農業系列日記
しょう油かい入れ
本校で製造・販売している「しょう油のかい入れ」を行いました。
「かい入れ」とは熟成中のしょう油もろみを、「櫂(かい)」と呼ばれる道具を用い、もろみ内に空気を含ませる行程です。これによって、しょう油の発酵を担ってくれる麹カビ(コウジカビ)の発酵促進となり、より美味しく、香り豊かな仕上がりになります。
文化祭での販売を予定していますので、お楽しみにされてください。
実習再開しました!
新型コロナウイルスの影響で休校となり、食品製造の実習も動くことができていませんでしたが、ついに再開しました!
今回は、イチゴジャムの実習です!以前、職員で実習再開を祈りながら、前処理をしたイチゴを、香り豊かなジャムに仕上げました。生徒たちも久しぶりの実習で楽しそうでした。
今後、楽しい実習が続けられるように、コロナ対策をしながら、一生懸命頑張っていきます!
花壇の植え付け!
学校正門前の花壇は全長1,000mあります。例年、グリーンデザインという教科で2年次の生徒とともに管理を行っています。4月末に職員で撤去し、5月中旬のこの日、先生方の協力のもと、メランポジュームの花の苗を植え付けました。この花を見て、この道を通る人たちみんなが笑顔になれることを願っています。
ジャムの製造(前処理してます)
新型コロナの影響で実習ができませんが、授業・実習が再開されることを願い、今は職員だけでジャム製造の準備を進めています。1日でも早く新型コロナが終息することを願っています。早く生徒と一緒に実習がしたいな~(^0^)y
花壇の手入れ!
学校正門前の花壇は全長1,000mあります。例年、グリーンデザインという教科で2年次の生徒とともに管理を行っていますが、生徒たちの教材でもある花壇を今年は管理することができません。そこで、先生方に協力をお願いし、パンジーの撤去を行いました。5月には花苗を植え付ける予定です。苗はすくすく育っています。先生たちも今できることを頑張っています。
令和2年度九州・熊本県学校農業クラブスローガン募集について
令和2年度、九州・熊本県におきまして、各種大会が行われます。農業クラブ員のみなさんの柔軟な発想から、この大会のスローガンを広く募集したいと考えています。ひとりひとつずつスローガンを考え、提出をお願いします。
なお、このスローガンは、開催地をイメージさせる言葉や名産品、有名人などの組み込み、農業クラブの大会が活発になるようにするものにしましょう。
(1)県連スローガンについて
<参考> 平成31年度 熊本県学校農業クラブ連盟(八代大会)スローガン
『そびえたつ八代城のように歴史を刻め!燃えろ農ク魂!』
『情熱のトマト色づく八代平野 まほろばに若人集う農クの祭典』』
<令和2年度事務局 阿蘇中央高校(阿蘇地域)をイメージする参考ワード>
阿蘇五岳、草原、野焼き、あか牛、湧き水、放牧、草千里、外輪山、カルデラ、
高菜、大観峰、阿蘇神社、世界農業遺産、農耕と神話の里
(2)九連スローガン募集について
<参考> 平成31年度 九州学校農業クラブ連盟沖縄大会スローガン
『美ら島にあふれる農クの花 海風に乗せていざ全国へ』
『琉球の空に響かせ大地に刻む 農クの力いざ咲かせはばたけ未来の農力』
<令和2年度事務局 福岡県をイメージする参考ワード>
玄界灘、太宰府天満宮、宗像沖ノ島、八女茶、八幡製鉄所、博多祇園山笠など
提出期限:令和2年3月16日(月)もしくは、17日、18日の教科書販売時
提出先:実習棟職員室 農業系列食品製造 井上(提出BOXを準備します。)
提出用紙については、『農業クラブスローガン募集』を印刷する。
もしくは、ノート等にスローガン、クラス、番号、氏名を書いて提出する。
農業系列の生徒への課題
〇下記の課題について、休講中、春期休業中に取り組み、4月の最初の『総合実習』の授業の時に担当の先生に提出すること。また、疑問に思うことは、農業系列の職員へ相談すること。
1.意見発表作文
下記のテーマにあう事柄について、自分の経験や取り組みを踏まえた自分の意見を文章にしましょう。
①農業生物の育成や生産性向上に関する意見
②農業生産物の流通や消費に関する意見
③農業の経営や経済活動に関する意見
④生産物の加工技術や商品に関する意見
⑤国土や地球環境の保全・騒動に関する意見
⑥動植物や地域資源の活用に関する意見
⑦地域の翔文化や伝統文化の継承に関する意見
※注意点
①文字数は、1300字以上とする。
②作成した文章は各系列で発表会を行いますので、発表練習も実施しておくこと。
③内容等について、どんなことを書いていいかわからない場合は、『添付1意見発表受賞作品』や
『youtube』を見て参考にすること。
