校長室からの風(メッセージ)
3年生よ狭き門より入れ ~ 3年生進路激励会
3年生よ、狭き門から入れ ~ 3年生進路激励会
高等学校卒業予定者の就職試験が9月16日(金)から始まります。今年度の3年生64人のうち29人が就職を目指しています。進学希望者についても、大学のAO入試(自己推薦型入試)が9月中旬から随時始まります。これまで本校で学んできたことの集大成として、進路実現の時を迎えます。就職試験解禁の一週間前の9月8日(木)の6時間目に3年生全員が視聴覚教室に集合し、進路志望の達成に向けての激励会が行われました。この場で、私は大きく次の三つのことを伝えました。
一 自分のルーティンを大切にしよう
試験が近づいたからといって特別なことをするのではなく、確立された
自分の生活リズムを守り、心身を整えて本番に臨んで欲しいのです。
二 進路実現へのモチベーションを高めよう
だんだん試験が近づくと、不安になったり、他人と比較して焦ったりと
動揺しがちです。しかし、そのような時こそ、志望している企業、学校
のホームページを閲覧して、半年後はここで働いている、学んでいる
自分の姿を思い描き、やるぞという意欲をかき立てて欲しいのです。
三 量は質を高める
進路実現に魔法はありません。勉強も面接も日々の繰り返しの中でコ
ツをつかみ、自分のものになっていきます。絶対的な勉強時間や面接
の練習時間が最後は支えてくれます。量は質を高めてくれると信じ、
試験当日まで地道な努力を続けて欲しいのです。
今の3学年は近年にないほど出席率が高い学年です。ほとんど欠席する者がいません。多少、体調が思わしくなくても学校に来る生徒達です。即ち、自分の生活のルーティンをしっかりと確立しているのです。これは最大の強みでしょう。きっとそれぞれの狭き門をくぐり、自分の進路を切り拓いていってくれることと期待しています。
進路激励会で代表生徒による誓いの言葉
登録機関
管理責任者
校長 粟谷 雅之
運用担当者
本田 朋丈
有薗 真澄