学校の特色が紹介されています。是非、ご覧ください。

 ◆ 靜宜大学(Providence University)ホームページ

 https://www.pu.edu.tw/

   ◆ 國立中興高級中学(National Chung Hsing Senior High School)ホームページ

 https://www.chsh.ntct.edu.tw/home

 

 

 

【SSH】台湾研修4日目②(帰国日)

 台北の桃園国際空港から熊本空港まで、1時間半。本当にあっという間です。飛行機では定番のチキンと、グァバやドランゴンフルーツの機内食をとりました。アナウンスの中国語を聞きながらほんのり赤く、優しい味のもち米のご飯を食べていると、なんだかまだ台湾にいるようです。熊本に近づくと、窓からは長島、それから天草の島々が綺麗に見えてきて、あっという間に着陸です。熊本空港のトイレでは、「紙、流していいんだっけ?」とふと考えたとのこと(※注:台湾では水圧が弱く、トイレットペーパーを流せないトイレも多いのです)。参加生徒4人とも、すっかり、”台湾人”の気持ちになっています...!

 穏やかな海を見ながら、学校まで2時間半あまり、バスに揺られます。当たり前だった日本の風景がなんだか新鮮に見えるのは、この台湾での4日間がそれだけ充実していて、発見や驚きに満ちていた証拠かもしれません。

 学校に着いて解団式を終え、生徒たちは予定通り14時頃に帰路に着きました。これで、本研修全ての日程が無事、終了です。台湾での授業や実習でお世話になった先生方や学生さんをはじめ、現地ガイドさんや運転手さん、親切にしてくださった台湾の人々、温かく送り出してくださった保護者のみなさま、事前研修で助けていただいたみなさま、本当にありがとうございました。生徒たちは、この研修を通して挑戦することの楽しさを経験し、一回りも二回りも成長してくれました。研修での学びをこれからの探究活動や日々の学習、これからの人生に活かしていってくれることと思います。

 謝謝大家!

【SSH】台湾研修4日目①(帰国日)

 3泊4日の台湾研修も、あっという間に帰国日を迎えました。今朝は5時にホテルを出て、空港に向かいます。早起きして目をこすりながら、みんなロビーに降りてきました。朝早いため、ホテルから朝ごはんを"bento box"に入れてくれる...ことは伺っていたのですが、思ったより大きくてびっくり。中身は、パン、サンドイッチ、みかん、そしてなぜか、「アスパラガスジュース」。果汁10%ですが、後口はしっかりアスパラガスの味がしたようです。美味しかったかどうかについてはノーコメントですが、みんな、ちゃんと全部飲んでいました。アスパラギン酸で、ちょっと元気になったかな。

 

 ロビーを探索すると、面白いものがたくさん。お菓子や甘栗が売ってある自動販売機に一緒にカービィのマスコットが売ってあったり、段差を知らせるサインが"Mine the Gap"だったり(mindではないのです)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 空港近くのホテルに泊まっていたため、空港には10分ほどで到着しました。早朝にも関わらず、多くの人でにぎやかです。お土産屋さんを少し覗いて、いざ、搭乗口に向かいます!

【SSH】台湾研修2日目(番外編)

 中興高校での研修を終えた私たちは、靜宜大学へ向かいました。到着後、寮への宿泊手続きを手伝ってくれたのは、天草高校と熊本北高校の卒業生の先輩方。(靜宜大学では、日本の学生が現在80名ほど、交換留学を含めると100名ほども学んでいるそうです。さすが、国際交流に力を入れている大学ですね!)

 その後、私たちは日本語の授業に参加させていただきました。中興高校で英語で発表したスライドを用いて、3班の研究内容を日本語で紹介します。その後、日本語を学んでいる大学生による出身地についての発表があり、その後、日本人大学生が台湾での学生生活について紹介してくれました。第二・第三言語である日本語で意欲的に発表をしているみなさんの姿や、世界の人々と積極的に交流して生き生きと毎日を過ごしている日本人の先輩方の姿を見ることも、とても良い刺激になりました。

