図書館の風景
願いを、笹に託して
大雨から一転、さわやかな青空が広がりました。
図書館入り口では、7月7日の七夕に向けてたくさんのお願いが揺れています。書道選択者も、小筆を使って丁寧に短冊を書きました。
「健康に過ごせますように」「ライブに行きたい!」「「甲子園出場!」「もう赤点はとりたくない」「彼女が欲しい」 など、日に日に増え続ける短冊。
どうぞ、天高生の切なる願いを聞き届けてください。
勉強の合間に…
期末考査前に、放課後に館内で学習する人が増えてきました。しかし、7時間の授業を受けた後、集中して勉強し続けるのはなかなか大変ですね。
自学の合間に、「足ツボぷちぷちマット」「お絵かきしりとり」で息抜きしている人もいました。
リフレッシュして、もうひとがんばり!期末考査は25日(火)~28日(金)です。
ネーミングセンス。
有志20名ほどが、「天草市複合施設の名称募集」に応募していました。最優秀賞には、図書券4万円分が贈呈されるそうです。
図書館・保健センター・市民活動の3つの機能を持つ複合施設は、2020年4月開館です。天高生にとっても身近な施設になることでしょう。特に、図書館設計には高校生の意見を取り入れてもらった面もあり、開館が待ち遠しい様子です。
さて、どんな名称に決定するでしょうね。楽しみに待ちたいと思います。
心のきずなを深める一冊
6月は「心のきずなを深める月間」です。
図書委員会では今年も、「心のきずなを感じる一冊」を選んで展示したところ、翌日にはさっそく借りられていました。
HP班の2人が選んだ展示本を紹介します。
『名のないシシャ』(山田悠介)
この本は、残りの寿命がわかりその寿命を人に分けることができる人の形をした妖精「シシャ」と、人間がかかわりあう物語です。もともと人間には情けのかけらもなかった「シシャ」ですが、だんだん人間の中に大切な人が増えて、寿命を分け与えていきます。人間と妖精「シシャ」たちのきずなを感じる感動物語です。
『か・く・し・ご・と』(住野よる)
5人の主人公、ミッキー・ヅカ・パラ・エル・京は不思議な能力を持った高校生。それぞれに悩み、そしてちょっぴり特別な「かくしごと」を抱えて生活している。ありふれた学校生活の中で大切なことを悟っていく5人組。章ごとに主人公が変わっていくので、感情移入できる人物がきっと見つかるはず。キラキラして切ない青春小説、友達とのつながりを大切にしたくなる作品です。
図書委員活動、本格始動!
図書委員会でがんばることは、図書館内の掃除や、決められた班の仕事をきちんとこなし、提出物を決められた期限内に提出することです。
図書委員会結成の時に自己紹介をしましたが、とてもたのしそうな委員会だと思いました。先輩たちが面白く、さらにとても頼りがいのある人たちでした。担当の先生方も面白く、話しかけやすいなと思いました。図書委員の皆さんはニコニコしているので、この委員会でがんばっていきたいです。
廊下には、新聞3紙の昨日の一面を更新しています。毎日、掃除時間に担当者が張り替えています。
また、新聞班による「注目記事紹介」と、新書班による「おすすめ新書」の掲示物も貼られています。こちらも毎月更新されますので、見てください。