Youtube 「農業クラブ 意見発表」で検索
④原稿用紙は、各自購入もしくは、『添付2意見発表原稿用紙』を印刷する。
2.環境調査『タンポポ調査 ~在来タンポポを探そう~』
自宅の周囲に咲くタンポポを観察し、在来種か外来種かの調査を行う。
①観察方法は、『添付3環境調査の仕方』を見る。
②調査の報告は、『添付4環境調査用紙』に記入する。
菓子講習会
1月16日(木)、農業系列食品製造において、菓子講習会を実施しました。
今回は、これまで高校で学んできた学習内容を、将来母親として子どもとのコミュニケーションのツールとして活用できることを知ってもらいたいという目的の下、菊陽町で料理教室をされ、様々なイベントで菓子等の指導をされている高岡リエ様に講師をお願いし、アイシングクッキーの製造を行いました。
生徒たちは、いつも以上の集中力を見せ、一心不乱に取り組み、魅力的な作品を作りました。
最後に、生徒代表の謝辞の中で、「今日学んだこと、食品製造で学んできたことを、母親になったとき、子どもに伝えていきたい。」と話してくれました。
みそ製造指導体験活動
6月20日(木)に、大津町室にあるグループホーム光喜園さんで、入園者の方々を対象に生徒によるみそ製造指導を体験してきました。
農業系列食品製造では、発酵調味料として「麦みそ」と「しょうゆ」を製造しています。日頃は大型機械で製造していますが、この日は人生の先輩方と蒸した大豆をめん棒や手でつぶしながら麹と混ぜていくなど手作りでの笑顔満載の体験でした。次回は、熟成したみそを使った試食体験を行う予定です。
第70回熊本県学校農業クラブ連盟年次大会(八代大会)
令和元年6月20(木)、21日(金)に、八代市にあるやつしろハーモニーホールにおいて、第70回熊本県学校農業クラブ連盟年次大会が行われました。この大会は熊本県内にある農業関係高校11校と1分校が集まり、農業に関する意見や研究発表を行う会です。本校からは、意見発表(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ類)に3名の生徒が出場しました。その結果、農業系列食品製造3年次生が、Ⅱ類において、優秀賞(2位)を受賞することができました。日頃の学習の成果が結果として表れたことにとても喜んでいました!
本校の中でなかなか目立たない農業系列ですが、こんな活動も行っています!
なお、農業クラブは、農業クラブの歌である「FFJの歌」を広瀬すずさんが、現在放送中のNHK朝ドラ「なついろ」で歌って、話題になっています。
第4回KUMAMOTO農業高校フェア
令和元年6月8日〔土〕に、熊本市のびぷれすにおいて、第4回KUMAMOTO農業高校フェアが実施されました。県内の農業関係高校が集まり、学科体験や実習製品の販売、ステージ企画など、さまざまな取り組みをとおして、農業の楽しさや農業高校の良さをPRしました。
本校は、ステージ企画の『ファッションショー』を担当しました。先日行われた「東京ガールズコレクションin熊本」をオマージュし、「KUMAMOTO AGRICULTURE COLLECTION 2019」と銘打ち、各校の制服や実習服、そしてPRのステージを企画しました。当日は、農業系列の生徒たちのダンスも披露され、ショー自体も各校様々なパフォーマンスが行われ、大盛況のうちに終了しました。当日までの準備期間が短く、多忙を極めましたが、大成功に終わり、生徒たちも充実した表情を見せてくれました。
詳しい様子が、下記の日程で放送されました。
6月29日(土) 15:30~ RKK 特集番組
7月 5日(金) 19:54~ KAB 「Do you のうぎょう? +プラスワン」
※KAB 「Do you のうぎょう? +プラスワン」は、KABホームページにてご覧になることができます。
https://www.kab.co.jp/nougyou/backnumber/20190705/
さつまいも苗植え研修
6月12日(水)に、大津町でさつまいもの栽培を行われている、株式会社なかせ農園 中瀬靖幸さんのご指導のもと、「さつまいも苗植え」を体験してきました。
農業系列食品製造の3年次生は、総合的な学習の時間の授業の中で、大津町特産である「さつまいも」をつかった新製品開発に取り組んでいます。その原料となるさつまいもがどのように栽培されているのか、加工前の一次産業の実態を学ぶことを目的としました。とても暑い中の取り組みでしたが、普段食べているさつまいもが大変な思いをして栽培されていることを学ぶことができました。
今後は、なかせ農園さんで栽培されたさつまいもを用いて、新商品開発を進めていきます。完成したら、みなさまにもご披露いたしますので、お楽しみに!!