 日本語教室の後は、夕食。今日は台湾で愛されている「火鍋」です。火鍋というと辛そうですが、スタンダードなものはとてもまろやかで、各自の鍋に好きな野菜、肉、海鮮などの具を好きなだけ入れて食べる、とてもヘルシーな食べ物です。ちなみに、今日食事をとったこのレストラン(去年の研修参加者も着たところです!)には、台湾バージョンのヤクルトや北海道豆乳などもデザートとして提供されています。日本のものが海外で愛されているのは、なんだか嬉しいですね。

 夕食の後は、今日の2回のプレゼンテーションの振り返りを行いました。うまくいったところはどこか、反対に、もっと上手くできた「はず」のところはどこか。台湾の学生と自分たちのプレゼンテーションの違いはどこか、また、明日のプレゼンでどこを変えたいか。一人ひとり、しっかり意見を言うことができました。明日のプレゼンテーションでは聴衆とのより良いコミュニケーションをとれることを、期待しています!

【SSH】台湾研修2日目(高校研修②)

 研究発表・協議が終わった後、生徒は生徒同士、教師は教師といっしょに昼食となりました。

 中興高校のご厚意で準備していただいたのは、「給食」。今日は"特別バージョン"で器に入ってお弁当のようになっていますが、いつもは、つぎ分けて食べるスタイルなんだそうです。ご飯の上に野菜や茶葉卵、お肉が乗っていてとても美味しく、ボリュームがあります。いつもは白ご飯のところ、毎週水曜は味付きのご飯とのこと、今日はもちもちのおこわの炊き込みご飯で、とても美味しかったです。タピオカミルクティーもそれぞれご準備いただき、みんな大喜び。台湾に来て初のタピオカです。日本のものよりやや甘さ控えめで美味しい、本場の味でした。

 昼食後は、3年生の生物の授業に参加させていただきました。今日の授業では、心臓の部位や仕組みを復習した後、2人1組で鶏の心臓の解剖を行います。お互い、ジェスチャーや英語でコミュニケーションを取りながら、心臓を切り開いたり、大動脈に爪楊枝を通したり。授業を担当された先生は少し日本語を勉強されているとのこと、授業スライドやプリントに日本語を入れていただいていたり、日本語を交えて説明してくださったり。先生方も生徒さんたちもみんな、私たちのことを温かく迎え入れてくださり、とてもありがたかったです。

 授業が終わってからは校内の施設を見学させていただきました。売店で飲み物や文房具を買う体験をしたり、木の床でありながら土足で使用する体育館に、おそるおそる靴のまま足を踏み入れたり。創立当初から70年あまりここにあるという椰子の木についてや、1999年の地震で倒壊した「科学館」の歴史についても教えていただきました。

 中興高校での研修で、生徒たちはもちろん、私たち引率者も様々なことを教えていただきました。昨年に続き、研修団を温かく迎えていただいた校長先生を始めスタッフのみなさま、フレンドリーで親切な、才能あふれる生徒のみなさん、そしてサポートしていただいた靜宜大学の先生方や学生のみなさま、本当にありがとうございました。

 さて、私たちは南投にある中興高校を出て、大学へ向かいます。次の記事もお楽しみに。

【SSH】台湾研修2日目(高校研修①)

 SSH台湾海外研修2日目の朝がやってきました。

ホテルでの朝食は、みんな大好きバイキング! シェフの方に日本語を交えてメニューを紹介していただいたりしながら、多彩なメニューを楽しみました。台湾らしく、自分で色々なトッピングができるお粥や肉まん、担々麺もあれば、乙女心をくすぐる(?)ワッフルやラベンダーミルクティーなるものもあり、色々な味に挑戦して、パワーチャージ完了です。

 それから、一行は今日の研修地、國立中興高級中学に向かいます。「高級中学」、略して「高中」は、高校のこと。去年に引き続きこの高校を訪れた私たちを、陳漢銘校長先生をはじめとした先生方やスタッフのみなさま、そして生徒のみなさんが大勢、日本と台湾の旗を振って盛大に歓迎してくださいました。

 歓迎式典では、中興高中と天草高校、両校のあいさつと、交流を深めるためのMOUの締結式、それから、生徒さんによる琴や二胡の素晴らしい演奏を聴かせていただきました。その後は、いよいよ生徒たちの研究発表。中興高校の生徒さんによる2グループの発表に引き続き、天草高校からはアマモの生育促進、高齢者の認知症予防、それからホタルの発光周期に関する発表を行いました。練習の成果が発揮できたところもあれば、緊張でうまくいかなかったところもあり...(また今夜、練習しようと思います!)中興高校の生徒さんの発表は、火星での太陽光発電に関する発表と銅錯体の化学的安定性についてのもので、専門的で難しい部分もありましたが、動画やクイズで分かりやすくしたり、聴衆の反応を見ながら発表をしたりなど、様々な工夫がなされていました。天草高校の発表も熱心に見ていただき、色々と質問も出て、活発な協議ができました。

 次の投稿に続きます。

【SSH】夕食を終えて...

