大津高校の日々

学校全体でのあれこれ

美術コース生徒作品展示のお知らせ

今年の7月からイオン大津ショッピングプラザにて、本校美術コース生が夏の実習で制作した作品を展示しています。大津町をモチーフに学校周辺の風景をスケッチしたものです。約8週ごとに作品を入れ替えながら展示中です。

9月9日から新たな作品に入れ替えて第二期がスタート!イオン大津ショッピングプラザにお立ち寄りの際はぜひご覧ください。

 

2学期始業式を行いました。

 

約一か月の夏休みもあっという間に終わり、いよいよ2学期がスタートしました。生徒の皆さんがどんな表情で登校してくるのか、楽しみにしていた先生たちですが、朝から多くの生徒が生き生きとした表情で登校する姿を見て、「2学期も頑張ろう!」という気持ちを新たにすることができました。夏休み中には全国大会(インターハイ)が行われ、本校からは男子サッカー部、少林寺拳法部、体操部が出場し、それぞれの競技でハイレベルな戦いを繰り広げ、素晴らしい結果を残してくれました!また、総文祭でも美術部・メディア部が全国大会に出場しました。
各部の主将たちはそろって「次に向けて頑張ります!」と力強くコメントし、その前向きさ・頼もしい姿を見せてくれました。翌日実施した新任式では、2学期から新たに着任された理科(化学)・山西先生のご挨拶もありました。2学期は、中間考査・文化祭・期末考査・チャレンジ大会・修学旅行とイベントもたくさん待っています!
そして3年生にとっては、夏に蓄えた知識を模試や入試に向けて発揮する大切な時期でもあります。充実した毎日を送り、後悔のない学期にしていきましょう!

大津最高!!

 

命の大切さを学ぶ教室

8月29日(金)6限目に、会場の視聴覚室と各教室をリモートで結んで命の大切さを学ぶ教室を行いました。講師として「少年犯罪被害者当事者の会」の一井 彩子氏をお招きし、「命の大切さを学ぶ~子どもたちを被害者にも加害者にもしないために~」と題し、講演をしていただきました。

一井さんは平成7年、長男 勝さん(当時15歳)を、隣接校区の中学生とその卒業生ら4人による集団暴行で亡くされたご遺族で、事件後「少年犯罪被害者当事者の会」や「全国犯罪被害者の会」の会員として、多くの被害者の方々と共に、被害者の権利獲得のために活動されています。

30年前の8月30日、勝さんは、後に主犯格となる17歳の少年にビールを飲むように言われそれを断ったことで腹を立てた少年と顔見知りだった3人の少年に、1時間半に渡って凄まじい暴力を受けた後、臨海公園に置き去りにされ、たまたまトイレを探していたトラックの運転手さんに発見されたそうです。

勝さんが亡くなった後も、1次被害にとどまらず、加害者側との対応やマスコミからの取材攻勢・地域の人からの心無い中傷などの2次被害も受けられ、ひきこもる・縁を断ち切るなどの3次被害までも受けられ、大変苦しまれたとのことでした。

それでも活動を続けてこられたのは、少年事件では事件の詳細など何も知らされない、加害者の人権だけが守られて被害者には何の権利もないという現実があったからだと話されていました。

最後に「子供たちを被害者にも加害者にもしたくないという思いで、活動を続けています。暴行事件は減っているが、事件の凶悪さは前よりも増しています。生きにくい世の中だと思いますが、自分の命や周りの人の命を大切にして元気で自分の夢に向かって進んでいってもらえたらと思います。」とエールを送ってくださいました。

講演後、生徒会長の安部君より謝辞があり、「家に帰ったら、今日の講演のことを家族と話したいと思います。」としっかりと心で受けとめている様子でした。

大津高校では、一人ひとりが命を大切にできるようこれからも定期的に学ぶ機会を設けていきます。

 

大津町全国大会出場者激励会(報告会)

8月27日(水)大津町役場にて、全国大会出場者激励会(報告会)が行われました。

本校からは令和7年度全国高等学校総合体育大会にて、サッカー競技大会に出場した男子サッカー部から代表で福島くん、少林寺拳法競技大会に出場した山本くん、山本さん、体操競技大会に出場した吉岡さんが出席しました。

大津町の金田町長より労いのお言葉と激励金を頂戴し、町民の皆様からの温かいご支援を胸に、今後も大いに活躍してくれることを期待します。

美術コース人物デッサン大会

8月1日(金)、2日(土)、4日(月)の3日間、美術コースで例年実施している「人物デッサン大会」を行いました。

今回は、1日目と3日目に崇城大学の先生方をお招きし、実技講習をしていただきました。
1日目はクロッキーを中心に、2日目・3日目はデッサンを行い、いずれの日も約6時間にわたり集中して制作に取り組みました。本校の安川先生の指導の下、彫刻に挑む生徒もいました。