農業系列食品製造実習 ~マーマレード~
熊本県産の甘夏ミカンを存分に使った翔陽特製『マーマレード』の実習です。
甘夏ミカンの甘さと、皮のほろ苦さが見事にベストマッチした製品です。
生徒たちは、皮の処理から充填まで、一心不乱に取り組みました。このマーマレードは、パンに塗ってもよし、紅茶に入れてもよし、料理の隠し味によしと、あらゆる場面で活躍する、まさに翔陽生のような一品です。
みなさまに翔陽の良さをもっと知っていただきたい!
是非、ご賞味ください!
食品製造実習 ~酸乳飲料~
翔陽高校の夏の風物詩でもある『酸乳飲料 ミルピス』の実習を行いました。甘さの中にさわやかな香りの感じるこの製品。夏場はしっかりと冷やして、飲むのが最高です!このような酸乳飲料は、夏だけのものと思われがちですが、冬にももってこい!暖かいこたつの中で、お湯で割ったホットミルピスで、夏も冬も身も心も癒やされませんか?
農業系列食品製造実習 ~味噌仕込み~
令和となり、農業系列食品製造、最初の製造実習は、味噌製造です。まずは、麦麹の仕込みです。熊本県が世界に誇る『麦味噌』の元となる麦麹。大型の蒸し器で麦を蒸し、空冷しながら、一粒一粒に分けていきます。その後は、自動製麹器(じどうせいきくき)に入れ、種麹を振りかけて、2日間・・・。こうして麦麹が完成します。
完成した麦麹と蒸した大豆、塩を混ぜ合わせ、味噌ベビーの誕生です。これから約5ヶ月成長させ、おいしいおいしい麦味噌の完成です。生徒と微生物のコラボした麦味噌、ご家庭でお味噌汁などにいかがでしょうか?
イチゴのへたとり実習〔平成31年4月24日〕
令和の足音が近づいてくる今日この頃・・・。
農業系列食品製造では、生徒実習製品の製造がスタートしました。その口火を切ったのが「イチゴジャム」です!本日の内容は、「イチゴのへた取り」と「砂糖漬け」です。これまでの課題を教訓に、一つ一つ丁寧にへたを取り、果実の傷みなどがないか、しっかりとチェックを行いました。このイチゴは砂糖に漬け、保存性を高め、5月のイチゴジャム加工の日まで、冷凍保存しておきます。完成したら、各種イベントや翔陽祭などで販売いたしますので、是非お買い求めください。
農業系列食品製造 デコレーションケーキの製造
農業系列食品製造は、毎年3年次でデコレーションケーキの製造を行っています。この授業の目標は「店頭に出せるくらいきれいに仕上げる」ことです。まずは担当教師にナッペ(生クリームを塗る工程)を習い、いざ実践!パレットナイフの使い方に四苦八苦しましたが、果物の切り方に工夫し、こだわりを持って仕上げることができました!また、3年次生の担任にも参加して頂きました。生徒が担任に手を取りながら指導をします。数ヶ月後には社会に翔び立つ3年次生。このケーキを囲んで、高校生活や将来について、改めて家族と笑顔でお話しながら食べてくださいね。
12月19日 門松完成
農業系列食品製造 洋菓子講習会
農業系列食品製造は、毎年2年次の生徒で「洋菓子講習会」を行っています。10月29日、光の森に店舗を構えていらっしゃるVie Aimable(ヴィー・エマーブル)の西田勉オーナーシェフに来校して頂きました。西田シェフは本校卒業生で、高卒でパティシエとなり、34歳の若さでオーナーをされています。なんと、高校では野球部のキャプテンをされていたそうです!
今回の講習会では、生クリームのデコレーションケーキを製作しました。ジェノワーズ(スポンジ生地)からの作製に、生徒は四苦八苦。「手首を柔らかくして泡立てるといいよ!」と優しくアドバイス頂きました。焼成の時間には、ナッツ類を使った飾りを作ってもらいました。いよいよデコレーションの時間。生地の切り方から生クリームのナッペの方法まで、何度もシェフの手本を見に行く生徒たち。「技術は目で見て盗む」ものです。飾り付けはカットすることも考えて行いました!自分たちで一から作ったケーキは絶品でした!笑顔で美味しく試食しました!本格的な技術を優しく教えてくださった西田シェフ、ありがとうございました!