 台湾研修1日目の夜は、海洋科技博物館の近くのレストランで食事をとりました。

 九份といえばこれ!という、左右に連なる赤い提灯を眺めながら、250段あまり階段を上っていったところが、本日の夕食会場。「千と千尋の神隠し」の舞台とも言われるお茶屋さんの近くのレストランです。

 唐辛子の効いたきくらげの前菜に始まり、椎茸とズッキーニの炒め物や海老のすり身の揚げ物、厚揚げの煮物など、普段あまり食べたことのない、けれどなぜか懐かしい味のする台湾のご飯を楽しみました。九份は平日の夕方とは思えないほど多くの人々で賑わっており、少しだけ非日常を味わったひとときでした。

 これから台中の宿舎まで、2時間半ほど南下します。ホテルに着いたら、各自プレゼンの復習をしつつ、しっかり休息もとり、明日の研修に備えたいと思います!

【SSH】國立海洋科技博物館にて

 さて、海洋科技博物館に到着してまず私たちを出迎えてくれたのは、水族館の外の海に設置されたライブカメラの映像を利用した展示です。まるで本当に海の中にいるような世界です。進んで行くと、日本の水族館のように大きく様々な魚が暮らす水槽もあれば、川の生態系を再現した展示など、フロア毎に様々な工夫がなされていました。

 研修の参加生徒も天草で研究しているアマモや、ブルーカーボンについての詳しい展示もあり、中国語や英語の説明を頑張って読み解いたり、メモを取ったりしていました。また、台湾の子どもたち向けの環境教育として、デジタル機器を活用し、体験して学べるコーナーも興味深いものでした。今後のサイエンスアカデミーやARPでの活動にも活かすことを念頭に置いて、体験して学ぶことができたようです。

 最後に見学したのが、研究のための水槽が並んでいるフロアです。地球温暖化によるサンゴの白化や外来種の流入など、様々な環境問題をテーマにしてあり、天草の抱えている問題と共通する部分が多くありました。小学生の科学展の入賞ポスターも展示してありました。中国語のポスターですが、生徒たちはアプリを駆使して読み解き、そのレベルの高さや日本のポスターとの違いを観察していました。

【SSH】桃園から博物館へ...

 台湾・桃園国際空港に時間通りに到着。すごく混んでいます!当たり前ですが、空港内の看板は全て中国語。スーツケースを受け取って現地ガイドの劉さんと合流し、今日の研修地である國立海洋科技博物館に向かっているところです。

 空港から博物館までは、約1時間。車中で、劉さんが台湾の文化や習慣(トイレの使い方まで!)、九份をはじめとする有名な観光地について教えてくださいました。台湾の面積は九州と同じくらいで、台湾の人は、台湾の形を「さつまいも」に例えること。なぜ、劉さんが日本語に興味を持ったかということ。日本統治時代の話や、鉄道の歴史。様々なことを、手作りの地図や写真、スマートフォンの中の資料を見せたり、周りの風景を指し示しながら、分かりやすく丁寧に教えてくださいました。劉さんの、様々な資料を効果的に用いて、聞いている人の目をしっかり見ながら話すスキル。これも、プレゼンテーションに生かせそうですね。

 天草と同様、海に囲まれた台湾。博物館では天草や日本の海の生態系とも比較しながら、多くのことを学んできたいと思います。

【SSH】台湾へ出発!

 本日から、SSH台湾海外研修が始まります。

 多くの先生方、保護者の皆様に温かく見送られ、午前7時に天草高校を出発した旅行団。無事10時前に熊本空港に到着し、12時の便で台北に向かいます。

 初めての海外ということもあり、わくわくドキドキの生徒たち。これから4日間、台湾の大学や高校、博物館等で多くのことを学んできてくれることと思います。

 次回の投稿は、台北からお送りします。どうぞお楽しみに!