一日中じっくりとデッサンに取り組める時間は非常に貴重であり、生徒たちはこの3日間を通して、画力はもちろん、集中力や体力といった様々な力を鍛えることができたと思います。

大学の先生方から直接指導を受ける貴重な機会に刺激を受け、普段以上に真剣な表情で作品制作に臨んでいました。

2025 フォルモサ国際サッカー選手権

7月30日から8月3日にかけて台湾の高雄において「2025 フォルモサ国際サッカー選手権」が開催されました。本校男子サッカー部から1年生16名が参加し、スペインや台湾のチームと戦い、決勝でスペインのチームにPKで敗れたものの準優勝という素晴らしい結果でした。

海外という慣れない環境の中、異文化に触れながら、うまくいかないこともありましたが、決勝でスペインのチームと対戦し大きな経験となりました。この大会を通してさらなるレベルアップを目指していきます!

サッカー男子インターハイ決勝

 

8月2日(土)令和7年度インターハイ男子サッカー決勝がJヴィレッジスタジアム(福島)で行われました。本校サッカー部は、鹿児島県代表の神村学園高等部と対戦しました。

決勝戦は2-2(6PK7)と残念ながら惜しくも敗れてしまいましたが、暑さと過密な日程の中、最後まで力強く攻めて粘り強く戦い抜き、準優勝に輝くことができました。また、各試合後相手チームと健闘をたたえあう姿も印象に残りました。

表彰式では準優勝杯とメダルが授与されました。さらに、出場校の中から1校に授与される、フェアプレー賞も受賞しました。

大会当日は、大津町のご厚意により、大津町生涯学習センターにてパブリックビューイングを開催していただきました。当日は在校生・保護者の方々・地域の方々など大変多くの方に声援をいただき、力強い応援をいただきました。

これから大津高校男子サッカー部は、この経験を糧にさらなる進化を続けてくれると思いますので、応援よろしくお願いします!

 

オープンスクール

7月31日(木)に令和7年度大津高等学校オープンスクールを実施しました。中学生と保護者あわせて452名に来校いただきました。

始めに、各教室をリモートで繋ぎ、校長先生の挨拶で開会。特別企画として、美術コースによる黒板アートライブ制作の様子を配信しました。

その後、生徒会より動画による「大高生の1日」の紹介、生徒の目線での学校紹介、質疑応答などが行われました。中学生からの「大津高校に通ってよかったと思うことは何ですか」「学校行事で一番楽しいのは何ですか」などの質問に対して、生徒会の生徒が率直に答えていました。

また、この日前日のカムチャツカ半島付近で発生した巨大地震による津波警報発令に伴い、中断していたインターハイ準々決勝が行われ、本校男子サッカー部が見事勝利を収めたことが放送で報告され、大変盛り上がりました。

休憩時間には、完成した黒板アートを直接見学したり、売店で実際に商品を買ってみる中学生もいました。その後、入試について教職員が説明を行い、オープンスクールは終了。その後部活動見学や、午後からは美術コース実技講習会を行いました。大変、暑い中でしたがたくさんの中学生・保護者の皆様にご参加していただきありがとうございました。今日のオープンスクールをきっかけとして、大津高校に興味を持ってもらい、来年大津高校の仲間として迎えられることを楽しみにしています。

 

1学期表彰式・激励会・新任式・終業式

一学期の締めくくりとして、表彰式・激励式・新任式・終業式を行いました。

1学期の最後ではありますが、7月からご勤務されている国語科の出口先生から新任の挨拶がありました。

また、一学期の暑い中でも努力を重ねた生徒たちを表彰するとともに、大きな拍手が送られました。

インターハイをはじめとする各全国大会に出場する皆さんの健闘を祈りました。

それぞれの部活動で、優勝旗が見られることを楽しみにしています!

クラスマッチ

7月17日(木)1学期の締めくくりとしてクラスマッチを行いました。当日の朝は晴れていましたが、午後から雨の予報もあり、雨天バージョンで開催しました。今回の競技はバレーボール!予選リーグでは各学年全クラス総当たりで順位を決めます。どのチームも決勝トーナメント進出を目指して全力でぶつかり合いました!そして勝者のみが進める決勝トーナメントでは、負けたら終わりの緊張感が漂っていました。ときには喜び合い、ときには悔しさを滲ませて、クラス全員が一丸となれた日でした。