【ASⅡ・科学部】シンガポール海外研修の事後研修

本日御講演いただいた(直前のブログ参照)、佐藤教授に対して、「SSHシンガポール海外研修」に参加した生徒が、研究発表を行いました。

この研究発表はシンガポール研修の事後研修とし、シンガポールで佐藤教授や研究室の方々から受けたアドバイスを参考に、深化させた研究を発表しました。

佐藤先生はシンガポールの時と同様に、真剣に本気でアドバイスをいただきました。

鋭い指摘もあり、生徒たちにとっては厳しい意見ともなりましたが、参加した生徒からは「指摘をいただけたことがとてもありがたかった。これからも研究を真剣に楽しもうと思う。」との発言がありました。

佐藤先生の真剣で本気の思いが、生徒たちの心に届いているようでした。

佐藤先生、長時間にもかかわらず御指導いただき誠にありがとうございました。

【SSH】台湾研修:英語プレゼン頑張ってます!

 今日の放課後。地学室を覗いてみると、思い思いに活動をしている科学部員に混じって、英語でのプレゼンテーションの練習に余念のないSSH台湾研修参加生たちの姿がありました。

 ALTの先生も参加してくださり、英語の発音やスライドについての様々なアドバイスをいただいたり、より分かりやすい原稿にするために、力を貸していただいたようです。プレゼンテーションにおいては、グラフの特徴をとらえて分かりやすく説明したり、聴衆とアイコンタクトをとったりと、様々なスキルや工夫が必要となります。日本語でも決して簡単ではないプレゼンテーション、英語での研究発表となると思うようにいかない部分があるのは当たり前。生徒たちも英語で伝えることの難しさを実感しながら、1つ1つ課題を乗り越えていっています。

 先週より今週、昨日より今日と、確実に発表が上達している生徒たち。研修開始まで残り1週間となりましたが、お互い助け合い、高め合いながら頑張ってくれることを期待しています。加油!

【SSH】SSH台湾海外研修 事前研修

 本日放課後、肥後銀行台北駐在員事務所の本島様より、SSH台湾研修の事前研修として研修参加生徒4名にオンラインでのご講話をいただきました。台湾の基本情報に始まり、台湾の経済状況や人々が日本に対してどのような印象を持っているか、また、熊本に子会社を設立した半導体受託製造企業であるTSMCに関してなど、詳細なデータとご経験に基づいた、大変分かりやすいご講話をいただきました。

 最後には質疑応答の時間も設けていただき、台湾の人々とコミュニケーションをとる上で気を配るべきこと、台湾の情勢についてなど、様々なことを教えていただきました。充実した内容であったことはもちろん、オンラインであることを感じさせないほどアットホームな雰囲気で、1時間の講話があっという間でした。天草に縁のある、いわば天草の”先輩” が、台湾で活躍されている姿を見て海外で働くということに具体的なイメージを持つことができたと同時に、その”先輩”に励ましのお言葉をいただいたことも、生徒たちにとってよい刺激となったようです。本島様、本当にありがとうございました。

 早いもので、台湾研修まで残り半月となりました。現地で多くのことを学べるよう、しっかりと準備をして研修に臨みたいと思います。

【ASⅠ・Ⅱ、ATⅡ】SSH中間発表会

 本日6・7時間目、本校体育館にてSSH中間発表会を実施しました。これは、毎年この時季に行っている行事で、2年生にとってはこれまでの研究活動の成果や今後の展望を発表する場、1年生にとっては先輩方の研究に触れ、数値などに注目して質問することのできる貴重な機会です。6時間目の冒頭には夏に実施したSSHシンガポール海外研修の報告が行われ、6名の生徒たちが南洋理工大学やスンガイ・ブロー湿地保護区、企業訪問で訪れたデンソーウェーブシンガポールなどの研修で学んだことを発表しました。研究の深化につながる様々な発見や英語での研修を通しての自身の成長など、盛りだくさんの内容で、1年生も熱心に聞き入っていました。

 その後、2年ASⅡのポスター発表、2年生ATⅠのポスター発表と続きます。まだ研究したい分野の選択を終えたばかりの1年生にとっては、先輩の研究発表を聞き、実験や調査の方法を知ることが、今後の研究の方向性を決めるうえで大きなヒントとなることでしょう。また、2年生にとっては聞き手を意識した発表を意識する機会となることはもちろん、これまでの研究を振り返り、今後やるべきことを整理する良い機会でもあります。今回の発表会では、まだ発表技術のつたなさやポスターの情報の不足も見られるものの、発表する2年生、聞く1年生、双方にとって学びの大きいものとなったのではないかと思います。この中間発表会で気づいたこと・学んだことを活かし、引き続きそれぞれの研究をがんばっていきましょう!

【ASⅠ】要約は「テーマ」と「結論」をしっかり!

 今日のASⅠでは、まず、先週行った論文読解の活動の続きとして、特に「まだ分かっていないこと」に着目し、先日それぞれが読んだ論文の内容の共有を行いました。

 その後、今度は全員同じ論文を読んで要約をし、班およびクラスでの「ベスト要約」を選ぶ活動を行いました。多くの生徒が難しいと感じている、論文の要約。国語科のN先生によると、要約では、その文章が何についてのものなのか(=テーマ)と、その文章で言いたいことは何なのか(=結論)をしっかり述べることが重要とのこと。今日扱った文章は天草高校化学部の化石班による、スフェノセラムスの生態に関する論文です。高校生による論文なので読みやすいかと思いきや、「生痕化石」や「カイ二乗検定」など、聞き慣れない言葉も多く登場して難しいと感じた生徒も多かった様子。それでも、テーマと結論に注意して、分かりやすい要約を書こうと奮闘する生徒たちでした。

 授業の最後には、12月に行われるSSH台湾海外研修に関する説明もありました。1、2年生、文理問わず応募チャンスのある研修です。海外の大学や高校で英語を使って発表や交流ができるこの研修、ぜひ、チャレンジしてみてください。19日の説明会で多くのみなさんにお会いできることを願っています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ASⅡ】無事に日本に帰国しました

シンガポール海外研修参加者は帰国の途についています。

先ずはチャンギ国際空港に到着です。

広大なショッピング等の複合施設である「JEWEL」内で夕食を食べました。

 

その後、深夜便にて帰国し、無事に天草高校に到着しました。

熊本駅では、主幹教諭の米村先生が出迎えてくれました。

 

高校では、休日にもかかわらず校長先生と海外研修担当の小玉先生が保護者の方々と出迎えてくれました。

最後に終了式として、田中さんが校長先生に今回の学びと今後の抱負を述べてくれました。

<編集後記>

研修を通じて上手くいかないこともありましたが、各自が挑戦し、協力して研修を成し遂げようとする姿勢が随所に見られました。

4日間の研修を通じて、大きく成長してくれたと思います。

今後も成長を続け、今回の学びを多くの高校に広めてほしいと思います。

JSTをはじめ、国内外で御協力いただきました皆様方、誠にありがとうございました。

【ASⅡ】シンガポール研修4日目(最終日)

4日間の研修も最終日です。

朝からスコールでものすごい雨です。

朝食は雨音を聞きながらとなりました。

野外での活動が危ぶまれましたが、出発前には青空が広がっていました。

熱帯であることを感じた出来事でした。

 

本日の研修はスンガイ・ブロー国立公園とアートサイエンスミュージアムで行いました。

午前中のスンガイ・ブロー国立公園では、現地ガイドの案内で湿地の生物や水循環について学びました。

各自が自分自身の研究に絡めて、英語で積極的に質問していました。

 

午後からは、アートサイエンスミュージアムにて研修を行いました。

このミュージアムは、芸術と科学、そのつながりを探求している場所です。

科学の様々な成果を、アートという手法を用いてわかりやすく展示している場所で、自分自身のプレゼンテーションについて再考する経験を得られました。

 

ここまででシンガポール研修は終了です。

日本では経験できない体験を通じて、多くの学びを得ました。

このことを各自が今後に生かしてほしいと思います。

また、今回の学びを天草高校にも広める活動を進めていきます。

昨年度よりも充実した研修となりました。

御協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。

【ASⅡ】シンガポール研修3日目

シンガポール研修3日目です。

少し疲れもありますが、シンガポールにも慣れてきました。

 

本日はNTUでの研修2日目です。

冒頭、佐藤先生に講義室や機械航空学科の施設を案内していただきました。

NTUのキャンパスは広大で、1学科の面積が日本の大学の1学部規模に匹敵します。

海外大学のスケールの大きさに驚かされるばかりです。

施設紹介の合間に、NTUでの講義についても教えていただきました。

講義は、最初に大きな教室(最初の紹介していただいた階段教室など)で300人ほどの学生が一斉に講義を受けます。

ちなみに講義はオンラインでの参加も可能です。

その後、20人ほどのグループに分かれて、上の写真のディスカッションルームにて、講義に関する演習を行います。

演習の様子を見学しましたが、グループ内でディスカッションしながら、実施されていました。

 

施設やNTUでの学びについての紹介後は、佐藤先生による講義です。

佐藤先生のこれまでの研究活動の紹介を踏まえながら、研究や社会との関わり方について御講義いただきました。

社会との関わりについては、最新研究の成果や社会実装の実例を御紹介いただきました。

また、講義全体から「技術で人を救う。」ことを本気で考えておられる先生の熱い思いを感じました。

研究活動の中でも、特に工学の分野はこれまでの知見を組み合わせて新しい何かを開発することが求められます。

佐藤先生のこれまでの研究成果の結晶である「昆虫サイボーグ」による災害現場での活用、これは生徒たちが将来目指す研究成果の社会実装の最も良い例です。

生徒たちは、講義を受けることで、自分たちの大学卒業の未来を垣間見たようでした。

 

講義後は昨日に続いて、佐藤先生の研究室で研修を行いました。

本日は3つの研修を行い、「昆虫サイボーグ」の実現に必要な技術を個別に学んでいきました。

<①神経による電気信号測定>

<②動体の把握システム>

<③ロボットアーム実習>

 

昼食は学食で食べました。

学食の道のりでは、案内の学生に英語で話しかけていました。

様々な言語の飛び交う中で各自注文も上達していました。

 

昼食後は佐藤先生と、その学生の方が向けて研究発表を行いました。

英語のやりとりで上手くいかないことも一部ありましたが、各自が一生懸命プレゼンテーションを行いました。

佐藤先生からの御指摘もいただき、今後も各自で改善に取り組んでいきたいと思います。

佐藤先生、研究室の皆様、本当にありがとうございました。

 

夕食後のミーティングでは、各自の反省を述べ、帰国後の改善について意見交換しました。

研究の進化につながるNTU研修となったようです。

【ASⅡ】シンガポール研修2日目

シンガポール研修は2日目です。

今日も朝食をしっかり食べました。

今日と明日は南洋理工大学(NTU)での研修です。

NTUでは、機械航空学科の佐藤裕崇教授にお世話になります。

佐藤先生は「昆虫サイボーグ」の世界的権威で、昆虫サイボーグを活用した人命救助に取り組んでおられます。

 ※佐藤先生の研究内容については以下のURLをご覧ください。

  https://www.jetro.go.jp/biznews/2025/06/c1720e8f99aacdc9.html

 

研修の冒頭では、佐藤先生の研究室の学生さんの案内でNTUのキャンパスツアーが行われました。

各学部の施設を巡り様々な施設で説明を受ける中で、自分自身の大学での学びや研究の深化について考えていました。

説明は全て英語でしたので、最初は耳が慣れなくて理解できない場合も有りましたが、徐々に理解していきました。

施設見学の際には、積極的に英語で質問していました。

質問内容を聞いてみると、やはり自己の研究(音響や環境)に関する質問を各自がしていました。

また、ツアーの休憩時にも、シンガポールの生活などについて学生さんに積極的に質問し、英語力向上を図っていました。

昼食は大学の飲食店街で食べました。

多国籍な大学の雰囲気を食の面からも体感しました。

 

午後からは佐藤先生の研究室での研修です。

本日は4つの研修を行い、「昆虫サイボーグ」の実現に必要な技術を個別に学んでいきました。

 

<①操作体験>

<②電子顕微鏡実習>

<③金属メッキ加工>

<④マイクロコンピュータ実習>

 

夕食は、シンガポール名物「チキンライス」を食べました。

日本のチキンライスと全く違うものでしたが、とてもおいしかったです。

宿舎に戻ってからのミーティングでは、明日の研究発表に向けて最終練習を行いました。

各自が自分の研究の発表と質疑に対する応答と、他の班への質問を英語で行いました。

本日の研修で積極的に英語を活用したこともあってか、自分たちで活発に練習を進めていました。

明日の研究発表が楽しみです。

【ASⅡ】シンガポール研修初日

シンガポールでの4日間の研修がスタートしました。

朝から元気いっぱい!朝食もしっかり食べました。

初日の今日のテーマは「海外で働く日本人から学ぶ」です。

午前中は「デンソーウェーブ シンガポール」にて研修を行いました。

「デンソーウェーブ シンガポール」は産業用コントローラを開発している会社です。

(親会社の「デンソーウェーブ」は皆さんおなじみのQRコードを開発している会社です。)

所長の渡邉様、現地スタッフの吉木様や現地の外国人スタッフの方から研修を受けました。

多くの学びを得ることができ、生徒たちは海外で働くことへの心理的ハードルが下がったようでした。

また、開発をする上で「課題を明確にすることが大切」との話もありました。

このことは課題研究を行う上でも大切なことです。

課題研究の進め方についても学びを深めた研修となりました。

デンソーウェーブの皆様、ありがとうございました。

 

昼食はラオ・パサで各自購入して食べました。

英語での注文も上達しています!

 

午後はCLAIR(自治体国際化協会)のシンガポール事務所で研修です。

研修前半はCLAIRシンガポール事務所の佐山様から、CLAIRの職務内容の紹介がありました。

職務としては、「地方自治体の活動支援」「国際交流」「各国の調査・情報収集」があり、地方自治体が海外と連携する際のサポートをされておられます。

研修の中では、シンガポールの調査結果についてもあり、特に飲料水と廃棄物の話がありました。

日本とは異なる部分も多く、双方が科学技術を活用して解決を図っていました。

課題研究でも、「研究成果の社会実装」を目指しています。

その好例として、新しい知識を得ることができました。

佐山様に続いて、熊本県アジア事務所の山口様から熊本県の国際交流について教えていただきました。

熊本県が行っている海外との交流について知ることができ、「自分たちも海外へ熊本の良さを発信したい。」と思いを新たにした生徒たちでした。

また、質疑応答の際に質問した技能実習生の方が地域にとけこめるようにする熊本県の取組に生徒は関心を持ったようでした。

今後、熊本県は海外との連携がさらに重要になってきます。

今回の学びを踏まえて、自分が熊本で何ができるのか考えてほしいと思います。

佐山様、山口様に続いて、UBSシンガポールの堀江様より研修を受けました。

堀江様は天草の御出身で、以前はアメリカ、現在はシンガポールで活躍されておられます。

お勤めの「UBSシンガポール」は世界的にも有名な銀行です。

研修では、生徒たちと対話しながら、シンガポールの実情について講話していただきました。

生徒たちとの対話の中では、「若いうちに世界に目を向けるのは大変良い。」と御自身の御経験からお話しされました。

生徒たちはそれぞれの思いを持って本研修に参加しています。

思いは様々ですが、本研修で見聞きした「生の海外」での経験を今後の進路選択に役立ててほしいと思います。

堀江様、山口様、佐山様を始めCLAIRシンガポール事務局の皆様、ありがとうございました。

 

終了後には、堀江様の御厚意により、マーライオンまで御案内いただきました。

移動中も様々なことを教えていただき、学びの多いマーライオン見学でした。

堀江様、ありがとうございました。生徒たちは良い思い出となりました。

 

夕食は近くのショッピングセンターのフードコートに案内していただき、各自で注文して食べました。

ホテルへの帰り道では、周辺の建物や人々の暮らしについて、ガイドの方から教えていただきました。

市内の散策で現地の人々の生活に触れ、日本と比較することで学びを得ているようでした。

 

宿舎に戻ってからのミーティングでは、本日の学びについて共有した後、明後日の英語での研究発表に向けて、生徒同士で英語の質疑応答を行いました。

生徒によっては鋭い質問もあり、生徒同士の活動で向上を図っている様子が見られました。